2022年2月28日月曜日

ラーメン&パフェの日

今日はラーメン&パフェデートの充実な一日。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ピーターパン」の
 塩バター
ベーコンエッグ
ヨーグルト(カップでヤクルト)
カフェオレ
この季節は紙袋に詰めてもらったパンはビニール袋に改めて入れておかないとダメねと悟った朝御飯。
 
だんなには昨日起きるのが遅くて食べられなかったチョコクロワッサンを出して、私は1個残っていた(本当は息子用にと買ってあった)「ピーターパン」の塩バターパンを。
 
紙袋に入っていたパンはもう水分抜け抜けで、霧吹きで水かけたくらいでは簡単には復活しなくて。
 
かっっったいフランスパン食べてるみたいだ、と思いながら、それでもバターの風味がちゃんと漂って美味しさはしっかりなパンをぼりごりといただいたのだった。
 
今日は私、玉ちゃんとデート。んで夕方からは久々にAちゃんが泊まりに来る予定という、常になく賑やかな日になりそう。
まあ馴染みのAちゃんなので家の掃除はそこそこで良いかなあと頑張りすぎない事にして。
代々木公園「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」にて
 中濃白湯ポルチーニらーめん \1000
ラーメンとかとんかつとか、何かと男くさいメニューの動員要員となっている私(本望なので無問題!)(そりゃあ、お洒落御飯も大好きだけど)(というか節操無く美味しいものには食い付くけども)、田中玉緒さんとの今日のデート先は、代々木公園駅からすぐの「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」というお店。
 
初めて訪れた「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」さん。 店名通り、店頭ではお惣菜販売をして長く伸びた店の奥で夜は"煎餅もんじゃ"を名物とした座敷の居酒屋(?)をしているこのお店。
 
昼には「浅草開化楼」の不死鳥カラスさんの麺を使った一風独特な"魅惑のランチシリーズ"を展開している。
 
昨春にたらこスパゲッティの投稿をカラスさんのtweetで見てから行ってみたいなあと思っていたこのお店、この度玉緒さんにお誘いいただいたのだった。
 
昨日?一昨日?からの新メニューは「中濃白湯ポルチーニらーめん」ですって。
 
開店より少し早く到着してしまったので、店頭のお惣菜が美味しそうと夕飯用に数パック買って、そして何種類かあった丼もの惣菜にも目が釘付け。「3色そぼろ」がとても美味しそうだった。
 
説明書きもラーメンに劣らず濃厚でした。 ラーメンは1種類のみ、値段同じで通常盛150g、大盛180gとのことで、冒険はしないで150gにしておいたのだけど。
 
でもよく考えたら私、開化楼さんの麺ならかなり量食べられるし、船橋のつけ麺屋で250g余裕だった。
 
というわけでこのお店は大盛余裕でした次回からはぜっったい大盛にしようと強く決意して。
 
すごく細かく説明書きが記されたペーパーが店頭や卓上に置かれていて、今回は傾奇者中太ストレート麺、豚ゲンコツと赤鶏ガラの白濁スープに魚介系煮干しも加えたダブルスープ、そこにポルチーニの風味が加わっているのだそう。
 
すごくがっつりポルチーニなのかなと思ったらそこまででもなく、全体の調和を乱さない適度な風味(でもポルチーニ好きだからもうちょっと強くても歓迎だったかも)。
 
不思議な薬味。ラーメンに粒マスタードなんて初めてだ。 "卓上調味料"も和洋折衷のちょっと不思議な組み合わせで、でもそれが良い塩梅な美味しさだった。
 
ミニタッパーに入っているのは"大根シリシリの大葉千切り入り"、普通だったらおろしにんにくが入っているような容器には"粒マスタード入りおろし生姜"。
 
ラーメンのトッピングも塩玉ねぎが使われていたり、本当に独特だったけれど不思議な調和を感じる面白いラーメンだった。チャーシューはイベリコ豚を使っているそうで、肩ロースとかしら肉の2種類(これがまた美味しかった……!)で。
 
白濁スープは言うまでもなく好みな方向だったし、これまでのも振り返ってみたら美味しそうなラーメン(時にはパスタ)だらけだし、これは毎回コンプリート通いしたくなるなあと、しみじみ。
 
で、twitterでも呟いていたこのラーメン、投稿後数十分経たないうちにカラスさんが反応して(エゴサの鬼ですよね、知ってる)くださった。
 
いつか、いつか開化楼に麺を買いに行きたいのよ……!
(でも今はちょっと冷凍庫の容量が無さすぎるのよ……!)
銀座「和光ティーサロン」にて
 バニラパフェ w/アッサムティー
そんなラーメンランチの後は、「お茶しましょう」「パフェ食べましょう」と、一路銀座に。
 
本命は資生堂パーラーの苺パフェだったのだけれど、残念、資生堂パーラーは月曜定休だそうで、それならこちらにと、次点候補だった「和光 ティーサロン」を訪れてみた。
 
私、すごくすごくすごく昔(20年前くらい……?)に母とここでお茶したことがあって、「ケーキと紅茶を2人で食べて5000円だなんて……!」と母が仰天していた記憶が、とても鮮明に残っている。
 
その感じは今も健在で、パフェは2300円、ブレンドコーヒーセットで3200円、それ以外の飲み物セットだと3400円、と、なかなかな迫力のお値段だった。お昼のラーメン3.4杯分と思うと……ねえ……。
 
和光の90年記念バニラパフェ。とーってもバニラ……! でもタイミング良く、始まったばかりの記念メニュー、「時計塔90年を記念したパフェとケーキ」が選べたのは幸いだったかも。
 
季節の苺パフェは玉緒さんにおまかせして、私はその時計塔90年記念のバニラパフェをいただいてみた。
 
なんでもバニラの花言葉が"永久不滅"なのだそうで、その願いを込めて&90年の「久」も掛けてバニラ推しなメニューになったのだそう。
 
こちらは玉緒さんのあまおうパフェ。こちらも綺麗! 「かなりラム酒が強めですがアルコールは大丈夫でいらっしゃいますか?」
 
と注文時に問われ「大丈夫です、というかむしろウェルカムです」と胸を張り。
 
そしてパフェと共に、パフェ構成が詳細に記されたペーパーがやってきたのが、すごくすごく嬉しかった。
 
そう、パフェを食べていて知りたいのはまさにこれ!というもので。
 
ラムレーズン入りのジュレやフレッシュクリ ーム、バニラクリーム、カスタードクリーム、バニラアイスクリームなどを重ね、エスプーマで作ったバニラ味の泡で閉じ込めました。グラスの縁にレーズンサンド、その上にはバニラのサヤに見立てたチョコレートを飾り、スタイリッシュに仕上げました。 グラス内に忍ばせたラムレーズンやキャラメルが味に変化を出し、最後のひと口まで飽きずに食べ進められるパフェです。

この、解剖図のようなパフェ説明。すばらしい! とのことで、お店のお勧めの食べ方は、まず上のレーズンサンドをグラスの外に除けておき、パフェを食べ終わった後に最後にこの焼き菓子をいただくこと、だそうで。
 
「そうしていただくと最後までバニラの風味がお楽しみいただけるかと存じます」
 
とアドバイスを貰い、素直にそうしてみたら、乳製品好き&バニラ好きにはたまらない桃源郷が味わえた。
 
バニラサンド(というかほぼバターサンド)が、もうとってもとっても濃厚で。甘さもしっかり。
 
こちらはあまおうパフェの構成図。すごいなあ。 パフェは色々と研究しておいたい心持ちだったわけだけど(3月になったらふるさと納税のわけありあまおうが大量に届く予定)、参考とか無理、無理ですから、と思い知らされた。
 
凝りに凝った構成、計算され尽くしたバランス、"バニラがあくまでも主体、ラムやキャラメル、チョコレートはバニラを引き立てるもの"という風な味わいが、とっても素敵。
 
玉緒さんは全体的に少食で、特に甘いものはそれほどには口にしない(だから私もスイーツブッフェなどはお誘いしない……というかそもブッフェ自体お誘いしない)のだけれど、パフェはフルーツとアイスクリームがメインということもあってか「これなら美味しく最後までいただける」と、嬉しそう。
 
「せりあさん!月イチでパフェ活しませんか!?」
と誘われるほどの情熱ぶりに、こちらも「え?月イチ?ええ良いですけど?パフェを月イチ?」と笑ってしまった。
 
確かに資生堂パーラーはリベンジしておきたいですもんね、なんならパフェ前のラーメンもセットで良いですよ、なんて話しつつ、"次回"の約束を早々にして松屋銀座でパンとお花買ってお別れしたのだった。
 
今日「ハナノヒ」で貰って来たのは巨大なミモザ
すごく綺麗。気分上がるわあ。
バーニャカウダとかチーズフォンデュとか
自家製ニシンの酢漬け
「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」の
 えんどう豆と豚なんこつの青唐煮込み
 マグロほほ煮
「Lucky Rocky Chicken」の
 バターミルクフライドチキン
日本酒(香川 川鶴酒造 KAWATRU Olive)
そして夕方無事にAちゃんも我が家に到着。
 
今日の夕飯は、調理不要の「ほぼ出すだけ」の料理と惣菜を中心に。
 
チーズフォンデュ用のシュレッドチーズが手元に残っていたのでチーズフォンデュの支度(バゲット、茹でブロッコリー)と、これが最後のバーニャカウダ(ルッコラ、サラダほうれん草、パプリカ、サラダ大根、サラダ人参)。
 
今宵の食卓。思った以上に賑やかになりました。 自家製ニシンの酢漬けも出して、まだちょっと残っていた黒毛和牛イチボの低温調理も。
 
で、あとは今日買ってきたお総菜、3種類。
 
まずは代々木公園の駅前にあったバターミルクフライドチキン専門店のフライドチキン。
 
Lucky Rocky Chicken(ラッキーロッキーチキン)」というお店で、美味しそうだなあ気になるなあと4ピース買ってみた。
 
アメリカンな味わいでケンタッキーよりスパイス感強め。鶏むね肉だったのがちょっと残念だったものの、コールスローとか添えて食べたくなるような、ちょっと懐かしい味がした。
 
揚げたてはもっとすごく美味しいのだろうな。このチキンを挟んだバーガーなんかもメニューにあった。
 
「さとう」のお惣菜。和洋とも違う不思議なメニューもありました。 そしてこちら、「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」で買ってきた、マグロほほ煮とえんどう豆と豚なんこつの青唐煮込み、1パック300~400円と値段お手頃。
 
マグロは生姜の効いた、スタンダードな和風味、対してえんどう豆は、商品札に"タイカレーのような味わい"と記されていただけあって、しっかりめの唐辛子の風味でなんだか異国の味がした。
 
ショーケースの写真を見返すと、冷蔵ケースに並んでいたのは、「生あげと胡瓜の酢みそ和え」「豚ひじき五目豆腐」「さつまいもとかぼちゃのサラダ」「豚角煮」「シーチキンと冬瓜の煮物」「高野豆腐とやさいの煮物」「プルコギ」「痺れ麻婆豆腐」「サバ塩焼き」「サバの味噌煮」「春雨わかめのサラダ」「あおさ餡の茶わん蒸し」などなど。
 
和洋中に韓国風から、本当に色々、ご近所に住んでいたら端から端まで試してみたいと思わせる品揃えで、脇の棚には自家製調味料(ラー油っぽいのとかハーブソース的なものとか)も沢山並んでいた。
 
この種類の多様さは「さとう」さんの母体がポルトガル料理の名店「Cristiano's(クリスチアノ)」であることに他ならなくて、ほんと、興味深いなあと。
 
そしてAちゃんは「このフライドチキンよりせりあさんのニシンの方がおいしい……」とまりまりニシンを食べてくれた。ちょっと(いや、かなり)嬉しい。
 
今日のお酒は、Aちゃんがお気に入りの"讃岐くらうでぃ"の蔵、香川川鶴酒造のオリーブ酵母使用の瓶内二次発酵活性生酒を。
 
スパークリングワインも驚きの発泡感で開けるのにけっこうな苦労を要するお酒だったけれど、乳酸菌飲料のような爽やかさと華やかさのある美味しいお酒だった。酸味の具合が今日の洋寄り料理にもお似合いで。