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代々木公園「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」にて
よだれ鶏 \800
バカのりチーズバターもんじゃ \2000
発酵きのこと豚挽肉もんじゃ \1800
築地宮川鶏ばかりまぜそば 3×\1000
リゾット 2×\220
瓶ビール 2×\800
を、3人で
Aちゃん我が家に滞在の日曜朝(結局Aちゃんは我が家には夕飯を共に食べるためだけにはるばる遠征してきたという結果になった)。よだれ鶏 \800
バカのりチーズバターもんじゃ \2000
発酵きのこと豚挽肉もんじゃ \1800
築地宮川鶏ばかりまぜそば 3×\1000
リゾット 2×\220
瓶ビール 2×\800
を、3人で
だんなは恒例の土曜深夜ネット麻雀に興じていて、寝不足だというAちゃんも10時頃に声をかけるまで寝続けて、ゆえに朝食はスルーな状態。
昼には皆で代々木公園界隈にラーメンともんじゃを食べに、「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」さんに向かったのだった。
1~2ヶ月毎に入れ替わる「さとうの魅惑のランチシリーズ」のラーメン(今日の一番上の写真)が一番の目的ではあったのだけど、今日は「もんじゃも食べる」が強い目標になっていて。
通常メニューには「海鮮もんじゃ」「チーズもんじゃ」と比較的シンプルな品が並ぶ(でもよく見ると「ゴルゴンゾラ納豆もんじゃ」などという文字もある)のだけど、壁に貼られているスペシャルもんじゃの品揃えが毎回すごい。
「イエメンもんじゃ」とか「アゼルバイゼンニラ玉もんじゃ」とか、どうしてそうなったみたいな文字列が踊っている。
今日は「流しそうめんチャンプルーもんじゃ」なる、季節感豊かな品まで掲載されていた。
気になるんだよ、食べてみたいよーと、声をかけた結果、この面子で食べに来てみたという次第。
おつまみメニューも色々あって、「トロ穴子のフライ」「発酵肉の揚げ盛り」「まぐろ中トロの生ハム」などなど。
よだれ鶏を貰ってみたら、香菜盛り盛り、ラーメンにも使われているムングダールを揚げたもの?などもトッピングされた鶏もも肉は、低温調理されたようにしっとりで、オイスターソースベースっぽいこっくりめの色濃いたれ。
ちょっと独特で美味しかったものの、よだれ鶏ハンター(?)の私的には、こればかりは地元の「旬輝」さんの方が美味しかったかもしれない。
でもその後のもんじゃ焼きは驚きの連続で、頼んだ2品ともどちらもとても美味しかった。
これは、だんなが「これ絶対美味しいから!」と選んでいた、「バカのりチーズバターもんじゃ」の材料。
ちなみにもんじゃは、お店の人が「あとはどうぞお召し上がりください」のところまで仕立ててくれる。
「煎餅もんじゃ」って何かと思っていたけれど、煎餅みたいにぱりっぱりの生地と、普通のもんじゃっぽいもんじゃと、両方が味わえる幸せな食べものだった。
写真、左側が煎餅として食べる部分で、右側がもんじゃ部分。
私の知るもんじゃ焼きより汁気少なめ粘度高めで、流した生地がカリカリと板状になっていく。
「バカのりですので!」
と、あおさと焼き海苔が両方ふんだんに使われ、チーズもスライスと粉が両方もりもり。
最初、ボウルの上に乗っていたのはエルボーマカロニ?と思ってしまったのだけど、帆立のほぐし身だった。これもう、美味しくないわけがない組み合わせ。
味付けは胡麻たっぷりに昆布醤油、仕上げに白髪葱も散らして、「どうぞ~!」と、右写真のようになったのだった。
なんだかもう、どこをすくっても旨味の爆弾という感じで、ビールが止まらない美味しさで、私の知っていたもんじゃ焼きとは、次元の違う存在感。
で、煎餅部分はこんな感じにくるくる巻かれてスティック状のおやつみたいな感じになった。
基本の生地は共通なわけだけど、こちらはカリカリサクサク食感で、粉チーズの風味がまた格別で。
それと、最初に具材を炒める時に使ったバターの風味がしっかり残っていて、それがまた危険に美味しかった。
そしてこちらが「発酵きのこと豚挽肉もんじゃ」。
塩ときのこで常温自然発酵させたちょっと酸っぱいきのこ(でも火を通すとその酸味が消えるそう)と、手切りっぽい粗めの豚ひき肉たっぷりのもんじゃ焼き。
こちらの味付けは醤油に胡麻に、隠し味的に鶏油、仕上げにはイタリアンパセリをどっさり。
こちらの"煎餅"は、とっても"煎餅"。
薄焼きの生地をヘラでぺりぺりーと剥がして持ち上げて、「さあどうぞ」とこんな感じ。
もんじゃの方は、自分で適度な焼き具合に調整しながらぺたぺたと食べていくという風で。
食べ応え自体は肉も多めなこちらの方があった感があるけれど、どちらも味の方向が違っていて甲乙付けがたい美味しさだった。
ちなみにスタンダードメニューには「レモンじゃ」なるものもあって、それを近くのテーブルのお客さんが注文しようとしていたのだけれど、「そちらはデザートもんじゃになりまして……」なんていう説明が聞こえてきた。
え、それはどんなもんじゃなのかしら……!(気になる……!!)
と、そんな前菜(前菜じゃない)を楽しんだ後に、本日本命のラーメン、「築地宮川鶏ばかりまぜそば」を。
いつもの浅草開化楼製、不死鳥カラスさんのストレート太麺に、つけつゆには鶏ガラとレバー大豆油で温めたもので風味づけ。
築地の鶏肉専門店、宮川の鶏肉をレバーや皮と共に使って、トッピングにはグラナパダーノにカスリメティにムングダールと、今回もまたオリジナリティに溢れたラーメンだった。
けっこうこってりめの味で、その濃いめのつゆに負けない感じの強い麺。
トッピングには刻み玉ねぎと胡椒、そして店頭で売っているハリッサ(地中海沿岸の唐辛子調味料)が。
正直、ハリッサはちょっと風味が強すぎるのではと思ったのだけど、グラナパダーノとカスリメティというほんのり異国風味なトッピングにはお似合いだったと思う。
でもそれより玉ねぎの添え物が嬉しくて、食感と香りの良さに、ついばさばさと大量に入れてしまいつつ、とても美味しくいただいた。
そして今回のラーメンには、「リゾット」という危険なオプションが。
どんぶりにいくらかスープと具材を残してお店の人に渡すと、それでリゾット(というか実態はおかゆだね)に仕立ててくれる。
上にぱらっと、更なる追いチーズのおまけつき。
……という大変に美味しそうなものだった(いや、実際、美味しかった)のだけど、私は私の分のリゾットはどうにも食べ切れそうになかったので、だんなが注文したもの(写真もそれ)を脇から少しだけいただいた(ちなみにAちゃんは御飯軽めにしてもらってリゾットも食べきった)。
というか、3人で瓶ビール2本飲んでもんじゃ2つとおつまみまで食べて、「ラーメン3つください!」とやったものだから、むしろお店の人に「3つでいいんですね!?」って驚かれてしまったわ。
でも全く悔いはないほどに、全部が全部美味しかった。
また来て別のもんじゃも食べてみたいなあ。
「おそうざいと煎餅もんじゃさとう」の
自家製豚と鶏レバーのパテ
小田巻蒸し
鶏の唐揚げ
香港焼きそば
ビール(サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈グランアロマ〉)
「HIROTA」の
瀬戸内レモンのシュークリーム
ヨーグルトシュークリーム
アイスカフェオレ
そんな、もんじゃ祭りだった昼食の後には、同じお店でお惣菜もいくらか買ってからの帰宅。自家製豚と鶏レバーのパテ
小田巻蒸し
鶏の唐揚げ
香港焼きそば
ビール(サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈グランアロマ〉)
「HIROTA」の
瀬戸内レモンのシュークリーム
ヨーグルトシュークリーム
アイスカフェオレ
もう相当に満腹で、夕飯は軽くで良いねと、買ってきたものを並べただけの夕御飯になった。
「さとう」さんの惣菜は、惣菜はかくあるべしという感じに味が濃いめのものが多い。
唐揚げや生姜がガツンと効いていて、うどんに鶏もも、かまぼこ、椎茸三つ葉と具沢山な小田巻蒸しも、しっかりめの塩加減。シンプル美味しい香港焼きそばと、そして今日初めて買った豚と鶏レバーのパテも、レバーの存在感がほどよい加減で美味しかった。
で、表参道で乗り換えついでに買ってきた、久しぶりの「HIROTA」のシュークリームは、期間限定味が瀬戸内レモンとヨーグルトという、私の大好きな組み合わせ。
これも食後にいただいて(息子とだんなはヨーグルトが良かったみたい、私はレモンがお気に入り)、そうして色々と盛りだくさんだった週末が終わったのだった。
はー、色々美味しく食べてしまったわー。