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ホットサンド(こんたまちー)
みかん(紀州原農園 不知火)
みかん(愛媛県産温州みかん 天草or中島まどんな)
カフェオレ
思い立って、自家製コンビーフを作ってみた。みかん(紀州原農園 不知火)
みかん(愛媛県産温州みかん 天草or中島まどんな)
カフェオレ
和牛バラ肉の巨大なブロックを買ってきたのは2週間ほど前の話で、スパイス入りのソミュール液に漬けること約2週間。
玉ねぎ長ねぎ、セロリ、人参など、たっぷりの野菜と共に2時間半煮込んで、あとは肉だけ取り出してほぐしたらできあがり……という感じ。色々なレシピを見たけど、これで作ってみるかなあと参考にしたのは、『オカズデザインのつくっておく、とっておく』(オカズデザイン NHK出版 2012.05)に掲載のもの。
バラ肉だけあって若干脂多めにはなったけど、コンビーフって割とこんな感じだよね?とタッパーに一晩固めたら、良い感じにコンビーフみのある外見になった。
今朝はそれを使って、コンビーフならこれでしょう、のホットサンド、"こんたまちー"(コンビーフ+玉子サラダ+チーズ)を。
塩気はやや淡めくらいの仕上がりだったものの、スパイスや香味野菜の風味もちゃんと入ってる、なかなか美味しいコンビーフになった。煮込んだりして食べた和牛自体がとても美味しかったし、間違いのない仕上がりに。
ただ、原材料費はそれなりかかったから、なるほど、お肉屋さん、ソーセージ屋さんなどが手がける本気のコンビーフはお高いわけだ……とすごく納得できてしまったのだった。
さて今日から私は2泊3日で家を空ける予定。
早起きして出勤する息子のために朝食のパンだけは買って、「14日はこっち食べてね。で15日はこっちね」と伝えてあるけど、夕飯は「よきにはからえ。がんばれ!」という雑指示で終わらせていただいた。
それではいってきまーす。
ホテル雅叙園東京「エグゼクティブラウンジ」にて
アフタヌーンティー
今日から母が上京で、泊まってみたいねと盛り上がっていた(本当は12月に来るつもりが我が家が全員新型コロナ罹患で全滅したため日延べした)「ホテル雅叙園東京」にお泊まり。アフタヌーンティー
ホテル雅叙園東京、私の中では今も昔も"目黒雅叙園"。
昔々は、宿泊設備はあるものの、結婚式の参列者しか泊まれない、みたいなイメージが強かったのだけど、「客室フロアリノベーション 2017年3月1日にグランドオープン」ということで、以来、一般客も広く受け入れるようになっていたみたい。
全室スイートルーム仕様だそうで、さすが「現代の竜宮城」と言われていただけのことはあって、客室の雰囲気もすごく素敵だった。
予約したのは、一番部屋数の多いエグゼクティブスイート、エグゼクティブラウンジアクセス権付きのプラン。
チェックインの15時少し前の到着ですんなり客室に通されてみたら、ライティングデスク……というかほぼダイニングテーブル的な大きな白木のテーブルに、デイベッドですかというサイズの窓際の巨大ソファに、完全別室のベッドルームが。
浴室の大きなバスタブはジェットバス、シャワールームは独立で、そして一番異彩を放っていたのはガラス張りの1人用スチームサウナだった。
スイッチを入れて使えるまで30分ほどかかるそうだけど、それでもお部屋で楽しめるプライベートサウナつきのお部屋なんて、初めてで。
さしてサウナに興味のない私ですら、「これは整えるしか……!」と思ってしまった。
実際、滞在中は毎晩サウナを楽しんでいた。
冷蔵庫には有料ドリンクが入っているものの、余白はあったので買ってきたケーキくらいは入れられそうで。
コーヒーメーカーはNESPRESSO、紅茶は「TEARTH」のルイボスとダージリン。
テーブル上には日本茶器セットも用意されていた。
とても綺麗な切り子のグラスは、ターンダウン時にはベッドサイドに置かれていて。
シャンプーなどのアメニティは「NATURAL FOUNDATION」で統一されていて、化粧水やメイク落としのパウチセットまで用意されていたのが素敵だった。
シャンプーやコンディショナーはミニボトルではなくシャワールーム備え付けで大型ボトル。
室内、電源自体は豊富だけれどUSBの口は1つも無かったのが少しだけ使いづらかったかな……。
で、お部屋探索をひと通りした後は、いそいそとエグゼクティブラウンジへ。
11時から22時まで使えるラウンジは、14時~17時はアフタヌーンティータイム、17時半~20時はイブニングカクテルタイムで、この間は軽食も提供されているそう。
夜にはもちろんお酒も。
美しく並べられたスイーツやサンドイッチは、全種類食べればそれなりにお腹いっぱいになれるくらいの品揃えだった。
昼食抜きだったからと早々にサンドイッチ類を貰ってきて、美味しそうなジュースもいただいて。
並んでいたのは写真、左上から時計回りにスモークサーモンとクリームチーズのオープンサンド、ミニチーズバーガー、ハムカツライスサンド、生ハムとチェリートマトのピンチョス、ベーコンエッグサンド。
飲み物はコーヒー紅茶の他、美味しそうなボトル入りのフルーツジュースもあったり。
シャイニーアップルジュースに、無茶々園の温州みかんジュース、アルプスワイン信州ももジュース。
調べてみれば1本1000円するジュースもあったりして、美味しさは間違いなしの贅沢なジュースだった。
紅茶も国産さくら紅茶、有機紅茶"かおり"、奥久慈紅茶など、ちょっと変わったものがあったりして。
というわけで、こちらは甘味系。
柚と苺のジュレ、苺のパンナコッタ、フランボワーズオペラ、ロールオレンジ。
数種類のチョコレートはフランスの「Chocolat Weiss」のものだそう。
プラリネ・ココ、ルージュ・ベゼ、シナモンオレンジですって。
他に、抹茶のムース、ピスタチオのマカロンといったものもあった。
どれもややしっかりめの甘さで、プチケーキもさすがホテルメイドな味わいで。
軽食系は、バーガーは温めた状態で供されていて、ふわりと温かなのが嬉しかった。
そして和風の甘味は和スイートポテト、嶺岡豆腐の2種類。
有機紅茶を貰いつつ、これもしっかり平らげた。
黒蜜ときなこを添えた嶺岡豆腐、なんぞや?と思いつつ食べたら牛乳の葛餅みたいな感じのもので。
なんでも、酪農発祥の地の嶺岡牧場で、八代将軍徳川吉宗へ豆腐の代替品として葛と牛乳を使って胡麻豆腐の要領で固めたものなのだそう。
もちもちとした幸せ食感でふんわり甘く、これがとっても美味しかった。おかわりししてしまったわ。
午後4時にしてなかなかの満腹になってしまい、もう夜もこのラウンジのイブニングカクテルで良いんじゃ……?と私は心から思ったのだけど、母はそうでもないらしく。
「そんなしょっちゅうラウンジ行ってたら恥ずかしいじゃない……」
と、謎の恥ずかしがり方をする母(なんか年配の人ってそういう謎な羞恥心があるよねとは思う)(そして私にはそういう心情は欠片もない)に、
「え、リゾートホテルのラウンジアクセス付きとか、3食行きますが。いやおやつも行くから4食行くし、そんな人、大量にいるし」
と力説する私。
それでもどこか食べに行きたいわという母と、いやいやもう母はコース料理とか食べられないでしょ、私だって手伝えないよ?何より今時点でめちゃめちゃお腹いっぱいだよ?と説得し。
とりあえず、カクテルタイムに行ってみて、それでも足りなかったらラウンジで2次会って感じで軽食頼めば良いんじゃないかな……なんて、母を宥めつつ、しばし部屋でごろごろと。
ホテル雅叙園東京「エグゼクティブラウンジ」にて
イブニングカクテル
で、ラウンジのイブニングカクテルタイムは、思った以上にずっとずっと素敵だった。イブニングカクテル
リキュール、カクテル類の品揃えはこんな感じ。
一応自分で注げるようにもなっているワインや日本酒系も、瓶を眺めていれば「お注ぎしましょうか」とスタッフさんが飛んできてくれる。
注いでテーブルまで運んでくれるので、お客は料理だけ選んで運んでいれば良いような案配で。
赤ワイン2種類、白3種類、ロゼ1種類、スパークリングが2種類、日本酒2種類、ビールはアサヒ、という感じ。もちろんソフトドリンクもいただけるので、なんだったら"白ワインのジュース割"などを自分で作ることもできる。
今日はシャトーメルシャンの"日本のあわ"から、純米吟醸 嘉泉、澤乃井 純米吟醸 蒼天、桜ジントニック(桜リキュール+ジン+トニックウォーター+桜の花の塩漬)などをいただいてみた。
和風のリキュールは、サントリーのジャパニーズクラフトリキュール 奏 Kanadeですって。
ジンもまたサントリーのジャパニーズクラフトジン ROKU<六ジン(ロクジン)> だそうで、和の風味の面白い品だった。
夜のおつまみ(今日の一番上の写真)は、アフタヌーンティーに出てきたものはそのまま一通りあるうえ、更に和洋のおつまみが増える感じ。
今夜の洋風おつまみは、小エビとレタスのカクテル、鷄むね肉のスモーク胡麻風味、レーズンバター、鰆とカラフル大根のサラダ仕立て、生ハムとチェリートマトのピンチョス。
和食のコーナーは香の物盛り合わせ、松前漬け、西京味噌チーズ焼き、菜の花の辛子浸し。
そしてミニチーズバーガーの傍らに、かわいいココットサイズのラザニアも増えていた。
そして甘味がそのまま夜にもいただけるのが嬉しい限りで。
全品そのまま変更なしだったものの、チョコレートの品揃えだけが変わっていて、カシス、コロンビー、パレオールフォンダンの3種類になっていた。
母もこれ美味しいあれ美味しいと色々つまんでいて、
「……で、下のラウンジ行ってみる?」
と聞いてみたら、「いやー、お腹いっぱいになったわー……」だそうで。
よかったよかった、と、良い感じにほろ酔い気分でお腹もほどよく満たされて、広々客室を堪能しに戻ったのだった。
ホテルの部屋があんまりに広くて快適過ぎて、これはずっとお部屋に居られてしまうなあ。幸せ。