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秋田風雑煮
サメガレイの昆布締め
ほうじ茶
年明け早々、"サメガレイ"の字面の圧がすごいのだけど、おいしくなったかな?と昆布締めを出してみつつ、我が家定番のお雑煮で2024年元旦の朝御飯。サメガレイの昆布締め
ほうじ茶
鰹昆布だしに、鶏肉、ごぼう、舞茸、そして芹。
お正月だしねと紅白のかまぼこも入れて、そしてお餅は焼いた角餅を。
具材の組み合わせはまんま、きりたんぽ鍋と同じで、うちのお雑煮はこういうのだったよと結婚当初にだんなに作ったところ、おいしいおいしいと。
だんなにはだんなの実家文化のお雑煮もあったと思うのだけれど、毎年これで良いよと(もとい、これが良いよと)言われたから、我が家のお雑煮は毎年この形になっている。
今日は一日、外にも出ずに、のんびりのんびり。
明日は地元の初売りにくらいは行きましょうかねと話しつつ。
おせち料理
サクラマスの自家製ルイベとルイベ漬け
日本酒(山梨 山梨銘醸 七賢 スパークリング 星ノ輝)
今日は5時から格付けチェックが始まるし、それに合わせてお風呂も済ませて早め夕飯にしましょうかね……なんてしていたら、テレビが石川県の地震を報じ始め、数分後には久しぶりに聞く緊急地震速報が。サクラマスの自家製ルイベとルイベ漬け
日本酒(山梨 山梨銘醸 七賢 スパークリング 星ノ輝)
千葉の我が家はたいした揺れではなかったものの、船の上にいるようなうねるような気持ち悪い揺れでずいぶんと長く続いていた。
見れば最大震度7とのことで。
よりによって元日の日暮れ前。
気温も低くなるばかりだしタイミング的に親戚宅に大勢が集まってとか、もうとうに昼から酔っ払ってるとか、そんな状況の人が多々だろうに、津波警報まで出て、正月気分が吹き飛んだ。
当然ながら「正月特番「格付けチェック!」も放送せず「こんなこと初めてだ…」テレビ各局CMもなし、ぶっ通しで津波速報」という状況で、「テレビつけてたら2時間遅れとかで格付けチェックやらないかな……やらないよね」なんて話しつつの夕食になることに。
今年のおせちは、「シェラトン都ホテル東京」の"おせち料理和洋中三段重"。
友の会の積み立てがけっこうあるし三越の通販で買おうという話をしていて、当初は「ウエスティン都ホテル京都」のものをと思っていたのだけれど、三越での扱いは関西配送しか受け付けてくれていなくて(直接ホテルに申し込む分なら関東配送もしてくれたのだけれど)。
じゃあどうしよう、三越オリジナルのにしてみる?などと、送られてきたカタログを超真剣に見比べた結果、この和洋中三段重が素敵じゃないかということになったのだった。中華のおせち、初めてかも。
上の写真が和の一の重で、左の写真が洋の二の重、下の写真が中華の三の重。
洋食と中華の重箱は肉料理もたっぷりで、息子が特に喜んでいた。
めちゃくちゃ食べ応えがあるので、これはもう2日がかりで食べるようだねと、昨日届いたこれは、当然冷蔵庫にも入らないから保冷剤つけて玄関先の一番冷えるところに置いておいて。
今日食べたところで、魚介系の傷みやすいものだけ別皿に出し、冷蔵庫に入れておくことにした。
残りは改めて凍らせた保冷剤つけて再び我が家で一番寒いだろう玄関に。
ちなみに献立はこんな感じ。
長い!多い!すごい!と、この料理はなんだろう?とお品書きを見ながら楽しく食べた。
- 一の重く和の重>
- 鰆西京焼・一口焼湯葉・イカサフラン・梅人参煮・割烹おくら・まぐろ昆布・たたきごぼう・田作り・蛸煮・伊達巻・紅白花餅・鮑姿煮・有頭海老の艶煮・いくら醤油漬け・穴子八幡巻・紅白蒲鉾・数の子・紅鮭昆布巻・菊花大根・華きぬた・黒豆・栗金団・金柑甘露煮
- 二の重く洋の重>
- ドライフルーツとナッツのテリーヌ・ブラウニー・ブリニ・リエットポーク・コルニッション・ホワイトパストラミ・ドライトマト赤ワイン漬け・ソフトサラミスライス・モルタデラスライス・ミックスオリーブ・レッドキャベツ・ポークパストラミ・スタッフドオリーブ・スモークサーモントラウトフラワー・ロマネスコカリフラワー・パールオニオン・ローストビーフ・シーフードマリネ・プチカニテリーヌ・北寄貝サラダ・にしんマスタード和え・くるみ飴炊き・ビーフジャポネ・キャロットラペ・プロシュートキューブ・ライプオリーブ・合鴨スモーク・ブロッコリー
- 三の重く中華の重>
- 胡桃甘露煮・鶏叉焼巻き・カジキチリソース・パプリカ・中華風チキンコンフィ・大根の中華和え・桃饅頭・伊予柑ピール・錦糸シュウマイ・青梗菜中華浸し・ザーサイ・大海老チリソース・真砂和え胡麻風味・花咲サラダ・中華ほたて・蛤山椒しぐれ煮・若桃甘露煮・海老すり身椎茸詰め・棒棒鶏・肉団子・クコの実
味は全体しっかりめで、そしてとっても綺麗。
「このパンケーキっぽいの何……?」
「ああ、それ、多分、ブリニ」
「ブリニって何……?」
なんていうやりとりも、常のおせちにはない感じで新鮮だった(そしてブリニはリエット塗って食べたらすごくおいしかった)し、期待以上に中華がおいしくて、そしてお酒にお似合いで。
せっかく高価なおせちにしたのだしと、元日のお酒は七賢の"スパークリング 星ノ輝"。
星ノ輝は、瓶内二次発酵で、白いオリを引いた美しく透明なクリアタイプ。
透き通った地元、北杜市白州町の空気感や、一点の曇りもない、夜空に光り輝く星をイメージしています。
コルクを抜くと、ふわっと香る吟醸香。
ファーストインパクトでは米の甘みを、その後すぐに、きめ細かな泡立ちが、全体をキリッと引き締めます。
食前酒、乾杯酒だけでなく、米由来の深い味わいが和洋を問わず様々なジャンルの料理を引き立てる味わいです。
フランス製のシャンパンボトルを使用した、トラディショナルでシックなデザインは、華やかなパーティーや、ギフトにも映えます。
というもので、同じシリーズの"山ノ霞"も"空ノ彩"も間違いなくおいしいのだけれど、更に一歩も二歩も秀でたすてきなお酒だった。華やかで上品でお祝いごとにぴったりなお酒。
そして年末の魚セットで届いたサクラマス、4等分して冷凍してあったうちの1つを解凍して、ルイベ(凍らせたものを半解凍でいただく刺身)とルイベ漬け(ルイベをイクラと一緒にたれに漬けたもの)にしたら、これも素晴らしくおいしかった。
とろけるような食感で、脂も乗っていて。
焼いたサクラマスの中骨まわりもおいしかったけど、この魚は火を通さずいただいた方が口当たりが良くておいしいかもな?と思った。ああ、あとは低温調理で"ミキュイ"とか。ぜったいおいしい。