2024年1月19日金曜日

今夜は日本酒飲み放題♪

※写真はクリックすると大きくなります※
「ピーターパン」の
 塩バターロール \172
炒めウインナー&目玉焼き
ヨーグルト(ヤクルト ソフール)
カフェオレ
気に入りの「ピーターパン」の塩パンに炒めウインナー、目玉焼き、ヨーグルト……と、いつもの感じの朝御飯。
 
今日はだんなも飲み会だというし、私も新年会(?)で仲良しのJちゃんと飲みましょうという約束で、今回は彼女の地元に近い横浜で会いましょう、ということに。
 
せっかく横浜に行くなら中華街も行きたいし……と、待ち合わせより数時間早く横浜に着くようにして、まずは中華街、「一石屋酒店」さんに。
 
大好きな十九の酒を扱う酒屋さんで、インスタに載せている写真もとっても綺麗。
 
ご主人自ら撮影しているようで、平日の午後、ちょうど商品札(これも手書きで味わい深い)を用意しつつ店内のテーブルでカメラを構えてらっしゃっているところだった。
 
今日のお目当てはかわいいピンクのお酒、ハナカマキリの"十九 a fee des fleurs 桃色活性にごり"。
これはもちろん冷蔵ケースにあったのだけど。
 
「え……これ、夏のお酒ですよね?」
と、おいしかった"十九 Il Cumulonembo"(入道雲)がまだ冷蔵ケースにあったので買わねば、と手にとって。
 
それに"雨後の月 微発泡にごり生 純米吟醸"まであった。これは去年のものですって。
 
うわあ……とそわそわしてしまい、いきなり四合瓶3本買うことになって、大荷物で中華街を歩くことになってしまった。
 
この酒屋さん、オンラインショップの十九さんのページには、
 
平成15年。蔵を閉じる計画がありました。
その時、酒造経験のない蔵のお嫁さんである美由紀さんが、歴史ある酒蔵を再興するべく、造りを始めました。
義理ある方からのご紹介ということもあり、1本目の仕込みから少量ずつですが応援のつもりでお付き合いさせて頂いておりました。
じわりじわりと力を付けていき、今では押しも押されもせぬ銘醸蔵として活躍中。
 
素敵ラベルシリーズ(勝手にこう呼んでいます)にはしっかりとしたメッセージを含み、皆さんにより楽しんで頂けた上に、蔵のその時との時の情景を垣間見てもらえたらとの想いが込められています。
 
特定名称表示に意味を見出さず、たとえ高価な酒米を高精白で大吟醸と胸を張ることが出来るお酒をも普通酒扱い。一歩先ゆく酒蔵さんです。
ラベルだけじゃないんですよー。でもジャケ飲みでもオッケーです。
 
と、愛に溢れるコメントがあって。
 
ご主人は物流の2024年問題をとても憂えてらして、特に輸送費に便宜を図って貰えない小さな蔵は大変なことになってしまう、とおっしゃっていた。
 
「美由紀さんのところも、石数を倍にして職人さんをあと数人増やせば、充分利益が出る蔵なんですよえねえ……」
 
でもいつもカツカツだから心配で……との言葉に、ですよねえと頷いて。
 
他にお客さんがいなかったこともあって、随分色々お話した(というかお話を聞かせてもらった)。ほんと、この酒屋さんも良い酒屋さん。
 
その後は、以前は何度も食事に来ていた「鳳林」さんで名物焼売と"カシューナッツの甘たき"を買い、「頂好食品」で小籠包と花巻を買い。
 
最後に「金陵」さんで予約しておいた肉盛合せを受け取ったら、相当な大荷物になった。
 
これ絶対7kgくらいはある……と思いつつ、最後は横浜高島屋の「ベーカリースクエア」という素敵パン屋さんでパン買って、最後は散策どころでもなくなってしまい、ショッピングビルの休憩スペースでぼーっととしていた。
ちょっと買い物しすぎたわ……。
横浜「UMAMI日本酒弐番館」にて
 雫コース \4500
 3H飲み放題 \2500
で、酒飲みの私たちが訪れたのは、初めて訪問した「UMAMI日本酒弐番館」というお店。
 
100種類の地酒をセルフサービスではなくフルサービスで飲み放題、しかも3時間というプランがあって(普通は2時間)、飲兵衛の私たちは「これじゃない?3時間じゃない?」と。
 
卓上のブック型お酒メニューも充実の分厚さで、それ以外にも右写真の「本日のおすすめ」も飲み放題対象。
 
数時間前に買った"雨後の月"もあるし、貴に不動、良いね良いねと、お互いグラスで頼んで交換しつつ、どうやら日本酒だけで2270ml二人で飲み干してきたらしい(プラス果実酒3杯……かな)。
 
いや、飲んだ飲んだ。
 
備忘録がてら、飲んだお酒は写真に残しておいたのだけれど、
 
  • 広島 雨後の月 生 純米 無濾過生原酒
  • 山口 貴 特別純米60 直汲 無濾過生原酒
  • 千葉 不動 純米超辛 生 RED
  • 広島 雨後の月 辛口純米 八反錦

 
  • 佐賀 七田 純米 山田錦 七割五分磨き 火入れ
  • 福岡 庭のうぐいす 特別純米 夢一献
  • 栃木 鳳凰美田 剣 辛口純米瓶燗火入れ
  • 栃木 鳳凰美田 みかん酒 ロック
  • 岡山 御前酒 1859 菩提もと 雄町

 
  • 埼玉 神亀 純米 辛口
  • 鳥取 辨天娘 純米 玉栄 (お燗)
  • 広島 雨後の月 生 純米 無濾過生原酒 (カラフェ)
 
という感じで、最後までおいしくいただいた。
 
辨天娘はお燗おすすめとメニューにもあったからお燗にしてもらったり、ラストオーダーで最後に頼んだ雨後の月(今日最初に飲んだお酒)はおいしかったのでカラフェで貰ったり。
 
写真にあるとおり、Jちゃんがほぼ私と足並み揃えて飲んでいたのが相変わらずすごかった。
 
料理もちゃんと、おいしくて。
 
こちらはもちもちの道明寺粉でくるまれた、鰆の蒸し物。
 
ボリューミーなサラダだったり、豪華な刺身盛りだったり、どれも良かった。
 
コースの内容は、
 
  • 菜の花の胡麻和え
  • 生ハムと水菜のサラダ
  • 本マグロ入りお刺身6点盛り
  • 若鶏の昆布〆
  • 寒鰆の道明寺蒸し
  • ローストビーフとイクラの海苔巻き
  • 浅漬け
  • 季節の炊き込みご飯
 
という感じ。
 
お刺身盛り(今日の一番上の写真)は、ヒラメ、カンパチ、ミズダコ、帆立、かつお、本まぐろ。
 
料理は全体見た目も良くて、お刺身には紅芯大根、ラディッシュ、人参、きゅうりといった野菜が添えられていたし、浅漬けもヤングコーンや蕪、ごぼう、紅芯大根と彩りも美しく。
 
お酒の品揃えは男性客向けな印象があったものの、多すぎないボリュームも含め、料理は比較的女性向けだった印象だった。
 
メニューには"季節の炊き込みご飯"とあった〆ごはんは、嬉しいことにだし茶漬け仕立て。
 
柚子皮が乗せてあって、そのほのかな香りもとても良かった。
 
そういえばこの手のお店では、料理がやたら早く揃いきってしまうところも少なくないのだけれど、程良いペースで出してくれていたこともあって、3時間飲み放題は本当に3時間しっかり楽しめた。
それも良かったな。
 
で、これはたまたまだったのだけど、翌々日はJちゃんの誕生日。
 
一応本名も知ってはいるのだけれど、お互いハンドルネームで呼び合う仲だしと、そのハンドルネームでサービスのデザートプレートを作ってもらった(画像は名前部分を消してあります)。
 
ちょっと特殊な名前だったものだから、お願いする時の電話口で、「あの、カタカナで……そこは伸ばし棒で……ええと……」などと伝えるのに苦労したのだけど、Jちゃんが「私の名前ー!」と大笑いしてくれたので結果オーライ。
 
そんな状況下の午後10時、飲んだ量の割にはしっかりしゃかしゃか歩いて駅に戻れたのだけれど、じゃあねとそこで別れて横須賀線に座るなり爆睡してしまい。
 
寝てしまうことは見越してスマートウォッチのタイマーを船橋に着く2分前にかけていたのに、どうやらその設定を2分後にしてしまっていたらしい。
 
目覚めたのは、幸い、「船橋ー船橋ですー」のアナウンスが聞こえたからで、瞬時に覚醒して荷物抱えて駆け下りたから、乗り過ごすことはなかったし酒瓶も割れなかったしで、無事滞りなく帰宅することができたのは幸いだった。
 
大丈夫、二日酔いにはきっとならない(多分)。