2012年8月25日土曜日

Interpetsとイタリアンバル

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」のミルクフランス
アイスミルクティー
昨日に続いて「甘いパンが食べたくなりました」キャンペーンの2日目。今日は「やっぱりこれでしょ」と久しぶりのミルクフランス。
 
このクリームがたまりませんのよね~……とうっとりしながら、濃いめに淹れたほんのり苦いくらいのアイスティーに牛乳入れたのを傍らにもぐもぐ。
 
8月もいよいよ終盤の今日、この週末に幕張メッセで犬猫などのペットのイベントがあるみたいで、それを覗きに行くことに。
Interpets会場にて、
中洞牧場のフローズンヨーグルト \350
息子と2人で行ってみたのは、この週末開催(23-24日は業者用の相談日、25-26日が一般公開日)のInterpets
 
入場料は、公式サイトのクーポン印刷して持っていけば大人1000円子供500円。「人とペットの豊かな暮らしフェア」というテーマだそうで、去年から開催されるようになった新しいイベントらしい。「ペットとのワンランク上のライフスタイルを提案」ですって。
 
去年のイベントについて書かれたブログなどを見ると、ペットフードの試供品などがたんまり貰えたりするらしく、つまりは「生体抜きのペットショップに行く」みたいな感じでペットグッズの紹介があれこれあるらしい。使い勝手が良いキャリーとか、安い猫タワーとかあるかなーおもちゃとかも買えるのかなーと思いつつ、行ってみることにしたのだった。
 
「つまり……モーターショーとかゲームショーとかのペット版、という感じだよね」
と、フロアをぐるりと一周。ペット連れOK!とのことで(実際、連れてきたペットとの記念撮影をプロの手で、といった企画もたくさんあった)、とにかく犬がたくさんだった。大型犬はリードをしっかりつけて、小型犬はベビーカーのようなキャリーに乗せて、飼い主の皆さん「意気揚々」という感じ。一角では同じ犬種を連れた方たちが集まって、何やら賑やかにオフ会らしきものもしていたり。
 
至近距離でボルゾイやえらく立派な体格のシェパードなども見られて眼福だったのだけれど、面白いことに「雑種」らしき犬は一匹もいないのだった。猫連れの方も3人くらいは見たけれど、それらも全部アメショーなどのいかにもな血統書つき。会場の展示の内容も、犬が7割、猫が3割弱、あとはウサギなどの小動物や観賞魚の類、という感じだった。歩いていると「試供品でーす」とあれこれ渡されそうになるのだけれど、「あ、うちは猫なんですが貰っても大丈夫ですか?」と聞くと「あ、すみません、犬用です……」とひっこめられちゃう感じで。
 
そんな犬だらけの会場だったので、当然ながらうちの猫を連れて来られる状況ではないわけで(りゃんりゃんは尻尾内側に丸めてアオーンアオーンと脅えて鳴き続けるのが目に見えている……かすみさんは静かに唸って威嚇しっぱなしだろうし)、ちゃんと躾をされて吠えたりはしない犬たちも、「人がたくさんだ、犬もたくさんだ、どうしよう」という感じの子が多かった。つまるところなかなかの盛況ぶりで、両手広げると必ず誰かにぶつかりますよ、くらいの混雑っぷり。
 
そんな感じだったけれど、でもなかなか楽しかったのだった。キャットフードを扱うブースもある程度固まって配置されていて、
「"ねこ元気"みつけましたー!」
「こっちはモンプチだー!」
「フリスキーだー!」
「サイエンスダイエットありましたー!」
と、お馴染みのブランドやら、普段お金を出して買うことはない(というか、買えない)高級フードのメーカー名やらを見つけてはそこに突撃。
 
息子と2人、「猫飼ってまーす」「2匹飼ってまーす」とぐるりと一周するうちに、持っていったエコバッグが手に食い込むほど大量の猫餌や猫おやつを手に入れることができた。この秋からの新商品、なんてのも色々あって眺め歩くのも楽しかった。
 
余所で買ったら2万円くらいはしそうなキャットタワーが1万円で売られていたり、お洒落な猫餌容器や首輪なんかもあったりして目移りしたものの、「また来年開催されるようならまた来よう」ということで、買い物は次の機会に。
このイベント、犬飼いの方は更に楽しいのだろうなぁ。小型犬用の洋服などがたんまり売られていて、行き交う犬たちもやたらと可愛い衣装を身にまとっていたりした。
 
……で、歩き疲れたところで牧場の牛乳やらアイスやらを売っている一角に辿り着いたので、そこでフローズンヨーグルト休憩。中洞牧場は東京ミッドタウン近くに直営店を持つ、岩手の牧場なのだそうだ。甘さ控えめのシェイクっぽい口当たりのフローズンヨーグルトはうまうまで、やっと汗がひいた感じ。会場はクーラーしっかり効いていたけれど、なにせ混雑がすごくて疲れてしまったのだった。
幕張「OUTBACK」にて
ブルーミン・バーガー \1380
本日のスープ(クリームオニオン)
ピンクレモネード
2時間ばかりイベントを楽しんで、ひととおり見終わったから出ましょうか、と、
「……アウトバックでハンバーガー食べて帰るのはどうかな?」
「!アウトバックはスプライト飲み放題!行く!」
と、お互いの欲望が一致して、海浜幕張駅近くのOUTBACKに寄ることに。
 
このお店、アメリカ本店のチェーンらしく、ソフトドリンクはボトムレスサービス。面白いことに、ソフトドリンクのメニュー内なら、「1杯目はコーラ、2杯目はジンジャーエール」なんて飲み方も許される。
「僕、スプライトで!」
「私、ピンクレモネードで!」
と、お願いしたのがテーブルにつくやいなや一気飲みして「おかわりください!」と。
 
氷が満たされているとはいえ、日本のファストフードの「Mサイズ」ぐらいのグラスに入ったジュースを、息子は計4杯、私は3杯、たんまり飲んでしまったのだった。お互いにスプライトとレモネードしか飲まなかったものだから、最後はテーブル担当のお姉さんも「あ、レモネード持って来ますね~♪」とこちらがお願いする前にお代わりを持ってきてくれる始末。レモネード、どこにでもあるものじゃないからちょっと嬉しかった。アメリカでこの手の店に入ってソフトドリンクを頼む時には、ジンジャーエールとレモネードばかり飲んでいた私。
 
そして、頼んだ料理がハンバーガーだろうがパスタだろうが、必ずテーブルにやってくるハニーブレッドを思わず食べてしまった事を後悔するくらいのボリュームのがやってきた、迫力のハンバーガープレート。
 
OUTBACKのブルーミン・バーガー。どーん! 私の選んだ「ブルーミン・バーガー」は、アウトバック名物ブルーミン・オニオン(スパイシーなフライドオニオン)をたっぷり挟んだハンバーガー。
 
更にはチーズとレタスと厚切りトマトとピクルス、えらく巨大なハンバーガーと、それに負けないサイズのバンズ。
 
ブルーミン・オニオン用のブルームソースも挟まれていて、ほんのりピリ辛味なのだった。
 
フライドポテトと、大好きなセロリ風味のほんのり甘いコールスローも添えられてきて、「そうそうこれこれ」という感じ。
 
このバーガー、明らかに「一般的な人間の口に入る高さ」になっていなくて、上からパンやら野菜やらをぎゅうと押さえつつ、それでもやっぱり囓れなくて、上や下から少しずつ噛みついていく感じで食べないといけない有様なのだった。だがそれがいい。
 
鼻や頬にまで肉汁つけてしまいながらかぶりつくハンバーガーは、飲み放題のソフトドリンクやらコールスローの味と相まってなんだか懐かしい気分になった。値段はそこそこ張ったけど、大満足なお昼ご飯。
 
「Interpets」の戦利品。猫は商品に含まれません。 で、帰宅して、ざっとシャワー浴びて、冷房効いた部屋でゆるんゆるんの格好になったところで、本日の戦利品をざばーっと広げてみた。
 
モンプチの新製品やら、おやつ系やら、ウェットフードやらいろいろたくさん。
 
撮影してるからダメだよというのに、匂いからか「これは俺のだ!」と寄ってきたりゃんりゃんが
「これは全部俺のなのニャ。キープするのニャ」
とばかり、貰ってきたエコバッグの上に陣取って動かなくなってしまった。
 
どこから匂いが漏れるのか、興味津々という風情だったので、さっそく「チーズ風味またたび玉」なるおやつ菓子を開けてやったら、かすみさんもりゃんりゃんも「うひょー!」とばかり大喜び。この手の品って、値段はけっこうするうえに「値段が良いから猫の食いつきが良い」というわけでもなかったりするから、何よりだった。今日からしばらく御馳走続きだわねー。
市川 「市場食堂」にて
鶏白レバーのペースト \450
イベリコ熟成ハムカッティング \800
本日のキッシュ サラダ添え \550
色々な野菜のバーニャカウダ\600
マルゲリータ ピッツァ \500
ゴルゴンゾーラ クアトロチーズピッツァ ハニー添え \500
自家製カルボナーラ ベーコンとアスパラガス \1100
仔羊の香草パン粉焼き \1450
アマレットジンジャー
赤グリ・白グリ・生ビール
などなど…
特に夕飯のアイディアもなかった土曜の夜、友人が「一緒に食事でも」と誘ってくれて、わーいわーいとお出かけ。
 
友人が連れていってくれたお店は、「前何度か来たことあって気に入っていたんだけど、どうやら最近オーナーが変わったみたいで……どうかな?って思ったんだけど」というイタリア(とちょっとスペイン入ってる)料理の居酒屋っぽいお店。いいんじゃない?試しに行ってみて、美味しかったらまた使えるし~と、そのお店にご一緒することになったのだった。
 
市場食堂というそのお店、イタリア料理をしっかりと、というよりは、お酒に合うものあれこれ用意したから色々食べてね!という雰囲気のお店でなかなか良い感じだった。ピッツァやパスタ、肉料理も充実しているから、お酒飲めない人でも、子供でも楽しめる感じ。名物のピッツァは、けっこうなサイズがあるのに1枚たったの500円。
 
東京にほど近い市川近くでこんな値段で良いんでしょうか…と、他の料理もあらから良心的価格だった。うっかりお酒飲んじゃった(たくさん飲んじゃった!……えーと、5杯?かな?もっと?)から1人4000円ほどになってしまったけれど、それでもたったの1人4000円、という感じでもある。息子もピッツァとパスタをほぼ一人で平らげたような感じになっていたし。
 
「市場食堂」にて、サラダを添えたキッシュ。枝豆とか入ってた 数百円の席料を取る代わりに、パンとパンに添えるオリーブ油が食べ放題。
 
鶏白レバーのペーストは、まさに「パンにつけて食べてね♪」というもので、「あ、これ美味しい」「ちゃんとレバーだけど、美味しい」と、初手からエンジン全開な感じ。
 
木製カッティングボードに盛られたお洒落なキッシュは、さつまいもや枝豆などの野菜が色々詰まっていて、これもまた良い感じだった。炒め玉ねぎがどっさり。
 
「赤グリ」「白グリ」という品名の、1杯500円のオリジナルサングリアも美味しかった。
 
「赤グリ」は、赤ワイン・砂糖・ジン・コアントロー・レモン・オレンジ・シナモンスティック・ローリエ・クローブが入っているのだそう。「白グリ」は白ワイン・砂糖・レモン・ライム・はちみつ・コアントロー・ピーチリキュール、だそうだ。
 
どちらも飲んでみて、「あ、私ずーっと白グリでいいかも」「赤グリも美味しいよ」と、ついつい杯を重ねてしまうことに。これ、ピッチャーサイズとかがあればすご~く嬉しいのに、あいにく1杯500円のグラスサイズしかないとのことだった。ジンやらリキュールやら使っているから、案外アルコール度数も高めだったのかも。
 
「市場食堂」、500円のピッツァ。ボリュームあってちゃんと美味しい♪ 500円のピッツァも、こんな感じで。
 
追加で頼んだ青カビ多めのクワトロフォルマッジピッツァと共に、どちらもふんだんにチーズが乗っていて、嬉しい美味しさだった。
 
大人は大人っぽいものを食べましょうね~と、シメに「仔羊の香草パン粉焼き ラタトゥイユ添え トリュフクリームソース」を。夏野菜のグリルがたくさん添えられた、見た目も美しいメインディッシュだった。刻んだ黒トリュフが入るソースも贅沢で、ついつい最後にパッションフルーツ風味のモヒートを1杯。
 
やっぱり外食は良いねー飲みは良いねー、と、すっかり御満悦で帰宅。残り少ない8月の週末を大満喫したのだった。