イベリコしゃぶしゃぶ♪

「がもう」のうどん
いか天
麦茶

先日「東京麺通団」に行ったところ、店内の棚に「おお！」と思うものが積まれていた。
 
本場香川のさぬきうどんの名店、「がもう」のかけうどん４人前（これ）。現地で買うと1000円の、常温保存可能な麺250gが２袋とストレートだし４袋の４食セットだ。
 
知る限りでは、がもうの店頭以外に「道の駅」や高松駅近辺の土産物などで見かけることもなくて、がもうの店頭で買える以外では直接通販するしかない麺セットなのだった。数年前に高松行った時に、３箱だか４箱だか買ってきた記憶がある（大変だった……）。
 
それが、新宿で簡単に買えて１箱1200円。若干割高ではあったけれど、新宿で買えるなんて超ラッキー！と、２箱買って帰ってきた。さっそく朝御飯にいただきますかね！と、朝イチでスーパーに。総菜コーナーで揚げたての天ぷら買ってきて、うどんはいつもの「ひやひや」でいただくことにした。私が選んだ天ぷらは「いか天」。
 
パッケージ上、「２玉を３人で分ける」か「４玉を３人で分ける」かしかないわけで、そこは当然４玉茹でる。私は若干小盛りにしてもらったけれど、朝から若干大盛りめなうどんはなかなか迫力があった。でも茹でたてのうどんはツヤッとピカッと光っていて、いかにも美味しそう。ていうか、美味しい。
 
常温保存可能な麺は相応の処理をしてあるから「お店で食べるそのまんま」ではないものの、それでも、だしの味、麺の味、それぞれ「自分の家で食べられるさぬきうどん」の中ではたいそう美味しい幸せな味だった。
 
「あ～……だし、やっぱり美味しいね」
「すごい美味しいよね」
と、家族皆、うっとりしながらつるつると。
 
この、いりこ風味ぷんぷんのだしに天ぷら浸しつつ食べるのがまた美味しいんだ……♪

「モスバーガー」の
　モス野菜バーガー オーロラソース仕立て
　イタリアンチキン
　オニポテ
　北海道産 冷製コーンスープ
アイスティー

今日は外出の予定もなく、一日家でのんびりと。
 
この週末は空模様も不安定な予報が出ているので、天気が保つだろう午前中のうちにささっと食材の買い出しにだけ行ってきた。
 
お昼御飯は、「なんかハンバーガー的なものが食べたいね」と、ちょっと久しぶりなモスバーガー。前回食べた時もだんなが一緒だったから、ゴールデンウィーク以来だったかも。
 
冷製コーンスープ（キヌア入り、ですって）の提供も始まっていて、新商品があれこれ出揃っていた。
好物だった「サウザン野菜バーガー」と入れ替わった新メニュー「モス野菜バーガー オーロラソース仕立て」と、トマト味の骨なしチキン「イタリアンチキン」。そしてオニポテセットのドリンクは気になっていた冷製スープをつけてもらい、あとの飲み物は家でアイスティーを用意することにした。
 
「……キアヌ？キヌア？役者じゃない方がスープに入ってるツブツブという理解でOK？」
などと話しながらもぐもぐ。
 
……で、「サウザン野菜バーガー」と「野菜バーガー オーロラソース仕立て」はどこが違うのかしらー？と確かめながら食べたのだけれど、野菜たっぷりでオレンジ色のソースが絡んでいるあたりは全く同じ方向。野菜が若干増えたかな？という印象で、ちょっとソースが水っぽくなった感じ。
 
この味の方向が好きだからきっとまた買ってしまうだろうなと思うものの、以前のサウザン～の方が好みではあったかも。
 
久しくテリヤキチキンバーガーも食べていないから、それも食べたいな。あと密かにロースカツバーガーも好きだし、店名を冠した「モスバーガー」も捨てがたい。スパイシーバーガーの辛さも好きだし、そういえば憧れの存在の「スパイシーWモスチーズバーガー」は未だ一度も食べたことがなかったっけ……と、メニューを見てうっとりしてしまった今日のお昼御飯なのだった。
 
食べよう食べようと思いつつ、もたもたしている間にナンタコスシリーズの販売ももう終わっちゃったしね……。

カプレーゼ
イベリコ豚の冷しゃぶ
　茹でもやし・きゅうり・人参・合わせ薬味
どて煮（レトルト）
中華風コーンスープ
羽釜御飯
いぶりがっこ＆自家製鮭ふりかけ
ビール（キリンラガー）
日本酒（大阪 北庄司酒造 純米古酒「秘蔵」1996年）

だんな帰省のこの一週間強の夏休み。
でも連日外食続きで、「家夕飯」は最終日の今日が最初で最後になってしまった。私の手料理という意味では先週末の花火大会にお弁当作ったけれど、やっぱりお弁当はお弁当なわけで、「家御飯」とは微妙に別ジャンル。
 
というわけで、おとっときを出そうかな、と、冷凍庫に後生大事にしまってあったしゃぶしゃぶ用のイベリコ豚を出すことに。バラ肉の薄切りがたっぷりと400g、「ハイ食材室」の春のセールで買ってあったものだ。
 
しゃぶしゃぶ用の肉なので、その指定通りにしゃぶしゃぶでいただくことにした。このシーズンなので「冷しゃぶ」で。たれは旭ポンズやミツカンごましゃぶ、あと手持ちの高級胡麻だれなど市販のものを並べて、添えた野菜は茹でもやし、きゅうりと人参、そして「合わせ薬味（葱＋生姜＋青じそ＋茗荷＋かいわれ大根）」。野菜をたっぷり肉に巻きつつ、好みのたれでいただいた。
 
手持ちのもので美味しいものをと用意したら、なんだかやたらと節操がない感じになってしまったのだけれど、ボッコンチーニの残りを使ってカプレーゼ、日本酒のお供にレトルトパックの「どて煮」、スープは生のとうもろこしを使っての中華風コーンスープを用意した。
 
最後の御飯のお供には、自家製鮭ふりかけといぶりがっこで、最後の炊きたて御飯までしっかり堪能。
 
ほのかにピンク色がかったイベリコ豚の薄切りは、さっと湯にくぐらせただけでも極上の風味。しゃぶしゃぶした湯はアクを丁寧にすくって取っておくことにして、茹でた肉は大皿にこんもり盛りつけた。
 
「イベリコは脂が美味しい」のは重々知っているけれど、焼いて食べる肉の美味しさに負けず劣らず、茹でたものもとろけるような美味しさ。
「ゴメン！せっかくのイベリコをこんな食べ方してゴメン！」
と、どて煮の甘辛八丁味噌だれに軽く絡めたりもしたのだけれど、それもまた絶品。息子も旨い旨いと食べていたこともあって、400gの肉は綺麗になくなった。
 
そしてお酒は、だんながはるばる大阪から持ってきてくれた古酒。デパ地下の試飲販売で美味しかったからと買ってきてくれたそれは、大阪の北庄司酒造店の16年ものの古酒だった。山田錦100%仕込みの純米酒を寝かせた酒は、日本酒とは思えないそれは綺麗な琥珀色で、なのにお値段お手頃だったのであるらしい。
 
古酒のお手本のような、適度なひね香をまとったコクのある美味しいお酒だった。最初に軽くビールも飲んでいたのに、４合瓶の古酒は綺麗に空に。美味しい御飯に美味しいお酒で、大満足な土曜の晩餐だった。