2012年8月22日水曜日

海南飯~♪

「DEAN&DELUCA」のイングリッシュマフィン(メープル&バター)
スクランブルエッグ
アイスカフェオレ
昨日「DEAN&DELUCA」で買ってきたのは、ちょっと(いや、かなり)変わったイングリッシュマフィン。
 
イングリッシュマフィン メープル&バター」という品名だったそれは、見慣れた平べったいイングリッシュマフィンの形状ではなく、プリンカップを2つ合わせたような、糸巻きのようなUFOのような不思議な形をしていた。
 
なんだこりゃーと見ると、説明札に「中にはメープルバターが溶け込んでいます。是非温めてお召し上がり下さい。」という文字。面白いなと1人1個買ってきた。
 
スクランブルエッグといつものアイスカフェオレを添えて、マフィンは軽く温めて。
 
中が空洞になったマフィンには、思った以上にたっぷりの溶かしバターがたぷたぷと小さな池を作る勢いで入っていて、底面の方はメープルシロップの甘さも染みていて甘くしっとりとした状態になっていた。でもそれほどにはくどくないし、甘さも自然な感じ。
 
「……お、面白いし、美味しいかも」
と、息子と2人、同じ感想を持ちながら美味しくいただいた。最後はパンからバターがこぼれそうになったのでスクランブルエッグにかけてみちゃったりして。
がもうのうどん
麦茶
「あと2週間しかない」じゃなくて「まだ2週間ある」という認識なのだろう、息子の夏休みの宿題は、まだけっこうな数終わってないらしい。
 
「勉強しなさい、勉強勉強勉強、私も仕事するから。仕事あるから」
と、息子の尻を叩きつつ、私も静かに仕事していた午前中。そろそろこれ食べちゃおうかなと、朝食後すぐにうどんだしパックを冷蔵庫に入れておいた。
 
お昼が美味しいうどんだと思うとやる気も出るでしょ?と、美味しいお昼を予定してお互い数時間がんばって、そうして今日は「がもう」のうどんのお昼御飯。
 
刻んだ万能葱と、今日は揚げ玉用意して、ばっさばさと大量にかけながらうどんを啜る。
「やっぱり旨いな!」
「がもう、旨いな!」
早く本場に食べに行かないと~……と、「食べに行くのは義務なんです」という顔で息子が呟くのだった。
 
そんな息子の「高松にうどん食べに行きたい」は、「またサンライズ瀬戸に乗りたい」という要望も含まれているみたいだけど、サンライズ瀬戸はねぇ……すごく快適だけど、すごくお高いからねぇ……。1玉80円とかのうどんを食べにいく交通手段は高速バスで充分な気もするのだけどね。
海南チキンライス
 簡単茹で鶏+三種のソース
 コーンたっぷり鶏スープ
 鶏スープで炊いたタイ米
麦茶
残暑厳しく、昨日今日と「この夏最高の暑さ」が各所で記録されているらしい。我慢のしようもないのでぎっちりクーラーつけているものの、そろそろ「夏がお腹いっぱい」で体中に広がる倦怠感。
 
美味しいもの食べたいけど、何作っていいかわからない。やる気がない以前に献立が思い浮かばない……と、いう心もちで、「これじゃいかん」と真剣に献立を考えた。買い置きの豚肩ロースブロックは和風味のチャーシューにしてチャーシュー丼。明日調理することにして、今日のうちから塩水に漬けておく。ココナッツミルク入れたチキンカレーも作りたいから、足りない材料買ってきて……これは明後日あたりに。ゴーヤーのスパイス炒めも添えることにするつもり。
 
「……で、今日も鶏なんだけど、今日は海南飯に致しましょう」
と、あれこれ決めたらやっとやる気が沸いてきた。ちょうど香菜1束買ってきたところだし、と、海南飯。色々な作り方を見てやってみた結果、自己流の作り方がおおむね定まってきた感じ。味付けはといえば市販の調味料に頼る部分が大だけど、今日も美味しくできた。
 
鶏は水から茹でる(旨味が水に逃げてしまうという説もあるけど、この茹で汁もスープと御飯に使うので、それでもいいやと)。葱の青いところと生姜、塩少々を加えた水で茹でて、ガスコンロの機能で「沸騰後5分保温」のモードを使って加熱した。沸騰するとすぐに火が落ち、とろ火キープで5分後に消火してくれる。肉の大きさや鍋の大きさで半生になってしまうこともあるかもだけど、うちの鍋だとこのくらいでちょうど良い感じ。
 
で、その鶏の鍋は常温くらいになるまで放置して、余熱で肉の中まで火を通す。おかずは、この肉を刻んでレタスやきゅうり、トマトや香菜と盛りつけるだけ。
 
茹で汁は、タイ米を炊くのに使い、残りはスープに。一般的には千切りレタスとかもやしとか、刻み葱とかを入れることが多い印象。鶏スープの旨味を活かして、調味は塩と、数滴の胡麻油。今日は茹でとうもろこしがあったので実をほぐして入れて、あとは千切り人参と豆苗を入れて色鮮やかなスープにした。
 
あと、肝心なのは添える3種類のたれで、でも、「黒色、赤色、白色の3色揃っていれば良し」くらいなゆるい印象がある。
 
黒色ソース:海鮮醤ぽかったり、オイスターソースが強かったり色々だけど、中国醤油(とろみのある老抽王の方)を使うのが一番しっくりくる感じ。今日はちょっと砂糖を足した。
 
赤色ソース:YEO'Sシンガポールチリソース最強(←カルディコーヒーファームで買える)。豆板醤やコチュジャンあたりをベースににそれっぽいのが作れなくもなさそうだけれど、間違っても「スイートチリソース」は使っちゃいけない……と私は思う。スイートじゃない「チリソース」だったら問題なし。
 
白色ソース:今回初めて桃屋「きざみしょうが」使ったらおそろしくぴったりだった。おろし生姜に刻み長ねぎと胡麻油和えるのも良し、生姜控えめにして「葱塩だれ」みたいにしちゃっても良し、レモン汁と塩とにんにくと香菜、とかもアリみたい。
 
今回、中国醤油はもちろんだけど、シンガポールチリソースと「きざみしょうが」の存在感が素晴らしくて、
「おお!なんかとてもしっくり来る異国的な味!」
と、うっとりするほど美味しくいただけた海南飯。見た目悪いけど、3種類のソースを全部混ぜる感じで肉にかけ、それを御飯に乗せつつ食べるのが最高に美味しいのだった。
 
そして久しぶりにタイ米炊いて、「こういう料理に合わせるタイ米って、ほんとに美味しいなぁ」としみじみ。数日後にはインド米も炊く予定で、そっちもたいそう楽しみだ。