「パレスホテル東京」の
焼栗とゴルゴンゾーラ
チャイ
今日は日曜、正月休みも今日までだ(息子はもう少しだけ冬休みが続くけど)。焼栗とゴルゴンゾーラ
チャイ
だんなも息子もぐーぐー寝ているので起こさないようにそっと起きて、
「でも私は歯医者に行かなきゃなんだもんねー」
初診だし、予約の電話入れるより朝イチで行ってみてしまう方が早いよね……とそっと朝御飯の支度。
昨日ホテルで買ってきたパンを1つ温めて、チャイと一緒にいただいた。自分1人の分なら好き勝手なものを用意しちゃっても良いかなと、息子の好まないスパイスたっぷりチャイを小鍋にたっぷり。
ホテルメイドの「焼栗とゴルゴンゾーラ」という名前の品は、パンというよりマフィンな感じ。びっくりするほどたっぷりのゴルゴンゾーラが入っていて、多分はちみつも一緒に練り込まれているのだと思う。ところどころが甘く、栗もたっぷりで美味しかった。なんともリッチな味。
これほどにゴルゴンゾーラたっぷりだったら、むしろチャイじゃなくストレートティーの方が良かったのかも。食べ物も飲み物も濃厚な朝食になってしまった。
そして私は歯医者に。
さすが年明け最初の診療日ということもあって、歯医者さんは大混雑。
「ご予約のない方は、随分お待ちいただく事になってしまいますが」
と言われ、それで良いですと待合室で待つこと1時間半ばかり。
歯を診てもらってレントゲンも撮ってもらって、
「ああ、こりゃ、親知らずですねー」
と結論が下された。続く言葉は
「紹介状書きますから、予約入れて大学病院で抜いてもらってきてくださいねー」
……だそうで。思っていた以上に大事だった。
確か既に4本中2本の親知らずは私の元から消え去っているはずなのだけど、罹る歯医者さんが皆して「あー……これは」「この歯はねー……うーん」と歯切れが悪く、
「虫歯になって痛くなったら抜くことにしましょうかね!うん!」
とお茶を濁す対応をされ続けていたのが件の右下親知らず。真横に生えてるんですって。しかもがっちり食い込んで、顔の太い血管を圧迫する位置にあるんですって。けっこうな手術、なんですって。……それが、今回ばっちり虫歯になってしまったと。
「抜いたら、1週間くらい口開けられませんよー」
抜いたら、その後の消毒とかは当院でできますから。あ、あと右上にも虫歯があってそれも多分そろそろ痛くなってくるだろうから、親知らず抜いた後にそれも治しちゃいましょうねー♪と罹ったお医者さんに笑顔で言われ、「は、はい……」とぎこちない笑顔を返すしかない私。
ともかくも、「痛くない治療」をしてくれるお医者だったようで(それは事前に調べてから「ここに行こう!」とロックオンしたわけだけど)、対応も悪くなく、良かったなと。とりあえず痛いのだけなんとかしちゃいますねと詰め物をしてもらって、痛み止めも貰って、帰宅した。
帰り際、だんなと待ち合わせてスーパーでお買い物。歯が痛くても痛くなくても、今夜はカレーを食べるのだ。
「博多だるま」のとんこつラーメン
麦茶
美味しいもの食べ続けの数日だったけど、あるいは数日だっただけに、ジャンキーなものが恋しい今日この頃。麦茶
ラーメン食べたい、ラーメンラーメン!と、スーパーに「博多だるま」のインスタントとんこつ生ラーメンがあったので、それを食べることにした。刻み葱どっさり、手持ちのチャーシュー(←「宝華」の)も添えて、すり胡麻と、紅生姜と。
完璧なトッピングをだんなが用意してくれて、私は……何していたのかな、多分、ホテルから送った段ボールが届いたところだったので、荷物の片付けをしていたような記憶が。
インスタントとしては、充分満足できるレベルの、良い感じのとんこつラーメンだった。縮れのない細麺も「そうそう、こんな感じ」と嬉しくなるもの。冷蔵庫に入れっぱなしで大丈夫かとだんなと2人心配していたチャーシューも、しっかりめの味が幸いしてか、問題なく美味しかった。
歯医者での治療に軽い麻酔が使われていたから顔の右半分がまだ微妙に痺れていて、動かす歯もなんだか自分のものではないみたいだったからうまく啜ることができずにゆっくり食べたとんこつラーメン。でも最高に美味しくて、とりあえず痛み止めなしでラーメン食べられる状況にしてくれた事に感謝。とっとと抜いてこなきゃね、親知らず……。
ミックスリーフのサラダ
フォアグラの西京漬け・チーズいろいろ
ポークカレー
福神漬け・らっきょう
ビール(ザ・プレミアム・モルツ〈コクのブレンド〉 )
そして夜は予定通りに、カレー。フォアグラの西京漬け・チーズいろいろ
ポークカレー
福神漬け・らっきょう
ビール(ザ・プレミアム・モルツ〈コクのブレンド〉 )
我が家のカレーはポークカレー。薄切りではなく豚バラブロックを使い、一口大に切った肉をしっかり焼きつけてから煮込んでいく(その前にカレー粉と塩胡椒をしっかりまぶす)。
ルウはたいてい「こくまろ」か、「とろける」。適当に安い時に買ってきて使っている。スパイスあれこれ使ってインドカレーを作るのも、フレークタイプのいつもと違うルウを使って作るカレーも好きだけど、「うわー!カレーが食べたい!」と思う時に恋しくなるカレーはやっぱりじゃがいもごろごろ、市販のルウの「いつものカレー」。今日もいつも通りに美味しく煮えました。
ビールも飲もうねと、ビールのアテに自家製の「フォアグラの西京漬け」。年末に、これは食べきれないなと、残ったフォアグラはジップロックに入れて空気を抜いて、80℃ほどの湯でゆるゆる数十分火を通した後に西京味噌と味醂を合わせたペーストを塗って漬けておいた。
去年も作った美味しい保存食で、自家製のりんごのジャムを添えるととても良く似合う。ビールよりはワイン(か、いっそ日本酒)が似合う料理だけど、チーズと一緒に出してみた。
レタスがあまりに高かったので代わりに買ったミックスリーフはランチドレッシングで。
「うめー!」
「おいしー!」
家カレーおいしー!最高ー!と、なんだかテンションが高い私たち。そう、なんだか、4日ほど美味しいもの食べ続けて、「すごーく美味しいもの」じゃなくて「普通に美味しいもの」が恋しい気持ちだったのよね。
ルウ1箱使って10皿分作ったはずなのに、一気に半分ほどが無くなってしまったのだった。