2015年1月22日木曜日

抜歯を前に、肉!

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンポンタン ドゥ」のデニッシュ食パン
自家製ヨーグルト w/マルメロとスパイスのジュレ
カフェオレ
今日は息子の分だけ弁当作り。
 
最初からご飯の上に焼き鳥と葱を乗せて「焼き鳥丼」にしたかったのだけど、ここ数日は気温も低くて、保温弁当箱の方が良いのだろうなと、おかず別添に。
 
ご飯は今朝炊きたてのものを熱々のうちにご飯用保温容器に詰めて、保温機能のないおかず入れにはいつも通りにおかずを詰め詰め。醤油と味醂でテラッと照り焼きにした鶏肉と長ねぎ、ゆで卵は殻にひびを入れて醤油だれに昨夜から漬け込んでおいたもの。
 
切り干し大根の煮物と、これはスーパーの総菜の小鰺の南蛮漬け。そうだりんごも剥こう……と、息子の弁当作りはここ数日不要だったものだから、なんだか要領が悪くなってしまっていた。
 
  • ご飯
  • 鶏と葱の照り焼き
  • 切り干し大根の煮物
  • ゆで卵の醤油漬け
  • 小鰺の南蛮漬け(スーパー総菜)
  • りんご
  • ほうじ茶
 
朝御飯は、先日寄った初めて買ったパン屋さんのデニッシュ食パン。普通の食パンより若干値段が良かったけれど、美味しそうだなと6枚切りのを買ってきた。軽くトーストして美味しいバター添えて、だんなにはベーコンエッグも。
 
私は今日の昼は早めの外食予定だからと、パンの他はヨーグルトとカフェオレだけにしておいた。ヨーグルトに添えたジャムは手元に残っていたラ・ベル・コンフィチュール・マサコさんのもの。スパイシーな滑らかなジュレ、ヨーグルトに合うかなと入れてみたら、これが案外良い感じ。エスニックなデザート風になった。
お茶の水「ねぎし」にて
 トリプルミックスランチ \990
今日は恐怖の親不知抜歯の日。
 
午後イチの診療で、「お昼食べてくるなら11時頃、早めに済ませてくださいねー食べた直後は気持ち悪くなっちゃったりするから」と言われている。これから少なくとも1週間くらいは大口開けて歯ごたえのあるものをガブリというのは難しいだろうから、
「肉だな、肉。がぶっと囓る方向の肉ランチ」
と思いながら都心に移動。
 
東京駅グランスタの「仙臺たんや利久」の牛タン焼きあたりを狙っていたのだけど、11時過ぎたばかりのタイミングで店頭は既に呆れるほどの大行列だった。並びの炒飯屋さんとかも全部簡単には入れない感じ。
 
だめだこりゃーと、目的地の御茶ノ水に移動して、「確か駅前に"ねぎし"があったよね」と牛タン続きでビル3階にあった「ねぎし」に入店。メニューを見ていたら、牛タンは入っていないけど「トリプルミックス」なるセットメニューが魅力的だったので、これのランチセットにすることにした。お値段も牛タンメニューよりお手頃だったし。
 
タレ味の牛カルビブラッキーが2枚、辛味噌味の豚ロースが1枚、辛口醤油味の豚旨辛焼が2枚……だったかな。あとは定番の麦めし、とろろ、テールスープ、味噌なんばんお新香。
 
こってり味の炙り肉と、麦めしという組み合わせが、相変わらず良い感じ。肉が1かけ入ったあっさり味のテールスープと、ご飯は途中からとろろもかけてざくざくいただいた。ご飯はお代わり無料だそうだけど、お腹いっぱいになって気持ち悪くなってもなぁ、と自重。次にこういうお肉食べられるのはいつかしら。なんだかんだ「我慢できない!」言って1週間以内に食べてしまいそうな気もするけれど。
 
で、午後は楽しい楽しい抜歯の時間。
 
紹介状を渡した先の教授先生は、気さくな感じの初老の人で、説明がとてもとても、それはとても懇切丁寧。前回の診察同様、わざわざ頭蓋骨の模型を持ち出して
「ほら、ここに穴が開いてますでしょ、ここを神経が通ってて、あなたの歯はここにこのように生えてるわけですね」
ですからここを切って、ここを少し掘って、歯の頭を3つくらいに砕いてがんばって抜きます……と。何度も切る切る言わなくて良いです怖いです、と苦笑いの私。
 
抜いてみないとわからないけれど、神経を歯が触ってる可能性もあって、場合によってはこういう症状の患者さん1000人に4~5人、術後に唇や顎の痺れが出る人がいます、だそうで。通常痺れは数週間で快癒するけども、1000人に1人くらいは、治らない痺れが残る人もいます、だそうで。
 
まあいいですそれでも抜きます、と、覚悟を決めて、抜いてきた。やってみたらあっさり、ものの40分で施術終了。
 
しかし、最近の町医者は患者さんゲットのために「無痛治療」に熱心で、「麻酔のための麻酔」を使ってくれたりもして非常に快適なのに反して、大学病院は「昔ながらの」という感じ。何十年ぶりかに、
「麻酔の注射しますよー、ちくりとしますからねー」
と、あの麻酔の注射をいきなりぶっすと刺されてしまった。
 
で、まぁ、麻酔はがっちり効いたので、さして痛くはなかったけれど(途中奥の方で「痛いエリア」が出てきたので、追加麻酔が施されたけども)、なにしろ怖かった。耳が近くだから、骨のゴリゴリやミシミシがばっちり聞こえてきて、「いやあああああああ」と。途中からは魂抜けた感じになっていた。痛くはなかったんだけど。
 
「ああ良かったね、歯の根っこ、神経圧迫してなかったからこれは大丈夫ですよ」
と、黒い糸で患部をざっざかざーと4針くらい縫われて、治療終了。あとの消毒や抜歯は地元の歯医者さんでどうぞ、と、申し送り書的な書類を書いてくださった。渡された薬は、化膿止めのオラセフ錠4日分(12錠)と、痛み止めのボルタレン錠25mg10錠。
 
薬局では「麻酔が切れるまであと2時間ほどあると思いますが、切れる前に痛み止めを飲んでおいた方が良いですよ。ご帰宅までに時間がかかるようでしたら今ここで飲んで行っても」と言われたので、14:10にボルタレン2錠服用(病院を出たのは13:45頃)。「まだ顔の右半分がびりびりするよー」思いながら、御茶ノ水駅前でパンを買って、各駅停車に揺られて帰宅した。
 
ボルタレンは胃が荒れるので、4時間あけたら「次」を飲んでも良いけれど、空腹時は避けて何か食べ物と一緒に服用せよ、とのこと。とりあえず1~2日は「痛み止めが切れる」ことが怖いので、胃腸の荒れについては「まぁがんばれ」と自分を叱咤激励して、一定時間おきにボルタレンを飲み続けることにした。
 
就寝時間も計算して、
18:30 ボルタレン2錠 w/ヨーグルト少し・ホットミルク
23:10 ボルタレン2錠 w/ヤクルト という感じで。
 
とりあえず「いったーい」というほど痛くはなくて、じわぁ……とした嫌な方向の違和感が右下顎にある感じ。外から触ると顎の下から右耳の下にかけて打撲のような痛みがあって、「これから腫れていきますよー」という感じ。
 
出血はもうしてないみたいで(私は傷の治りが早い方だと、骨折時にお医者に言われた)、でも、大きな口を開けるのは怖いし、固形物食べるのはもっと怖い。そんな感じの抜歯当日なのだった。「ほぼ日刊イトイ新聞 - みちこですが、1週間後に親しらずを抜きます。」あたりの記事を読むと、背筋が寒くなる体験談続出だったから、私はけっこうな「安産」だったのだと思う。多分、痛みにも鈍感気味なんだわ、私。
刻みチャーシュー
だんな特製とり豆腐
ご飯
麦茶
「大学病院で親不知引っこ抜いてくる」と聞いて「そりゃ大変」と心配してくれただんな。
 
今日の夕飯はとりあえず支度とか無理でしょ、と、夕方早くに帰って来てくれた。明日も「発熱とかしたら大変だから」と午前休取ってくれたそうで。
 
「どういうのなら食べられそう?おじやとか?」
「んー、おじやは大丈夫と思う。スープとかも平気ー」
小さく切って片側の歯で噛めるくらいのなら大体平気だし、胃腸と頭は超食欲あるのよねー……と言っていたら、
「とり豆腐はどうかな?」
と。
 
春菊は細かく切るし、鶏も食べられそうなら小さく切るし、と言われて、「それなら食べたい、食べられそう」と頷く私。
「じゃあ俺と息子用に刺身とかも買ってくるかな」
と、買い出しに行ってきてくれた。
 
肉屋の総菜のチャーシューも買ってきた、とスライスを並べた皿を「それもいいなぁ」と眺めていたらそれも一口大に切ってくれて、小鳥のご飯のような「刻み食」夕御飯。小さじ1杯分ずつくらいしか口に入れられなくて、自分で自分がまどろっこしいことこの上なかったけど、でも「ちゃんと美味しいもの」が口にできて有り難かった。
 
最後はご飯をとり豆腐のスープに入れて雑炊風に。頬がじわじわ腫れてきた感があるけど飲み込むのに苦痛というレベルでもなくて、「うん、これならまぁ、食べられますいけます」と一安心。
 
明日の朝はクリームパン食べるんだー。あ、あとハーゲンダッツとか買って来る予定。「リッチカスタード」も「華もち」もあいにくまだ発売前なんだよね。残念。