2016年5月18日水曜日

水曜は濃厚鶏豚スープの日

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「デリフランス」の
 塩フランスパン
アイスカフェオレ
ゴールデンウィーク中、1日も連休合わせで休みを取らなかっただんな。後輩に休みを譲ってあげてたのだそうで、「だから今週休むことにしたー」と、今日お休みということに。
 
「水曜休みだと、アレよ?必勝軒でケダモノスープが飲める日だよ?」
とだんなに伝えたら「それだ!」と。
 
なんか週末にもラーメン食べた気がするけれど(しかもどっちも大勝軒系列っていう……)、だんなが水曜に地元のラーメン屋に行けるのはこういうタイミングしかないので、行ってしまうことにした。
 
せめてもと、朝御飯は軽めに、塩フランスパンを温めて、カフェオレと一緒にもぐもぐ。
津田沼「必勝軒」にて
 小ラーメン \750
 皮ワンタン \100
開店と同時に入るつもりでいかないと、多分絶対行列できるから……と、開店直前の11時(開店は11時10分から20分の間なんですって)に目指すラーメン屋さんに到着した私たち。
 
お店の名前は「必勝軒」、週末に行ったお店は「健勝軒」で、時々名前がごっちゃになる。
 
食券制ではなく、席についてから注文して、支払いは食後。食べ終えたどんぶりなどはカウンターに乗せてから帰れとか、色々「お約束」があったり、熱烈な常連客に支えられている雰囲気もあるお店だけれど、でも入りづらい空気というわけではなくて、この店の特徴の1つでもある、「店主の口上」が恋しくなったりもする。
 
通常サイズのラーメン(つけ麺も)は麺2玉で260g。「小ラーメン」だと50円引きで麺1玉。
 
最近、とにかく麺とか米飯とか食べきれなくなってきてるんだよなぁ……と、私はあえて小ラーメンで。代わりに、「次に来たらこれ入れてみよう」と思っていた「皮ワンタン」をトッピングに乗せてもらった。
 
結果、これがとてもちょうど良い分量で、次回からもこれで良いなという感じ。皮ワンタン、実に良いです。どのスープにも似合うだろうけど、今日のスープに入れるのがきっと最高。
 
で、噂の本日のスープ(水曜のスープ)は「濃厚鶏豚スープ」なのだった。
 
他の曜日は全て魚介ベースで、水曜日だけが魚介抜きのケダモノスープ。熱烈なファンが多いのだろう、開店直後にすぐさま満席になり、私たちが店を出る時には20人近い行列ができていた。
 
「はい、本日は濃厚鶏豚スープの日となってございます。スープの"全飲み"にはご注意くださいね、食べている時は幸せですが、後から悪魔がやってまいりますねー。常連の皆さんは大丈夫かと思いますが、はじめての方は全飲みにはお気をつけくださいね」
 
「開店直後は、鶏と豚がそれぞれ主張し合うスープとなっておりますが、これが時間が経つと渾然一体となったどろどろとしたスープに変わってまいります。そのどろどろを好まれるお客様も大変多いですが、私のお勧めは、できたてのこの開店直後のお味です。機会がございましたら両方試してみると良いかと思います」
 
どのお客に伝えているというわけではなくて、店主、ほぼひっきりなしに厨房の中で、そんな口上を述べている。もう慣れた……というか、ここのラーメンにはこの口上がないと物足りないと思うくらいには、毒された。
 
だんなも私も皮ワンタン入り。メンマと叉焼とかたゆで玉子、なると、刻み葱が乗ったラーメンは、良い感じにとろんとろんのスープ。「とんこつスープ」と似て非なる感じで、案外と鶏の味が濃厚。豚由来のコラーゲンというより鶏由来のコラーゲンという感じで、これがもう、私は大好きなのだった。今日も美味しかったなー。
いぶりがっこ
きゅうりと紫大根の浅漬け
「角上魚類」の刺し身盛り
だんな特製 いわしのなめろう
豚肉とキャベツの味噌汁
羽釜御飯
日本酒(広島 相原酒造 雨後の月 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町)
今、我が家の日本酒用冷蔵庫はちょっと大変な事になっている。
 
普通に瓶を並べて収納できる容量の、プラス4本くらい、無理矢理ねじ込んだ風になっているのだった。つい、うっかり、通販で再入荷の紀土のスパークリング買っちゃって、ついでに「黒牛」と「風の森」の雄町もあったから買っちゃって、あららららーという流れ。
 
「だから今日は日本酒を飲まねばなりません」
という強い決意でもって、お気に入りの「角上魚類」に寄ってきた。
 
丸魚コーナーでいわしを買って、お刺身コーナーでバチマグロのサクと刺し身の盛り合わせを買って、ゆるゆる帰宅。おかずに肉っけがないので、せめてもと味噌汁は豚とキャベツの具沢山なものにした。
 
「だしを取る必要ないし、簡単で旨いのよ」
とだんなに勧められたこの味噌汁、もともとTVCMで紹介していたものだったのだとか。
 
そのCMの作り方とは違うかもだけど、
 
  1. 少量の胡麻油で豚肉を炒める。豚に火が通ったらキャベツも炒める。
  2. 水を注いで煮たて、キャベツが柔らかくなるまで火を通す
  3. 味噌を溶く
  4. 私は味噌はちょい薄めにして、塩で調整、最後に胡麻油をちらっと垂らすのが好き
 
……という感じで。
 
たんまりできたから、明日の夜も続きを飲むようかなと思っていたら、息子がうまいうまいとお代わりして、残りはほんの半人前というくらいになってしまっていた。そっか、息子もこの味噌汁、好物ですか。
 
今日のお酒は、5月にGranStaのはせがわ酒店で買ってきた「雨後の月」。純米吟醸の無濾過生原酒、雄町。
 
息子が「雄町って蔵の名前?米の名前?」「吟醸と大吟醸の違いって何?」「無濾過ってことは、そう書いてないのは濾過してるってこと?」とあれこれ聞いてきたので、なんだか真面目な日本酒講座のような夕飯になった。
 
雨後の月は、雄町らしいどっしり感のある、コクとキレのある美味しいお酒。口に含んだ直後にキリッというかシュワッとしたような印象があって、「あれ?微発泡……じゃないよね?」と最初思ったりも。
 
だんなが叩いてくれた「なめろう」がたっぷりあって、しかも美味しかったものだからお酒も進んでしまい、大変に良い気分になってしまった。