※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「サンジェルマン」の
ベシャメル ポルチーニ
「TAKUMI×SANDWICH」の
柿ホイップ&アップルシナモンサンド
カフェオレ
今朝は、市川の駅ビルで昨日買ってきた「サンジェルマン」のしょっぱい系パン、"ベシャメルポルチーニ"と、お惣菜と一緒に「あらこれ美味しそう」と買ってみた、「TAKUMI×SANDWICH」の"柿ホイップ&アップルシナモンサンド"で朝御飯。ベシャメル ポルチーニ
「TAKUMI×SANDWICH」の
柿ホイップ&アップルシナモンサンド
カフェオレ
フルーツサンドは、最近流行の過剰に分厚いものではなく、昔ながらのフルーツ屋さんのサンドイッチみたいな一見控えめな外見だったものの、果物のサイズ感とパン、クリームの分量がほどよくて、そしてクリーム自体も美味しくて大満足。
そうそうフルーツサンドはやっぱりこのバランスの方が正直なところ美味しいよね……と思いながら、幸せにいただいた。柿+ホイップクリームというのも、想像以上にお似合いで。
ベシャメルポルチーニは、「ポルチーニと4種のきのこ(まいたけ、エリンギ、ぶなしめじ、ひらたけ)入りベシャメルソースをのせました」とのことで、こちらもリッチな味わい。サンジェルマンのパン、今は近所にないのでなかなか買えないけれど、好きなパンチェーンの1つ。
そして今日はお出かけで、当初は「この界隈でお昼食べてからのんびり向かう?」などと言っていたのに、
「木更津のアウトレットとか通り道だけど」
「なんですと!?行く!」
ってなって、急遽9時過ぎに家を出ることに。
わーいアウトレットモールわーい!(←特にこれという予定が無くともなんとなくアウトレットモールは心躍ってしまう人)。
「三井アウトレットパーク 木更津」内「KUA`AINA」にて
パインバーガー \990
トッピングモントレージャック \0
オニオンリングS \420
ランチセット \270
フレンチフライ
マンゴーアイスティ +\100
そして渋滞に巻き込まれてしまいつつも、11時前には無事「三井アウトレットパーク 木更津」に到着して。パインバーガー \990
トッピングモントレージャック \0
オニオンリングS \420
ランチセット \270
フレンチフライ
マンゴーアイスティ +\100
夜は山盛りの魚介確定だし、ハンバーグっぽいもの食べたくない?ということで、パーク内の「KUA`AINA」に入ることにした。クアアイナ、地元のららぽーとにもあるのだけれど、ランチ時は毎回行列しているくらいの混雑ぶりで、なかなか食べられずにいたところ。
チーズトッピング無料のクーポンがあったので、パインバーガーにチーズ追加でお願いして、フレンチフライとドリンクがついてくるランチセットにオニオンリングも付け足して。
久しぶりすぎて忘れてたけど、そうそう、こんな感じでした、クアアイナのハンバーガー。
2つに分けて置かれたバンズの上、左にはパティとチーズと焼いた玉ねぎ、パイナップルが積まれていて、そして右には生野菜。
炭火焼特有の香ばしさのパティは歯応えしっかりめ。
ケチャップなどのソースは基本的には添えられていないので、自分で卓上のマスタードやらケチャップやらをにゅるにゅる絞ってサンドして、軽く押さえつけてから袋の中におさめてからかぶりつく。
手も口もべたべたになりがちだけど、やっぱりここのハンバーガーは美味しかった。いや、とても美味しかった。
で、急遽訪れたにしては随分色々満喫してしまった、アウトレットモール。
何より楽しかったのが、「明治屋 OUTLET」。
他の食品系、「久世福商店 KUZEFUKU OUTLET」、「DEAN & DELUCA」、「カルディコーヒーファーム」あたりは、「まあ安いのもあるけど普通の値段のがほとんどだよね……?」くらいの印象だったのだけど、明治屋のこのお店は店内全部が特売価格。
果物の缶詰セットは、これで1690円。
明治屋の果物缶詰なんて、お高くて手が出せない高級品の代名詞のようなものなのに、こんなに入っていてこんなにお安くて良いのかしら。
賞味期限も、青島みかんだけが今年中で、他は2022年のものばかり。全然"訳あり"という風ではないのに、これは幸せ。
そして赤ワイン(チリのカベルネソーヴィニヨン)とおつまみの、「家飲み応援セット」はこれで2178円。
明治屋のおつまみ系缶詰も、これも高級品の以下略という感じなので、これも要らぬもの無しな内容の幸せなセットだった。
他にも単品で色々、リングイネは299円、コールマンのマスタードは298円、チューリップのランチョンミート268円、ニューコンミート228円……といった感じで。
あと食品系で楽しかったお店は「Lupicia Bon Marche」。
買ったのはビスコッティくらいにとどめた(通常販売価格1296円の品が半額だった)のだけど、紅茶屋さんルピシアの運営するフードロス対策のお店は、とても魅力的。
明治屋でのお買い物がこれほど重くなっていなかったらもう少し買いたかった。
カルディでは人気のパンダ杏仁豆腐と可愛いサイズのりんごのシュトーレン買って、食品の買い物はそんな感じに。
そして、ここに来ると判っていたら昨日買わなかったのに……などと思いながら寄ったのが、「BOTANIST Factory」。
愛用中のボタニストのシャンプーやコンディショナー、普通に買ったら5000円近い品のセットが3700円。
更に4000円以上の買い物で500円引きとあったので、スポーツジム持参用にミニボトルセットも追加したら、良い感じにお安くなった。
「UNDER ARMOUR FACTORY HOUSE」ではそろそろ買い換えたいと思っていたジム用バッグに使えそうなのが半額で買えたし、たいそう収穫の多かったアウトレットだった。
時間取られるしと、あえて洋服屋は一切寄らなかったというのにこの充実ぶり。
そして程よく「今から宿に向かったらちょうどチェックインくらいの時間かな」って頃合いになったので、車は一路、今日のお宿のある千倉方面へと。
それでもまだ少し時間があったので、千倉で寄れたら寄りたいと思っていた、サボテンと多肉植物の専門店「Binowee」に寄り道してもらった。
潮騒が聞こえる風光明媚な場所にあった可愛らしいお店で、明るい店内にはエアープランツや大株育ったコウモリラン、作家さんの植木鉢なども並んでいた。
どれもこれも、美しく育った可愛い子ばかり。
お馴染みのセダムやエケベリアは地元のホームセンターでもよく見る種類だけれど、水風船のような不思議な透明感のあるハオルシア、豆や石ころのような外見のリトープスもたくさん。
こちらは全く私は造詣のないサボテン類も、見たことのないものから、いつかはこれにも手を出してみたいコーデックスの仲間とか。
本当は、数日前にお店のSNSで見た「リトープスの寄植え」が買えたらなと思っていたのだけれど、残念、とうに売り切れだったみたい。
悩んだ末、「こんなの地元のホームセンターでは見たことない!」という鉢を3つ、買ってみることにした。
奥のは「Haworthia fasciata」。もう佇まいからして美しい。この鉢だけ1000円弱のお値段で。
手前の2つは品種札無しの、お買い得コーナーに置かれていて1つ250円。
帰宅して調べたところによると、左のラッパみたいな形状のは「ゴーラム」という品種みたい。別名が「宇宙の木」ですって。
そして右の、白地にピンクの虎縞(かわいい)は「カランコエ・フミリス」かな。
ご主人が丁寧に育て方の説明をしてくれて、この3鉢は全部春秋型ですよとか、ハオルチアはあんまり強い日光に当てない方が綺麗に育つとか、色々教えてくださった。
今の家、寝室の出窓が半温室みたいな状態で、放置状態でも多肉が勝手にもりもり育ってくれているものだからろくな指南書も読んでいなかったのだけど、これを機にちゃんと多肉の育て方も学んでみるつもり。
千倉「政右ヱ門」にて
船盛り&房州海老の夕御飯
日本酒(千葉 岩瀬酒造 岩の井 山廃純米) \2420
そして今日のお宿は「海辺の料理宿 政右ヱ門(まさえもん)」。船盛り&房州海老の夕御飯
日本酒(千葉 岩瀬酒造 岩の井 山廃純米) \2420
緊急事態宣言解除で漸くに再開した千葉版Go To トラベルの「ディスカバー千葉」。
事前申込の抽選制で、最大4人泊分(4人で1泊でも2人で2連泊でも可)1人泊5000円の補助が出るという企画で、当選直後、一度来たいと思っていたこの宿に予約を入れていたのに、直後に緊急事態宣言突入となって泣く泣くキャンセルしていたもので。
やーっと行くことができる!と、再開早々早速予約を入れていたのだった。
なんでも、魚介メインの夕飯が滅茶苦茶すごいらしい。「ここは竜宮城か」とか、「リピーター確定」とか、色々な口コミを目にしていて、「たらふく魚介を食べに行こう!」とだんなを誘ったのは私の側。
5室と部屋数少なめの民宿で、大浴場はあるけれどこぢんまりとしていて温泉ではなく。和室の部屋も比較的シンプルな風で、でも洗面所とトイレ、冷蔵庫はちゃんとお部屋についていた。
せっかく安くなるのだし、だったらグレードアップしちゃう?と予約していたのは、「自社HP限定 船盛り&房州海老(伊勢えび)付プラン」、週末価格で19800円/人。
地元でとれた新鮮な魚介類と房州海老のお刺身が付いたお造りと1人1尾づつの房州海老(調理法は、ボイル、当館おすすめ一番人気テルミドール焼きからお好きなものを選べます)が付いた磯料理。更にアワビ踊り焼き期間限定サービス
お造り 房州海老のお刺身が付いた地魚のお造り
房州海老(一人に1尾、200g程度)調理法が選べます
アワビ踊り焼き
酢の物(マリネ)
旬の野菜の煮物 海鮮鍋
などその他の料理
だそうで、食事は1階の食事室でのテーブル席。
着席するなり、「伊勢海老でーす」「舟盛りでーす」と、目の前に竜宮城が広がったのだった。いや、すごい。これはすごい。
まだ足や頭がぴくぴく動いている房州海老(=伊勢海老)に、お頭つきはアカハタとキンメ、それに焼きサザエ。
「あとは少しですけど」
と宿のお姉さんは言っていたけど全然"少し"ではない、一般的な刺身の量はこのくらいだよという普通な量の鯵とまぐろ(赤身ととろ)、鰹も盛られていた。
そしてこちらが、房州海老のテルミドール。
到着時に調理法を聞かれ、このテルミドール(がおすすめだそう)かボイルかを問われ、両方試してみることにしてだんなと交換しながらいただいた。
ボイルはボイルで海老の味がシンプルに味わえて、マヨネーズ添えていただくシンプルさがとても素敵。
テルミドールは、言ってみれば"超高級海老グラタン"という感じ。
もうこの段階で、食卓には伊勢海老が3尾盛られているわけだけど、御馳走攻勢はこんなものでは終わらなかった。
食卓には、柿とぶどうの白和え、プチトマトのジュレ和え、そしてピクルス風蟹爪と野菜の盛り合わせ、といった洋風皿も。
蟹爪の皿は酢の物の代わりなのかなという風で、果物を使ったこういう品があるのが程よい箸休めになってくれた。
更には里芋と海老の煮物、漬物盛り、そして踊り焼き用の活アワビが楕円皿の上でうねうね動き回っていた。元気よすぎて皿から出るんじゃないかしらという勢いで。
このアワビは食事の半ばでお姉さんが卓上コンロで味噌焼きにしてくれた。
そして銘々鍋ももちろん魚介。
立派なハマグリにワタリガニ、金目鯛。たっぷりきのこと白菜、人参といった具材の寄せ鍋風。
いやあすごいね、何より刺身がすごいね、食べきれるかなあ……なんて、呑気に言っていたのだけど。
こちら、サービスでーす!と増えた1皿は、お頭つきのイサキのなめろう!
緊急事態宣言明けましたおめでとうのサービスなんですって。
南房総の食べ方ということで、添えられていたのはお酢。そして梅ふりかけ。
片口には氷を落とした味噌汁が入っていて、「最後はなめろう冷や汁もおすすめです♪」って、それは食べないわけにいかないよね……!
我が家のなめろうは胡麻油や醤油も入るのだけれど、ここのは味噌味ベースで、そしてしっかり叩かれたねっとり具合。
あんまり馴染みがない不思議な風味がするね?それがまた美味しい……と首を傾げていたところ、玉ねぎが入っているのだそうで。なるほど、玉ねぎ。長ねぎじゃないこのちょっと辛い感じが良いのかも。
少量かけられた七味唐辛子も良いアクセントで、たいそう美味しかった。
そして更に更に、「房州海老、フライにしたのでお召し上がりくださーい!」って……(もう笑うしかない)。
先のなめろうは2人で1皿だったけれど、こちらは1人1皿。
つまり目の前には伊勢海老が5尾分と、お頭つきのお魚が3尾という、「食べ手がもう1人か2人は必要なのでは?」という光景が広がりつつあった。
でも、このエビフライ、美味しかったなあ……一口囓るだけで口の中がいっぱいになるエビフライとか、食べた事がない。タルタルソースたっぷり添えられているのもまた嬉しくて。
そして最後にはお寿司まで。
これも「今日だけです!今日だけのサービス!」って言われたけど、もはや、ほんとかなぁと疑っている自分がいる。
「シャリ少なめにしてますので!邪魔しませんので!」
と笑顔で言われたけど、そういう問題でも無い気がする。
でも、赤身に大トロ海老にタコにと、お寿司、ちゃんと美味しかった。
翌日、宿の大将がしてくれた話によると、
「いやぁ、コロナ禍でヒマになっちゃって。だから寿司の握り方教わってたんですよね」
だそうで。
このあたりになると、半ば呆然としつつ、
「……これ、"オモウマい店"に出られるんじゃないかな」
と苦笑してたら、聞きつけたお姉さんに「えー!嬉しい!大将に伝えてきます出たいんですよねえ!」だそうで。
でも、私もだんなも頑張って、料理は残さずいただいたし、最後には「やっぱりこれは食べておかないと!」と、なめろう丼からのなめろう冷や汁までしっかり平らげた。
最後にはデザートプレート、黒糖のプリンっぽいのとミニサイズのチーズケーキ、そしてりんご。
全部すっかり平らげたらかなりの満腹になってしまって、部屋で日本シリーズ第一戦など流しつつ、2人して早々に寝こけてしまったのだった。千倉の竜宮城、おそるべし。