2022年6月12日日曜日

銀婚式のお祝いに

銀婚式だそうですよ。びっくり。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
カリッとじゅわっと塩パン
ボロニアソーセージ&目玉焼き
ゼリー(たらみ ごろっとミックス)
ヤクルト1000
カフェオレ
今朝のパンは、フジパンの「おうちで焼きたて」シリーズの塩パンを。
 
元々が温めて美味しい系のパンだから、このシリーズにはお似合いの方向で、ただ魚焼きグリルで焼くにはなかなか"全面に綺麗な焼き色"とはいかないところが難しい。けれど、ちゃんと美味しくて。
 
そしてローソンのポイ活で大量に入手した、たらみのゼリーもだんなと半分こ。
 
久しぶりにこの手のゼリーを食べたけど、「これ、ほんとに1人で食べるサイズなのかしら」というくらいな巨大サイズでちょっと驚いた。パイン、みかん、りんご、黄桃白桃の5種類入りでなかなか豪華。
上野「黒船亭」にて
 黒船亭セレクトソース 2×\5500
     オードブル盛合わせ
     ミートソース黒船亭風
     豚ロース肉のカツレツ
     パン
     デザート(メロンシャーベット)
     アイスティー
 コンソメスープ ハーフ 2×\580
 デザートプレート \1300
 スパークリングワイン 2×\850
 自家製サングリア \900
 ビール(琥珀ヱビス) \740
明日は結婚記念日で、私は全く気付いてなかったのだけど、だんな曰く、銀婚式なんですって。
 
でも明日は平日、しかも明日からだんなは数日間北の大地に出張ということで、それじゃあ今日、買い物がてら美味しいもの食べに行こうか、と。
 
上野に日本酒を買いに行きたかったので、じゃあ上野と言えば「黒船亭」かしらと、ものすごく久しぶりに老舗の洋食屋さんに予約を入れたのだった。
 
この日記の記録に残る一番昔の来訪記録が1998年9月19日のもので、そして最後に訪れたのは2004年の事だったみたい。なんと18年ぶり。
 
変わらずお店は混雑していて、開店前には狭い階段にずらりとお客さんが並んでいて、退店する時にも何組ものお客さんが店頭で待っているくらいの状況だった。
 
上野「黒船亭」にて、オードブルもちょっとレトロな洋食屋さん風。 黒船亭と言えばステーキ丼を頼むことが常だった記憶。
今回はいかにもな洋食メニューが食べたくて、プリフィクスのコースを頼むことにした。
 
嬉しいことに料理の多くがハーフポーション(値段も半分、素晴らしい)の用意もあって、だから「スープも飲みたいね」とコンソメスープを追加して、デザートもお店に相談してちょっと良いめのプレートを予約して。
 
オードブルは、粒マスタードを添えた鴨ロースにポテトサラダ、鰻と白身魚のテリーヌ、北寄貝のトマトソース、サーモンのパテを添えたクラッカーという内容。
 
この前菜の、ちょっと懐かしいようなお洒落な洋食的料理の美味しさもさることながら、続いて出てきたコンソメスープもすごく美味しかった。
 
とても綺麗な琥珀色、丁寧な仕込みで作られているのがありありとわかる濃厚さで、高級ホテルのダイニングの味にも負けない味わい。
 
とても「洋食屋」さんな味のミートソースのリガトーニ。 2皿目は、海老フライ&帆立フライ、カニコロッケ、ミートソースのリガトーニの3択。
 
私は和牛100%の粗挽き肉を使ってデミグラスソースと赤ワインで仕上げたというリガトーニにしたところ、これがまた良い感じに"イタリアン"ではなく"洋食屋さん"な味だった。
 
卓上にやってくるチーズが緑の缶のクラフトの粉チーズというのも、ふふ、と笑ってしまう感じ。
トマトではなく、「肉!」という風なソースで、そう分量はなかったもののとても濃厚で食べ応えがあった。
 
そして期待のメインが、驚きのボリュームだった豚リブロース肉のカツレツ(今日の一番上の写真)。ソースポットには優しい味の自家製トマトソース。
 
カツの上にはスライスチーズも乗っていて、肉汁たっぷりのカツと合わさってすごくリッチな口当たり。肉自体の味もすごく良かった。
 
デザートプレート。ガトーショコラ、美味しかったな~。 そしてアイスティー飲み飲み、デザートプレートはこんな感じ。
 
ガトーショコラ、グランドメニューにも掲載されている焼きプリン「ラ・レーヌ」、そしてフルーツ(グレープフルーツ、オレンジ、キウイ、ベリー類)の盛合せ。
 
ガトーショコラはとてもクラシックな味わいで、対してプリンは最近風の生クリームたっぷりとろとろ系。濃厚なミルクの風味が幸せだった。
 
久しぶりにお店を訪れ、予約前にはお店のwebサイトもじっくり拝見したのだけど、桜の時期にはお花見弁当の販売などもあるそうで。
こんなお弁当持って上野でお花見とか、絶対幸せに違いないな。
 
今日の日本酒戦利品。梅雨時期恒例の長靴猫さん。 で、雲行き怪しくなる中(自宅界隈はけっこうな勢いのゲリラ豪雨に見舞われていたらしい)、ささっと「酒のサンワ」さんでお買い物。
 
これが一番の目的だった、十九の長靴猫さん「19 Le chat botte 2022」と、「七田 おりがらみ 2022」を買って帰宅した。
 
例年赤い長靴だった猫さん、今年は6色と長靴の色のバリエーションが増えていて、ピンクも可愛いななどと言いつつ、選んだのは阪神カラーの黄色長靴。
船橋「Pizzeria Bar Trico」にて
 ルッコラサラダ \690
 ムール貝の白ワイン蒸し 黒胡椒風味 \890
 ピッツァ マルゲリータ \990
 ピッツァ エスターテ \1590
 クレマ・カタラーナ \490
 リンゴジュレのタルト \490
 ビール(パーフェクト黒ラベル) 2×\550
 白ワイン(Toscana Bianco Sangiovese / Barbanera) \2890
 エスプレッソ \290
 アイスコーヒー \390
今日は息子、一日外出だそうで、一度帰宅して細々家の用事を片付けた後は「……夜はさらっと居酒屋にでも行く?」と。
 
食事券あるから駅近のチェーン居酒屋行くか、もうめんどくさいから超近場の安居酒屋で済ませるか、いやでも結婚記念日(イブだけど)だしねえ……と悩んでいたら、だんなが「あのピザ屋は?」と。
 
ピザ屋ってどこの?と首を傾げた私は、先週通りかかって気になっていた店の事をすっかり忘れていて、だんなに重ねて言われた説明で漸く「ああ!あの!あれは良いね!」と思い出したという次第。
 
というわけで、事前に一報入れてから(だって満席だったりしたら悲しいし)「Pizzeria Bar Trico」に行ってみた。
 
船橋の駅近ではあるけれど、すごく静かな裏通りにあって文字通りの"隠れ家"風のお店。外から見ただけでも素敵な雰囲気だなと思っていたそこは、実際伺ってみたら、その期待以上に素敵なお店だった。
 
「Pizzeria Bar Trico」にて、ビール飲み飲みルッコラサラダ。 生ビール(サッポロのパーフェクト黒ラベルというその拘りも素晴らしい)をいただいて、野菜恋しさにルッコラサラダ。
 
甘酸っぱいバルサミコ酢ベースのドレッシングにチーズ、ルッコラとプチトマトの野菜自体もちゃんと美味しいし、お皿もお洒落。
 
内装も品の良さと清潔感を感じるもので、あ、これは思っていた以上にとても素敵なお店では……と思った時には、ワインをボトルで注文する心積もりになっていた。
 
ピッツァのお供に最適だったムール貝も。 ムール貝の白ワイン蒸しは、こんな感じ。
 
にんにくとバターとレモンが香る蒸し汁がすごく良くて、貝自体も美味しかったうえに、このソースにピッツァの耳を浸して食べるのがまた最高で。
 
貰ったワインは本来は赤ワイン用の品種、サンジョヴェーゼを使った白ワインで、フルーティーながらミネラル感もしっかりある、とても好みな方向のものだった。
 
今日は1本貰ったけれどグラスワインも種類が多くてお値段手頃。飲み物に限らず全体的に"船橋価格"で良い感じ。
 
サマートリュフたっぷりのスペシャルピッツァ。 というわけで、こちらがモッツァレラ、卵、イタリア産サマートリュフという組み合わせのスペシャルピッツァ、Estate(=夏)。
 
トマトソースは使わず、チーズと卵という、トリュフに似合いの鉄板な組み合わせになっているのが素晴らしい。
 
具材の乗る部分は極限まで薄く、縁は厚めでもちもちのピッツァ生地は、さすがレストランオーナーの元々の仕事が製粉工場の工場長だったというだけの事はある、風味の良さ。
 
ピッツェリアながらパスタも何種類かあって、その麺もまたオリジナル生地なんですって。
 
あんまり美味しくてうっかりマルゲリータもいただきました。 んで、やばーいおいしーいやばーいってなった結果、マルゲリータも追加注文。
 
ピッツァの王道、モッツァレラとトマトとバジルの組み合わせ。
 
モッツァレラは他のピッツァにも使われているものの他に水牛モッツァレラもトッピングされているそう。
 
チーズたっぷり、これまた文句なしの美味しさだった。
 
そしてうっかりうっかり、ドルチェまで。全部美味しかったー♪ 文句なしと言えば、ドルチェもまた、王道ティラミスの他、テリーヌショコラ、クラマ・カタラーナ、スフォリアテッラ(!)など、色々揃っていて。
 
コーヒーもお手頃価格だったから、エスプレッソいただきつつ、私は"リンゴジュレのタルト"をいただいた。プリン大好きなだんなは、当然クレマ・カタラーナを。
 
リンゴジュレは、ああなるほど、という感じ。リンゴのピュレたっぷりのジュースをゼラチンで固めた風なフィリングが、タルト生地の中におさまっている風なちょっと素朴なお菓子だった。
 
もうちょっと余力があったらスフォリアテッラ、食べたかったなー。次回は食べられるかな。
 
肉料理も色々あったし、前菜系も気になるものが色々だったし、何よりお酒がお手頃価格でこれは幸せなお店。
また絶対来なくては。s