ホテルの部屋で
「近江屋洋菓子店」の
マドレーヌ
レーズンビスクウィ
カフェオレ
ホテルの部屋から見下ろしたところに民家が何軒かあるみたい?「近江屋洋菓子店」の
マドレーヌ
レーズンビスクウィ
カフェオレ
そこからニワトリの「コケコッコー」が朝から響いて、それと同時に目覚める私。
時刻は5時過ぎだったけれど未だに外は真っ暗で、日本だったらもう4時半には明るくなってきているんだけどなと思いつつどうやらグアムの夜明けはけっこう遅いものだった(今日は6:08)らしい(ちなみに東京は4:59)。
どうしても夜明けと同時に覚醒してしまう私としては、夜明けが遅いのはウェルカムだわと、かなりしっかり寝ていた気がする、グアム2日目。
今日は滞在中一番のお楽しみのサンデーブランチが11時スタートで控えていて、朝は軽く軽くにしておこうと、日本から持ち込んでいた近江屋洋菓子店の焼き菓子2種類、部屋のコーヒー淹れていただいた。
"レーズンサンド"でも"レーズンウィッチ"でもない、"レーズンビスクウィ"という、舌噛みそうなネーミングのレーズンサンドは、ちょっと厚めのビスケット生地にレーズン入りのバタークリーム。クリームが若干控えめな分量に思えるところも込みで、ほんのりレトロ感があって悪くない感じ。
しっとりというよりはややぽそもそ食感寄りのマドレーヌは、中にカレンズも少しだけ入っていた。ごくごくほんのり、そのカレンズの洋酒の香りみたいなものが。
「Dusit Thani Guam Hotel」内「Aqua」にて
Sunday Brunch $65.00
そして時間になるのを待って、滞在ホテルから歩いて向かったのが、タモンの繁華街中心部にあるタイのホテルチェーン「Dusit Thani Guam Hotel」。Sunday Brunch $65.00
あちこちのホテルでサンデーブランチは開催されてはいるのだけれど、ひと通り調べたらここが一番魅力的だったのだった。"仔豚の丸焼きが出る"というのが一番の有力情報だったかもしれないけれど。
3方の壁が巨大なガラス窓で海を見渡す素敵なレストラン、スパークリングワインが注がれ放題、フレッシュジュースも「これ飲む?」という風に瓶入りのがテーブルにやってくる(オレンジジュース、濃厚ですごく美味しかった……)ような塩梅で、そして料理の種類は凄まじい数々。
どれも美味しく、そしてお値段$65というのはなかなかお値打ちだったかもしれない。
寿司カウンターでは正しき見た目の握り寿司(サーモンと鮪と海老、だったかな)の他、海苔が内側のアメリカンな巻き寿司や刺身の舟盛り。
中華コーナーにはいくつもの蒸籠が並んで、なかなか美味しい蒸し餃子や小籠包が次々蒸されて、焼味もパリパリ皮の豚バラに叉焼に焼き鳥なども。
魚介の冷製はこれも迫力の盛りのオイスター、ムール貝、巨大な海老、そして蟹。肉料理諸々に、カットサービスの牛ロースとと、そしてお待ちかねの仔豚もいた。
私たちは数組目に入店して、とっととブッフェ台に向かったから仔豚はまだ無傷な状態で。
「これ食べたい、すごく食べたい」と凝視していたらスタッフさんが「食べる?」と寄ってきてくれ、僭越ながら"第一刀目"の、つやつや光る背中の皮の一番美味しそうなところをいただいてしまった。皮の下の肉も軟らかでジューシー、もう最高。(当然のようにおかわりに行った)
インドネシアでは"バリ・グリン"という名前で祝祭(とか法事とか)料理としての位置付けっぽい仔豚の丸焼き、この地域のチャモロ料理においても"Hotnon babui"という名前で有名みたい。
ほのかにスパイシー、でも基本は塩胡椒、めちゃくちゃ美味しかった。満足。
全体的に甘すぎるとかこってりしすぎるということもなく、食べやすい料理の数々で、そしてお店は大盛況。
私たちは一応ブッフェ台に行く時にはマスクをつけていたけれど、そんなお客さんは2割にも満たないくらいで、皆さんノーマスク。当たり前のようにトングも共用、ビニール手袋なども無い、コロナ禍前そのままなブッフェの雰囲気だった。
そして最後にはあり得ないレベルでお腹一杯になって、ふらふらとお買い物しながら滞在宿に帰還。
道中のモールにあった「Honolulu Cookie Company」では、「Lemon Collection」という期間限定レモンフレーバークッキー販売中。
「え、美味しそう」「ホノルル全く関係ないけどお土産これでいいかな」などと言いつつそこそこの量買い込んだら、「10枚好きなの持って帰って良いよ」「これは試供品だよ」と、雑に13枚くらいのクッキーを余分に貰えてしまった。
その後の「JP Superstore」では100mlのアルガンオイル2本と3fLのアルガンコンディショナーをまとめて$24で買えてしまったりと、なかなか素敵な買い物を。
午後には、まだ部屋の清掃も終わってなかったから「少し遊びますか」とホテルプールと遠浅のビーチで遊んだりもしていた。
しかし、午後2時にしてプールサイドのタオルが全部出払っていて「もうないよ」と言われたり(仕方ないので部屋から使用済のバスタオル持ってきて使ってた)、部屋の清掃も結局午後4時くらいまで来なかったり。
しかも清掃が終わった後のフェイスタオルなどが不足していたりと、本当にこのウェスティンは、もうもう……という感じ(まだ諸々コロナ禍前には戻っていなくて働き手も少ないんだろうなとは思いつつ)。
「SHAMROCKS」にて
Beer(Big Wave Golden Ale) $7
ホテルの部屋で
「Onigiri Seven」の
Tuna Poke $2
Tempura Shrimp $2
karaage $5
Beer(Big Wave Golden Ale)
昼食があのような有様だったので、夕飯は軽くていい、すごく軽くていい……と探していたら、生ビールが色々飲めるらしい「SHAMROCKS」というお店を見つけて。Beer(Big Wave Golden Ale) $7
ホテルの部屋で
「Onigiri Seven」の
Tuna Poke $2
Tempura Shrimp $2
karaage $5
Beer(Big Wave Golden Ale)
営業はしているらしいし(コロナ禍で引き続き休業しているお店も多い。すごく多い)、メニューを見ればフード類もすごく美味しそう……!と行ってみることにしたのだけど、残念ながら生ビールは無し、フードも無し、ただ瓶ビールが飲めるだけという残念な営業状態だったのだった。
それでもビール1本だけいただいて、そのビール(ハワイの地ビール、BIG WAVE)がすごく美味しかったものだから、それをABCストアで買って、で、シャムロックの階下にあった謎のおにぎり屋さん「Onigiri Seven」がとても美味しそうだった(しかもお値段お手頃だった)ので、そのonigirとkaraageiを買って帰ってきた。
私はツナポキ(Tuna Poke)、だんなは海老天(Tempura Shrimp)、他にはTuna Mayo、Karaage Chicken、Porik Kimuchee、Yakiniku Beef、Teriyaki Chicken、Salmon Poke、Natto、Gomashio、Konbu、Ume、Salmonといった感じ。
更にBeef Bowl(牛丼)、Curry Rice、Udon Noodle Soupといったものや、店内のケースに巻き寿司や散らし寿司っぽいものも見えた。んでホットデリ的容器の中に「Karaage」と「Takoyaki」もあったという次第。
ここのおにぎりは、具無しの平たい海苔巻きおにぎりを半分に切って、その断面に具材を詰め込んだ風なもの。
見た目は"おにぎらず"に似ている感じ?日本人的には「これは"おにぎり"とは違う」と言いたくなる形状ではあったけれど、でも、味の方はばっちりだった。ちょっと酸味のあるポキの味が、案外と米に似合っていて悪くなく。
そして"karaage"が見事にちゃんと日本的唐揚げそのままな味で、かなり幸せだったのだった。ビールも美味しいし、ホテルサービスには細かな不満はあれど室内のカフェテーブルは使えるサイズで椅子も2脚あるしで、室内での食事はとても快適。
「いやでもグアムのウェスティンは、二度目はないな……」
「他にspg系ホテル無いんだよねグアム……」
「次来る機会があったらデュシタニかな」
などと言いつつもぐもぐ。
いや、でも、グアム来るならやっぱりハワイのが快適だし、ハワイ行くならバリ島の方が好きなのよねえと思ってしまう私……。