2011年10月29日土曜日

だんなとデート♪

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
自家製サンドイッチ(卵・ハムチーズ・ジャムバター)
梨(新高)
マサラチャイ
土曜日だけれど今日の起床は6時前。
 
息子は弁当持参で学校行事があるということで、弁当準備で早起きして、今日はサンドイッチ弁当を用意した。レタスと卵サラダのサンドと、ハムチーズサンド、そしてジャムバター(苺ジャム)サンド。
 
サンドイッチは、1つ甘いもの系が入っていると幸せだなぁと思うので、そんな感じで用意。唐揚げ(これは昨日総菜屋さんで買ってきた)とほうれん草とミックスベジタブルの炒め、新高梨も別容器に詰めた。
 
息子を送り出した後、私とだんなは多めに作っておいたサンドイッチで朝御飯。
やっぱりジャムバターサンドの幸せさはガチだなぁと思いながらもぐもぐ。で、今日の新高梨はいまひとつ甘さが足りなくていまいちなのだった。
銀座三越内「Le Beurre Noisette TOKYO」にて
プリフィックスランチコース (ランチチケット利用で\2500)
    自家製ブーダンノワールのポワレ
    オーストラリア産仔羊背肉のロティ +\1000
    秋のフルーツとキャラメルクリームのミルフィーユ
    ハーブティ(ローズヒップ)
白ワイン カラフェ \2200
息子不在の土曜日なのを良いことに、夕方までだんなと2人、今日はデート♪
 
これ幸いと、2人分だけ買っておいたランチチケットを使ってフレンチを食べに行きましょう、と予約を入れた。向かったお店は、銀座三越の上階にある「Le Beurre Noisette TOKYO」。以前から美味しそうだなと気になっていたお店だ。
 
で、ランチチケットは、会員制通販サイト「GILT」で入手した。
Le Beurre Noisette TOKYO パリ15区にある人気のネオビストロを満喫!GILT限定プリフィックスランチコース」という4000円のチケットは、お店で通常提供している3500円のコースに食後のドリンクとプチフールつけて4000円……と、その内容だけ見ると「え、全然お得ではないよね?(650円のドリンクが500円になるのでその分くらいはお得かな、くらいの……)」という内容。
 
でも、ちょうど同じタイミングでGILT内で3000円クーポンが配布されていて、それを使うと2人分8000円のランチチケットが5000円で購入できてしまうというスンポーなのだった。それならお得。一度行ってみたいと思っていたお店だったから、「行く行く、それなら行く♪2500円のランチだったらすごいお得♪」と購入してみたのだった。
 
プリフィクススタイルで、オードブルとメインディッシュは6種類、デザートは5種類からの選択。ランチメニューに添付されたワインリストにはカラフェサイズも選べるワインも10種類ほど揃っていて、お手頃価格の白ワインをカラフェで貰っていただくことにした。
 
シックな内装のビストロ風店内の雰囲気も良い感じ。お店の方たちの気遣いも気持ちの良いもので、女性グループ客などで店内はなかなかの賑わいだった。
 
このレストランのあるフロア12階はやや高級めな店が揃っていて(だから私、このフロアで御飯食べたの初めてよ……)、食後にワンフロア降りたところ"例のモダン飲茶屋"含めて寿司屋もとんかつ屋も、ほとんどの店には行列が出来ている相変わらずの銀座三越の盛況ぶり。
 
今日いただいたのは、こんな感じ~。
 
自家製ブーダンノワールのポワレ りんごのコンフィ
魅力的な品が揃った前菜メニューから、私が選んだのは「自家製ブーダンノワールのポワレ りんごのコンフィ」(今日の日記の一番上の写真がこれ)。
 
他にも「豚足のカルパッチョ レンズ豆のヴィネグレット」も美味しそうだったし、追加料金800円必要だけれど「フォアグラのテリーヌ 赤ワイン風味 アプリコットとイチジクのチャツネ添え」のもたいそう気になったけれど、メインディッシュを考えてフォアグラは自重。
 
だんなは「キノコのクリームスープ フォアグラの香り」を選んでいた。
 
お隣のテーブルで「ブーダン・ノワールって、何ですか?」と質問してらっしゃるお客さんがいて、「どういう風に説明するのかなー」と耳をダンボにしていたところ「豚の内臓を使った料理で、レバーがお好きな方にはお楽しみいただけるかと……」的な説明。知らない人には「豚の血入りのソーセージです」と言ったところでドン引きされるだろうし、なるほどなぁと聞いていた。
 
で、私はこのブーダンノワールが「すごーく好き」というわけではないのだけれど(「好き」と断言したところで、多分、「頼まなきゃ良かった」と思うブーダンノワールがこの世の中にはたくさんあると想像できるのね……あまりに血生臭くても困るし)、信頼できそうなお店で丁寧に作られたものであれば、ホルモン好きとしては気になる料理。どこにでもあるものではないし。
 
前菜の皿の光景からも見てとれるように、1皿1皿しっかりしたボリュームがあるのがたいそう嬉しいお店だった。
 
テリーヌ様に四角く整形されたブーダンノワールの上にはルッコラやラディッシュなどが使われたサラダが乗り、てっぺんにはカリカリベーコン。甘く香りの良いリンゴのピュレが添えられていて、生臭さはかけらもない、甘さとほんの少しのほろ苦さを感じる、美味しいブーダンノワールだった。美味しいわー。
 
シンプルな前菜を頼んだのね?と思っていただんなの前には、2cm角ほど、けっこうな大きさにカットされたフォアグラのソテーとカリカリクルトンが深皿に盛られてきて、テーブルでアツアツのスープを上から注ぐというスタイル。
 
ジロール茸なども入っているのだというきのこスープ、一口味見させてもらったけれど、これまたかなり良い感じだった。
 

オーストラリア産仔羊背肉のロティ キャビアオーベルジーヌと共に
「Le Beurre Noisette TOKYO」にて、仔羊! メインディッシュは、魚2種類お肉4種類からの選択。
 
「ここは……肉でしょ」と、パイナップルポークの煮込み、富士鶏のグリエ、バベット(ハラミ)ステーキを眺めてどれも良いなと思いつつ、でも一番気になるのは1000円の追加料金でいただける「オーストラリア産仔羊背肉のロティ」。
 
ダメ、ここは羊を食べたい、とっても食べたい……と、羊でお願いすることにした。だんなは珍しくも魚料理、「真鱈のロティ じゃがいもとラディッシュのサラダ タルタル添え」を選択。途中でちらっとお皿を交換しながらいただいた。
 
適度に歯ごたえを残したスナップえんどうを盛りつけた羊は、下に「キャビアオーベルジーヌ」(刻んだ茄子をキャビアに見立てた添え物、別名"貧乏人のキャビア")がたっぷりと。
 
一般的には、オリーブ油や玉ねぎ、あとはせいぜい、にんにくくらいが入る「茄子のピュレ」的な料理なのだけれど、この皿のキャビア~はかなりエキゾチックな香りがした。あれ、最近インドカレー煮た時にこのスパイス使ったよね?という香りがふんだんに。それがまた悪くない。
 
食べ応えのある厚さの骨付き仔羊の火入れも完璧で柔らかな食感の肉はとってもジューシー、あらやだ美味しい……と、最後は骨を持ってがぶりと。
 

秋のフルーツとキャラメルクリームのミルフィーユ
「Le Beurre Noisette TOKYO」にて、スペシャリテのデザート、ミルフィーユ デザートも手のこんだものが多く、バナナのパンペルデュ(=フレンチトースト)、チョコレートのクリームとマロンのムース、ババ オ ラムなど。
 
「パンペルデュ、気になるな……いや、でもここはやっぱりマロン……」
とすごく悩んだのだけれど、
「ミルフィーユに使われる秋のフルーツってなんですか?」
と伺ってみたところ、
「いちじく、巨峰……あとはコンポートにしましたリンゴとパイナップル……」
との説明に「あらやだそっちが良いかも」と。
 
「ミルフィーユは当店のスペシャリテです、隣にバニラジェラートもついてございます」
の言葉に、最初は「アイスクリーム盛り合わせにしようかな」と言っていただんなも揺らいだ。
 
結局デザートは2人してミルフィーユに決定。
 
洋酒の香りが漂う大人っぽい味のミルフィーユは、見事なまでにサクサク食感のパイ生地が素晴らしかったし、フルーツとクリームの甘さのバランスもぴったりだった。甘酸っぱいパイナップルの存在感が地味に効いていて、旬のいちじくや巨峰が味わえた幸せなデザート。プレゼンテーションもお洒落なものだった。
 
お店オリジナルブレンドのローズヒップティーと共に、プチフールのミニマドレーヌとマシュマロ状のココナッツ風味お菓子も出てきて、すっかり満腹。
 
支払いをしつつ、美味しかったですーなどと感想を述べたら
「11月にはジビエ料理も出てきますので、また是非お越しください」
と。
 
ジビエお好きかなと思いまして、と言われて、仰るとおりです、と見事な洞察に笑ってしまった。
ブーダンノワールうめー仔羊うめー、と、昼からワイン飲みながらそういう選択していたらそういう洞察に繋がるのかしら。
 
デパートの中ということで比較的気軽に行けるのも嬉しいし、とんでもなくお値段が張るというわけでもないし、お皿のボリュームの加減や味つけもとても好みなお店だったのでだんなも私も気に入った。また来ようね、ジビエの季節にね、と、夕食までの5時間ほど、引き続き夫とデート。
日本橋 「千疋屋 Caffe di FESTA」にて
マンゴーサンデー \550
映画でも見ようかと事前に調べたのだけれど、あいにく時間や場所でちょうど良いものがなく(日比谷のオペラ座の怪人映画、今日までやってくれていたら良かったのにねぇ……)、午後はおおむねお買い物。
 
銀座三越内の特設会場で売られていた「にっこり梨」という巨大な梨(新高梨と豊水の掛け合わせですって。1個600円!)をうっかり買ってしまい、「梨が重いよ?」と言いつつ、本屋さん行って、ユニクロ行ってGAP行って、あとは伊東屋と松屋デパート!と、あちこちうろうろ。
 
松屋では北海道展をやっていて、ちらりと覗きに行ったらたいそうな人混みにもみくちゃにされたりもした。
 
圧倒されてろくに買い物もしなかったけれど、2個1000円に割り引きされていたモッツァレラチーズだけはお買いあげ。
 
まだまだ時間もあるし、日本橋三越に用事を済ませに行きましょうかと、日本橋に移動。
疲れたのでここらでお茶を、ということになって、「千疋屋!千疋屋!1階のセルフサービスの店でいいから!」と主張して、だんなと千疋屋に引っ張っていった。
 
千疋屋のマンゴーサンデー。果肉ごろごろ! ティールームでのんびりする時間の余裕もないしねと、1階喫茶で一休み。
 
そうそう、ここのソフトクリームがさりげなく美味しかったのよねと思い出して、甘味を求めていた私はマンゴーサンデーを。
 
ワッフル生地のカップにソフトクリーム、マンゴーソースにマンゴー果肉がごろごろ3切れ!
 
さすがに、乗っているのは国産アップルマンゴー級の美味しさのものではなかったものの、甘酸っぱくて香りも良い美味しいマンゴー。ミルク感濃厚なソフトクリーム自体の美味しさもあって、疲れもふっとぶ美味しさだった。
 
三越で用事を済ませた後は、
「日本橋来たら、ここ寄らなきゃ」
と、クラブハリエの焼きたてバームクーヘン買って、うっかりモンシュシュで「季節のロールケーキ」も買って、大荷物で息子と落ち合う亀戸に移動~。
亀戸 「ほるもん道場」にて
クーポン料理 2×\1200
    道場チョレギ×2
    和牛ロース → ハラミ×2
    ホルモン軍団 ×2
焼野菜 \500
どんぶりごはん \250
ガーリック焼メシ \800
ラムネ 2×\250
生ホッピー 4×\450
サービス料 3×\250
夕方なフレンチランチとはうってかわって、夕飯は鉄板焼きホルモン!
 
亀戸駅から数分歩いたところにある、「亀戸餃子」近くの「ほるもん道場」という店に、クーポン握って行ってきた。
 
数ヶ月前(夏休み前……)に購入して、じわじわと消費期限が迫りつつあったチケットは、「☆東京下町探訪☆この激厚ホルモンを楽しみに全国からリピーター続々来店!鉄板道20年のプロが目の前でジュワッと焼き上げる《ホルモン軍団(4種盛り合わせ)&和牛ロース&チョレギ》⇒【1,200円で道場破り!!】シェアもOK!」というもの。
 
これは美味しそうかもーとチェックして、「複数人で分けて食べてもOK」とのことで、チケット2枚買ってみた。チョレギサラダと270gのホルモン盛り、100gの和牛ロースのセットが2つ。これだけでけっこう食べ応えがありそうな感じだ。
 
お店のすぐ手前には「亀戸餃子」があり、その奥にはたいそう人気のあるらしい行列のできるホルモン焼き屋さんもあり、更にその奥の雑居ビルの3階に目指すお店はあった。愛想の良いご主人とあれこれ話しつつ、レッツホルモン~♪
 
亀戸「ほるもん道場」にて、突き出しにタンシチュー お会計時に、突き出し代が1人250円取られていた事を知ったわけだけど、でも突き出しに「タンシチュー」が出たことにはちょっとびっくり。
 
ごろりと大きなタンが2切れ入っていて、柔らかホロホロで良い感じ。ソースの方は、手もかかっているけど、市販のドミグラスソースも混ぜたかな?みたいな味がしなくもなかった感じ……。
 
飲み物に「生ホッピー」(生ビールみたいなサーバーからホッピーが出てくる)があるのが素敵。瓶入りホッピーより軽い口当たりとキーンと冷えた味わいが楽しめるのが幸せで、私もだんなもホッピーお代わりしながらそれだけ飲んでいた次第。
 
亀戸「ほるもん道場」にて、ホルモン軍団に野菜追加で。 本当は和牛ロースが来るところ、「切らしちゃって……」ということでハラミに変更(がっかり……)。
 
でも、そのハラミも臭みやスジのないちゃんと美味しいもので、息子はむしろ本命のホルモンよりも喜んで食べていた。
 
焼き物は全て、こんな感じでご主人自ら炒めてくれる。さすが、シロウトが焼くよりも絶妙な火入れ加減で、特にプリップリのホルモンの美味しさは格別。本来の値段はなかなか張る印象だけれど、でもホルモンの鮮度と美味しさは疑いようもなく良いものだった。
 
亀戸「ほるもん道場」にて。こんな感じに炒めあげてくれます。 炒め終わったところで、アツアツの野菜や肉がお客さん側にささっと寄せられて、「さぁどうぞ」と。
 
野菜は、クーポン内の料金には含まれなかったのだけれど、一緒に炒めると美味しいですよーと勧められて「確かに野菜も食べたい」と加えてもらったのだった。
 
野菜も一緒に、ホルモンは甘めの味噌だれをつけていただく趣向。おろしにんにくと唐辛子入りの粉も用意され、好みで混ぜていただけるようになっていた。
 
ホルモン4種盛りの内容は、ハチノスとミノ、ギアラとコプチャン。胃系が多めの構成で、知ってはいるけれど改めて、「同じ胃袋なのになぜこうまで違うかなぁ……」と食感や味の違いを楽しみながらいただけた。ハチノス大好き……♪
 
息子はというと、「やっぱり僕はホルモンの良さはわからない……」とか言いながら、どんぶり飯もらって「ハラミ丼」をもっぱら堪能、私とだんなは生ホッピー飲み飲みホルモンを大堪能。
 
シメにガーリック焼飯も作ってもらって、バターたっぷりのにんにくどっさり御飯もいただいた。
鉄板で作る焼飯の技も、「おお……肉の脂身のところ、まだ赤いけど御飯入れちゃうのか……」などと「家で真似できるかなぁ」と観察していたのだけれど、ホットプレートではとうてい出せない火力の強さがよーく分かって(ご主人曰く、「この鉄板どけると炎が頭の高さくらいまで出るような火力のコンロですよ」と……)、こりゃ家で再現するのは無理だねと。
 
早めスタートの夕御飯だったので、たらふく食べて、飲んで、帰宅はでもまだ8時前。
楽しい一日でした~。