2011年10月15日土曜日

ナゾトキとかき氷としらす丼な一日

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
トースト(バター+パイナップルジャム、いちじくジャム)
炒めウィンナ、目玉焼き
朝食ももミックスヨーグルト
カフェオレ
数日前まで大変な勢いで遊んでいた記憶があるのだけれど、この週末もちらっとお出かけ。
 
しっかりめに朝御飯を食べてから出かけたいところだったので、トースト焼いて、バターと共にジャムをあれこれ出し、炒めウィンナーと目玉焼き、ヨーグルトを用意した。
 
このところの私の中のジャムブームで、何種類かをストックしているいちじくジャムもお気に入りではあるけれど、目下「トースト+有塩バター+パイナップルジャム」の組み合わせがお気に入り。有塩バターの塩気がパイナップルジャムの甘酸っぱさと絶妙によく似合う。これはトーストよりむしろワッフルとかに合わせたい味だわよね……とも思いつつも、今日も美味しくいただいた。
 
食後には、先日スーパーで初めて見かけた「朝食ももミックスヨーグルト」なるものを。「朝食りんごヨーグルト」の仲間らしく、白桃の他にリンゴ果肉とアロエが入っているのだそうだ。りんごヨーグルトも好きだけれど、これもなかなか悪くない。
「よみうりランド」にて
 ロールタコス(ホットチキン)
 メッツグレープ
休みの日にしては早めの朝食を済ませたあとは、あれこれ荷作りして出発。最初の目的地はよみうりランド
 
目下家族でハマッている「リアル脱出ゲーム」系のイベントで、今回は「リアル捜査ゲームVol.1 よみうりランド園長誘拐事件」に家族で挑戦することに。目的は「脱出」ではなく「捜査」なのであるらしい。
 
よみうりランドと言えば、1年前に息子と2人で参加した(だんなはあいにく出張が入っちゃったのだった)「夜の遊園地からの脱出」の苦しい記憶が蘇る。あれは……遊園地中駆けずり回らなきゃいけなくて、地獄をみたんだったなぁと。
 
で、うっかり、明日は明日で早い時間に江の島方面のイベント参加の予定を入れてしまい、
「バリ島で遊んで帰ってきた週末にまた遊びの予定入れるってどうなのー?」
と自分でも呆れながら、今夜は江の島界隈に宿泊してしまうことにしたのだった。週が明けたら心を入れ替えてお仕事します……。
 
よみうりランドのイベント開始は11:30。終了までには2時間くらいかかるということだったので、ちょっとお腹に何か入れてからイベントに臨みましょう、と、遊園地内の軽食屋さんからおやつ程度のものを買ってきて軽く口にすることにした。
 
いかにもな冷凍食品的な味わいのロールタコスは、でも油っ気もそこそこあるので腹持ちが良さそうなのが幸い。甘いジュース飲んで気合い入れて、かなり真剣にイベントに取り組んできた。
 
「6人くらいでチームを作られたほうがクリアしやすいですよ」
と受付時にs助言をいただいたけれど、私たちは我が家3人でそのまま挑戦。確かに分担して行動したほうが楽かもしれなかったところが無いでもなかったけれど、でも今日の我が家3人はちょっと凄かった。実に冴えていた。
 
これを書いている頃(現在16日21時過ぎ)は、既に全日程が終了してネタバレ解禁とのことなので書いてしまうけれど、
 
  • 13のキーワードが揃った瞬間、事前に得ていた「しりとりが重要」というヒントから即座に並べ替えて「にゅーすのまんなかにぴーす」という言葉を導いたのは、だんな。
  • それを見て、私が「ニュースって、そのままカタカナじゃなくて英語にするんじゃない?」と呟き、
  • だんなが「N・E・W・S……!東西南北!」と閃き、
  • その数秒後に息子が「東西南北だったら、そのマーク地図のここにあるじゃん!」と指摘
  • その指し示す場所に急げ~!
 
という具合で、ロジックに異様に強いだんなと、画像を元に判断することが得意な私と、小さな事をよく覚えていて時々とんでもない閃きを発揮する息子が、今日は最高に良い具合に噛み合っていたのだった。
 
結果、残り時間30分ほどを残して、無事クリア!この回にクリアできたのは4グループで、私たちは3グループ目の成功者だった。6人ほどでのそこそこの人数のグループの人たちもいたから、親子3人でクリアというのはなかなか優秀だったと思う。
 
待機している場所で警察(の役の)"本部長"氏に伺ったところ、4グループはやや多いくらいで、平均すると毎回2グループくらいの成功率なのだそう。
 
そして、今回「よみうりランドの園長が誘拐されました」ということで、園長が監禁された場所を無事に突き止め犯人逮捕に至ったわけなのだけれど、最後の最後に
「また園長が誘拐されました!続きは2012年の春の第2弾で!」
と、続編の発表をもって終わり、ということになったのだった。やだもう、よみうりランド遠くて大変なのに、また春にこれはナゾトキに来なくちゃだわ。
鵠沼海岸 「埜庵」にて
 白桃みるく \900 (私と息子)
 Wぶどう \900 (だんな)
よみうりランドを後にして、今度は小田急線側に移動(往路は京王線使ってきた)。
相模大野乗り換えで、江の島までは1時間ほどだ。よみうりランドをかけずり回ってたいそう疲れ、ともかく今日の宿泊場所へと移動した。
 
……で、江の島と言えば、欠かせないのが「埜庵」のかき氷。10月だろうがかき氷。真冬だってかき氷。めんどくさがりやの私と息子が、「途中下車してでも!」「江ノ電かモノレール乗る方が早く家に帰れるのに、小田急線に乗ってでも!」と、このエリアに来るたびに足繁く通うお気に入りのお店だ。
 
そういえば私と息子ばかり来ていて、だんなは未訪問なのだった。それはいかんよ、ぜひ食べなきゃ10月だけど!(でも今日は曇り空ながら幸いものすごい蒸し暑さ……半袖で歩いていたくらい)
 
午後3時過ぎに到着すると、嬉しいことに行列もできておらず、混雑はしているけれどなんなく席に座れる感じ。今年は震災の影響もあって果物の入荷が不安定とのことで、通常は夏の盛りからそこそこ長い期間供されるのであるらしい人気の"白桃氷"も、なかなかメニューの案内が出てこなかった。
 
で、つい数週間前に「白桃氷はじめました」の旨、更新されたサイトで目にしていたのだけれど、もう10月半ばになろうというこの時期には終わっているだろうなぁ、と覚悟していた。が、あったよ、メニューにあったよ「白桃」の文字!
 
私と息子は
「白桃あった~!」
「ばんざーい!」
と、一も二もなくこれを注文。だんなはもう一つの季節のかき氷「Wぶどう」を注文。
 
「埜庵」の白桃みるく。奥はだんなのWぶどう。うー、やっと来られた♪ 完熟のピオーネをたっぷり使った綺麗な紫色のシロップがかかった「ぶどう氷」に、ぶどうの果肉のゼリー寄せを氷の中に埋めたのが「Wぶどう」。
 
「何度か息子と2人で伺っていたんですが、やっと夫を連れて来られました」
とお店の人に伝えたら
「いつも大きな荷物持っていらっしゃって、楽しそうにかき氷食べてくださるから、覚えていますよ」
とのこと。
 
毎回、えのすいのイベントに合わせて来ては「明日も来ます!」「えのすい行ってからまた来ます!」とかやってるから、私たち、印象の残るお客さんだったのであるらしい……("母と中学生男子"という組み合わせも、まぁあまり一般的ではなかったかもしれないし)。
 
白桃みるくは、みるく氷に別添で白桃シロップがついてくるのです 真夏に食べる温度低めの氷とはちがって、涼しい時期にいただく氷は氷自体の温度を高めにした、ふわふわした食感のもの。
 
山盛りのかき氷を食べてもあんまり寒くならないし、頭がキーンとなったりしないのだった。
 
白桃みるくは、みるく氷に別添の白桃シロップがついてくるという形。
 
甘いのにくどくどしくない絶品の練乳も、優しい甘さの香りの良い白桃のシロップも、どちらかが足を引っ張ったり主張しすぎたりということがない絶妙の組み合わせ。クシュクシュと溶けていく氷は、最後1/3ほどの量になるとシェイクかスムージーかという状態になるのだけれど、それを「飲む」のもまた美味しいのだった。
 
お昼御飯らしからぬお昼御飯だったので、むしろこちらがお昼御飯のような充実した心もち。
さぁ、じゃあ宿に向かおうか。
江の島「かきや旅館」にて
 さざえの壷焼き
 カツオのたたき
 お刺身(マグロ・ブリ・イカ)
 ブリの照り焼き・枝豆・海老の湯葉巻
 天ぷら(しらすかき揚げ・海老・茄子・かぼちゃ・ピーマン)
 わかめときゅうりの酢の物 しらす乗せ
 しらす丼
 味噌汁、漬物
 わらび餠
 ビール
「よみうりランドから千葉まで帰って、翌朝早く千葉から湘南に向かうのはちょっと勘弁……でも、バリ旅行後だから、つましく行きましょう」
ということで、予定が決まってから急ぎ探したのは「とにかく安い宿」。
 
朝もちょっと早く出ていくし、素泊まりで良いくらいなのだけど……と探したものの、「1泊2食つき」の立派な旅館は色々あってもお手頃価格の宿はなかなか見つからなかった。一見お安く見えても、土曜宿泊ということで割増料金が必要なところばかり。
 
そんな中見つけたのが「かきや旅館」という、しらす料理屋さんを営んでいる旅館。土曜日も割増なしで、素泊まりたったの5250円。
 
ここはランチ時には行列ができたりもする料理屋さんだそうなので、じゃあせっかくなら夕飯もと、2500円プラスの夕食つきプランでお願いすることにしたのだった。
 
江ノ電が目の前を走っていきます……素敵な光景 面白いのが、その宿の立地。「オーシャンビュー」ならぬ、「路面電車ビュー」。
 
江ノ電は「路面電車」として一般の車と同じ道路を走る区間が一部あるのだけれど、お宿はまさにその路面電車の道沿いにあった。
 
線路を挟んでこちらが宿で、夕食をいただく料理屋さんは反対側。
 
江ノ電来るかな来るかな?と、わくわくしながら滞在を楽しんだ(残念ながら部屋自体は路面電車ビューではなかったのだけど)。
 
お風呂は男女別ではなく、鍵をかけて入れる家族風呂。洗い場が4つついたそれなりの広さのお風呂を貸し切りで入れるのは嬉しくて、チェックインするなり他にまだお客さんもいないしと早速お風呂を楽しんだ。部屋はそう広くない7畳間だけど、「宿泊費は夕食後に払ってね、翌朝は部屋の鍵をフロントの箱に入れてから帰ってね」と、ちょっとそっけない風のシステムも、それはそれで心地よいものだった。
 
江の島「かきや旅館」にて、魚尽くしの夕御飯♪ 夕飯は、魚介たっぷりの嬉しい内容。
 
あいにく今日はしらす漁ができなかったそうで生しらすはいただけなかったものの(でも、実は私は生しらすより釜揚げの方が好き……)、しらす丼にしらすのかき揚げに、しらすの乗った吸物に、と、たいそう楽しめた。
 
刺身に入っていたマグロもとろけるような口当たりだったし、刺身盛りとは別にカツオのたたきがあるのも嬉しかった。
 
だんなは密かに「さざえの壺焼き」にうっとりしていて、私はでっかいしらすのかき揚げにかぶりつくのが幸せだったり。
 
ずらずらっと並べられた料理、最初は、「うん、楽勝で食べきれるな」と思っていたのだけれど、最後に出てきたしらす丼(か、しらすの乗ったお蕎麦かの選択)で、「あ、ごめんなさい、やっぱりすごい満腹になりました」という状況に。
 
ビール飲み飲みのんびりつまんでいた私たちを後目に、早々にしらす蕎麦を頼んで他の料理もろとも平らげた息子は、
「しらす丼もちょっと食べたいなー」
と余裕の表情で、私がお裾分けした(もとい、"手伝ってもらった")1/4量ほどのしらす丼も見事に完食していた。
 
それにしても、今日は体も動かしたし頭もたいそう使ったし、疲れた疲れた……と、なんと夜8時に皆就寝。誰より早く布団に入ったのは、実は私。