2011年10月7日金曜日

バリ島に来ましたよー

成田空港内 「La Toque」にて
 モーニングオムライスセット \980
今日からバカンス、起床は朝6時。
 
最後の荷造りをしている間に猫たちが寄ってきて「私はここに入れば良いのかニャ」「俺はここに収まって一緒に行くのニャ」とばかりにスーツケースの荷物の隙間に「自分の位置」を決めてごろごろしている。ごめんごめん、君たちは今回も留守番だ……と、後ろ髪ひかれながら家を出た。
 
ちなみに、3泊以上外泊が続く時は、猫の世話はペットシッターさんにお願いしている。1回来てもらうごとに、我が家の場合は交通費入れて3500円弱。
 
鍵を事前に預けておいて指定の日時に来てもらい、猫のご飯やトイレの世話をしてもらう。「知らない人に鍵を預けて心配じゃない?」と言う人もいるけれど、見知った人に鍵を預けて入ってもらうというのもそれはそれで別な方向に緊張するし、お互いビジネスと割り切って色々頼めるので、私はけっこうこのサービスが気に入っている。地味にありがたいのが、郵便物をポストから取り込んでおいてもらうこととか、ベランダの花に水をやってもらえること。
 
何も食べずに家を出たので、成田空港に着く頃にはすっかり空腹。チェックインしてから「何か食べよう……」と、手近なお店に入ってささっと済ませることにした。「La Toque」というオムライスとカレーのお店で、店が掲げるとおりにオムライスとカレーを食べている私たち。
 
私はモーニングオムライスセット(\980)、だんなは朝カレーセット(\980)、息子はミックスサンドウィッチセット(\880)、それぞれサラダとドリンクつき。
 
オムライスセットは、デミソースかトマトソースが選べるようになっていて、デミソースを選んでみた。……うん、すごーく美味しいというわけじゃないけど、卵は半熟に良い具合に固まっていて、中もちゃんとチキンライス。悪くなかった。
 
で、10:50発のJAL便で、いざインドネシア、ジャカルタへ。今年のバカンスはバリ島!
機内食
 がんもと根菜の煮物
 おひたし
 福豆
 二色うどん
 ブリの照り焼き
 ご飯
 チーズ味のラスク
 味噌汁
 アイスクリーム(ハーゲンダッツバニラ)
 ビール(キリン一番絞り)
そうそう、搭乗前に
「プレミアムエコノミーシート、追加料金払いにてご利用いただけます」
との案内が。
 
なんでも、プレミアムエコノミークラスは残席にかなり余裕があるのだそう。値段を聞くと1シート2万円とのことで……
「うーん、自分の分だけなら払っちゃいたいところだけどね」
「家族3人分となると、けっこう重いよね」
と、おとなしくいつものエコノミークラスで行くことにした。
 
乗ってなるほど、エコノミークラスのシート数はそれほど多くはなくて、そしてこちらは満席なのだった。
 
時間通りに離陸した飛行機、機内食は洋風の肉料理(煮込みハンバーグっぽいの)と和風の魚料理(ブリの照り焼き)の2択。
 
ちょうど私たちの席はワゴンが最後にやってくる位置だったようで、
「あいにくハンバーグは残り1食となってまして……」
とのことで、息子がハンバーグ、私とだんながブリ照りで。
 
JALの国際線に乗ったのは何やら久しぶりな気がするのだけれど、エコノミークラスの機内食も美味しくなったなぁ、と、思ったり。洋食と和食で副菜もすっかり違うのが用意されていた事にも軽く驚いた。味噌汁が出てきた事には更に驚いた。
 
で、何より嬉しかったのは食後に出てきたミニカップのハーゲンダッツ!
キャセイでサービスされなくなってしまって久しいハーゲンダッツのデザートにJAL便でお目にかかれるとは!と、たいそう幸せにいただいた。
 
食後はだらだらと、ビデオサービスで「パイレーツ・オブ・カリビアン」とか見てみたり。最新作の「生命の泉」(だっけ?)を初めてちゃんと見たのだけれど、インデイージョーンズ最後の聖戦と、高橋留美子の人魚シリーズの漫画を合わせたような内容だなーなどと思ったりした。
機内食
 アーモンドのデニッシュ
 スカイタイム(柚子ジュース)
ジャカルタ着陸は、日本時間6時半、現地時間4時半というところ。
 
着陸前に、おやつみたいな感じで出てきたのが、アーモンドデニッシュ1個&ドリンクサービス。
色々選択肢がある中から、「JAL乗ったからにはやっぱりこれ飲んでおかないと!」と、「スカイタイム」を選んだ。JALオリジナルの柚子ジュース、めっちゃ美味しいのよね。
ジャカルタ空港内フードコートにて
 SOTO BETAMI Rp 35000
 ペットボトル水 Rp 6500
 
機内食
 ナシゴレン
 チキングリル with サンバル
 ココナッツとナタデココのゼリー
 りんごジュース・紅茶
「マイレージ使ってどこかいきましょう」が今回の旅行の主目的だったから、JAL便を使うことにしたのだけれど、悲しいことにJALのバリ島直行便はついこの間廃止になってしまったのだった。ジャカルタでの乗り換えが必要で、今回の乗り換え時間は3時間半と少々長め。
 
国際線出口から国内線搭乗口への移動がなかなか分かりづらくて難儀したけれど、それでもたっぷり時間が余ってしまった。
 
で、フードコートでさっそく「バリ飯じゃー」「異国の味じゃー」と食べてみたのが、バリ4回目にして初めて口にした「SOTO BETAMI」なるもの。
 
同じお店で買って、 SOTO BETAMI (レシートにはBETAMI+NASI(SOTO)とあった)はRp35000、だんなのSOTO AYAM (AYAM+NASI(SOTO))もRp 35000。息子が「これ食べるー♪」と買った、クリスピークリーム(!)のオリジナルグレーズドは1個Rp 6000(で、甘いグリーンティーがRp 15000)。
 
店頭に、具のみをボウルに入れた見本があったので「この、肉とじゃがいものやつ食べてみる~♪」と選んでみたのだけれど、出てきたものは「ほんのりピリ辛味のココナッツスープカレー」的なもの。アタリだった。たいそう美味しかったししっっかりと異国の味だった。平皿に、ご飯がこんもりよそわれて添えられてくるから、ノリとしても「スープカレー」な感じだ。
 
とろみのないサラサラのスープの中には、煮込んだ牛肉と、モツも少々。刻んだトマトとじゃがいもも入り、フライドオニオンとフライドガーリックがたっぷり散らされている。表面にぷかぷか浮かぶのは「えびせん」的な……というか、えびせんより更に繊維っぽく魚っぽい味がしたので、漁港で売られている「たこせんべい」に近いような感じのもの。パリパリ食感の煎餅のようなトッピングが食感も良くて素敵だった。
 
「んー……日本で食べるほうが美味しいけど、でもちゃんとクリスピークリームの味だなー」
と、息子もそこそこ満足気。
 
ジャカルタ-バリ間は1時間45分のフライトなので「ご飯も出ないでしょう」と空港で食べちゃったわけなのだけれど、乗ってみたら「おやつ」と表現するのはやや重めな軽食がちゃんと出てきた。
 
錦糸卵の乗ったナシゴレンと、なかなか大きめサイズの鶏肉のグリル。脇にはやけに食感がムチムチと固めなココナッツ味のナタデココ入り透明ゼリーも鎮座ましましていた。
 
このナシゴレン(と、ケチャップ風外見の小袋に入った)サンバルソースが思いのほかしっかりと辛くて、"辛口寄り中辛味"のカレーでも普通に食べる息子が「これは……辛いね」としょんぼり顔になってしまうほど。私もSOTO BETAMIの後だったので全部は食べずに、ゆるゆるとバリへの機中を過ごしていた。
 
バリ島到着は現地時間11時過ぎ。1時間の時差があるので日本では日付が変わった頃。やっぱりバリはなかなか遠い。
 
お願いしていたホテルの送迎となんなく落ち合えて、向かったのは初めて泊まる、ヌサドゥアエリアの「Grand Hyatt Bali」だ。ここ数年、すっかりハイアット信者のようになって国内で宿泊し続けた結果、めでたく「ホテルポイント6000でスイートルームにグレードアップ」ができるようになったので、さっそく使ってみることにしたのだった。
 
宿泊費用たったの200ドルそこそこで、案内されたのはどえらいお部屋。
 
だだっぴろいリビングルームにダイニングテーブル、ベッドには大きな天蓋、トイレも2つ、バスルームも踊れるほど広い。
「これはホテルからのプレゼントです」
と、テーブルに置かれた大量のウェルカムフルーツとラズベリーのタルトにうっとりして、うっかり深夜にタルトはいただいてしまいつつ、バタバタと入浴して就寝。だんなも息子も、みなさんお疲れさまでしたー。明日からたっぷり遊ぼう。