2011年10月4日火曜日

デパ地下で、一人フレンチ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
トースト
 バター、いちじくジャム
カフェオレ
今日はちょっと早起きして息子の弁当作り。千葉の大きなホールを貸し切っての学校行事"合唱祭"があるそうだ。
 
親に似て(?)カラオケ好きな息子は学校での合唱も嫌いではないらしく、だからか
「なんかねー!みんな不真面目なの!男子の半分くらいが全然声出してくれないの!」
などと憤慨していたここ数週間。
で、私は
「ま、そりゃそうだよそういうもんだよ。お母さんも音楽関係こそ嫌いじゃなかったけど、運動会とかそんな感じだったもの、やる気なかったもの」
などと答えていた。合唱とかなー興味ない子はとことん興味ないだろうしなー……。
 
用意した弁当は、息子のリクエストに応えて「カツ丼」。あとは簡単に青菜のおひたしと、昨日作ったさつまいもの甘煮、母から貰った崎陽軒の焼売(常温長期保存可能なやつ……)、リンゴを詰めた。リンゴはうさぎさんに細工してみたり。
 
朝御飯は簡単に、カフェオレとトースト。
昨日うっかりアイスコーヒー用のポットを割ってしまったので、これも良い機会かと、今日から朝の飲み物は温かいものに変更となった。ポット、見つけたらまた買ってこなきゃ……。
千葉そごう内 「CHEZ KEN」にて
 ランチメニュー(本日の肉料理)
 +本日のデザート \1260
合唱祭、息子の出番は午前だけということで、午前の部だけを見に出かけてきた。父兄も見に来る本番とあっては、息子が嘆いていたほどに「全然やる気ない」ということはなくて、皆綺麗な歌声を披露してくれていた。各学年ごとに「課題曲」が設けられ、更にクラス毎の「自由曲」もあり、と、なかなか本格的な合唱祭。
 
3年の課題曲は私の好きな「大地讃頌」ということでたいそう気になったのだけれど、午後までホールに居続けるのも大変なので(あと、父兄観覧席はそれほど多くないということもあり)ホールを後に。外出ついでに千葉駅あたりで買い物して帰ることにした。
 
数日前からの「お寿司を食べたい」という野望が果たせずにいるので、お昼は一人で銚子丸かなーとも思ったのだけれど、千葉そごうのデパ地下歩きついでに、以前から気になっていたCHEZ KEN(シェ・ケン)で食べていくことに。
 
千葉そごう内のこのお店は、レストランではなくてお総菜屋さん。そのお総菜コーナーの一画にこんな感じでカウンター席が設けられている。ランチはワンプレートディッシュで「本日の肉料理」「本日の鮮魚料理」で用意された3品から1つを選び、コーヒー紅茶がついて1050円。「本日のデザート」をつけると、プラス210円で計1260円。
 
これはやっぱりデザートつきが嬉しいよねぇと、「本日の肉料理」のローストポークを選んでみた。
 
この界隈のデパ地下で買えるお総菜の中では、ずば抜けて「ちゃんとレストランの味がするフランス料理のお総菜」が楽しめるので、母が上京してきた時などに何かと購入しているこのお店。出てきたワンプレートディッシュは色とりどりで野菜もたっぷり、食べ応えもあった。
 
ほうれん草を練り込んだ手打ちパスタの上に大きなローストポークが盛られ、マスタードのような辛さがじんわり漂うバター風味のソースがかけられている。添え物はポテトのグラタン風、ブロッコリーに青菜、さやいんげん、椎茸、里芋、人参などなど。温められたパンと、黒米入りのご飯も少量盛られていた。
 
持ち帰ることが出来るお総菜もそれぞれ美味しいものだから、「店頭で食べると余計に美味しい」という事は特になかったのだけれど、それでも「ちゃんと美味しいもの」が食べられてとても満足。このお店の向かいにも、同様にカウンター席でいただくことができる親子丼のお店もあって、こちらもたいそうな賑わいだった。
 
千葉そごう地下「CHEZ KEN」にて。210円デザートが幸せでした♪ そしてデザートは、嬉しいことに3種盛り。
 
小ぶりなサイズながらメロンのタルト、いちじくのタルト、そしてブランマンジェが盛られていた。
 
アイスティーいただきながら食後の幸せも堪能して、一人ランチ終了。
 
カウンターに置かれた葉書に必要事項を記入するとレシピブックプレゼント、とあったので、紅茶飲み飲み記入して、帰りがけにレシピブックをいただいてきた。
 
オールカラーで32P、キッシュ・ロレーヌや若鶏の白肝テリーヌ、クレーム・キャラメルにリンゴのタルトとあれこれ掲載されていて、これは素敵。
 
明日のパンや、お総菜もちらっと買って、ヨドバシカメラもちょっと覗いてから帰宅した。平日昼間の一人お出かけ、なかなか楽しい……。
「柿安ダイニング」の野菜のマリネ ルッコラ添え
鶏肉のローマ風煮込み
きのこのスープ
羽釜御飯
麦茶
なんとなく「洋食熱」が盛り上がってしまったので、夕御飯は買い置きの鶏を使って、「ローマ風煮込み」。
 
「ローマ風煮込み」というのは、トマトとパプリカを使って一般的には鶏肉を煮込むものなのだそう。以前田中玉緒さんからお教えいただいたアレンジは、夏向けにクミンシードを加えるもので、ちょうど手元にそのクミンシードもあることだしと、クミン入りで作ってみることにした。
 
玉ねぎやパプリカ、ピーマンなどの野菜を炒めて一度脇に除けておき、肉を焼きつけてからトマトと共に野菜を戻し入れて、あとは煮込むだけ。最後にサワークリームやマスカルポーネなどを添えても良いそうで、あいにくそれらは手元にないので代わりにと生クリームをちらっと垂らし入れてみた。
 
お出かけついでに買ってきた柿安の野菜のマリネを添えて、ついでにちぎったルッコラもたっぷり。簡単に用意したきのこのスープと、あと本当はタリアテッレかパッパルデッレか、そんな幅広パスタを添えたい気分ではあったのだけれど、「明日のお弁当用にご飯炊いておかなきゃだしなぁ」と、ご飯を添えて。……バターライスとかにしてみたら、よりそれっぽくなったのかも(でもバター品薄状況と健康を鑑みてバターは自重)。
 
爽やかなスパイスの香りがほのかに漂うトマト煮込みは、息子曰く「チーズみたいな匂いがする!」だそう。
「チーズ入ってるの?……入ってないのか……」
と、微妙にがっかりさせてしまったけれど、ご飯にも意外と似合う味だったらしく、これ旨いねとすごい勢いで平らげてくれた。うん、お洒落に「幅広パスタを上品に盛って」とかしないで、むしろこれで良かったのかもしれない。