2011年10月23日日曜日

今シーズン初鍋「モツ鍋」

「大阪百貨店」の
ハムチーズパン・チキンカツパン
白パンサンド(カスタード・ジャム)
有楽町駅前の交通会館の中には、各地のアンテナショップがたくさん詰まっている。
 
数ヶ月前に「満を持して」という感じでオープンしたのが大阪のアンテナショップ「大阪百貨店」。工事中の頃にお店の前を通ったら、「ミックスジュース」「いか焼き」の看板をちょうどかけているところで、
「うひょー、ミックスジュース!」
「わお!いか焼き!」
と、開店を楽しみにしていたのだった。
 
店内には、夏にこれ通天閣のお土産物屋さんで見たよ!といった品があれこれ並んでいて、店頭で次々焼かれるたこ焼きの匂いが店内に広がっていてなかなか楽しい雰囲気。何故かお総菜パンがあれこれ売られていて、お値段も手頃だったのでいくつか買ってきてみた。
 
ドッグパンのサンド、ハムチーズ、チキンカツ、ミンチカツはそれぞれ168円。お饅頭サイズの可愛らしい「白パンサンド」は、カスタード、珈琲、ジャムがそれぞれ68円。全てを2等分にして、
「1人2種類ね~」
と食卓に出した。
 
私がもらったのはハムチーズパン、チキンカツパン、カスタードサンド、ジャムサンド。
 
小さな白パンサンドは、ホイップクリームとカスタード、ジャムのサンドになっていて懐かしいような甘さが良い感じ。マスタードの利いたドッグパンのサンドもそれぞれちゃんと美味しかった。
 
荷物が多くて購入は断念したのだけれど、お店にはサンガリアの「みっくちゅじゅーちゅ」シリーズが一通り揃っていたのも素敵。
「よーぐるんだ!」
「みっくちゅじゅーちゅラムネもある!」
と、密かに萌えていたのは秘密。
ますのすし
稲荷寿司
抹茶入り玄米茶
何の予定もない日曜日は、家でのんびり。
 
お昼御飯も朝に引き続き、「アンテナショップ戦利品」の献立になった。富山名物、「ますのすし」。
 
息子は押し寿司はあまり好きではなかったなと、そもそも3人で食べるにはサイズも小さめだしねと食材買い物ついでに、おこわ屋さんのミニ稲荷寿司のパックを購入。息子には稲荷寿司多めな感じ、大人はますのすし多めな感じで適当に分け合いつついただいた。
 
殊更に「鱒という魚が好き」、というわけではないのだけれど、「ますのすし」は大好き。というか、「なれずし」「飯寿司」あたりも含めて、寿司系はおしなべて好き。
「WITTAMER」のモンブラン
カフェオレ
季節は秋!ということで、モンブランが恋しくて仕方のない今日この頃。普段の秋以上に今年はなんだか「モンブラン~美味しいモンブラン食べたい~」とムラムラしている。
 
昨夜も酔っぱらった勢いで、
「モンブラン買う!美味しそうなモンブラン買って帰る!」
と、鼻息荒く閉店間際の東京大丸をぷらぷらしてから帰ってきたのだった。
 
ここのモンブランが美味しそうだな食べてみたいわ、と選んだのが「WITTAMER」。ベルギー王室御用達の、洋菓子屋さんというよりチョコレート屋さん。並ぶケーキも美味しそうなチョコレート系がいくつかあって、だんなは美味しそうなガトーショコラを選んでいた。私と息子はモンブランを。
 
「WITTAMER」のモンブラン♪ お芋とスポンジがたっぷり使われている風な「日本の懐かしきモンブラン」も好きなのだけれど、一番好きなのは「ANGELINA」のモンブラン風のもの。
 
メレンゲの土台に濃厚なホイップクリーム、濃厚なマロンクリーム……みたいなのが食べたくて、今回、似た風合いのこのモンブランを買ってきてみた。
 
期待通りのしっかりした甘さ。マロンクリームの下にはホイップクリームと少量のスポンジ、不思議な事に桃のような果物が入っていて、これはちょっと余計かな、という印象だった。
 
でも、「モンブラン食べたい~洋菓子屋さんのモンブラン~」と悶えていた飢えがとりあえず無事おさまって、満足。
モツ鍋
(豚モツ・牛モツ・キャベツ・ニラ・もやし・ちゃんぽん麺)
日本酒(富山 よしのとも 寒造搾りたて新酒)
10月も下旬ながら今日もやけに暖かくて、半袖で過ごせたくらい。
 
だけれども、冷蔵庫内には先日「永楽製麺所」で買ってきた美味しいちゃんぽん麺が入っていて、そろそろ食べてしまいたいところ。
 
「ちゃんぽん麺だったら、鍋したいよねー」
「モツ鍋したいよねー」
と、スーパーにモツ鍋の材料を見に行ったのだった。
 
そうしたら、幸いな事に今日はお肉屋に非加熱の国産牛モツの扱いがあった。100g399円となかなかのお値段だったけれど、
「シロあったー!」
「これは美味しそう!」
と、だんなと2人盛り上がって、300gばかりシロを購入。それだけでは物足りないかなと、ボイル済の豚モツも買ってきた。
 
スープはとんこつスープ風の塩味白濁スープが恋しいところ。でも、ゼロから仕込むのはちょっと大変。
 
大手メーカー製の鍋用スープのコーナーも既にスーパー内にできあがっているところだったので、それを眺めて
「モツ鍋スープあるけど、醤油味と味噌味しかないね」
と。どうしましょうと思っていたら、寄せ鍋用の「白湯鍋用スープ」なるものが売られていたので、「これだ!」とそれを買ってきてみた。
 
で、それを少しでも美味しくいただけるように、と、別途鶏ガラも2羽分購入。一度茹でこぼした鶏ガラを、いつもの「水炊き用のスープ」作る要領で強火でガンガン炊いて骨が脆くなったところで木べらで砕き、適度な感じの白濁スープがとれたところで市販スープと合わせて塩で調味。
 
市販の鍋スープ特有の化学調味料臭さが全く残ってないわけではないけれど、手軽にそこそこ美味しい鍋スープの準備ができた。
 
湯通ししたモツをスープに入れ、用意した野菜はキャベツとニラともやし。今日は日本酒だ!と、富山「よしのとも」寒造り搾りたて新酒を冷蔵庫から出してきた。今日はやっぱりやたら暖かいので、ひれ酒は自重。
 
スープの用意も(手抜きなりに)がんばったし、良さげなモツが手に入ったこともあって、今日のモツ鍋はたいそう幸せな美味しさだった。あ、これなら外食でモツ鍋食べなくても良いんじゃない?と思えるほどの美味。
 
モツも美味しかったけれど、何よりシメの"永楽ちゃんぽん麺"は外食で食べるたいていの麺では敵わない逸品で、
「鍋だけど、豚味噌鍋じゃないのかー」
うどんじゃないんだね、とがっかり気味だった息子をして、2玉近く平らげさせててしまうほど。
 
「なんだよ、ちゃんぽん麺興味ないって言ってたじゃん!」
「だってこのそば、美味しいじゃん!」
「だから最初からこのちゃんぽんは美味しいよって言ってたじゃん!」
あまりの息子の喰いっぷりに「もうヤメテ」「私たちの分も残して」とだんなと呆れつつ、4玉買ってきておいて良かったねと心から思いながら、私とだんなも1玉くらいずつ美味しくいただいたのだった。