2013年2月7日木曜日

牡蠣のオイル漬け~

ホットサンド (キャベはむたまちー)
カフェオレ
今日の朝御飯は久しぶりにホットサンド。
 
今日のホットサンドのテーマは「キャベツを使おう」。半端に残っていたキャベツ、千切りにして具材に使いたいなーと思ったのだった。
 
「……でも、やっぱりマンネリになりがちなんだよねぇ……」
 
甘味系ではなく、しょっぱい系となると、どうしても「マヨネーズ」「チーズ」あたりが使われがち。あとはハム・ベーコン・ツナ・卵、ちょっと異色アイテムでポテト(ポテトサラダ含)やコーン、ほうれん草など。そして味の変化にカレーソース、ピザソース、という感じ?
 
思い切って納豆とか?……と思考は迷走しつつ、結局用意した具材は無難なものに落ち着いた。
 
マーガリンをごく薄く塗ったパンをホットサンドメーカーにセットして、スライスチーズ乗せて、ハム乗せて、その上にふわっと焼いたスクランブルエッグを乗せる。マヨネーズをにょろにょろ絞ったら、千切りキャベツをこんもり乗せて、すっかりボリュームたっぷりになったところを「そいやぁ!」と半ば無理矢理蓋して5分焼く。
 
幸い、パンがズレて中身がはみ出ることもなく、チーズはしっかり溶けたしキャベツも良い具合にしんなりしたし、上々の焼き上がり。焦げない程度にしっかり焼いたら、パンが焼きたてのパイ生地のようにサックサクになっていて、これが香ばしくてたいそう美味しかった。ただ、キャベツが入る分、マヨネーズだけではなく塩胡椒も軽くしておいた方が良かったかも。
 
「はーい、このホットサンドは何を詰めたでしょうかー?」
なんて息子にクイズを出しつつ、アチアチ言いながらの朝御飯。
 
クタッとしていたせいもあるけれど、「キャベツが入っている」というのが案外分からなかったらしく、
「……玉ねぎだ!」
「ぶー」
「じゃあレタスだ!」
「ぶぶー」
と、近くに来ているようでなかなか正解にたどり着けなかったのだった。普通のサンドイッチならともかく、ホットサンドに「90%が水分」のレタスはちょっと使わない……かなぁ……?
玉こんにゃく
茹でブロッコリー
カラスガレイの味噌バター焼き
白子のねぎぽん
千切り野菜のスープ
羽釜ご飯
麦茶
全然毎週頼めていない(いや、頼む気がないのね……「ちょびっとずつ毎週」より「ある程度量多くして隔週」の方が安いから……)「らでぃっしゅぼーや」の宅配野菜、今日は数週間ぶりのお届け。
 
「バラエティ野菜果物SS」は
 
じゃがいも2個・里芋(ウーハン)3個・ブロッコリー1株・キャベツ1/4個・ほうれん草1把・セリ1把・トマト4個・茄子2本・苺1パック
 
という内容。葉野菜根菜ほどよく混ざっていて、なかなか使い勝手がよさそうだ。このところ食べていなかったから、茄子とトマトが嬉しいなー。
 
野菜色々、連休中に美味しくいただこう……と色々考えながら、夕方に仕込んだのは「牡蠣のオイル漬け」。
スーパーでパック入りの生牡蠣がかなりの特売だったから、2パック買ってきて酒のアテを作っておくことにしたのだった。息子が牡蠣を好まないので、夕飯のメインのおかずにするのはちょっと難しいなということで。
 
昨年末に作ったオイル漬けはオイスターソース味だったけれど、今度は醤油味。『365日、おいしい手作り!「魔法のびん詰め」』(こてらみや/著 三笠書房 2012.03)に掲載の作り方だ。
 
作り方は至極簡単で、でも「このようになるまで火を通す」の目安がちゃんとレシピに記されていて、ふんふんなるほどと作り方をきっちりおさらいしてから台所に立った。味付けは酒と醤油くらい。ものの10分ほどで小瓶1つ分の牡蠣のオイル漬けができあがり、今日は食べずに冷蔵庫に。しかし、火を通すと牡蠣は本当にちっちゃくなってしまって、2パック買ってきた牡蠣もこの分じゃあっという間に無くなりそうだ。
 
夕御飯は、冷凍の切り身を買ってきてそのまま冷凍庫に放り込んでいたカラスガレイをワンプレートディッシュに。
 
塩をしてから魚焼きグリルで焼いたカラスガレイはご飯と共に平皿に盛りつける。魚を焼いている間にフライパンにバターを溶かして刻みにんにくを炒め、酒と味醂と味噌を次々投入して溶かし混ぜ、テラッとしたソースにする。魚の隣に茹でたブロッコリーなど盛りつけて、この味噌バターソースをかけたらできあがり。
 
あとは山形土産の玉こんにゃくも食卓に出して、残り少なくなっていた湯通し白子も食べてしまうことにして、そんな感じの夕御飯。
 
玉こんにゃくは、つゆに浸ったタイプの15個入りのもの。
 
今日は息子の英会話の先生(アメリカ人兄さん)がやってくる日で、いつもは甘いスナックを出すところ、「……玉こんにゃく、食べてくれるかな?」と串に刺してほうじ茶と共にお出ししてみたのだった。
 
先生からの評判は上々で、
「ワオ!今日はスナックじゃないんだな、しょっぱくて……これは何だ?」
とたいそうおもしろがって、美味しいな!と食べてくれたのだそう。
 
息子が、蔵王で買ってきた蔵王銘菓「樹氷ロマン」(ⅡよりⅠが我が家は好き~♪)も一緒に振る舞ったところ、これもたいそう気に入ったようで、
「……先生、玉こんにゃくと樹氷ロマンの写真撮って帰って行った」
だそうだ。
 
日本の地方の味を先生に伝授し続ける私たち。先生の反応がアメリカ人ならではのストレートさで面白いものだから、ついつい毎回遊んでしまうのだった。