カスタードアップルパンケーキ
カフェオレ
今日は月曜、建国記念日で3連休の最終日。カフェオレ
朝起きるなり、今日はコンロの鍋に火をかける。昨日途中まで仕込んだリンゴジャムを急ぎ仕上げて、朝御飯に使おうという趣向なのだった。
400gほどのグラニュー糖を鍋に足して、昨日のうちに用意したリンゴジュース(=リンゴの皮と芯を水で煮出したもの)、3個分のレモン汁も加えて、アクを取りつつ、とろみが出るまで煮込むこと数十分。
ジャム鍋の隣のコンロには湯を満たした大鍋を用意しておいて、今回はとりわけ大量に要るだろうジャム瓶を煮沸消毒。熱さと戦いながら瓶詰めして、できあがったリンゴジャム、今回は計18瓶!70mlほどしか入らない小ぶりのジャム瓶を使っているとはいえ、なかなか壮観な分量ができた。
息子が
「うっひゃあ!売るほどあるねぇ!」
と感嘆していたけれど、当の息子がえらい勢いで食べてくれるので、きっと来年のリンゴのシーズンまでには無くなっちゃうのだろうなぁ。
で、朝御飯は、そのできたてリンゴジャムと昨日作ったカスタードクリームを使ってのパンケーキ。
ハワイのWilliams-Sonomaで買ってきたパンケーキミックス、セール品の棚にあったそれは、後で気付いたところによるとグルテンフリーの品だったりしたのだけれど、
「まぁ……不味いということはないでしょう」
と、これを焼いてみることにした。
溶かしバターと牛乳、卵を合わせたところにパンケーキミックスを加え、軽くさっくり混ぜ合わせたらフライパンで焼いていく。粘りが出るように混ぜたわけではないのにかなりねっちりもっちりした生地で、焼き上がりもちょっと独特な粘りを感じる食感。
でも、表面サクッと良い具合に焼き上がり、ほの甘さとしょっぱさが混ざりあう、なかなか良い感じのパンケーキが焼き上がった。
カスタードクリームとリンゴジャムをごってりつけて、「いただきます」。
パンケーキ自体に甘さがあるものだったから、ちょっとくどかったかなーと思いつつ、ちゃんと手間かけて作ったカスタードクリームとリンゴジャムの美味しさはことさらで、朝からすっかりお腹いっぱい。
お昼はレトルトカレー!とか思っていたけれど、おにぎり1個とかでよさそうな感じになってしまったのだった。
豚の旨塩麹鍋
(豚ロース肉・豆腐・キャベツ・芹・えのきだけ・ラーメン)
日本酒 (北海道 北の誉酒造 にごり酒 親玉)
連休最終日、思う存分ごろごろして、冷え込んできた夜には鍋料理♪(豚ロース肉・豆腐・キャベツ・芹・えのきだけ・ラーメン)
日本酒 (北海道 北の誉酒造 にごり酒 親玉)
鍋は体あったまるし、野菜どっさり摂れるし、準備は簡単だし、日本酒も美味しく飲めるしで、「休みの日の夕御飯はこれだよね~」という感じ。今日は初挑戦の塩麹鍋にしてみた。
「らでぃっしゅぼーや」から届いたキャベツと芹が美味しく食べられる鍋はないかなぁと自作データベースを検索してみつけた鍋もの。『旨塩麹のもっとおいしいレシピ』(タカコ・ナカムラ 徳間書店 2012.03)に掲載されていた料理だ。
「旨塩麹」は、著者のタカコ・ナカムラさんが推奨する、炊飯器を使って1時間ほどで作る塩麹のこと。これを更にミキサーにかけてにごり酒のようなピュレ状にしたものが本の中では使われている。
我が家には炊飯器がないので、使った塩麹は普通に1週間かけて醸したものだけれど、それをピュレ状にしたものを今回使用してみた。ピュレにしてしまった方が肉や魚には塗りやすく、確かに色々と便利だなと思う。
タカコ・ナカムラさんは「50℃洗い」の提唱者でもあり、昨年後半あたりにTV番組でも随分お名前を目にする機会があった。こちらにあるとおり、AcquaPazzaの日髙良実シェフの奥様だ。
で、鍋スープは、その「旨塩麹」を昆布と鰹のだし汁に溶いただけ、というシンプルなもの。
ここに豆腐、キャベツ、えのきだけを入れて、豚ロース肉(レシピでは豚バラ肉だった)を広げ、食べ際に芹をぶわっと散らして、できあがり。
各自取り分けた後に、黒胡椒をがりごり挽くか、柚子胡椒を添えつついただくのだそうだ。
「どうだろね?君は酒粕とか甘酒とか好きじゃないからちょっと心配だけど……」
と、息子の好みとはちょっと違うかな?と思いつつ用意してみたのだけれど、思った以上にこれは良い感じ。
野菜や肉を入れて煮てしまえば、それほどには麹の風味は気にならず、むしろ麹の効果なのか、野菜も肉も旨味が引き立って感じられるように思えた。素材自体が良いのだろうけれど、なにしろキャベツの甘くて美味しいことといったら、ちょっと感動したくらい。
芹は根つきのものがやってきたので、「食べていいんだよね?食べちゃうよ?」と、きりたんぽ鍋同様、見た目は悪いけれど根も一緒に煮込んで美味しくいただいた。芹の根、しゃきしゃきして香りが葉よりも強くて、これが美味しいんだなぁ。
私は「黒胡椒がりごり」よりも「柚子胡椒添え」がいたく気に入って、柚子胡椒の辛さと香りを存分に堪能。こってり系の日本酒じゃない方が良いかも?と思いつつ、飲みかけのにごり酒が冷蔵庫に残っていたので、これを飲みつつ、休日の鍋料理を楽しんだ。
シメは、息子と協議の結果、ラーメンに。鍋用ラーメンが残っていたので、これを使って「塩ラーメン」風。これまた柚子胡椒をぽとりと落とすと最高に美味しくて、最後は鍋底をさらう勢いで1滴残さず平らげたのだった。