正調ホットドッグ(ちょっと焦げ)
カフェオレ
何の予定もない日曜日。急ぎの仕事もないし、今日はとにかく一日のんびりする予定。カフェオレ
で、朝御飯は久しぶりにホットドッグ。賞味期限間近のジョンソンビルソーセージ(しかも大好きなチーズ入り)が見切り品になっていたのを買ってきたのだった。幸い、キャベツも半端に残っているところだったので、ここは我が家の「正調ホットドッグ」。
千切りキャベツはバターで炒めて、少量のカレー粉で風味付けして、まずそれをドッグパンに挟む。こんがり焼いたソーセージを乗せたら、シュレッドチーズをふりかけて、あとはチーズが溶けるまでオーブンで焼くだけ。
「ホットドッグ」という食べ物にしては、ちょっと手間のかかる食べ方で(何しろフライパンが2つ必要)、それをちゃんと用意したのに、最後の最後で手抜きしてしまった。オーブン余熱するのがめんどくさいなと、「魚焼きグリルで焼いちゃえばいいや」と。
すっかり便利に使っている魚焼きグリルだけれど、その構造上、高さがあるものは焼けない(=焦げる)と身に染みていたはずなのに、「ドッグパンの高さくらいなら大丈夫じゃない?」と思ったのが甘かった。非常に甘かった。
……あ、焦げ臭い!と思った時にはもう遅く、パンの表面は「良い色」通り越して「悲しい色」になっていた。それでもぎりぎり、「表面がちらっと焦げた」という程度で済んだので、そのままもぐもぐ。
「……焦げてるね……」
「うん、ゴメン……もうドッグパンは魚焼きグリルでは焼かないことにする……」
一度失敗したら二度目はしないから、もうドッグパンは魚焼きグリルに突っ込まないことにするから……と猛省しつつ、「そうなのよ、"ちゃんと美味しいものを作る"って、意外にもけっこう大変なことなのよ」なんてことに今更思い至ってみたりして。
牡蠣入り茶碗蒸し
鰹のたたき
きのこのスープ
羽釜御飯
ひれ酒
そろそろ魚が食べたいなぁと、買ってきたのは鰹のたたき。鰹のたたき
きのこのスープ
羽釜御飯
ひれ酒
鰹の旬は初夏と秋だった気がするし、この寒い季節に刺身っぽいのもいかがなものか……と思ったのだけれど、お手頃のサクをスーパーで見つけて猛烈に食べたくなってしまったのだった。せめてもと、他のメニューは温かいものを用意することに。
スライスオニオンを敷いた上に鰹を乗せ、その上から刻み万能葱をふりかける、いつもの食べ方で。調味料は「旭ポンズ」とおろしにんにく。
そして久しぶりに用意したのは「茶碗蒸し」。
だんながちょうど数日前に「鰹のたたき&茶碗蒸し」という夕飯にしていたらしいので、「茶碗蒸し、いいなぁ」と作ってみることにした。
あいにくかまぼこも椎茸も手元になくて、具材はありものを適当に。息子は「エリンギ+鶏肉」で、私は「エリンギ+牡蠣のオイル漬け」。
だしはしっかり丁寧にとって、卵をだしでのばして薄口醤油と隠し味に「白だし」をひと垂らし。蕎麦猪口に具材落として卵液注ぎ、「あとは野崎洋光さんの言うとおり~」と蒸し器にかける。
湯気の立った蒸し器に入れて、布巾を噛ませた蓋をして強火で3分。それから蓋に菜箸挟んで隙間を空け、弱火にして、様子を見ながら5~7分。「す」のはいらない、綺麗にぷるんとした茶碗蒸しができあがった。我ながら、今日の茶碗蒸しは良い出来だ。
「こういう献立だったら……ここは飲むしか!」
と、だんなのいない日々、自重していた「ひれ酒」を我慢できずに支度する。
コンロがふさがっていたので、お燗は電子レンジにおまかせして、ふぐひれは魚焼きグリルで「焼き色はついているけど焦げていない」程度に焼きあげる。熱々の日本酒にひれをぽちょりと落として蓋して数十秒。蓋をずらしつつマッチの火を近づけて、アルコールを軽く飛ばしたらできあがり~♪
久々のひれ酒は、染み渡るような美味しさ。燗酒自体久しぶりだったから、しみじみと味わいながら楽しんだ。茶碗蒸しの中に入れた牡蠣のオイル漬けをつつきながらのひれ酒というのがまた最高。