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「サンジェルマン」の
なると金時のスイートポテト
柿・洋梨
カフェオレ
今日は金曜、明日から三連休。なると金時のスイートポテト
柿・洋梨
カフェオレ
息子のお弁当は具沢山の「肉うどん」にしてみた。ちょっと甘めのうどんだしに牛薄切り肉と長ねぎを入れて軽く煮込み、400mlくらい入る大容量のスープジャーに具ごとたっぷり詰め込んで、うどんはいつも通りどんぶり型の別容器で。
「えー、お弁当が肉うどんだけだなんて可哀相だわ!」
と、母が昨日駅ビルで鶏の唐揚げも買ってくれたので、今日は更に別容器を用意して手持ちのお総菜をあれこれ詰めてみた。
- 肉うどん
- 鶏の唐揚げ(市販品)
- ささかまぼこ(母のお土産)
- ポテトサラダ
- りんご
- 麦茶
とりあえず学校行事も一段落で、息子の帰宅もそう遅いものにはならないはずなので、こんな感じで腹保ちは充分かなー?と。
朝御飯は、昨日駅前の「サンジェルマン」で買ってきたデニッシュを1個。スイートポテトそのものはそれほどには「超大好物!」というほどではないのだけどスイートポテトデニッシュは大好きな私……。母好みの酸味強めのコーヒー、キリマンジャロを添えていただいた。
母、この酸っぱいコーヒーをカフェオレにして飲むのが好きなのよね……カフェオレだったら酸味少なめ、苦めこっくり系コーヒーの方が似合うんじゃないかなと思うのだけど、キリマンジャロが好きなんですって。
六本木 グランドハイアット東京内「旬房」にて
昼懐石 神無月 雪月花 \6700
食前酒(巨峰ソーダ) \1250
日本酒(醸し人九平次) \2000
今日は六本木方面にお出かけー。昼懐石 神無月 雪月花 \6700
食前酒(巨峰ソーダ) \1250
日本酒(醸し人九平次) \2000
本当は母、「国立新美術館」で10/20まで開催されていた「オルセー美術館展」を見たかったらしいのだけど、あいにく今回の上京のタイミングには合わず。
「あ、でも、同じ美術館でチューリヒ美術館展やってるよー」
と伝えたら、「あら素敵。行くわ!」だそうで。
「お昼は、じゃああの近くのホテルで食べましょ!」
ということになり、じゃあここ数年の宿題だったしと「ザ・リッツ・カールトン東京」の和食のお店「ひのきざか」に予約を入れようと思ったのだけど……なんとこのホテルの和食のお店はリニューアル工事中でこの秋一杯お休み中ということだった。
満席だったりタイミングが合わなかったりでなかなか行けないリッツカールトンの和食のお店。評判良いらしいので食べてみたいのだけど、またもや「じゃあまたの機会にね」ということになった。……で、悩み悩んだ挙げ句、「日本料理って難しいしなぁ……ホテル内の方が色んな意味で裏切られないから良いのかなぁ」と、グランドハイアット東京に行くことに。
美術展は、想像以上に展示点数が多くて見応えがあった。印象派の絵画が好きな母のお目当ては序盤の展示のモネあたり、でも私のお目当ては終盤の「シュルレアリスムの部屋」。
「ひょー!ダリ!マグリット!キリコ!ミロ!」
久しぶり、大好きなダリの絵を見るのは久しぶり!と、たいそうテンションが上がった私だった。ダリは1点で、ちっこい絵だったけど、でも幸せ~。マグリットの絵も素敵だった。
来春には、この美術館で「マグリット展」、ほぼ同時期に「ルーヴル美術館展」も開催の予定とのこと。
「ルーヴル展素敵ね、こっちも見に来たいわねー」
六本木のホテルに泊まったら美術館がすぐ近くだかららくちんね!とはしゃぐ母。……それはあれですね、リッツカールトンとグランドハイアットのお値段その他諸々を調べておけということですねお母様……(個人的にはハイアット系が好きー)。
で、お昼御飯は「グランド ハイアット東京」の6階にある和食のお店「旬房」へ。平日ランチは「カレーうどん」などもいただける、開放感のあるちょっとカジュアルめな雰囲気のお店だった。
でも、せっかく来たんだから懐石っぽいのをいただきたいよねと飛騨牛のコース料理と昼懐石の内容を見比べて「やっぱり懐石がいいねー」ということに。「雪月花」という名前のついた、秋らしい料理をいただいてきた。内容はこんな感じー↓
- 先付
- 柿釜 白和え
利休麩 椎茸 くこの実 三つ葉 - 御椀
- 海老真薯 丹波占地 いちょう丸十 芽蕪 柚子
- 御造り
- 本日の二種盛り(本マグロ・ツバス) 京湯葉
- 焼物
- 秋鮭 馬鈴薯焼き いくら 京赤地どり南蛮漬け 萩麩田楽 菊蕪 紅葉せんべい
- 煮物
- 甘鯛 もち蕪 菊花あんかけ 青味 山葵
- 御食事
- 吹き寄せ御飯 松茸 栗 銀杏 紅葉人参 味噌椀 香の物
- デザート
- スイートポテト 煮小豆
なんだろう、ちゃんとしっかり「和食」だったんだけど、1皿ごとのボリュームの感じとか、お肉も使われているところとか、食器の選び方などなどが、どことなーくアメリカン。「海外のお客さんにも好印象を持って貰える和食」な感じだなと思った。
一口サイズの「珍味」的方向のものがちまちま盛られる「八寸」などは無くて、一番賑やかに品数多く盛られていた皿が「焼物」だったというのが面白い。
面白かったし美味しかったけど、でも「都内ホテル内でいただける和食」は目下のところ大手町のパレスホテルが一段秀でているなーと思う私だった。グランドハイアットに来たなら中華にしておくべきだったかしらん。
先付は柿を使った白和え。
お麩や椎茸と共に、大きめサイズの柿の実がたっぷりと、胡麻と胡桃の風味の豆腐で和えられて、器も柿を綺麗にくり抜いたもの。
けっこうしっかり食べ応えがあって、フレンチの「前菜」っぽいなと思ったのだった。
お造りの「ツバス」は、関西での若いブリの呼び名だそう。イナダ、ハマチよりも更に小さなブリだそうだ。マグロもツバスも美味しかったけど、それよりもサイコロ状に四角く切られて添えられていた湯葉のお刺身が好みだった。
そしてこちらが、なかなか賑やかな感じの焼物皿。
鮭に塗られているのはじゃがいもの餡。鶏肉は南蛮漬けになっていて、ちょっと洋風な方向のお皿だった。
だしが多めの淡めの味のいくら(おいしかった……♪)と、萩麩は甘い田楽味噌で。人参を紅葉の形に切ってカラリと揚げたおせんべい状のものが添えられていた。
で、金沢の「治部煮」が好きな私が、「あー、この料理好きー」と思ったのが御食事前の「煮物」(今日の一番上の写真)。
黄と紫の菊の花びらがたいそう色鮮やかで、中央には甘鯛の入ったいわゆる「かぶら蒸し」。優しい味で、蕪の食感と甘さが良い感じだった。全体的に分量多めで、このあたりで母はすっかりお腹いっぱいになってしまったらしく、シメの御飯は半分くらい私が手伝った。せっかくの松茸御飯だったのにねぇ……。
味噌椀は赤だしではなく、ちょっと甘めの白っぽいお味噌のもの。大根などが入った、ちょっと田舎風の具沢山なものだった。これも、赤だしよりも外国人客に好まれる方向の味噌汁だろうからなのかなーとか思ったりして。
最後のデザートは、とろっと柔らかいスイートポテトで、私もすっかり満腹に。
もう夜の外食は止めようよー美味しいお総菜でも買って家で食べようよー……と、銀座に移動して三越であれこれお買い物して帰宅した。
「Kafer」の
4種のテリーヌ
前菜盛り合わせ
黒豚のシュニッツェル
キャベツとひき肉の重ね蒸し
プレッツェル
「Johan」のパンカレ
スパークリングワイン(昨夜の残り)
千葉や日本橋の三越にもお店はあるけど、充実したお総菜があるのは銀座だけなんだよー……と、「ここのテリーヌがおいしいの!とにかく!」と母に勧めて買ってきたのは「kafer」のお総菜あれこれ。4種のテリーヌ
前菜盛り合わせ
黒豚のシュニッツェル
キャベツとひき肉の重ね蒸し
プレッツェル
「Johan」のパンカレ
スパークリングワイン(昨夜の残り)
悩むのめんどくさいから全部いただくわ!と全種類買ってきたテリーヌは、今日は4種類。フォアグラ入りの田舎風テリーヌ、サーモンのテリーヌ、野菜のテリーヌはバルサミコソースつき。もう1つ、帆立入りの野菜のテリーヌは真っ白なクリームのソースが添えられてきた。
あまりに美味しくて、去年ちょいちょい買っていた「鴨とシトラスのテリーヌ」は残念ながら今は扱いがないらしく、それが残念。
「あら美味しそうーあらー」
と、母大喜びで、結局、温かい総菜系もあれこれ買って来ることになった。「とんかつ」風のシュニッツェルは主に息子用ということで。
なかなかお値打ちな、6種の前菜が入った盛り合わせはこんな感じ。
サラダの組み合わせが色々あって、店頭で見比べて「このパックをくださいー」と選んで買ってきた。ちょうど3人で食べるの良い感じの分量だった(鴨の燻製も3切れだし)。
豆のマリネにマカロニサラダ、蓮根どっさり入った冷製ラタトゥイユ、人参とオレンジのサラダ、中央は色々野菜のサラダ。
昨夜イタリアンのお店から飲みきれなかった分を持ち帰ってきたスパークリングワインの続きを飲み飲み、「……プレッツェル買ってきたならむしろビール出すべきだったかしら」と思いつつ、今日のお酒は控えめにしておいた。
えーと、あと食べなきゃいけない(=義務らしい)のはお寿司と焼き肉と中華……?