2016年2月13日土曜日

六本木でカレーと日本酒。

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「サンジェルマン」の
 ビーフピロシキ
カフェオレ
今日はおでかけ~……というわけで、ささっと済ませた朝御飯は、昨日買ってきた「サンジェルマン」のビーフピロシキ。
 
前回食べた時には、そうは思わなかったのだけれど、今日のはなんだかパン部分が厚めで(食パン2つ折りにして具材を挟んでいる風な形状なのだけど、その食パンが厚かった、みたいなそんな感じ)、やたらもっちもちもふもふしたピロシキだった。
 
サンジェルマンゆえの安定の美味しさではあるのだけれど、でも、ピロシキだったら新宿中村屋のものの方が数段美味しいかなぁ……。
六本木「アウグスビアクラブ」にて
 窯焼きチキンカレー ランチ \1030
 ベルギー風フライドポテト \800
 ビール(スノーブロンシュR) \750
 ビール(ゲストビアR) \850
 
六本木「CRAFT SAKE WEEK」にて
 日本酒(紀土 純米大吟醸生 Shibata's) 3コイン
 日本酒(作 雅乃智 中取り 純米大吟醸) 3コイン
 日本酒 燗(伯楽星 特別純米) 1コイン
 日本酒 燗(来福 純米) 1コイン
 へしこの炙り 1コイン
 鶏スープ 1コイン
「こんなんやってた」
と、だんながA4サイズのリーフレットを持って帰ってきたのは数週間前のこと。東京メトロ主催の、「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」開催記念 東京メトロミステリーラリーという謎解き&スタンプラリーイベントで、リーフレットの謎を解いて、出た答えの駅を巡ってスタンプ押して、最終目的地の国立新美術館に行けばもれなく達成賞が貰える、という無料イベントだ。
 
ゴール地点では最終問題の掲示もあって、それを解いたらまた別の賞に応募ができるのだそう。
 
謎の提供が、リアル脱出ゲームでお馴染みのSCRAPではなく、「クロノス」という会社らしい。それもあってか、謎はかなり難易度はかなり低め。巡るべき駅がすぐわかったのはともかくとして、スタンプ3つくらい集めたところで
「このスタンプさぁ……ここがこうだから××を使うんだよねぇきっと」
とうっかり気付いてしまい、
「ああ、確かに△△が□□だから、ハマるね」
と。
 
……ってことは最終問題の答えって、☆☆じゃない?だとすると、多分最終問題ってこんな感じのになるんじゃないかなー……と、そこまでだんなが思考を進めてしまって(そしてそれは実際その通りだったりして)、
「そういうの、よくない」
という結論になったのだった。先回り、よくない。
 
ともかくも、東京メトロの一日乗車券買って、東西線始発駅の西船橋から出て西船橋まで帰ってきたものだから、今日一日で1400円ほどの距離を乗り降りした計算。一日乗車券あるしとあちこち寄り道できたこともあるし、良いイベントでした。
 
午前中からさっさか駅巡りをして、ちょうど昼時に最終目的地の六本木界隈に着いたので、お昼はお馴染みの「アウグスビアクラブ」に。
 
ランチタイムにランチメニューをいただくというのはたいそう新鮮な感じで、せっかくの機会だしと初挑戦の「窯焼きチキンカレー ランチ」をいただいてみた。サラダとスープ、食後の飲み物もついてきて、1030円。
 
御飯の上に「炒め玉ねぎどっさり」という風なカレーがかかり、大ぶりの鶏もも肉が3切れ。適度に辛く、スパイシーで、ビールに良く似合うたいそう美味しいカレーだった。期待していたけど、その期待の1.5倍くらい美味しくて、好みど真ん中なものだったから「あ、これは、このカレー恋しさにこの店に来たくなる味だわ」と、うっとり。
 
六本木「アウグスビアクラブ」のピッツァランチも相変わらず幸せな感じで。 そしてだんなはピッツァランチ。
 
ベーコンがざくざく乗ったピッツァも少し分けて貰いつつ(そして私のカレーもお裾分けしつつ)、ついついビールをおかわりして、フライドポテトを追加注文。
 
当初は、「謎解きの最終問題見るまでは酔っ払うわけにいかないし」とか言っていたのに、途中で最終問題の答えの目処までついてしまったものだから、「もう酔っ払っちゃっていいよねー」と。
 
今のゲストビールは「ヴァイツェン」。良い感じに白く濁った小麦の風味濃厚なビールで、白ビール好きな私にはこれまたツボな味だった。そんな感じですっかり満腹。
 
六本木ヒルズ「CRAFT SAKE WEEK」にて。白木の櫓がかっこいい。 ……で、そんな感じに、良い具合に出来上がってしまったのに、六本木ヒルズでは「CRAFT SAKE WEEK」なんていう日本酒イベントが開催中。
 
日替わりで10蔵ずつ、日本酒蔵が出店して、日本酒に似合うフード屋台もずらりと並び、3,500円で冷酒グラスとお猪口、コイン6枚がセットになっているというもの。コインは1枚250円相当で、追加コインは6枚1500円、11枚2500円で購入可能ということだった。
 
へえええ、面白いものやってんね、とポスターを見たら、今日出店の蔵は
・御慶事 (青木酒造株式会社)
・磯自慢 (磯自慢酒造株式会社)
・作 (清水清三郎商店株式会社)
・美丈夫 (有限会社濵川商店)
・五橋 (酒井酒造株式会社)
・太平山 (小玉醸造株式会社)
・出羽桜 (出羽桜酒造株式会社)
・紀土 (平和酒造株式会社)
・雨後の月 (相原酒造株式会社)
・寒紅梅 (寒紅梅酒造株式会社)
とのこと。
 
うわああ、作と紀土が来てるよ、磯自慢と雨後の月も!と、いてもたってもいられなくなって、で、散財してしまった。
 
六本木「CRAFT SAKE WEEK」にて。ああ、また酒器が増えてしまった……。 シンプルな蛇の目のお猪口ではなく、「うすはり」の冷酒グラスと美濃焼のお猪口というのがお洒落ではあるけれど、でもこれが2000円相当なわけで。
 
良いお酒もお猪口に1杯コイン3枚(750円!)という設定で、色々とぼったくり価格だなぁと思ったら、このイベント、プロデュースがサッカーの中田英寿だったのね。今日は会場内を御本人が歩いてらして、でもだんなに「ほら、あそこにいるじゃん」と言われるまで気付かなかった。案外小柄な人だった。
 
お水は会場でミネラルウォーターを注いでもらえる(ただし酒器に)のがありがたい。水コーナーの隣では、SNSへの投稿で試食品を貰える「日本酒キットカット」の紹介をしていた。
 
んで、ワンコインで「福井名物へしこの炙り」を貰いつつ、最初の一杯は「紀土 純米大吟醸生 Shibata's」と「作 雅乃智 中取り 純米大吟醸」で。
どちらもすこぶる美味しいお酒だったけれど、だんなは作の方が、私は紀土の方が好みな感じだった模様。交換しつついただいた。
 
あんまり飲んでもねと、あとは「伯楽星 特別純米」のお燗、「来福 純米」のお燗、ワンコインの鶏スープをいただいておしまい。
 
そういえば、フードメニューには、コイン10枚(2500円!)の「TTTKG (土佐ジローの温泉卵、鶏そぼろ、黒トリュフをたっぷり使ったスペシャルTKG)」なんてものもあったりした。お腹空かせてここでお昼にするのも良かったかもだけど、お金どんだけあっても足りない感じだなー。
 
んで、今日の最終目的地だったはずの国立新美術館に歩いて向かい、大手町で乗換ついでに「パレスホテルに寄ろう!」と、ホテルショップでケーキ買って、ホテル地下の「はせがわ酒店」で日本酒買って、ゆるゆる帰宅。
 
今日買ったお酒は新政2本、「新政 特別純米 No6 R-type」(1360円)と、「新政 立春朝搾り2016純米生原酒」(1620円)。我が家の日本酒冷蔵庫、現在ぱんぱんです。やばい。
ゆでもやしのうまたれがけ
だんな特製 豚肉と深谷葱の中華風あんかけ御飯
だんな特製 中華スープ
ビール(サッポロ NIPPON PILS)
 
「パレスホテル」の
 マロンシャンティイー
カフェオレ
「夕飯は、やる気がないよー?」
と、ほろ酔い加減で(しかもお腹もいっぱいで)、夕飯はノーアイディーア、と言っていたら、だんなが
「そういう時はだんなちゃんに任せれば良いんじゃないかな?」
と。
 
時々台所に立たないと、勘が鈍るしねーなどと言いながら、夕飯は結局、だんなに全部おまかせ。
「なんか、中華風のあんかけ御飯的なものが食べたい」
とリクエストしたら、豚肉と深谷葱の中華あんかけ御飯にしてくれた。中華定食屋さんで出てくる「ラーメンスープ」のような中華スープと、茹でもやしつき。
 
私とだんなは「あんまりお腹が空かないね」と、あんかけを御飯にかけずにおかずとしてビールのアテで食べたのだけれど、食べはじめたら美味しくて、結局最後は御飯にかけて平らげた。
 
パレスホテルの名物「マロンシャンティイー」。中には栗がどっさり! そしてデザートに、パレスホテルで買ってきた「マロンシャンティイー」600円。
 
「裏漉しした栗の周りを生クリームでデコレーション。パレスホテルのシグネチャーケーキ。」
と、商品札に書いてあった。
 
モンブランとは違う、「栗と生クリームだけ」という風なシンプルきわまりないスイーツなのだけれど、ほろほろとした栗の食感とか、滑らかな生クリームの口当たりやその分量だとか、なんというか「色々と完璧」な感じ。
 
1個のマロンシャンティイーに使われる栗の量は、約10粒なんですって。
 
息子の分もマロン~にしたのだけれど、「なにこれ、うまっ!」と驚きながら食べていたのが面白かった。だよねぇ、これ、すんごく美味しいよね。
にほ