※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」のミルクフランス
カフェオレ
「アンデルセン」に寄ったからにはこれを買わなければ、ということで、今日の朝御飯は「ミルクフランス」。カフェオレ
「夏と冬で微妙にレシピ変えてるらしいけど」
「でも、全然わからないよね。いつ食べても美味しい」
今日もおいしー……と、うっとりしながらもぐもぐ。
他の店と比べて圧倒的にクリームが多い(そして練乳風味でたいそう美味しい)感がある、アンデルセンのミルクフランス。いつもながら幸せ。
牛すじのねぎぽん
キャベツの芯の塩揉み
豚肉の生姜焼き w/キャベ千
豚汁
羽釜御飯
麦茶
家族揃ってのお昼御飯は、「豚の生姜焼きが無性に恋しい」ということで、だんながざっざか炒めてくれた。ボリュームたっぷり。キャベツの芯の塩揉み
豚肉の生姜焼き w/キャベ千
豚汁
羽釜御飯
麦茶
昨夜仕込んだ牛すじのねぎぽんもあるし、豚汁も残ってるしで、なんだかけっこうな御馳走になって、夕飯のような食卓に。
良い具合に甘じょっぱく、生姜風味も濃厚。美味しい豚を買ってきたこともあって、「そうそう!食べたかったのはまさにこんな感じの生姜焼き!」と感動の美味しさだった。我が家の生姜焼きは、厚切りのではなく、切り落とし肉レベルの薄切り肉を使うのが常。
歌舞伎座にて
「地雷也」の舞茸天むす
「伊藤和四五郎商店」の焼き鳥
「ぎんざ空也 空いろ」のくりあんどら焼き
生ビール・お茶
そして午後、だんなと私は一緒に歌舞伎座に。玉三郎の「藤娘」が見られる!というわけで、「芸術祭十月大歌舞伎」を見に行ってきた。八代目中村芝翫の襲名披露公演でもあり、その口上も演目に含まれていた。「地雷也」の舞茸天むす
「伊藤和四五郎商店」の焼き鳥
「ぎんざ空也 空いろ」のくりあんどら焼き
生ビール・お茶
夜の部は、
歌舞伎十八番の内 外郎売
八代目中村芝翫
四代目中村橋之助 三代目中村福之助 四代目中村歌之助
襲名披露 口上
一谷嫩軍記 熊谷陣屋
藤娘
という、休憩3回を挟む流れ。「藤娘」目当てに、少しは良い席にしましょうと、二階西桟敷の奥側の2等席を押さえてみた。ここなら花道も見えるかなーと思ったのだけれど……思った以上に奥まっていて、花道はほとんど見えなかった。残念。同じ二階桟敷でも東の方なら花道も良く見えたかな。
2等席ながら、桟敷席なので掘りごたつ式の靴脱ぎの席。椅子席よりスペースに余裕があるし、何よりテーブルがついている。これ幸いと、膝の上では食べづらい焼き鳥などを三越で仕入れて行き、ついでに生ビールなどいただきつつ、のんびり幕間を楽しむことができた。
買ってきたのは、「地雷也」の天むすと、「伊藤和四五郎商店」の焼き鳥、「ぎんざ空也 空いろ」のどら焼き。
季節商品だった「舞茸天むす」は、舞茸天むす(舞茸の天ぷらが、いつもの天むすに足されている)が3個と普通の天むすが2個のセット。もちろんいつものきゃらぶき付きだった。
焼き鳥は「鶏いろいろ串」と、ねぎま、つくねの3本。「一番お安く体験できる桟敷席」は、幕間も劇中も、たいそう快適でした。
「外郎売」、「野良如来野良如来、三野良如来に六野良如来」などの流れるような早口言葉が見所の、その外郎売役は、松緑。最初に「市川宗家のお許しを得て」と口にしていたのが面白かった。大磯の虎、という、すごい名前の遊女役が七之助。美しくて目の保養だった。絵画のように華やかで楽しい舞台。
で、今日一番の長い演目が「熊谷陣屋」だったのだけれど、私はこれがあんまり得意ではなくて、毎回眠気と戦ってしまうことに。「なんかねー眠くなる演目なんだよねー」とだんなに伝えていたのだけれど、そのだんなも途中で意識が飛んでいた模様……。
古典歌舞伎、義太夫狂言の名作……というのはわかるのだけど、あの三味線の音色と唄、粛々と進む静かな舞台を心から愉しむにはまだ私は経験値が足りないようで。
そも、「主君に義を尽くすために我が子を身代わりにする」という主題自体が、現代人の私には理解不能というところもあるんだな……。
そして最後の「藤娘」。
玉三郎、もう66歳なのだそう。
藤が咲き誇る中、藤の精が娘の恋心を表現して舞いつつ、酔っ払ったり何だり……というのを台詞なしで踊りだけで見せる20分ほどの舞踊。妖艶で可憐でひたすら美しく、「玉三郎なら"紅天女"も余裕よね」と思ってしまったりして。本当に美しかった。
口上は、八代目芝翫(元 橋之助)が、ちょいちょい「奥様にも怒られまして」なんていじりを受けたりしつつ、お祝いの言葉も「先代には釣りを教わり」「競馬や競輪を」と、くすりと笑えるものが多かった。私の席からは、左端に座る吉右衛門が見えなかったのが残念。
そんな感じで、今日も楽しい観劇でした。
津田沼「ビストロコモ食堂」にて
突き出し 青パパイアのサラダ
本日の生ハム(プロシュート) \680
沖縄そばの塩焼きそば \580
沖縄直送 生シークワーサーサワー 6×\500
……で、帰り際にラーメンでも?とだんなと話していたのだけれど、ラーメンという気分ではなく、じゃあ新橋の立ち飲み屋で、と向かってみたら今日はお休み(土曜は不定休なのねーそのお店……)で、こりゃダメだ、と地元まで帰ってきた。突き出し 青パパイアのサラダ
本日の生ハム(プロシュート) \680
沖縄そばの塩焼きそば \580
沖縄直送 生シークワーサーサワー 6×\500
お気に入りのビストロコモ食堂は、ここ数日、沖縄祭り実施中。母体のオーナーが沖縄の伊良部島に新しくお店を開いたそうで、系列店の皆が沖縄まで陣中見舞いに行ってきたのであるらしい。
沖縄直送のシークワーサーを使ったサワーだとか、沖縄そばの塩焼きそばだとかがメニューに載っていた。突き出しも青パパイヤのサラダだし。その情報をfacebookで知って、「焼きそば良いな」「うん、それは良い」と、ちらっと食べに行くことに。
沖縄のcomoは、宿も併設してる(オーベルジュというほどでもなく、「希望があったら朝御飯くらいは作りますよー」なゆるい感じのものらしい)そうで、プライベートビーチつき。
馴染みのスタッフさんがタブレットで見せてくれた写真はどれも素敵なものだった。
宮古島、那覇から飛行機で50分くらいかかるらしい。伊良部大橋を自転車で渡るとかやったら、すごく楽しそうだわ。
すっかり喉が渇いてしまって(そして手元にスタンプ集めた結果の「ドリンク無料券」が10杯分もあったりしたものだから)、シークワーサーサワーを私もだんなも3杯ずつ。「本日の生ハム」だったプロシュートを1皿、あとは塩焼きそば。
にんにくが効いて、もやしとにら、薄切り豚肉入りの焼きそばは、「そうそうこの麺この麺」という、もちもち太めの沖縄そばが使われていて、ますます沖縄に行きたくなった。
基本的にはワインを飲むお店で、定番メニューはキッシュやラタトゥイユ、パスタや薄焼きピッツァという洋風のお店。なにしろ「ビストロ」だし。
なのに今日は「良い沖縄料理でした」「沖縄でしたな」という満足感で帰宅したのだった。またこういうの、やってくれると嬉しいな。