2018年3月28日水曜日

バターサンドとビールと観劇

スモークチキンチーズトースト
小岩井ヨーグルト w/はちみつ
アイスカフェオレ
冷蔵庫の中に、半端に残っていたスモークチキン。
今朝はこれをトーストサンドにした。
 
パンにマヨネーズをにょろにょろ絞って、細かめに裂いたスモークチキンを乗せて、ついでに輪切りのピーマンも散らしてからシュレッドチーズをたっぷりと。
 
こんがりトーストしたら、たいそう美味しくなった。マヨネーズとチーズの組み合わせは正義すぎる。
麻布十番「beillevaire」にて
 ミックスソフトクリーム \600
今日の夜は、だんな飲み会。息子はバイト。一人が確定の夜。
 
演劇のチケット互助会サイトを眺めていたら、ほどよくお安く見られるチケットが出ていて、「出かけてくるか!」と思い至った。対象が、ちょうど夜の公演で、場所は赤坂見附。
 
「……じゃあ、麻布十番はすぐ?電車一本だよね?」
この機会に行きたいと思っていたお店に行ってみようと夕方早めに家を出ることに。
 
麻布十番で行きたいお店、2つ(結果的には3つ)に寄ってから赤坂見附に向かったのだった。
 
最初の店は、ミルクフランスの有名店、パン屋さん「pointage」。
美味しそうなパンをあれこれ買った後は、フランスのバター屋さん「beillevaire」に。
 
昨夏にオープンしたこのお店、「パリで人気No.1との呼び声の高いフロマジェリー」なんですって。ここのバターサンドが美味しいと聞いて、一度食べてみたいわ、って。
 
購入したのは1個500円(!)の「サンド・オ・ブール」という名前のバターサンド5種類、ミモレット、ピスタチオ・クランベリー、プラリネナッツ、ラムレーズン、ビターチョコ。
 
フレンチバターサブレのパリジャン アーモンドは3枚入りで500円、単品で買ってみた「ギャレット・ブルトン」は1個350円。
 
そして、お店に行ったら食べなくちゃと思っていたのが、このソフトクリーム。
 
「発酵バター」と「プレミアムチーズ」の2種類があって、そのミックスも選べる。全部1個600円。
 
頻繁に来られる店ではないし、どうせだったら2種類の味を試してみたいしということでミックスにしてみたのだけど……正直、色がわかりません、先生。
 
このへんがバターかなーと思うとチーズ風味だったりして、チーズを狙って口にしても風味が薄かったりで、これは、どちらか一方を選んだ方が、きっと満足。
 
バター入りのソフトクリームってどんなだ、と思っていたのだけれど、油っこいというわけではなくて、「とっても濃厚」という感じ。チーズは割とはっきりチーズ味。コクのあるチーズ風味で、レアチーズケーキを舐めているみたいな気持ちになった。
 
どちらもすごーく美味しかったけど、なんというか、シェイクを飲んでいるような感じで、真夏に食べたい味ではないかもしれない。暑すぎない、今の季節に食べてちょうど良かったという感じ。後でたいそう喉が渇いた。
 
そして、散策途中に見つけてしまった「はせがわ酒店 麻布十番店」。
 
見つけてしまったからには入らないわけにはいかなくて、「さすが、麻布、すっごいお酒もいっぱいあるなー」と冷蔵ケースを全て眺めて、見つけてしまった。十九の春のお酒、「桜  Le cerisier rose m' apporte」と「蒸し燗瓶火入れ Pecora19 2017」が。しかも四合瓶。四合瓶って、相当流通量が少ないらしいのに。
 
ぎゃー十九がある十九が!しかも欲しかった2本が!
日本酒冷蔵庫は既に今ぎっちぎちなのだけど、まあ、買うよね。観劇前だけど。買うよね。
 
そういうわけで、パンにバターサンドに日本酒にと、とっても大荷物になってしまったのだった。
赤坂見附「東京オーブン赤坂」にて
 ちょい飲みセット \1000
     清流若どりレバームース
     クリームチーズ津軽りんご醤油漬け
     グラスビール(EPA English Pale Ale TDM)
 ビール(レッド・ローズ・アンバー) PINT \950
赤坂見附に移動して、観劇まで1時間弱……というか、40分ほど。
 
妙な時間にこってり系ソフトクリームを食べてしまったものだから、あんまり食欲がなくて、でも喉はやたらと渇いていて。
「ファストフード……?うーんそれもなあ」
と歩いていて、「クラフトビール」の看板に足を止めてしまった「東京オーブン赤坂」。
 
ちょい飲みセットがあるんですって。それは嬉しいなあと、一人、初めての店でビールを飲むという、ちょっと冒険的な事をしてしまった。一人のご飯は全然平気だけど、夜にお酒がメインの店でしかも初めてのところで、となると、ちょっとばかりハードルが高い。
 
180mlのビール1杯とおつまみ2品、もしくはビール2杯とおつまみ1品で1000円というのが、ちょい飲みセット。
その量のビールじゃ絶対足りないなあと、ビール1杯おつまみ2品で注文した。
 
頼んでみたのは、津軽りんご醤油漬けのクリームチーズと、清流若どりレバームース。
 
チーズはわさびを添えてどうぞだそうで、レバームースにはたんまりとラスクがついてきた。
 
ビールはイングリッシュペールエールで。
 
他のおつまみの選択肢は、小エビのマリネ、まるみ豚リエット、オリーブ、自家製ピクルス、ハム・サラミ盛り……だったかな。
 
種類豊富で良い感じ。日替わりの生ビールも種類色々5種類あって。
 
で、まあ、3口くらいで飲みきれるビールで物足りるわけがなく、お代わりしたのはアンバーエール、パイントサイズ。
 
でーっかいグラスでごっきゅごっきゅビール飲めて、たいそう満足。おつまみはどちらもコクのあるビールに似合うもので美味しかったし。
 
そして見てきたのは、3人芝居「トリスケリオンの靴音」。以前キャラメルボックスの舞台で見た粟根まことさんが出演されるというので、面白いなと思って。
 
シーンは亡き彫金家の古民家のみで場面転換は無し。師匠亡き後その場を守る彫金家の弟子と、そこに訪れるイベンターと、突如現れた彫金家の娘が繰り広げる数日間の出来事。
 
最初はぎすぎすしたやりとりもあって、これがずっと続くのかなあとちょっとげんなりするところも無くはなかったけれど、絡まった糸が解けていくにつれ、「そうか、ああそうか」と舞台に引き込まれていく感じ。最後は「全員、幸せになりました」という、後味の良いストーリーだった。
 
脚本は、役者へのあて書きだった部分も大きいのだとか。確かに台詞の流れとかがぴったりで、各役者さんが全く違和感なく舞台の中の1人として立っていた。
 
可愛い小劇場で、役者さんの髪の毛一本も見えるような距離で。楽しかったな。
「beillevaire」のバターサンド(ビターチョコ)
アイスカフェオレ
夜9時過ぎの混雑する快速に揺られて帰れば、ちょうどだんなも帰宅したところだった。
 
美味しいと評判のバターサンドを買ってきたよと、お風呂に入る前に早々に1個、食べてみることに。
 
「これ食べたい」とだんなが言ったのは、「ビターチョコ」。
 
銀紙を開いてみると、こんな感じ。
 
さくさくとしたサブレ生地2枚の間に、アイスクリームかな?という分量の、ぶあっついバタークリーム層。
 
チョコが含まれている分量は写真の程度で、「すごくチョコ」というよりは「ほんのりチョコフレーバー」という感じ。
 
もう、とってもバター。すさまじくバター。容赦なくバター。
バター好きにはたまらない感じだけれど、「マルセイバターサンド」をほどよいバランスと思ってる人には、ちょっとこってりしすぎ……かも?
 
私も良い年なので、1個食べきるのはなかなか大変なボリュームで、だんなと分け合って1/2個食べてちょうど良いような塩梅だった。
 
それでも嫌味な味ではなかったから、そこは上質のバターであり他の素材でもあり、という事なのだろうな。
他を食べてみるのもとっても楽しみ。字面だけならラムレーズンが一番好みな気がする。