2018年3月31日土曜日

青山の日本酒イベント

「pointage」の
 塩パン \140
カフェオレ
3日連続「pointage」のパン、ということで、今日は塩パン。1個140円とお手頃価格。
 
塩パンの多くは、中央に巨大な空洞ができているパンが多いのだけれど、このパンは中に3つの空洞ができている感じ。ふわっとバターの香りと、それ以上に粉の良い香りが漂ってくる。
 
ちょっとハードめな、焼くと僅かに表面がパリッとした食感になり、それもまた好みだった。塩気のある系のおかず、ソーセージとか添えて食べたい方向。
 
良いな良いなこのパン屋さん。津田沼とは言わないから船橋あたりに出店してくれないかな。無理か。無理ですね。
青山「AOYAMA SAKE FLEA」にて
 日本酒たくさん
 「煮込屋赤ねこ」の
     牛煮込(大盛) 2×\800
     おつまみ2種盛り合わせ \600
 「天麩羅いちや」の
     タルタルとり天 \600
 「飯田橋 遊」の
     スモーク盛り \700
昨日も浴びるほど日本酒を飲んだのだけれど、今日も日本酒イベントだという。
 
青山の国連大学前広場で開催の「AOYAMA SAKE FLEA」に行ってきた。
だって、紀土とか風の森とかみむろ杉とか羽根屋と来福とか仙禽とか。見知った蔵、好きな蔵がいっぱい来るんですもの。行かない理由が無い。
 
当日購入の「ちょい飲み」セットは2コインとお猪口1つで1000円、「スターター」は8コインとお猪口1つで2000円、「呑んべえ」は20コインとお猪口1つで4000円。
 
「でもさ、事前販売の"呑んべいセット"は30コインとお猪口2つで6000円だって。んで、"底なしの酒豪セット"はコインが40枚になって7500円だってさ」
これはもう、底なしの酒豪コース一択でしょう?と事前にだんなと相談しつつ、
「さすがにやりすぎでは」
とのこと。
 
いやいや、基本お猪口1杯でコイン1枚らしいけど、ものによってはコイン2枚のもあるらしいから余裕じゃない?と告げて、かくして底なしコースに御案内。
 
結論:余裕でした。
 
会場にはフードカーがいくつも並び、美味しそうなおつまみもあれこれ。
 
事前情報で「座る席はあるけどそう多くはない」と聞いていたから、今回も早め到着を目指してみた。首尾良くベンチ席の一角について、コイン握りしめてあっちをうろうろこっちをうろうろ。
 
一番上の写真は、タルタルとり天と、牛煮込み、オリジナルのお猪口と、その奥の徳利は各日先着100名プレゼントの徳利。このお猪口、1コインお猪口1杯のお酒なら3コインで満たしてもらうことができるというお得なもの。
 
帰宅してから計ってみたら、お猪口は大体1杯30ml、徳利に入れてもらう時は140ml。お得です。とってもお得。
 
「コイン使い切れるのかな」なんて心配はよそに、お猪口1杯2コインのお酒もけっこう飲んだし、それ以上に後半は徳利のお酒ばかりを飲んでいたし。多分これ、2人で7合近く飲んだんじゃないかしら。
 
だんなは雄町を、私は愛山をひたすら選んで飲み続けてみたりして、楽しかったなー。
 
和歌山 平和酒造 紀土 春ノ薫風 純米吟醸
和歌山 平和酒造 紀土 にごりざけ 生 純米吟醸
奈良 今西酒造 みむろ杉 純米吟醸 おりがらみ生 華きゅん
埼玉 石井酒造 豊明 花あかり 発泡性桃色純米にごり酒
栃木 若駒酒造 若駒 愛山90 無加圧搾り
神奈川 泉橋酒造 きらきら☆とんぼ 愛山
佐賀 天吹酒造 天吹 裏大吟醸 愛山 生
佐賀 天山酒造 七田 純米生 七割五分磨き 愛山
山形 米鶴酒造 米鶴 スパークリング・ロゼ
和歌山 平和酒造 紀土 にごりざけ 生 純米吟醸(とっくり)
千葉 木戸泉酒造 アフスオールドリザーブ
奈良 今西酒造 みむろ杉 純米吟醸 おりがらみ生 華きゅん(とっくり)
岩手 赤武酒造 AKABU 純米吟醸雄町 (とっくり)
和歌山 平和酒造 紀土 にごりざけ 生 純米吟醸(とっくり)
 
紀土がどれだけ好きなんだ、という感じだけれど、飲んだお酒はこんな感じ。
 
紀土のにごりが美味しすぎた。みむろ杉のにごりも良かったなー。
面白いところでは豊明のピンク色の発泡濁り酒とか、米鶴のスパークリングロゼとか。
 
大好きな愛山は、七田が好みな味だった。でも全部美味しかった。
 
なんだろう、結論としては「昨日の飲みよりも数段幸せな品揃えだった」という感じ。
店側がセレクトした酒よりも、蔵側が「うちのこの酒をぜひ!」と持ってきてくれた酒の方がやっぱり好みなものがあるわけで。
 
お酒の一部は会場内の酒屋でも販売していて、ついうっかり紀土のにごりとAKABUの雄町は買って帰ることになりました。
 
つまみが美味しかったのも幸せ。
 
これは「煮込屋赤ねこ」さんの牛煮込み。
 
あんまり美味しくて、大盛をお代わりしてもう1杯貰ってしまったほど。
 
赤味噌風味だけれどちょっとピリ辛で奥深い味で、ごろんごろんと入る肉は、A5ランク黒毛和牛のすじと赤身。ごろっと大きな豆腐とこんにゃく。オプションで温泉卵。
 
なんとも旨味たっぷりで、値段は良いけど盛りも良く、とっても幸せな酒のアテだった。
 
このお店、「おつまみ2種盛り合わせ」というのも出していて、春キャベツの塩糀漬と帆立のひも炙りの盛り合わせ。
 
メニューは「春キャベツの~」だったけど、キャベツ以外にも人参や昆布が入っていたし、帆立はちゃんとあったかくて、マヨネーズ付き。
 
わかってる、すごいわかってる……!と、そのおかげでお酒が余計に進んでしまったのも、ある。とてもある。
赤坂見附「天下一品」にて
 ラーメン(並) \770
「……なんかね、こないだから私、無性に"てんいち"が恋しい」
 
うっかり告白したらだんなが喜んでくれちゃって、いそいそと向かったのが赤坂見附の「天下一品」。
 
ラーメン、食べてきました。当然ここは「こってり」で。
 
なんというか、シチューのようにこってり濃厚なスープは、スープと言うより「汁」に近いかも。
 
実際、天一大好きなだんなも、このスープの事は「天一汁」と呼んでいるそうで。
 
色合いはとんこつだけれどかなり違う、野菜の味もするスープ。豚骨じゃなくて鶏ガラベースなんだよね。背脂系のぎとぎとじゃないのはそのせいで。
 
久しぶりの天一を堪能した後は「せっかく赤坂見附まで来たし」と、洋菓子屋さん「しろたえ」に寄って帰宅。
「しろたえ」の
 チーズレモンパイ \350
アイスカフェオレ
結局、夕飯は昼の日本酒、おやつ(?)の天一がけっこう胃に溜まってしまったので、スルーで。
 
代わりにケーキは、家族で食べた。
 
定番のレアチーズケーキは明日食べようねと別途買ってきてあって、あと3個買ってきたケーキは私がチーズレモンパイ、だんながシュークリーム、息子には苺のショートケーキ。
 
パイ生地さくさく、レモンフィリングはしっかりすっぱくて、上にはふわふわホイップクリーム。なんともクラシックな外見でクラシックな味。しかも価格は350円。ああ幸せ。
 
土曜午後のしろたえはけっこうな混雑で、お店に入れない人が店頭に小さな行列を作っているほどだった。