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ザ・リッツ・カールトン大阪「スプレンディード」にて
朝食ブッフェ
母のリクエストで「駅近くのホテルを」ということで予約した今回の宿は、「ザ・リッツ・カールトン大阪」。朝食ブッフェ
六本木のリッツカールトンは豪奢なイメージだけど、大阪のこのホテルはちょっと隠れ家っぽい、マナーハウスみたいな雰囲気。客室フロアの廊下も、ロビーフロアもちょっと迷路みたいな構造になっていて面白い。
入れてもらったエキストラベッドは全然エキストラっぽくない立派なものだったし、ちょっと距離があるのが難点だけどバスタブの他にシャワーブースもついてるし。
ミニバーにはネスプレッソ、アメニティはイギリス王室御用達「ASPREY」。
駅の真上とまでは言い難いけれど、ショッピングモールのHERBISが隣接してるし、阪神デパート阪急デパートも徒歩数分圏内だし、母も気に入ってくれると良いなあ。
朝食はホテルで摂っちゃう?と、宿泊には含まれていなかったけれど、ロビーフロアの「スプレンディード」でブッフェをいただいてみることに。
品数はそれほど多くはなかったけれど、料理はどれも美味しかったし、和洋中揃っていた。中華風の薬味が揃ったお粥の隣にあった焼売がおいしかったりして。
卵コーナーでは、目玉焼き、卵焼き、スクランブルエッグ、オムレツの他に、エッグベネディクト(ハムかサーモン)も作ってくれる。
更に「special dish」で「Truffle Omelets」の文字も。
息子はこれを頼んでいて、思った以上のトリュフっぷりに「やっぱりトリュフの風味、ちょっと飽きてきた」と殴りたくなるような事をのたまっている。
私はサーモンのエッグベネディクトを。
これにもほんのりトリュフが香っていたから、笑ってしまった。
そしてほどなくしてテーブルに「揚げたてのクリームコロッケです。いかがですか?」と一口サイズのコロッケ(ケチャップかフォンドヴォーをかけてくれる)がやってきて、これもいただいてみたらトリュフの香り。トリュフが推し、なのかな??
そしてドリンクコーナーにはひっそりスパークリングワインも置かれていて、これもどうやら料金内。
割とスパークリングワインが似合うおかずがあったものだから(コロッケといい、ベネディクトといい。あとチーズもあったし)、朝からちびちびいただいてしまった。
ベビースピナッチのサラダにハム類、ストロベリーフレンチトーストにマロンペストリー、ストロベリージュースにコーンスープ(これ、すんごく美味しかった)。
好き勝手に色々いただき、最後は果物コーナーに洋梨がまるごとごろりと置いてあったので「これ、いただきたいけど剥いていただけるのかしら」と頼んだら、すごく綺麗に剥いてきてくれた。だんなに手伝ってもらいながら、洋梨1個食べたら、もうおなかいっぱいに。
今日は息子、一日こっちの友達と遊んでくるんですって。私たちはどうしましょうかねーと、今日になってから「関西ウォーカー」を電子雑誌サイトでダウンロードしてイベント情報を見てみたり。
なんば「自由軒」にて
串カツ \350
名物カレー \750
生ビール \500
そうして私とだんなは、急遽奈良に行くことに。串カツ \350
名物カレー \750
生ビール \500
なんば駅から近鉄に乗れば、ほんの40分で近鉄奈良駅に着けるのだと、私は初めて知った。近いのね、奈良。
お目当ては、昨日開催が始まったばかりの「第70回正倉院展」。
場所は奈良国立博物館、奈良公園のすぐ向こう。
このあたりを歩いたのは、多分、高校の修学旅行の時以来……かな?相変わらず鹿がたくさんで、観光旅行客も山盛りだった。
混んでいるとわかっていた正倉院展は、でも昨日のUSJの混雑を思えばどうということもなくて(でも入場までに20分くらいはかかった)、面白いものが色々見られた。
「聖武天皇の葬送に関わる品を納めた櫃の覆いを押さえるために用いられたと考えられる帯」とか、「もうそれ、神話かな?」と思える時代の品が残っているということが、ただただ驚き。襞スカートみたいなのは、「あ、これどっかの古墳の壁画の服みたいなやつだよね」というものだったり、とんでもなく達筆な写経の巻物があったり。
目玉の一つの「平螺鈿背八角鏡」も、とっても美しかった。
で、ちょっと遅めになったお昼御飯はどうしよう、ということになったのだけど、結局なんばまで戻ることに。
最初はお好み焼きを食べようと歩いたのだけど、予定していたお店はけっこうな行列が出来ていたから、じゃあ十数年ぶりのあそこに行こうと「自由軒」に行ってきた。
混ぜ混ぜカレーに、真ん中に生卵。
けっこう辛くて、そしてちょっと苦さもある。生卵しっかり混ぜてソースを混ぜて食べると良い感じ。
あんまり喉が渇いたので、生ビールと、ビールのアテに串カツ(3本で350円。ドレッシングがけ千切りキャベツ添えで、もちろん牛肉だった)も貰ってもぐもぐ。
「はい、お二人様ここ並んで!2人、2人、1人ね!」
と長テーブルに詰め込まれ、
「これ!この注文出たの?ちゃんと書いてよぉ!」
と店員のおばちゃん同士がやいやい言い合うなかなかの雰囲気は、これを味わったら銀座の三州屋のおばちゃんがおとなしく感じられてしまうくらい。
でも、十数年ぶりに来てもなんだかあまり変わって無くて、嬉しかった。
梅田「やきとりの名門 秋吉」にて
キューリ 2×\65
うずら玉子揚げ \320
串焼(しろ) \395
串焼(ねぎま) \410
串焼(若皮) \395
串焼(ささみ) \385
串焼(牛タン) \440
串焼(すなぎも) \395
串焼(ピーマン) \325
生ビール中 4×\495
瓶ビール大 \550
阪神梅田本店スナックパーク
「元祖ちょぼ焼き」のたこ焼き(6個) \360
「えきそば」のえきそば \360
ゆるゆるとホテルに帰れば3時前で、そこから数時間、部屋でのんびりと。キューリ 2×\65
うずら玉子揚げ \320
串焼(しろ) \395
串焼(ねぎま) \410
串焼(若皮) \395
串焼(ささみ) \385
串焼(牛タン) \440
串焼(すなぎも) \395
串焼(ピーマン) \325
生ビール中 4×\495
瓶ビール大 \550
阪神梅田本店スナックパーク
「元祖ちょぼ焼き」のたこ焼き(6個) \360
「えきそば」のえきそば \360
明日からは私は母をアテンドして梅田を歩かなきゃいけなくて、悪名高き(?)梅田の地下ダンジョンをそれなりに把握せねばと、夕飯食べがてら、だんなに地下街を案内して貰った。……なんで地下街が五叉路とかになってるのかな??新宿も銀座も(多分渋谷も)そう迷うことのない私も、「わっかんない!ホワイティ梅田、ほんとわっかんないから!」と悲鳴を挙げることになるのだった。
夕飯は、昼に食べられなかったお好み焼きをと当初は思ったのだけど、「ゆかり」の本店まで訪れたところで、だんなが
「あ、ここもいいな」
と隣の焼き鳥屋さんの看板を見上げている。
確かに、気分としてはがっつりお好み焼き&さらっとビールというより、がっつりビール&なんか大阪っぽいおかず(でも串カツ気分とはちょっと違う)という感じだったから、焼き鳥でも良いんだけど、どんな店?と聞けば、
「なんかねー、ステンレスの台に、焼き鳥が5本ずらっと出てくる店」
と言われ、さっぱりわかんないなと苦笑いする私。いや、入ったらその謎は解けたわけだけど。
「お客様、20名様ご来店でーす!」
という大阪っぽい洗礼を受けつつテーブル席に案内されたのは、「やきとりの名門 秋吉」というお店。
聞けば都内にも(銀座とかに)支店があるらしいけど、初めて来た。
だんなも、大阪に単身赴任していた頃に、大阪在住の人に連れて来られた店なのだとか。
なるほど、串焼きはおおむね5本セットになっていて、テーブルの中央(あるいはカウンターなら奧側)にステンレス製の橋みたいな置き台があって、これがヒーターでじんわりあっためられている。
頼んだ串焼きは、どんどんこの台の上に、ざっくり「たれは右側、塩は左側」な感じに次々並べていかれるのだった。
全体的にサイズは可愛らしくて、普通の焼き鳥の2/3くらいのボリューム感。だからぽいぽい食べられる。
単位が5だから、2人だと「1本あげるよ」「1本どうぞ」と調整しつつ、私はシロとか皮とか砂肝とか、けっこうもらって食べていた気が。
縦に1/4カットにされて塩ふって竹串刺したキューリもばりばり食べたり、種つきで豪快にカットされたピーマン焼きも食べてみたり。
おいしくて楽しかった。
……で、シメに、この店にも焼きおにぎりなどもあったのだけど、
「スナックパーク、行く?」
「行く行くー」
と、阪神梅田本店のフードコート「スナックパーク」に。
ずーっと昔、まだリニューアル前の小汚い感じだったスナックパークに、私は一度(か何度か?)来たことがある。今年の6月にリニューアルオープンしたそうで、お洒落な立ち食いカウンターが並ぶ、すっかりお洒落な空間に。
以前からあるお店、「元祖ちょぼ焼き」の名物はやっぱり「ちょぼ焼き」なのだけど、あえてのたこ焼きをもぐもぐ。
ふわっとろっな食感の焼きたてたこ焼き、おいしかったー。
そしてだんなは姫路駅名物の「えきそば」を。
中華麺を蕎麦のだしでいただくという面白い品で、きつねとかき揚げの2択だったから、かき揚げにしたんですって。
蕎麦のだしに入ると、中華麺もなんだか「細いうどん」みたいな感覚になってくるから、ちょっと不思議。
明日からは私は母のアテンドで大阪らしい大阪料理はきっと口にできないだろうから、今日それなりに満喫できて幸せだった。うーん、お好み焼きくらい、食べるチャンスは訪れるかなー……(多分訪れないなー……)。