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「Johan」の
玉ねぎのもちもちチーズパン \346 1/2個
キッシュ・ロレーヌ \432 1/2個
ピルクルミラクルケア
カフェオレ
今朝は銀座三越「Johan」で買ってきた惣菜パン2種類を。玉ねぎのもちもちチーズパン \346 1/2個
キッシュ・ロレーヌ \432 1/2個
ピルクルミラクルケア
カフェオレ
フォカッチャみたいなもちもち食感のパンにスライスオニオンとチーズをトッピングしたパンと、だんな大好きキッシュ・ロレーヌ(具はベーコン、玉ねぎ、ほうれん草ですって)をだんなと半分こ。
そして、「ロピア」で"あれより安い"と婉曲にヤクルト1000と比較しながら売られていた「ピルクルミラクルケア」なるものを、今日初めて飲んでみた。
我が家の家訓(?)は"ヤクルトはガチ"なので、あれと比較になるとは思えないけど……と思いつつ飲んでみれば、甘さは強めで、でもなんだか薄いな?という印象。
まずくはないけれど、やっぱり物足りないかな?……という。
今日明日は私、一人で高崎にお出かけ。
在来線に乗ると片道3時間……うぐぅ……と思いつつ、超早め昼御飯は、お出かけ予定の息子と連れ立って船橋駅前デパートの物産展に行くことに。
船橋東武デパート 「京都大阪展」にて
「本家第一旭本店」の
チャーシュー麺 \1100
私とだんなが京都に行くと(一緒に行ったときのみならず、各々ソロ活動で京都に行ったとしても、おそらく)到着するなり足を向けてしまう、大好きなラーメン屋さん「京都 本家第一旭本店」。「本家第一旭本店」の
チャーシュー麺 \1100
比較的シンプルめな醤油ラーメンで、スープがとんでもなく美味しい、麺がとんでもなく美味しい、という風ではないのに、絶妙なバランスで口にするとパーフェクトな美味しさに思えるという、ちょっと不思議な感じのラーメン。
それが船橋東武デパートの「京都大阪展」のイートインコーナーに来ると知って、「え、絶対食べに行きたいんだけど」となってたら、一度も食べた事がない息子も「オレも食べたいなあ」と。
だったら昼合わせで行こうとか甘いこと考えたら駄目だと思うよ、開店同時を狙うとかしないと……と、状況に胃袋を合わせることにして午前10時開店のデパートへといそいそ向かったのだった。
10分くらい前に着いてみれば、デパート入口には入場待ちの長い列。この催しには「551蓬莱」も来るそうで、並ぶお客さんの大半はこの551目当てらしく、入場が始まれば、4人目くらいで無事イートインコーナーの食券コーナーに並ぶことができたのだった。
551蓬莱の方は、整理券を配布しての尋常ならざる混雑だったわけだけど。
メニューはこんな感じで、トッピング3種も良いけど、ここはやっぱりチャーシュー麺かな?と。
息子はトッピング3種にしてたので、じゃあ私のチャーシューどっさり来るからお裾分けするねと言いつつ食券を買った。
イベント価格なのは仕方ないとして、去年10月に本店で食べたチャーシュー麺が950円だった(そして本店も今年1月から値上げして1000円になったそうで)ことを思うと、まあまあ良心的ではある……のかな……?
刻んだ九条葱たっぷり、ぐるりと盛られたバラ肉チャーシューが圧巻のラーメン。
九条葱の下には茹でもやしも少し入ってて、メンマなどは無し。
本店のパーフェクトな美味しさを思うと、スープがちょっとぬるめ、若干しょっぱめ、そして麺も若干茹ですぎ……という風ではあったけど、でも「そうそう、こういう方向の味だよ」という感じは楽しめたし、さして並ぶことなく地元で食べられたと思うと十二分に満足できたかな。
でも本店の美味しさを100とすると、83点くらいだった……なんて。
息子はうまいうまいと食べていて、「え、こんなに美味しくて83点なん?」と驚いていたから、うん、これが美味しいと思ったら是非本店に行くと良いと思うよ、と頷いておいた。ほんとにほんとに本店のは美味しいので。
このお店、東京にも新宿と神保町に店舗があるのだけど、神保町店に行ったことのあるだんな曰く、神保町店もこんな感じで「近いけどパーフェクトな美味しさではなかった」という印象だったようで。
ともかくも満足して、私は東京駅経由で高崎線に乗っていざ群馬の地へ。
現関東住まい、出身は群馬の友人が、
「グンマーに行くには光るものか魚でも持って原住民に襲われないようにしてね……」
なんてメッセージを寄越してくるものだから笑ってしまいつつ、「千葉県民はピーナッツ装備して戦うから大丈夫だよ」などとお返ししつつ。
「穴という穴にピーナッツを詰め込」むのは千葉県民の得意技なので……(←『翔んで埼玉』は本当に素晴らしい)。
高崎のホテルにて
だるま弁当 \1200
ほうじ茶
高崎「春川酒店」にて
おまかせ3種類飲み比べ \600
グラス日本酒 \500
で、思いのほか高崎に早く着いてしまったので、「ホテルにチェックインできるまであと1時間半もあるなー」と思いつつ、荷物引きずって界隈の酒屋巡りをすることに。だるま弁当 \1200
ほうじ茶
高崎「春川酒店」にて
おまかせ3種類飲み比べ \600
グラス日本酒 \500
最初に訪れたのは、この小旅行の目的地であるコンサート会場、Gメッセと同じ側にある「春川酒店」。
京都で飲んだ、高崎「牧野酒造」のマッチョというお酒(これ)が美味しすぎたのでそれが買えればなと思ったのだけど、このお店のご主人曰く、取り扱い酒店は高崎市内でもすごく少ないそうで。
「うちは土田さんの酒が多くて、マッチョも生酛で土田も生酛が多いから、冷蔵庫が生酛でいっぱいになっちゃうんだよねえ」
と。でも同じ蔵の酒はいくらかあってお勧めもあると言われ、そして冷蔵庫にずらりと並ぶ多種類の土田も良い蔵なので気にはなって。
どうしようどれ買おう、でも味の想像がつかないぞ?と思っていたら、「17時から角打ちやってて飲めるから、またいらっしゃいよ」だそうで。
え、夜はコンサートなんですが、え、その前に飲酒……?と思いつつ、「じゃあまた後で来ます!」と宣言してお店を後にした。もはや今日の目的がコンサートかお酒か早々に解らなくなりつつ(いやでもコンサートが一番だよ……)、続いて目指した駅向こうの「西田酒店」では、美味しいと勧められた、これもけっこう好きな蔵「町田酒造」の五百万石にごりを買ってしまって。
角打ち行くなら宿で軽く弁当でも食べてから向かおうかなとと、駅を抜けがてら群馬名物「だるま弁当」を買ってから宿に向かった。
今回のお宿は「パークイン高崎」。
本当は駅近の宿を取っていたのだけど、コロナ禍での療養所になっていた宿で。
その療養所利用が予定よりも長引くことになって一般客を受け入れられないようになったからとキャンセルされてしまい、そのタイミングでは近隣の宿はもうあらかた埋まっていて、駅から徒歩15分のそこに漸く予約を入れることができた次第。
よくあるビジホな感じだったものの、大浴場があるのはすごく良かった。1階には使い放題のドリンクディスペンサー、朝食も600円でつけることができて、部屋もそれほどには窮屈ではなくて悪くはないお宿。
ただ、部屋の入口にキーを差して通電する仕組みだったので、部屋を空けるとスマホや時計の充電が一切できなくなって、持ち込んだノートPCがスリープモードに移行してしまうのが地味にめんどくさかった。
で、少し休んだところで、持参した「LUPICIA」のティーバッグで美味しいお茶淹れてだるま弁当を。
プラスチックのだるま型容器は、貯金箱になるように穴が開いているのが面白い。
「山の幸を豊富に使い普茶料理風に調理し盛り付けたもの」だそうで、醤油味の炊き込みご飯の上には山菜が盛りだくさん。
乗っているのは山菜きのこ煮、穂先竹の子煮、椎茸煮、コールドチキン、鶏八幡巻、花豆煮、黒こんにゃく、赤こんにゃく、栗、山くらげ、小ナス漬け、山ごぼうだそうで、しゃきしゃき食感の野菜がたっぷり摂れたしお肉も美味しくて大満足。
群馬故郷の友人曰く、
「群馬の民は毎年頭にダルマを買うんだけど他県では買わないと知ってびっくりしました」
だそうで、それを知らなかった私は逆にびっくりで。
「え、毎年買うものなの?」と尋ねたら、
「だるまを一家に一個(でかいやつ)場合により一人一個(手のひらサイズ)を買うのは群馬だけっぽいですね……」
だそうで。
そこまでか、そこまでだるまなのか、それは身代わりとか依り代みたいなものなの?と思ったのだけど、そういうわけでもないらしく。
「だるまは年始に買う破魔矢みたいなものかな。片目入れて願い事して次の年始には片目入れてお焚き上げして新しいだるまを買うみたいなサイクル」
なんですって。
両目を入れたすぐ後にお焚き上げという流れになるから、両目だるまは儚い存在なのであるらしく。面白いな……。
そして群馬は寒かった。常春の房総半島に比べると、体感5℃は違う感じ。明日の最低気温なんてマイナス5℃だそうだし。
さむいさむい、と防寒しっかりして、件の酒屋に向かったのは角打ち始まる17時で、そしてコンサート会場は18時開場で開演19時。
どうしてこんなことに、と苦笑してしまいつつ、酒屋の常連さんたちに混じりつつ、お勧めを飲んで、しっかり買って、酒瓶抱えてコンサート会場に向かうというわけのわからない感じになったのだった。
接客はご主人の息子さんがてきぱきと動いてらして、そしてご主人は「俺ぁ料理担当だから」だそうで。今日はロールキャベツ煮たんですって。だるま弁当食べてなかったら欲しかったけど、とりあえずお腹はいっぱいだったので、お酒だけいただくことにして。
私の好みは淡麗辛口とは真逆向いてる感じので、米なら愛山や雄町、米の旨味を感じて熟成香があるのも好き……とお願いしてお勧めを飲み比べ形式で注いでもらった。
こんなにたぷたぷに注いで貰えて、「これはごめんなさい、ちょっと高いからセットの価格に上乗せしますね」なんて言われたけど、100円足されて600円って角打ちならではのお値打ち感だと思う。いや、角打ちにしても安いのでは。
オール「土田酒造」で、左からTsuchida 菩提もと、はつしぼり『一』、シン・ツチダ。
菩提もとは、黄色みがかったこっくりしたお酒で、乳酸菌特有の酸味がふわんと漂う私好みの酒だった。でもだんなの好む方向とはちょっと違うな……という。
蔵本曰く、「50℃くらいのお燗が最高」だそうで、ああ、確かにお燗で化ける系の酒かもしれないな、とは。
真ん中のはつしぼりが、ストレートに「あ、これおいしい!」と思ったお酒。
「"すぐ飲んで美味しい"に挑戦した一本です。香り、甘さ、控えた酸をお楽しみください」だそう。
そして右のシン・ツチダは、「土田酒造の真骨頂ともいえる”完全無添加 生モトづくり”の日本酒です」だそう。
「環境の変化にとても強く、開栓前、開栓後、劣化することなく味が進化していきます。 購入後もお酒を育てて頂ける、伸びしろのある酒です」
だそうだから、これ買って寝かせてみるのも面白かったかな……と思いつつ。
でもやっぱり今飲んだ印象でははつしぼりが美味しかったから、これを貰っていくことにした。
そしてこれも味見してみたい、と告げたら、売り物の一升瓶を雑に開けて飲ませてくれた、「牧野酒造」の馥露しずく 純米吟醸(これ)。
これが、まあ、美味しくて。方向としては京都の「真向」と同じ感じ。圧と主張がある、強いお酒。
「え、やば、これ美味しいですね……っ」
と言ったら、一昨日あたりに入荷したお酒で、イチオシですって。これも漏れなくお買い上げ。
途中から予約のお客さんもやってきて、私はお誕生日席みたいな入口近くの席に居させて貰っていたのだけど、「すみません、こんな場所で」となぜかおみかん(伊予柑?かな?的な)を貰ってしまって、お供えのように目の前にずっとあるのがちょっと愉快だった。
酒のアテにみかんでもないか、と、それはお酒と一緒に持ち帰らせてもらうことにして。
そんなほろ酔い気分で向かったのは、「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 8th LIVE ≪CONNECT THE LINE≫」のコンサート。
以前、3DCGコンサート(音楽は録音のが流れるだけ、目の前は初音ミクコンサートのごとく3DCGキャラが動くという……)には行ったけど、生の声優さんが出てのヒプマイコンサートはこれが初めてで、そして今日は最推しのシブヤディビジョンFling Posseの単独コンサート。
周囲のお嬢さん方が全員揃ってディビジョンカラーの黄色のグッズを身に纏って、ちょいちょい目に入る"痛バ"もシブヤの3人ばかり。すごい光景だわ、と思いつつ、ソロ活コンサートを満喫してきた。
なぜか2日分の日程両方のチケットを取れてしまった(ガラガラなのかと思いきやそんなことはなく、SNSでは"チケット外れた"という嘆きもけっこう見受けられたのに)し、嬉しいことに両日良席。
前方から後方にA、B、C、Dとブロックが振られ、更に左右にA1~A9と分割されてその1ブロックが縦横12列の144人詰め込む風になっていて。
ゆえに最前真ん中のブロックはA5、今日の私はB6、明日の私はB4と、これ以上なく良席では?という幸福さだった。
しらいむチャンネルでは普段おちゃらけてる"そのへんの兄さん"的な白井悠介は今日ばかりは圧倒的に飴村乱数だったし、斉藤壮馬は相変わらず美麗だったし、野津山幸宏もかっこよかったし。
うわー生で動いてるーうわーとなりながら大音響でのコンサートを満喫してきた。腕ずっと振り上げてても立ちっぱなしでも問題なかった己の体力に感謝したい。
今日のゲストは、楽曲提供の経緯があってのDiosで、これまた「うわ、生のラッパーのラップって、めちゃめちゃかっこいいな……?!」と感動しきり。
アニメイトタイムズで早速「「ヒプマイ」シブヤ・ディビジョン公演DAY1の公式レポート到着!」という記事になってたので、「そうそうこういう感じでした」と、これは帰宅してから改めてうっとり楽しんだ。
コンサート会場から宿までは2.5kmほどもあったとかで、今日歩いた歩数は26427歩。
私は割と歩くスピードが早いので(背は人並だし足も長くないのに、大股でがつがつ歩くから)、他の宿泊者(ヒプマイの民がそこそこ多く滞在中なのはチェックイン時とかに把握はしてた)が戻ってくる前に早々にホテルに帰還して、一人大浴場を堪能してからベッドに転がって。
空の冷蔵庫には今日買った3本の4合瓶。やっぱりコンサートと同じくらいにはお酒が目当てだったみたいな旅行になってしまったわと思いながら、静かな夜を満喫したのだった。おやすみなさい。