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恵比寿 ウェスティンホテル東京内「ザ・テラス」にて
朝食ブッフェ
ウェスティンホテル自慢のヘブンリーベッドは、やっぱり素晴らしい。朝食ブッフェ
「雲の上の寝心地」と称されるけれど、別に「ふわふわ」というわけではなく、適度な固さ。寝転がった瞬間にはそれほど凄さが実感できないけれど、一晩ぐっすり寝て、肩も腰もどこも痛くない快適な目覚めというのは、なかなか他では味わえないもので、たいそう爽やかな朝を迎えられた。
今回の宿泊プランはあいにく朝食つきではなかったのだけど、「館内レストランで使える5000円チケットつき」というもの。それを持って、皆で階下のブッフェレストラン「ザ・テラス」に行って、朝食をいただいてきた。高級ホテルに泊まったら、やっぱりブッフェ朝食はいただいておかないと、物足りない気分。
嬉しいのは、その場で次々絞って供している、「100%フレッシュオレンジジュース」があること。何しろ目の前で絞っているから、正真正銘の100%フレッシュ。これが甘くてめちゃくちゃ美味しかった。
そのほか、ジュースコーナーにトマトジュースやグレープフルーツジュースなどもあるのだけど、ブルーベリースムージー、抹茶スムージー、ローファットバナナスムージーがあるのも面白いところ。ベリーが嫌いなだんな以外、私も母も息子も「これ、美味しそう」とブルーベリースムージーを持ってきて、薄紫色の綺麗な色のスムージーを満喫した。
卵料理コーナーには、オムレツの具材が様々用意されていて、私は炒め玉ねぎとチーズのオムレツをリクエスト。
すごく丁寧に焼いてくれたオムレツ、うっとりするほどの完璧な仕上がりだった。
温菜コーナーに寄り道してハッシュドポテトや温野菜、ソーセージも添えてテーブルに戻り、ミニクロワッサンやパン・オ・ショコラをつまみながらもぐもぐと。
スモークサーモンに、ハムは3~4種類、サラダは基本的な生野菜が何種類か。ベーコンと野菜のコンソメスープがあるのも嬉しかった。
母は、フルーツコーナーにライチ(生が出る季節じゃないから冷凍ものだと思うけど)があるのを見て大喜び。私も数粒ライチを食べて、あとはりんごや、ホテルメイドのフルーツカクテルも少し。
「今日の昼は歩くからねー、昼御飯要らない勢いでどっさり食べようねー」
と、たっぷりお腹に入れたけど、でもさすがにお昼抜きというのは無理がある、かな。
六本木ヒルズ「MASTER'S DREAM LOUNGE」にて
ビール(ザ・プレミアムモルツ マスターズドリーム) \550
武蔵野ブルワリーのフィッシュ&チップス \800
東京滞在を1日延ばしてホテル滞在を楽しんだ母、お昼の新幹線で帰るとのことで、ホテル入り口でお別れ。ビール(ザ・プレミアムモルツ マスターズドリーム) \550
武蔵野ブルワリーのフィッシュ&チップス \800
朝食後、少し小雨が降っていたけれど、母と2人で一昨年の春リニューアルオープンした「ウェスティン ガーデン」をちらっと歩き、「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」でパンも買ってきた。
もっと早めに上京の予定を教えてくれたら、早期予約で良いホテルをもっと安く泊まれそうなんだけど。今度は母期待のグランドハイアットに泊まることができるといいね(ホテルのポイント溜まってるから、スイートルームにグレードアップできそうだというおまけつき)。
で、私たちは日比谷線で六本木に移動。今日から始まる六本木ヒルズ舞台の謎解きイベント、「六本木ヒルズ謎解きプロジェクト~伝説の秘宝Xを奪え!」に挑戦してきた。
舞台は六本木ヒルズ一帯で、営業中の各店舗のディスプレイなども謎解きのヒントとして用いられるという趣向。A5サイズの専用バインダーを貰い、今日はヒルズ中、秘宝を狙う怪盗と詐欺視が暗躍しまくっていた。
何しろ今日からのイベントだったから、休憩に寄ったコーヒーショップの店員さんなども興味津々。
「あの……何かのイベントなんですか?隣のお店に皆さん寄ってらして、でもうちの店には全然来てくださらなくて……」
と、某カフェチェーンの店員さんに聞かれて、「このイベントで、あの店にヒントがあるんですよね」と冊子を見せたら
「ああ、リアル脱出ゲームのイベントなんですね!この間、コナンの脱出行きましたよ私!」
なんて盛り上がったりして。
「がんばってくださいねぇ~」
と見送られて、もともとそれなりに土地勘のあったヒルズだけど、今日1日でまた詳しくなってしまった。特に移動に必要なエスカレーターやエレベーターの位置にはすごーく詳しくなった、という……。
お昼は適当にする予定だったのだけど、2階を歩いていたところで、だんなが
「あ!モルツのマスターズドリームだ!」
と。
なんでも2週間ほどの期間限定で、「醸造家の夢」という名前の「ザ・プレミアムモルツ マスターズドリーム」の先行販売ラウンジ「MASTER'S DREAM LOUNGE」がオープン中なのであるらしい。ビールそのものの販売は、3/17から、コンビニエンスストアなどで始まるのだとか。
「そっか先行なのか」
「それは飲まなきゃ……じゃない?」
モルツ大好きだしねぇ、今なら座れるかな?と謎解きの合間に、ここで休憩してきた。ビール1杯じゃ謎解きに影響するほど酔っ払うことはないし、大丈夫大丈夫。
ビールに似合う料理が色々あるということで、私は「1日30食限定の特別メニュー」から、「武蔵野ブルワリーのフィッシュ&チップス」を。
白身魚のフライ2切れにフライドポテト、ココットケースにはちゃんとモルトビネガーが。
フライの衣は、モルトシロップとモルトパウダーを使っているのだそう。イベントスペースでの料理だけど、ちゃんとカラッと揚がっていて、美味しかった。
ちゃんとソフトドリンクも置いてあるので、息子はコーラとハンバーガー。良いタイミングで休憩できたし、「これで夜まで歩ける」状態までお腹に食べ物入れられたし、めでたしめでたしだった。
謎解きの方は、午後4時頃に完全解決。「詐欺師編」「怪盗編」、ヒントを貰ったりすることもなく、3人が得意分野への閃きを遺憾なく発揮して、
「わかったぁ!これって答え○○じゃん」
「え?なんで?全然わかんない」
という事が度々重なって、順調にクリアすることができた。やっぱり私は視覚情報重視の謎解きが得意みたい。数字&ロジック系はだんなの独壇場。息子は文字挿入系が超得意、そんな感じ。
赤坂見附「レストラン ストックホルム」にて
スモーガスボード \3500(クーポン利用)
本日のスープ
カクテル(ストックホルム) \1200
アクアビット(スカノール) \700
夕飯は、スウェーデン料理のスモーガスボード(=ブッフェ料理)を楽しめる、赤坂見附の「レストラン ストックホルム」に。スモーガスボード \3500(クーポン利用)
本日のスープ
カクテル(ストックホルム) \1200
アクアビット(スカノール) \700
以前家族で訪れて、美味しかったなまた行きたいなと思っていたところで、共同購入クーポン「日本では珍しいスウェーデン伝統料理「スモーガスボード」。常時60種以上の料理を取り揃えた本格北欧スタイルバイキング!」が販売されているのを見つけて、これは買うしかないでしょう、と、家族3人分買っておいていた。
でもなかなか行けるタイミングがなくて、有効期限の3/20が目前に。やっとこさ今日、行くことができた。
クーポンの値段は3500円。通常価格5000円のスモーガスボードと、日替わりのスープ900円、それにサービス料と消費税の分もクーポンに含まれているので、7009円相当が50%offということだった。これは嬉しい♪♪
「お皿をまめに取り替えるほどマナーが良い」とされるスウェーデンの伝統スタイルのブッフェ料理。
食べるべき順序もちゃんとあって、最初はノルウェー産ニシンの酢漬けから。次にコールドミート、サラダ類、そして温かい料理、最後にチーズとフルーツ、ケーキ類、という感じ。洋風のコースを想像しながら盛りつければ、すんなり自然な感じになる。
というわけで、最初に盛りつけてきたのが、今日の一番上の写真。
ニシンの酢漬けの品揃えが豊富で、なんと7種類ほどもある感じ。リンゴとハーブ、サワークリーム、マスタードハニーなどがあったかな。好みなものを数種類もらってきた。
中央はニシンのトマト煮(?)で、スタッフドエッグとか、魚卵なども。私はこのニシンの酢漬けが大好きで、だからスモーガスボードもお気に入りなのだった。
テーブルでサーブしてくれる日替わりのスープは、サーモンとポテト。
クラムチャウダーのように具沢山かつ濃厚なスープで、ほんのり漂う酸味はサワークリーム由来のものかなと思う。素朴な味で、でも上品だった。
これが前菜の途中に出てきて、私たちはせっせとサーモンのマリネをいただいたり、サラダを盛ってきたり。
温かい料理もしっかり充実で、スウェーデン料理と言ったらこれ、の、リンゴンベリージャムを添えたミートボールやじゃがいものグラタン「ヤンソンさんの誘惑」、貝のクリーム煮やビーフシチューなどなど。「三元豚と野菜の煮物」といった、トマト味煮込みなどもあったりした。
お酒、私が最初にいただいたのは、「ストックホルム」という名前のカクテル。
スウェーデン産ウォッカとグレープフルーツを使ったさっぱり味のショートカクテルを飲んだ後は、スウェーデンの蒸留酒「アクアビット」をいただいた。
アルコール度数が高いので冷凍庫に入れても凍らないこのお酒、氷を周囲に纏った「氷漬けのボトル」でやってきて、リキュールグラスに注がれる。私の選んだ「スカノール」は、スウェーデンの地名らしい。クミン・アニス・フェンネルで香り付けしたスタンダードな辛口のお酒、ですって。
焼酎をストレートで飲むようなものだから、喉がカーッと熱くなるけど、清涼感があって美味しいお酒。酔っ払いそうでいかにも危険だけれど、ビールをチェイサーにしたりもするんですって。
アクアビットをいただくのもこのお店の楽しみの1つなのだけど、注文するときに「えーアクアビット飲むんですかー飲めるんですかー」みたいな対応を前回も今回もされたのが、ちょっともんにょり。
スタッフ全員というわけじゃないけれど、ちょっとばかり慇懃無礼な対応だなぁと感じた人が数人いて、
「クーポン客だからなのかしら」
「クーポン客関係なく、これが素の対応なのかしら」
と悩んでしまうところ。料理は美味しいからまた来たいなとも思うのだけど、「でもこの接客が待ってると思うと、定額払って来たいとも思わないのよね」というのが正直なところなのだった。私の中では(きっとだんなの中でも)「半額クーポンが出たらまた来る」という位置付けのお店。ほんと、味は良いのに。赤坂見附駅前で立地も良いのに、残念なことだ。
ともあれ、デザートもしっかりと。
チーズは5種類、カラメル色の山羊乳チーズ、あとはクリームチーズ、マリボー、カマンベール、ブルー。マリボーとブルーに干し葡萄を添えて、最後の一口残していたアクアビットを飲み干して、デザート皿はこんな感じに盛ってきた。
左奥は、IKEAのフードコートでも見たことがある「セムラ」。
モフッとしたほの甘い生地でアーモンド風味のクリームをサンドした、日本で言うところの「ナボナ」に近いお菓子。
右奥は「カスタードケーキ」と説明があった。カスタードクリームというより「バタークリーム」的な濃厚なクリームのトッピングがあって、下はスポンジ。懐かしいような味のクリームでとても好みだった。お代わりしたかったけどどっしり重めクリームなので断念……。
そして手前はりんごとアーモンドの温かいケーキ。ミルクの容器がサーブ台の近くにあって、かけて食べると良いらしい。アイスクリームを添えるのもお勧め、とか。
他には「カフェフロマージュ」「フルーツゼリー」「ガトーショコラ」など。どれも甘さしっかりめのケーキばかりで美味しかった。
母の上京に伴う飽食の週間もこれでおしまい。明日からは粗食になる予定(予定は未定……)。