フレンチトースト
カフェオレ
今日の朝御飯はフレンチトースト。カフェオレ
当初、食事パンとして食べるつもりではなく、料理の材料としてスーパーで買ってきた大手メーカー製のものなので、実のところそれほど美味しくはなかったフランスパン。そのまま焼いて食べるのもなんだかつまらないのでフレンチトーストに加工したのだった。
外見こそそれっぽいフランスパンだけれど、どうにも軟弱な柔らかな感じで、卵液を染みこませるとグズグズ崩れるような感じになってしまう。それでもなんとか、崩さないようにテフロンのフライパンで焼き上げた。いつも通りにバターとメープルシロップ添えて。
連休谷間の平日の今日、息子は普通に学校で(部活つき)、だんなは異動前の職場に用事を済ませに(&夜は飲みに)行くらしい。私も私で、急遽入った初めてのお客様との打ち合わせ。それぞれ微妙に忙しい。
銀座「ひょうたん屋」にて
鰻重上 \3000
銀座「わしたショップ」にて
アップルマンゴーソフトクリーム
私の打ち合わせは昼過ぎで、だんなも同様、午前中から出かける必要もないらしい。どこかで一緒に昼御飯食べようよ、ていうか奢ってよ、という話になって、目指したのは銀座の鰻屋さん「ひょうたん屋」。鰻重上 \3000
銀座「わしたショップ」にて
アップルマンゴーソフトクリーム
だんなも(ついでに私も、おそらく息子まで)お店のおばちゃんに顔を覚えられているくらいには足繁く通っているお気に入りのお店で、ゆえにだんなは大阪赴任の直前に「大阪行っちゃうから頻繁に来られなくなっちゃうんだー」と食事がてら挨拶に来たらしい。
で、そこからまだ1ヶ月ちょいしか経ってないというのに
「あのねー。我慢できなくて、きちゃったー☆ ウフフ☆オッケー♪」
と、ローラばりでのランチ訪問(一部表現に嘘、誇張がございます)。
「あら、いらっしゃい。東京帰ってきたの?今日?」
「一人で色々やるの大変でしょー、奥さんもお子さんも寂しいわよねぇー?」
とおばちゃんと軽妙なトークを繰り広げながら、鰻重「上」をいただいてきた。残念ながら肝焼きは品切れ。
ニュースなどで報道されているとおり、鰻の価格が高騰の一途を辿っている昨今、「銀座で食べる鰻がこんなに安くていいのか」という価格設定だったこのお店の鰻も、とうとう大幅に値上げした。
前回来た時には2500円だった上が、とうとう3000円。というか1999年の段階ではこの上が1800円だったんだよねぇ……。
でもでも、高くなってもやっぱり食べたい(頻度は落ちるかもだけど)美味しい鰻。今日も、重箱にみっちみちに美しく詰まった鰻は良い具合に光り輝いていた。固めに炊かれた御飯と、甘すぎずしょっぱすぎずの美味しいタレと、バリッとやけた脂の乗った鰻。はー幸せー。
で、食後はバラバラ大雨が降ってきたのだけれど、ちらっと有楽町アンテナショップめぐり。
「わしたショップ」でB級品の人参の束買って、秋田アンテナショップでいぶりがっこと安売りしていた舞茸買って、そこでだんなと別れた後は「まだ時間あるなぁ」と木村屋であんぱん買って、そして打ち合わせ目的地の麻布十番に移動した。
今回、初めてお会いするお客様でそれなりに緊張して臨んだわけだけど(人参とかは地下鉄駅のロッカーに突っ込んだ)、話がいつの間にか
「このあたりよくいらっしゃる?」
「六本木ヒルズあたりはちょいちょい出てくるんですが、麻布十番は数えるくらいですねー。今歩いていて気になるお店がいっぱいあって、帰りに見て歩こうかなとわくわくしてるところです」
というところから、
「あのね、外見はすごく古めかしいスーパーなんだけど、お肉屋さんがやってるとこでね、お総菜が美味しいところがあるのよー!」
という展開に。
ナニワヤさんって言うのよー、と教わって、充実した打ち合わせの後、そのスーパーに寄って帰ってきた。今日はもとより息子と2人の夕御飯、お総菜買えたら準備が簡単で嬉しいな、と。
六本木ヒルズから1~2kmしか離れていないエリアだけれど、麻布十番あたりは一戸建ても多く建ち並ぶどこか下町のような空気もあるところ。そう遠くないところに大きなビルやホテルの建物のシルエットが見えるだけにちょっと不思議な雰囲気だ。そのスーパーも、「千葉にあっても違和感ありません」という、悪くいえば野暮ったいたたずまいで、そして野菜の価格なども普通にお手頃価格だった。
「麻布」という地名にはそぐわない感じに、パックに入ったお総菜がずらっと棚に並んでいて、「炒飯」とか「五目ちらし」とか「ハッシュドビーフ」「牛肉ときのこの中華炒め」「青椒肉絲」と、ジャンルの展開も甚だしく面白い感じ。セルフでパック詰めするミートコロッケとメンチカツがいかにも美味しそうで(1個120円!)、ミートコロッケを2つ買うことにした。あと、これまた美味しそうだった鶏の唐揚げも。
やっぱりお肉の品揃えも良いのかな?と、肉売り場も覗いてみたら、これまた素晴らしいサシの入った和牛がずらりと。値段も目玉が飛び出るほどではなく、ホルモン系もプリプリ光った美味しそうなものが揃っていた。お肉コーナーに置かれたローストビーフがこれまた美味しそうで、帰宅して調べてみたら自家製焼き豚と並ぶ人気の商品だったらしい。……次はローストビーフかな……(多分また打ち合わせとか行くことになりそうだしなー……)。
レタスとおろしチーズのサラダ
「スーパーナニワヤ」のビーフコロッケ・鶏唐揚げ
わかめと長ねぎの味噌汁
羽釜御飯
麦茶
というわけで、息子と2人の夕飯は至極簡単に。「スーパーナニワヤ」のビーフコロッケ・鶏唐揚げ
わかめと長ねぎの味噌汁
羽釜御飯
麦茶
夕方に帰宅してから色々やらなきゃいけない仕事も入っていたので、お総菜の存在には当初の想定以上に助けられた。レタスがあるのでレタスのサラダ、あとは食べきり分量の味噌汁用意して、御飯炊いただけ。台所に立っている時間はものの10分ほどでめでたく夕飯の支度ができた。
レタスのサラダは、最近ブームのNHK0655の「レタス・レタスサラダ」シリーズから「レタスとおろしチーズのサラダ」を用意。
息子が「これ、食べたみたい」と言っていたので、レシピ通りにすりおろし玉ねぎのドレッシングを用意。ちょうどシーズンなので新玉ねぎを使ったらかなりマイルドな味にできあがった。このドレッシングには砂糖は入らないのだけれど、玉ねぎのほのかな甘さが感じられる、シンプルながら美味しいもの。
品数少なめ夕御飯なので、御飯には「神宗」の胡麻ふりかけを。
大阪の美味しい塩昆布屋さん「神宗」、だんなが帰ってくる時にお土産にと買ってきてくれたのだけれど、
「塩昆布と鰹昆布の他に何か欲しいのあるー?」
と聞かれて、webサイトで見て気になっていた胡麻ふりかけも一緒にお願いしてみたのだった。
見た目、まんま「ただの白炒り胡麻」という感じのこのふりかけ、だけれど塩昆布の煮汁を使って煎っているらしく、あの独特の甘じょっぱさと旨味がじんわり染み出てくる感じ。お弁当にひとふりすれば、それだけで豪華弁当になっちゃいそうな、たいそう美味しいふりかけだった。
で、期待のコロッケと唐揚げも大変良い感じ♪唐揚げはちゃんともも肉が使われていて、スパイスが適度に効いていてビールのアテにも似合う味。肉たっぷりのポテトコロッケも、懐かしいような幸せな美味しさだった。