2012年5月2日水曜日

中華鍋で筑前煮

「木村屋」の
 あんバター
 チーズクリームあんぱん
牛乳
昨日銀座に寄ったついでに、朝ごパンのお買い物。
 
Johanかな、やっぱりJohanかなーと思いつつ、「いや、やっぱ今日は木村屋にしよう」と、「木村屋總本店」に寄ってきた。
 
みんな大好き「あんバター」を1人1個、あと1つ何か欲しいなと、「チーズクリームあんぱん」も1人1個。
 
「あんバター」はかなりの人気商品らしく、お店に入ったすぐ目の前に商品が詰まった籠が置かれ、それ以外にも店頭のそこここに「あんバター」の看板と共にこんもりとそれが積み上げられている。この春に新商品「抹茶あんバター」も出たそうで、それも素敵……と思いつつも、ここは基本の「あんバター」。
 
あの、ほの甘いあんぱん生地ではなく、柔らかめのフランスパン生地でくるまれた粒あんと、ホイップバター。こんなにバター詰めちゃダメエェェェと言いたくなるくらいに豪勢な量のホイップバターが詰まっていて、でもその分量が絶妙に美味しい塩梅。
 
「あんことバター」なんて、冷静に考えると不気味にも思える組み合わせなのだけれど、美味しいんだなぁ。木村屋万歳。
だんな特製塩豚炒飯
アイスプーアル茶
芳しくない天気予報が出ている一日。
 
午後遅くになればなるほど崩れる予報が出ているので、午前中のうちに用事を済ませないとなと、スーパーと洋品店が開く時間を待ってダッシュでお買い物。数ヶ月前に予約していた息子が学校で使う品を受け取って図書館行って、スーパーでばばばばばっとお買い物して帰ってきた。息子と私と一緒に朝食は摂っただんなは絶賛二度寝中。
 
お昼は冷凍御飯をチンしてタコライスだったら材料が揃ってるな、外食でも良いし……と、あまり決めずにいたところ、
「塩豚あるんだっけ?カリカリに炒めて炒飯にしようか?」
とだんな。そう、私、自分の作る料理に飽き飽きしていたのよー!(いや、外食もそれなりにしてるけども)と、ありがたく作ってもらうことに。
 
かなりしっかり日持ちする塩豚(ソルトポーク)は、豚バラのブロックを1cmを切るくらいの厚さにスライスしてから塩をまぶすので、かなりしっかりと塩気が染みている。それはもう見事に「ザ・保存食」という感じ。
 
その塩豚を脂身がカリッとするまで焼いて、あとは長ねぎと卵のシンプル炒飯。お供にアイスプーアル茶。
 
「しまったー!大阪に中華お玉持って行っちゃったから、今ここにはないんだー!」
 
と、「じゃあ中華鍋じゃなくスキレットで炒めようかな」と苦心してだんなが作ってくれた炒飯はたいそう美味しかった。そういえば私、あんまり炒飯は作らないのよね……。
 
ちなみに中華お玉、がっつり鉄製で重くて大変なので、私は炒め物には長らく木べらを愛用中。だんなは中華鍋での炒め物には中華お玉をたいてい使っていて、殊に炒飯作りにはこのお玉が必須の存在らしいのだった。だんなも私も料理はするけれど「愛用の道具」というのはそれぞれ違っていて面白い。
チーズ(ベルキューブ・赤ワインセレクト)
レタスとおろしチーズのサラダ
筑前煮
鶏とごぼう、舞茸の吸い物
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)
今回だんなが帰ってくるにあたって、「食べたいものは?」と聞いたら
「鶏と舞茸の吸い物……と、なんか煮物……筑前煮みたいな?」
との仰せ。
 
帰宅当日はうっかりアメリカンメニューを用意してしまったので、今日改めてそんな感じの献立で。
 
昨日たっぷり玉ねぎドレッシングを作ってしまったので、レタスを再び買ってきて「レタスとおろしチーズのサラダ」、ビールのアテにベルキューブ。あとはリクエストの吸い物と筑前煮。
 
嫌いじゃないけれどそれほど頻繁に作るわけでもない筑前煮なので、未だ「自分の味」というのが定まっていなくて(肉じゃがや回鍋肉あたりは「もうこの作り方以外の作り方では作りません!」くらいのお気に入りがあるわけで……)、今日参考にしてみたのは野崎洋光さんレシピ。
 
使う具材は鶏肉、ごぼう、人参、里芋、蓮根、椎茸(干し椎茸ではなく生の)、こんにゃく、そして彩りにブロッコリー。
 
最初に全ての具材を湯通しして、だしは使わず、水と酒を合わせたところに醤油と味醂、砂糖、だし昆布を加えて煮込んでいく。鶏肉は後から投入、ブロッコリーも別茹でしておいて最後のところで混ぜるだけ、という感じ。
 
具材をざくざく切っていくのだけが地味に面倒だっただけで、あとはさほど手間がかかることなく美味しく煮えた。ちなみに「混ぜやすいから」という理由で、中華鍋で作った次第。
 
そして両手鍋には、我が家定番の吸い物。鰹だしで鶏と舞茸、ささがきごぼうを煮て、味付けは淡口醤油と酒と塩、隠し味にしょっつる少々。今日は豆腐も入れてみた。食べ際に、三つ葉や芹などの香りの良い葉っぱ(今回は三つ葉)を散らして食卓に出す。
 
息子と2人の食卓に比べて、それほど品数が増えたわけではない(ビールのアテのチーズが増えたくらい?)だけれど、だんなも一緒の食卓はやっぱりなんだかちょっと豪華。
 
たいそうたっぷりできた筑前煮はさすがに全部は食べきれなくて、明日の朝続きを食べることに。少量パックを買ってきても、茹で筍や蓮根、こんにゃくなどを使い切る感じで仕込むとこの分量になってしまうから、筑前煮は大人数向けの料理なんだなぁと改めて思った今日の夕御飯なのだった。