2012年9月15日土曜日

お疲れ土曜のステーキ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「サンジェルマン」の
 北海道たっぷりコーン
 白桃のふわ焼きチーズ 1/2個
北海道まちむら牛乳
昨日、友人がふらっと我が家に来て、
「せりあさーん!牛乳お好きだったら、良かったらこれ飲んで~」
と、届けてくれた牛乳。
 
みれば北海道の「まちむら牛乳」で、なんでも賞味期限がそう長くないのに手元に数本ある状態で「どうしましょう」となってしまったのであるらしい。
 
「えええ!?いや、嬉しいけど、すごく嬉しいけど、牛乳の賞味期限とか、案外無視しても大丈夫よ~?」
 
ストックは常に2リットル、うっかりすると賞味期限を過ぎることもままあるものの、「痛んだ牛乳」なんて、ここ10年くらい口にしていない(鮮烈な記憶は10年ほど前に、ワシントンDCの駅構内ベーカリーで買った牛乳が盛大に痛んでいたというもの……)。
 
食い意地が張っている私は、美味しいとわかってる牛乳を人にあげるなんてできない……と、自分のあさましさを省みつつ、滅多に口にできない美味しい牛乳を今朝はそのままいただくことにした。
 
「おいしーい!牧場で飲む牛乳みたい!」
と感動しながら、コーンがどっさり乗ったパン(折しも名前は「北海道」たっぷりコーン)を1人1個、あとは今日は午前中にけっこうな労働を控えていたので甘味系パン「白桃のふわ焼きチーズ」も半分こ。
 
美味しい牛乳を美味しいうちに……と、うっかりパックの半分以上が無くなってしまい、あとは大事に飲むことに。ほんの少し砂糖入れて、ゼラチンでゆるく固めてミルクプリンにしても、きっとすんごく美味しいだろうな~。
千葉「cafe&Restaurant Sole」にて
 スペシャルディナー \2610→\1270
 濃厚パンナコッタ \400
 生ビール(ハートランド) \550
さて、今日は学校のイベント(PTAのバザー)で、土曜日なれど一日奉仕活動。朝8時からカレー作りに参加して、バザー本番中はカメラを持ってうろうろ。生徒たちも、午前中は授業で午後はバザー参加&部活動。
 
連休初日にやっかいな行事だわ~、と思いつつ、今年は特に予定もなく、代わりに週明けの火曜日が休みになるしで、それもまた良し……という感じなのだった。
 
疲労もさることながら、何よりつらかったのは今日も30℃越えという残暑の厳しさ。作業中に配布された500ccペットボトルのお茶飲み干して、その後自分でまたお茶買って、更にかき氷まで食べたというのに全部汗で流れた感じ。
 
帰宅は午後3時近く。いやー、がんばったがんばった……おつかれさまでした……。
 
疲れ果てての夕御飯は、この状況を見越してあらかじめ予約しておいた。
 
隣の西千葉駅前にあるcafe&Restaurant Soleというイタリア料理屋の共同購入クーポン、「51%OFF【2,540円】≪ペアクーポン【お一人様1,270円!】肉汁あふれる牛サーロインステーキ250g含むスペシャルディナーペアチケット!西千葉駅2分のトラットリア♪≫」。「これはお得かな?息子も好きそうなメニューだし」と買ってみたのが数週間前。
 
「金・土・日は1日1組様限定」と注意書きにあったのが少し心配だったけれど、数日前に首尾良く予約も取れて、部活を終えて帰ってきた息子と一緒に一駅おでかけ。
 
イタリアンのお店なのに、パスタなどではなく「ステーキセット」のクーポンというのがなんだか不思議な感じではあったけれど、「がっつり肉喰うどー!」と、西千葉駅からほど近い、裏通り沿いの小さなお店に到着した。私たちは早めのお客さんだったけれど、続々とお客さんが増えてきて、常連らしいお客さんとマスターの会話が聞こえてきたところによると今日は満席なのだそう。
 
生パスタ(ペペロンチーノ)やオムライスがいつも500円でいただけるとのことで、全体的にお値段お手頃、飲み物の値段も良心的だった。迷わず生ビール(ハートランドだ♪)を頼んで、今日一日学校でがんばってきた息子にもコーラを取ってやり、小さく乾杯。
 
西千葉「Sole」にて、自家製パンとサラダ。 セットのサラダは、「グレープフルーツを効かせたさっぱり系の自家製ドレッシング」添え、とのこと。柑橘系の爽やかな酸味が良い感じで、ほのかに甘さもある。
 
パンかライスかの選択は、私も息子もパンを頼んだ。
 
これまた自家製だそうで、おまんじゅうサイズのテーブルロールは、よもぎと白胡麻、あとはプレーンなものの3個がバターと共に更に盛られていて、ほわっと温かい。
 
あれやこれや息子としゃべりながら、「あ、このパン美味しい」と、もぐもぐ。
 
そして大皿にどどーんとやってきた、迫力のステーキ♪
「シェフ厳選の牛肉のサーロイン部」と紹介されていたほどには厳選っぷりは感じなかったけれど(提供価格が提供価格だから、こちらもそこまで期待はしていないわけで……)、でも「スーパーでこのサイズのオージービーフのステーキ肉2枚買っても1400円くらいはするもんね」と、充分満足なボリュームだった。
 
塩胡椒で焼いたステーキに大根おろし入りの醤油ベースの和風ソース、長ねぎのロースト、おろしわさびが添えられてきた。
 
少なからず残念だったのは、ミディアム通り越してウェルダン寄りの焼き上がりだったこと。イタリア料理店なのだから「お好みの焼き加減は」と聞かれなくても不自然に感じなかったのだけれど、それならそれで、シェフが思う良い塩梅の焼き加減に仕上げて欲しかったかなー、みたいな……。これが「良い塩梅」なのだったら、うーん、このお店のメインディッシュはあんまり期待できそうにないぞ……みたいな……。
 
サシの少ない赤身多めの肉だったから、あんまり火を通すとやっぱりパサパサっぽい口当たりになりがちなわけで、「うーん、悪くないけどもうちょっと早く火から下ろしてくれれば……うーん……」と、そこがほんのり不満なのだった。イタリア料理店だったらタリアータっぽくしちゃっても良かったのではと思うのね~……。
 
自分のレア肉好きを棚に上げても、つい数日前に絶妙の火入れのレア焼き丼を口にしたこともあってか、余計にそう思ってしまうのだった。ソースとか美味しかっただけに、ほんと残念。
 
西千葉「Sole」にて、食後にパンナコッタ~。 で、気を取り直して食後の飲み物と共にデザートもいただいてきた。
 
予約の時間から数十分遅れて到着したから(事前に「遅れます、スミマセン」の電話はしたけどね)、お詫びの気持ちもあってデザートはいただこうか、と。
 
1つ400円のデザートは、ショコラケーキとクリームチーズケーキ、パンナコッタ。息子はチーズケーキ、私はパンナコッタを選んでみたのだけれど、あいにくチーズケーキは品切れとのこと。息子ともども、パンナコッタをいただくことにした。
 
お皿にチョコのメッセージがあって、あら誕生日みたいねと思ったら、給仕の女性から
「お皿のメッセージはグラッツェミーレ、ありがとう、という意味です」
と説明が。
 
こんもり盛られたパンナコッタにオレンジのソースとオレンジの果肉とミントの葉。フォークの模様に抜いたココアパウダーとカシス(?)のソースと、チョコのメッセージ……と、華やかだけど「ちょっとやりすぎ」感も少し?
 
パンナコッタは美味しい生クリームを煮詰めて作った、バニラの粒々も見える濃厚な美味しいもの。ドルチェとか、サラダやパンにもちゃんと手がかかっている、良いお店なんだなぁと思った。思ったんだけど……なんか、自分にはぴったりしっくり来なかったのが残念。地元稲毛、あるいはちょいちょい出かける千葉のお店だったら、「もう一度行ってみようか」となりそうだけれど、隣の西千葉は各駅停車しか止まらないこともあって、用事がなかなかないわけで……。
 
ともかくも、「でもこの値段でこの内容なら満足~」と、お疲れの土曜の夜には嬉しいディナーになって、
「あ、そうそう、荷物運びがいる時にトイレットペーパーとか買って帰ろう」
「……僕の事?」
「そう、君の事」
と、マツキヨ寄ってあれこれ買い物。パンなども買ってゆるゆると帰宅した。