※今日の写真はクリックすると大きくなります※
目玉焼きトースト(ラピュタ版)
カフェオレ
ヨーグルト(チチヤス低糖)
今日の朝御飯は「目玉焼きトースト」。カフェオレ
ヨーグルト(チチヤス低糖)
ただし、トーストと並行して別に目玉焼きを用意して、最後に乗せるだけの簡易版。マヨネーズもチーズも無しだ。
「これぞ基本!ラピュタトースト!」
と出したら、息子はちょっと微妙な顔になって、
「やっぱりチーズとマヨがある方が美味しいよねー」
と。
まぁそう言いなさんな、パズーが作ってシータに御馳走したトーストだよ?と言えば、
「……ダメだなパズー。詰めが甘いな……」
だそうで。
ジブリのヒーローに厳しい息子なのだった。
さて、今日は私、お出かけ~。
汐留シティセンター内「かつくら」にて
おろしひと口ヒレかつ膳 \980
今日は汐留で劇団四季「オペラ座の怪人」観劇。おろしひと口ヒレかつ膳 \980
でもその前に日本橋に寄り道、と、午前中早くに家を出た。なんとなく惰性で溜めていた三越カードのポイントがそこそこになり、しかも今月末で有効期限で切れるポイントが1000円くらいあるという。数週間前にその通知を貰って、「たいへーん!」と、ポイント消費すべくデパートに寄り道したのだった。
ポイントが溜まったと言ってもほんの1000円2000円程度のものなので、使い切れるものをと、Johanでパン買って、新館地下のcuocaで全脂粉乳をまとめ買いしたら、それでおしまい。それから急ぎ汐留に移動して、早めのランチを済ませられるお店を探した。
「……揚げ物が食べたい気分。美味しいとんかつとか」
と思い至って、入ったのはこれが二度目の「かつくら」というお店。一番安い定食は、「おろしひと口ヒレかつ膳」の980円で、これで充分だなと、この品を。
麦飯と味噌汁、キャベツはお代わり無料。無料なのに赤だしの味噌汁は、豆腐にわかめに油揚げにと、具沢山なのが嬉しい。ちゃんと美味しいし。御飯がおひつでやってくるのも、自分のペースで好きな量だけいただけて良い感じ。
卓上には、炒り胡麻入りの小さなすり鉢とすりこぎ(これはお店オリジナルの甘めのとんかつソースを加える)と、もう一つ、中身が空のすり鉢(こちらは辛口ソースを好みで入れて使う)。更に、キャベツにかけて食べられるよう、柚子ソースも置いてある。あとは、壺にたっぷり入ってセルフでいただける唐辛子入りのきゅうり漬けも。
で、やってきたかつは、一口ヒレかつが3切れと、かぼちゃのかつ、さつまいものかつの盛り合わせ。かぼちゃとさつまいも、かつで食べるのは新鮮で、これがたいそう美味しかった。「揚げ野菜」は天ぷらの方がメジャーかと思うけれど、パン粉をつけて揚げたかつというのも美味しい。
かつの皿には、大根おろしにポン酢をかけた風なおろしだれが乗っていて、かつにつけたり御飯に乗せたり、こちらもさっぱりと美味しくいただけた。
観劇に合わせて汐留界隈でとんかつを食べられるちょっと幸せなお店だったのだけれど、残念ながらもうすぐ閉店してしまうとのこと。
とは言うものの、月に1度の汐留詣でもあと2回ほどで終わりになる(=オペラ座の怪人が千秋楽を迎える)はずだから、またちょっとしたら「あのお店もこのお店もまた知らない店になってる!」ということになるんだろうな。
というわけで、終演後のイベントの参加券を無事引き替えて、今日も2階C席からの観劇(観劇貧乏&脱出貧乏でお金なし……)。
でも今日は、今日こそは、「しまった!S席でチケット取れば良かった!」と心から後悔した好キャストだった。
高井ファントム、高木クリス、涼太ラウル。脇を固める人たちもベテラン揃いで、全体通して演技も歌も素晴らしかった。カーテンコールもいつもより多めな感じ。
というわけで、今回も鬱陶しい長さの観劇感想。
- 賛否両論だと思うけれど、個人的にベストに感じられた今日の配役。殊に高木クリスは好き嫌いが別れる役者さんかなと思うのだけれど、「いつも夢見ているような不思議ちゃん」というキャラクターに似合っているなと私は思う。硬質な印象もあるのだけれど、それも私は好きだなと。
- 良い舞台だなと思っていたら、観客皆さんそんな思いだったようでカーテンコールも長め。数回のいつものカーテンコールから「緞帳捲ってメイン3人登場」から「カーテン開けて全員」×2回からの、「緞帳捲って怪人1人登場」まで。そこから更に「カーテン開けて全員」が更に2回……くらいあったかな。「お手ふり怪人」はもとより、「両手ひらひらさせて笑顔で退場クリス」がなんともキュートだった。
- ハンニバル、下手から上手に向かってハシゴを運ぶブケー(だよね?)と一緒にメグとクリスが腰をかがめてこそこそっと移動するシーンがあるのだけれど、その3人が笑顔で会話していたことに気がついて、ちょっと萌え。ブケーの笑顔良いよ良いよ。
- ハンニバル、クリスがThink of me を歌いだした時の、周囲の「おお、クリスティーヌ、やるじゃん」「歌うまいじゃん!」という驚きと喜びの表情をつぶさに観察してみた。モブキャラの演技の観察が楽しい今日この頃。C席からの双眼鏡観劇ならではのお楽しみ……。
- マスカレード、メグと「お花」が2人でユニゾンする風なダンスが素敵だった。ああメグってやっぱりダンス上手なんだな~と(ダンスが上手くて歌もいけなきゃいけないからメグ役の人は大変なのね……)
- 「あ、そうなのか、わかってみれば簡単なことだ」のシーンでのマダムジリーの表情が良かった。「ラウル、貴方、何言ってくれちゃってるの!?」という困惑の表情から、「駄目よ!止めなさい!勝ち目無いんだから!」に繋がる、という。
- ドンファンの勝利、テーブルの上を観察していたら、何やら仔羊(?)のぬいぐるみが。リアルじゃなくて、普通に可愛い「ぬいぐるみ」な事に笑ってしまった。
- ↑の宴席のテーブル、酒と肉と果物はたっぷりだけど、野菜が無くて、「野菜が足りぬ!野菜も食え!セロリとか!」と思ってしまった私……。
- クライマックスシーン、涼太さんは今日も良く回っていた。そして例のシーンでの「お口あんぐり」も迫真に迫っていて大変によろしかった。
- そして、手元のメモ(目線落とさずに舞台に向けたまま、殴り書きしている)に「しきしゃいけめんうれしい」の文字が……今日の指揮者は長髪メガネの吉住典洋さん。指揮がこの方だと「やった!イケメン!」と嬉しい私。
観劇後は数十分の待機の後、会員向けイベント「ファントム・ミュージカル・アカデミー」に参加。今回は「第5回後編」で、マスカレードシーンのストーリーや踊りの意味についての内容。
というわけで、観劇感想以上に鬱陶しい備忘録まとめ……。
- 司会はアンドレ役 増田守人さん、フィルマン役 青木朗さんのお2人。クリスティーヌもラウルも出てくる豪華な講座だった。
- フィルマン青木さんは初演にも出演していたとのこと。1988年2月当時の初演台本を持参し見せてくれた。「今も昔も、"ト書き"が重要。ここが面白い部分」と。
- その初演台本では、マスカレードの「4人組」は、「猿+おもちゃの兵隊4人」という設定になっていた(人数が1人多かった)。
- 熱く語るフィルマン青木さん。
フィルマン「……しゃべりすぎですか?」
アンドレ「いいですよ~」
- マスカレードの音楽は、後半にいくほど不協和音が多くなる。本編通してそうだけれど、特にマスカレードシーンはこの不協和音の使い方が雰囲気の変化をもたらしている。随所にファントムの影を感じさせるつくり。
- 1幕では「ファントムなんてわけのわからんものにこの劇団は何を怯えているのだ」という見解だった支配人たちも、1幕最後の出来事で「ファントム怖えぇ」と認識を改めての、半年後の舞踏会。フィルマン「劇場って、怖いんです。特に夜の、誰もいない劇場ほど怖いものはないんです(←余談)」
- 冒頭の支配人2人の登場シーン、ドンッ……ドンッ……のBGMの音はきっかり13回(←不吉な暗示)。ちなみにシーンに登場する"ドクロ"は4体。
フィルマン「ドクロ4体、不吉です……今、こじつけただけですが」
- フィルマンはドクロタイツの衣装ではなく、仮面とマントのみ着用という服装。初演当初の設定では支配人は2人とも「ドクロタイツ」の予定だったが、ロンドン初演でのフィルマン役俳優が著名な方で「ドクロタイツはヤダ」と、燕尾服に変更になった。
- ダンサー魚役 髙田直美さん、シンガー吉田絢香さんが登場。冒頭の「人形振り」について。階段に並ぶ役者が、皆人形のように動く。曲の拍(カウント22回?)に合わせて、振り幅が小から大に変化し、「人形から人間へ」変わる感じに。
- 「人形振り」の実例。髙田「ここで、"キスする人形振り"をやってみます」アンドレ「してして♪」 ハイテンションで喜ぶアンドレさん。
- 「人形振り」の振りは決まっていない。一人一人自由。ストーリーを作ってみたり、毎日替えてみたり、各役者楽しんでいる。
- シンガー吉田「ここはダンサーと同じことをしなきゃいけないので大変。カウントとずれてしまうと、とにかく目立つので」 ロボットダンスとはまた違う、シャープな動き。
- 続いて、ラウル役 鈴木涼太さん、クリスティーヌ役 高木美果さん、マダムジリー役 戸田愛子さんが登場。このシーンでの各人の思いについて。
- ラウル涼太「クリスティーヌと心が通じ合って半年後、婚約したにも関わらず、距離感が縮まらないことを少し苛立っている。クリスが風船のようにふわーっと行ってしまう人なので、マスカレードでもそんな感じのクリスを追いかけている。自分はお金持ち、大スポンサーなので、この仮面舞踏会にも少なからず資金を提供していて、そして恋人の彼女に楽しんでもらいたいと素敵なドレスをプレゼントした」
- クリス高木「ラウルから貰った素敵なドレスを着て、楽しいパーティーで幸せ。でも、クリスにしかわらかない不安感がある。仮面の人々の中にファントムがいるのではないか?という不安感」。実際、マスカレードの中には「男女」「猿」「中国服の男」といった、ファントムを暗示させる服装のキャラクターが登場する。
- ジリー戸田「ラウルとクリスティーヌの2人が公の場にカップルとして出てきたことへの戸惑いがある。2人でこそこそ話してるし。そして一番始めにファントムの気配に気付くのがジリー。ラウルにそれを教えようとするが、ラウルは聞いてくれない。マスカレードのシーン中、2~3回、ラウルに声をかけようとして振られるシーンが出てくる。ジリーはクリスの次にファントムに近しい存在」。ファントム登場時、意味ありげにジリーの後ろ姿にもスポットライトがあてられているそう。
- 今度は「4人組」について。猿役 野手映里さん、せむし男役 深見正博さん、トライアングル役 菊池華奈子さん、太鼓役 佐藤圭一さん登場。全員シンガーなので、縦横無尽に舞台を動く必要のあるここのシーンはけっこう大変。
- トライ菊池「ヒール履いて仮面かぶっているので、菱形フォーメーションを崩さないようにするのが大変」
せむし深見「仮面で見づらくてね。最初は無表情に出てくる。能面のような感じで」
太鼓佐藤「僕の解釈では、4人組は、楽隊としてパーティーを盛り上げる役目」
サル野手「私は本物の猿のつもりで、野性的に。威嚇して爪を立てるような動作をするようにと演出指示されています」
太鼓佐藤「故意に"今、ファントムの影が!気配が!"という演技はしていない、結果的にそう見えるような感じになっている」
せむし深見「仮面舞踏会ということで、仮面をかぶったことで普段隠している出てくる人間の本質的なところ、浅はかなところを表現した4人組……」
せむし深見「とか、難しいこと言っても、ファントム出てくると最初に逃げちゃうんです。つまり単にバカ4人組ということで」
一番難しい、フォーメーションの部分の実演もあった。きっちり「菱形」を守って、カウントの早い曲に合わせて動くのがたいそう美しい~♪
- 次はダンサー登場。トライデント役 園田真名美さん、蝶役 馬場美根子さん、メグ・ジリー役 小林由希子さん、魚役 髙田直美さん、花役 平井佑季さん、チロリアン役 黒柳安奈さん。
- 蝶馬場「低姿勢を保つ振りが多い。きっついんです」
トライ園田「舞台では一瞬だけど、練習ではこのポーズを1分キープするような事をしたりも」
- 通称「ラウル止め」の実演 。クリスティーヌの元に行こうとするラウルを止めるこの6人組。両手を広げて圧力をかけるような動きなので、稽古場では実際に「ハァッ!」と声出して練習したりしている。
- バレエとは違う「バランセ」の動き。裏表がしっかりと、シャープに踊る。ここでも「低姿勢」キープがあり、難しい(実演あり)。
- メグ小林「低姿勢のままターンする部分も難しい 全員でやるんですが」その部分の実演
- ダンサー6人の実演。途中、上手から登場する男性ダンサー、男女役 佐野隼平さん、中国服男役 瀧山久志さんも登場。彼らはマスカレードシーン冒頭から舞台にいるが、一度袖にひっこみ、マントをつけて再登場する。
- ファントムを暗示する「仮面とマント」が頻繁に使われるマスカレードシーン、ダンスの振り付けにも仮面の表現(「マスカレード♪」で顔を隠した右手を上に持ち上げるところ)、マントの表現が出てくる。
- 最後にピアノ伴奏で、稽古着での全員での実演。マスカレード冒頭から、ファントム登場まで(残念ながらファントム高井さんの登場は無し)。いつもは仮面で表情が見えないこのシーン、登場人物皆(不安げにするクリス以外)超笑顔だったのが印象的。「人に言ってはダメよ2人のこと」のあたりでジリーの顔が曇り、空を見上げる動作がある(ここでファントムの気配に気付いた、ということなのかな)。
- 最後はくじ引き。壇上から降りた役者さんたちがくじをひき、手渡しに。残念ながら当たらず……。
というわけで、今回も充実の内容だった。今日は息子の習い事もあるし(英語ティーチャーが来るし)、急ぎ帰宅。
「RF1」の緑黄色野菜のコク旨シーザーサラダ
「ドミノピザ」のミルキーミルフィーユ・春のハーフ&ハーフ
ビール(キリンラガー)
夕飯は結局、支度する時間も買い物する時間もなくて、ちょうど「39%off」キャンペーンをしていたピザの宅配にすることに。「ドミノピザ」のミルキーミルフィーユ・春のハーフ&ハーフ
ビール(キリンラガー)
サラダだけは駅ビルのRF1で買ってきたのでそれを出して、あとはLサイズのハーフ&ハーフピザを1枚。息子はもう「Mサイズを2人で半分こ」では全く足りなくなってしまったようで、Lサイズの12切れを私は5切れ、息子が7切れということに。
ほのかに甘い「ミルキーミルフィーユ」ピザは、「マスカルポーネをたっぷりのミルフィーユに隠し味の練乳が、クリーミーでふんわり甘い味わいに。」というものだそう。薄いピザ生地2枚の間にチーズの層があって、それがほんのりと甘いのだった。これはこれで、まぁ、アリかな……?という面白いピザ。
で、ハーフ&ハーフの具は「ローストチキンとバジルソース」、「熟成ベーコンとマッシュルーム」の2種類。息子と私2人一致で「ベーコン乗ってる方が旨いね」ということになり、私はビール飲みながらもぐもぐ。本当だったら3500円する宅配ピザが2135円で済んでしまって、なかなかお得な夕御飯だった。