2013年12月30日月曜日

年末の戦利品

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「Johan」の
 たまごとろけるカレーパン
 和やかチョコブレッド
カフェオレ
年末の週末だった昨日もあっさり購入できた、日本橋三越「Johan」のチョコブレッド、「和やかチョコブレッド」。
 
まぁ息子が喜ぶしねー……と1本買って、あとはカレーパンを1人1個。私とだんなは「たまごとろけるカレーパン、息子にはチーズカレーパン。電子レンジと併用しつつ魚焼きグリルでこんがり温め、年末年始休みだからということでコーヒーは贅沢にブルーマウンテンブレンドで。
 
黄身が半熟のゆで卵が1個まるっと入ったカレーパン。じゃがいもや肉も食感を残したサイズでごろごろ入っていて、サイズは小さめなものの食べ応えがある。久しぶりに食べたのだけど、相変わらずの美味しさだった。
 
今日は色々やることがあるけれど、とりあえずお買い物に。息子が塾に行くのを見送ってからだんなと2人、産直スーパーとかイオンとか駅ビルとか、ばばばっと回って必要なものを買ってきた。
「がもう」のうどん(ひやひや)
海老天・さつまいも天
麦茶
だんな、1週間ほど前に四国方面にお出かけしてきたのであるらしい。ついでに、香川でうどん食べてきた!と、お土産に「がもう」のさぬきうどんを買ってきてくれたのだった。
 
麺はともかくとして、ストレートのだしもセットになったうどんだからかなり重いしかさばるお土産。「自転車に乗る」がメインのお出かけだったから買ったうどんを背負って自転車こいでいたのだそうで「買うの、8玉が限界だった……」ですって。
 
「なぜそこでもうひと踏ん張りして12玉買わないのか」
なぜベストを尽くさないのか!と言う私に「ベストを尽くした結果が8玉だったんだよ!」と答えるだんな。うん、まぁ、想像するだけで肩と腰が痛くなりそう。背負って走ってくれただんなに感謝。
 
んで、そんな貴重なうどんを早速いただきましょうかねと、スーパーで天ぷら買ってきた。年末ということで「年越しそばセット」なるものがばんばん並んでいて、いつもは惣菜コーナーに置かれない「天ぷらセット」500円也なんていうものも。海老天2つにかき揚げ、野菜天2つのセットで500円ほどとなかなかお得な内容だったので、「誰がかき揚げにするー?」なんて言いながら買ってきた。
 
家族協議の結果、私が乗せたのは海老天とさつまいも天。いりこの風味が効いただしとシコシコの麺を、私の大好きな「ひやひや」(冷たい麺に冷たいだし)でいただいた。だんなも「ひやひや」、息子は「ひやあつ」(冷たい麺に温かいだし)で。
 
香川のアンテナショップで買う麺とだしも美味しいけど、それよりやっぱり数段美味しい「がもう」のうどん。でも、現地で食べると更に数段美味しくて、私も息子も「うー……香川行きたい!」とうずうずしてしまうのだった。
 
友達誘って、皆でうどん巡りをしたいよね……と、「ここは行かねばならないお店候補」をだんなと2人、真面目に考えてしまったりして。とりあえず、朝一番の「やまうち」からの「三嶋製麺所」からの「谷川米穀店」の流れが最高だと思うのだけど、いかがか。
扁炉(鶏もも・豚切り落とし・白菜・干し椎茸・春雨・御飯)
ビール(ベルギー Martens Witte)
今日の午後は、だんなは「豚味噌鍋」の味噌練りをし、私も横でちょこちょこと料理の仕込み。昨日の夜、肉の福袋段ボールと野菜セット段ボールと食器の福袋段ボールが一気に届いたので、それを片付けたり調理の算段をしていた。
 
「ハイ食材室」の年末福袋。今年もフォアグラが丸々1個! 肉福袋は、何度か購入している「ハイ食材室」の年末福袋、
歳末THE店長プロデュースクリスマス&お正月直前ハッピーバッグ 超豪華山盛り8点ハッピーバッグ」。送料込、15,750円。
 
一番最初に買った年は冷凍肉ばかりだったのが昨年にはフレッシュ肉ばかりになって、私としては大歓迎だったものの「生肉ばっかりで困る!」との不満が一部のお客さんから上がったりしたらしく。
 
それもあってか、今年は「フレッシュミートを中心に、でも肉以外のものも」という内容になっていた。
個人的には「よっしゃ!高級肉祭り!」と待ち構えていたから、ちょっと肩すかしな内容だった……かな。
 
届いたのは、
・ハンガリー産フレッシュフォアグラ(600g) 販売価格9,240円
・オーストラリア産仔牛ヒレ肉(約1kg) 販売価格5,980円
・フランス産マグレカナール 販売価格1,350円
・プロシュートクルード・ミラノサラミ・ナポリサラミ・コッパパルマ バラエティパック80g 販売価格不明
・ガーベルデリカテッセン スモークチキン 販売価格2,200円
・イタリアロイゾン社製パネトーネ クラシコミラノ 販売価格3,300円
・冷凍パン シニフィアンシニフィエ社カカオルージュ 販売価格不明
・冷凍パン シニフィアンシニフィエ社バゲット 販売価格不明
・赤ワイン(仏ボルドー 2005 Chateau Laroche Bel Air 販売価格不明(他社価格約1,300円)
……という感じ。
 
「えー……クリスマス過ぎてからパネトーネが届くっていうのは、ちょっとどうなのー?」
と、そこに一番がっかりしたのだけど(あと、1羽丸ごとのスモークチキンも、それほどには好きじゃないからこれも別のが良かったなーと……)、でも、昨年と同様フレッシュフォアグラとマグレカナール、そして仔牛が届いたのはすごく嬉しかった。この値段ならフォアグラが来るだろうなと期待していたので何より。
 
そして野菜セットは、これまた何度か注文したことがある「ビオファームまつき」の無農薬野菜お正月セット。
 
福袋というわけじゃないけど、野菜が諸々お高くなるこの時期に「間違いなく美味しい」とわかっている野菜があれこれ届くのは非常にありがたい。1セット3,500円で、送料は590円だった。
 
「ビオファームまつき」のお正月野菜セット、箱を開けると色鮮やかなリーフレットがお出迎え。 箱を開けると、お正月の料理の盛りつけに使えそうな葉っぱと共に、色鮮やかなリーフレットが出て来た。
 
土つきの野菜は1種類ずつ丁寧に新聞紙にくるまれていて、葉物も濡らした新聞紙にくるまれてシャキシャキの状態。
 
すごいすごい、たくさんあるねー……と並べてみたのが今日の一番上の写真なのだった。
 
届いた品は、
・人参3本、黄人参2本、紫人参1本
・大浦ゴボウ2本
・大根1本
・ターツァイ1株
・ひょうたん南瓜1個
・白蕪3個、赤蕪4個
・ほうれん草3把
・さつまいも2本
・里芋4個
・緑大根2個
・レッドムーン6個
・白菜1株
……という感じ。
 
昨夜この野菜セットが届いて中身を確認し、「さっそく白菜食べましょか」「明日の夜は扁炉にしましょう」ということになった次第。
 
そして最後の箱が、ジェンガラ代理店直営「サダリショップ」の「ジェンガラアウトレット福袋」。これは送料込で10,500円。
 
ここの福袋も購入が二度目か三度目かというところで、「そろそろ手持ちのアイテムと重なってもおかしくないな」と覚悟していたのだけれど、幸いひとつもアイテムはかぶらず。
 
角皿や小鉢は2個組で入っていて、その気遣いがたいそう嬉しかった。
 
アウトレット品なので、正規品の価格と比べても参考にはならないかもだけど、じっくり見てもどの皿に大きな瑕疵はみつからず。普段使いには全然問題ないものが、こんな感じに入っていた。
 
・FRANGIPANI 26x26スクエアプレート復刻版(SATIN IVORY)×2 販売価格2×5,500円
・FRANGIPANI17.5x17.5x2.5スクエアプレート・サラウンディング(GLOSS GREEN BROWN RIM)×2 販売価格2×2,800円
・FRANGIPANI 8×25ティーライトキャンドルプレート (SATIN CHACOL BLACK) 販売価格2,400円
・BANANA 20×12スプリットリーフボウル(DARK GREEN GLOSS) 販売価格2,250円
・PINCUK13.3x10.3x6.5(GLOSS GREEN BROWN RIM)×2 販売価格2×1,500円
・帆布バッグ 販売価格1,600円
 
今年は息子が受験生で連日塾ということもあって、「どうせ遊びには行けないしー」と、ついつい通販に専念。今年は随分色々なものを買ってしまった。年明けに、またいくつか届く予定だし、注文もする予定。狙っているものが買えると良いな。
 
……というわけで、今日から早速食材の調理。
 
フレッシュフォアグラは半量ほどを西京味噌漬けに。ジップロックに密閉して85度の湯で30分ほどかけて火を通してから西京味噌と味醂を合わせた味噌床に漬ける。
 
大根と人参はお正月用の「なます」に。普通の大根はふろふき大根にしたいしなと、緑大根をメインに普通の人参と黄人参を混ぜたら、やたらとファンキーな色合いのなますになった。緑大根の緑が思いのほか鮮やかで、「正月用のなます」というより「クリスマス向けのなます」という感じに……。
 
届いた美味しい野菜、長く楽しめるようにとピクルスに。 で、「なます」がある以上、菊花蕪とか作っても味の方向が一緒だしなぁと、赤蕪と、人参の一部はピクルスにしてみた。
 
りんご酢をメインに、黒胡椒やローリエ、はちみつを入れて淡めの味のピクルス液に漬け込んで、お正月になったら食べられるようにと冷暗所(=廊下)に保存。
 
そして白菜は夕飯に。
 
鶏と豚を買ってきて、干し椎茸と共に白菜をぐつぐつ煮込む。鍋に入れる調味料は「胡麻油」だけ。卓上で、塩と一味唐辛子を汁に溶いて、具材をつけながらいただく。それが扁炉(ピェンロー)。
 
去年、料理雑誌『dancyu』の特集で、「読者支持率No.1レシピ」の座に輝いて軽く驚いた。いや確かに美味しいんだけど、すごく美味しいんだけど、異様に簡単だし「それで良いのか」的な……。
 
扁炉。白菜1株、なくなりました。 白菜、ちょっと小ぶりだったこともあって、外側のくっきり緑色をした葉の部分もざくざく投入して、結局1株食べきってしまった。
 
「この鍋、"そりゃ不味かろうはずはないよ"って感じだよね」
「油と塩だもんねー……箸が止まらないわけがない、っていう」
 
連日日本酒1瓶空け続けだから今日はさすがに控えようねと、飲んだのはベルギーの白ビール「Martens Witte」。北野エースにロング缶が売られているのをみつけて、「これ半分こするくらいでいいんじゃない?」と買ってきたもの。普通にちゃんと美味しい「ベルギーの白ビール」という印象のビールだった。……でも、また飲みたいと思うのは先日飲んだ「白濁」とか、あと「水曜日のネコ」とかの方かなー。
 
鍋のシメは、「扁炉はこれを食べねば終わらぬ」という鉄板のメニュー「雑炊」。
 
鍋に残ったスープに御飯を入れて、葱や卵は加えない。軽く煮込んで、例によって塩の調味だけでいただく。
 
鍋をつつきながら普通に米飯を食べていたはずの息子も、「僕も雑炊食べるー」と箸をのばし、最後にはスープもほとんど残らない勢いで完食。一見ヘルシーそうな鍋だけど、胡麻油をだばだば使うから、ぜんっぜんヘルシーじゃないのよねこの鍋。なのに汁まで完食。今日も危険な鍋でした。