2013年12月28日土曜日

きりたんぽ鍋は根芹が重要

「サンジェルマン」の
 ミートパイ
 チョココロネ
カフェオレ
昨日、息子が塾に行っているうちにだんなと2人買い物に出て、「サンジェルマン」で朝ごパンのお買い物。
 
久しぶりにミートパイと、あと「あ、チョココロネがあるよ、チョココロネが」と盛り上がり、チョココロネも1人1個。コーヒー淹れて、ミートパイはしっかり温めていただいた。
 
「俺はやっぱりアタマから食べるけどね」
「えー、シッポでしょ。シッポちぎって、チョコつけながら食べる……」
 
0655」の「チョココロネをたべるのどっちから?」の歌のとおりに、ケリのつかないチョココロネ論争を展開しながら、「まぁ、どう食べても美味しいんだけどね……」ともぐもぐ。
 
週末は冷え込むとの予想通り、寒い寒い朝。食材は揃ってるし、今日はもう一日引きこもり予定。昨日ゲットしたばかりのiPhone5Sで遊んで、あと、余裕があったら年賀状作り。大掃除は……まぁ、いいや……。
吉野家風牛丼
チキンマカロニスープの残り
麦茶
昼御飯は、吉野家風牛丼。具は数日前に煮ておいたものだけれど、なかなか食べるタイミングがなくて、今日のお昼に……ということに。炊きたて御飯を用意して、牛丼には甚だしく似合わないなと思いつつ、これまた先日作ったチキンマカロニスープの残りがあったものだから、これも出して食べきることにした。
 
肉にしっかり味が染みた牛丼の具は、輪をかけて「あ、これ、相当吉野家っぽい」と思える塩梅。「牛丼屋に行くよりもお金がかからない」とは言い切れないものの、普通にちゃんと安定して美味しいので、これからもちょいちょい作ることになってしまいそうだ。多分、お弁当にしても美味しいだろうし。
きりたんぽ鍋(きりたんぽ・比内地鶏・せり・舞茸・ごぼう・長ねぎ・白滝)
日本酒(鳥取 諏訪酒造 純米吟醸満天星)
夕飯は、母が送ってくれたきりたんぽ鍋を、日本酒飲み飲みいただいた。
 
母が注文してくれる料亭のきりたんぽ鍋セットは、きりたんぽ、濃縮スープ、肉と共に野菜も白滝も全部入っている「すぐに鍋が楽しめる」内容。ありがたいことに、ごぼうは既にささがきになっている。こちらがやることは、長ねぎと芹を刻むことくらい。
 
我が家はなにしろ「肉食い」なので、肉をちょっと買い足しましょうかねとお肉屋に行ったらちょうど骨つきぶつ切りの阿波尾鶏が半額セールだったので、これも煮ることに。比内鶏と混ざるとつまらないかなと、阿波尾鶏は土鍋とは別の鍋で炊いておいて、比内地鶏をひととおり楽しんでから鍋に足して楽しんだ。
 
この阿波尾鶏、確か、丸鶏としてクリスマス用に売られていたもの……だった気がする。丸鶏を購入しに行って阿波尾鶏も冷蔵ケースに並んでいるのを見て、
「うーん、やっぱり銘柄鶏だと美味しいだろうけどなぁ……でも1羽5000円近いのか……うーん」
と、購入を諦めた阿波尾鶏。それをバラしました……と風な、いかにもな感じのパックで、半羽分ほどが1200円。それが更に半額になっていて、かなり良い感じのお買い物ができたという次第。鮮度も別に問題なかったし。
 
ささがきごぼうとたっぷりの鶏肉、あとは長ねぎ、舞茸、白滝、そして忘れちゃいけないのが「根芹」。
 
関東では、まず根無し(ついていたとしても貧弱な根っこばかり……)の状態で売られている芹。届いた鍋セットの芹は、「そうそう、こうでなきゃ」という、実に立派な根がついていた。白くてシャキシャキした、この芹の根っこの部分も入れて食べるのが、秋田では一般的。これを知った当初は馴染みがなかったから「えー、根っこでしょー。根っこ食べるのー?」という印象だったのだけれど、香りは良いし食感も良いしで、すっかり好物になった。
 
だんなが買ってきてくれた美味しい純米吟醸を飲み飲み、肉も野菜もせっせと食べて、そう頻繁に食べる機会がないきりたんぽ鍋を大満喫。比内地鶏のハツやレバーも入るこのセットをいただいてしまうと、近場で手に入る食材を使ってきりたんぽ鍋をしようとしても、肉にしても野菜にしても「これじゃない」感が半端なくて、なかなかその気になれないこともあって、久しぶりのきりたんぽ鍋はたいそう幸せな味だった。ごちそうさまでした!