2014年8月11日月曜日

久しぶりのCozimaさん

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」のミルクフランス
アイスカフェオレ
今日は11日、だんなは今週夏休みということで数日お休みを貰っている。大きな予定は特になく、でもまぁ、せっかくのお休みだから家族でご飯でも?ということに。1年半ぶりほどに、千葉富里の「Cucina Tokionese Cozima」に伺うことにした。
 
実はここ1ヶ月ばかり、そのCozimaさんのwebサイトリニューアル作業をさせていただいていた私。スマホやタブレットでも閲覧できるサイトに……ということで、ちまちま頑張っている。早く公開できるといいなー。いいなー。
 
朝御飯は久しぶりの「ミルクフランス」。昨日、「ちょっと千葉にお買い物に行ってくる!」と雨になる直前にさらっと出かけて行っただんなが帰りに買ってきてくれたもの。
 
久しぶりに1人1本丸かじりしたミルクフランスは、記憶のそれよりもなんだか大きな感じで食べ応えがあった。相変わらず美味しくて、幸せ。
千葉富里 「Cucina Tokionese Cozima」にて
 おまかせコース
     自家栽培野菜のバーニャカウダ
     焼き茄子とトマトのテリーヌ
     前菜盛り合わせ
     鶏スープのトルテッリーニ
     鶏とフォアグラの温製サラダ
     夏野菜のパスタ
     ミラノ風カツレツ
     桃のまるごとコンポート グラニテ添え
     ぶどう酢ドリンク、自家製ハーブティーなど
公共交通機関を使うと、成田や八街からバスに乗らなければいけなくて、なかなか不便なこのお店。
「でもねぇ、前、友達の車に乗せてもらったら45分くらいで着いちゃったんだよ」
今は酒々井インターも新しく出来たし、もっと早く行けるかも、車だったらアウトレットモールに寄ることもできるし!……ということで、今日は車(タイムシェアリングのレンタカー)で。
 
お酒が飲めないのが、ひたすらに残念ではあるのだけれど、まあお昼ご飯だしね、ということで。
 
今は昼も夜も、同じメニューが同じ金額でいただけるようになっているとのこと。夜も「さらっとパスタ」の食事を楽しめるのは地元の人には便利で良いだろうなぁという感じ。
で、ランチタイムはランチサービスということで、セルフサービスのソフトドリンク(ホットのコーヒー、ハーブティー、アイスのコーヒー、ハーブティー、ぶどう酢と大鍋に用意されたミネストローネが好きなだけいただけるという仕組み。
 
せっかくはるばる来たのだからと、私たちは例によってがっつりフルコースのおまかせのコースをいただいてきた。肉もがっつり食べたけど、何より「野菜を食べたなぁ~」という感じ。夏野菜は葉野菜も美味しいし茄子やズッキーニ、トマトなんかも最高だし、野菜の味を満喫してきた。
 
最初にどっさり出てきたのが、自家栽培野菜(本当にお店のすぐ脇に畑がある)のバーニャカウダ。プチトマト、人参、パプリカ、生の茄子(!)などなど。茄子が、ほのかに甘くてシャクッとした食感で面白かった。生でも食べられるのね、茄子……。
 
今日の一番上の写真は「焼き茄子とトマトのテリーヌ」。
 
ゼラチンなどは使わず、野菜のだしのみで固めたものなのだそう。油をたっぷり含ませた焼き茄子と、甘いトマトをギュッと圧縮した風なテリーヌに、トマトとズッキーニのピュレ。
 
富里「Cucina Tokionese Cozima」にて、前菜盛り合わせ。すてきすてき♪ で、「ひゃー!」と歓声が上がったのが、前菜盛り合わせ。
 
野菜たっぷり、お肉や魚介も。
 
中央のガラスの器がとうもろこしのパンナコッタととうもろこしのピクルス。
 
右上のグラスがスパイシーなガスパチョで、そこから時計回りにお肉のパテと酢漬けの紫キャベツ、ズッキーニのピクルス、イカのマリネ、フリッタータ、生ハム、茄子のマリネ、鶏レバーのクロスティーニ……という感じ。
 
素朴な感じの前菜は、でもどれもしっかり手が込んでいて、お酒が恋しくなってしまったり。クロスティーニとパテが安定の美味しさだったけど、とうもろこし好きとしては、一番おかわりしたかったのはとうもろこしのパンナコッタ。自然な甘さがミルクの風味とよく似合っていた。
 
んで、「そろそろパスタかなー」と思っていたら、更にあと2皿出てきたという……。
 
手打ち生地で作った、具入り餃子状のパスタ「トルテッリーニ」はシンプルな鶏のスープで。ノリとしては、まさに「水餃子」な感じのスープもの。モッツァレラらしき、ぴよーんと伸びるチーズも入っていて、鶏のスープを含んだ生地がモチモチとして良い感じ。
 
そしてパスタ前の最後の前菜はルッコラメインのたっぷりの葉野菜に鶏とフォアグラのグリルを乗せたもの。
フォアグラがカリッと焼けていてたいそう美味しかったのだけど、このくらいカリッと焼くと、フォアグラ、溶けちゃってすごく縮まるよね……と色々な意味でドキドキする私。
 
その鶏やフォアグラの焼き汁ごとドレッシングにする感じで、敷いた野菜も良い風味だった。
 
そしてパスタはトマトベースの夏野菜のパスタ。入店時に「そろそろこいつの食欲が侮れないレベルになってきました」と伝えたら、息子の分はきっちり大盛りでやってきた(で、多分、私とだんなのも、"普通のコース料理"のパスタ分量より多いのよこれきっと……)。
 
パルミジャーノがたっぷりめにかけられた、肉や魚介は無しの野菜が主役の麺料理。茄子やズッキーニがごろごろ入り、ピーマンが甘くて美味しかった。
 
富里「Cucina Tokionese Cozima」にて、メインはミラノ風カツレツでした。 メインディッシュは、どーんとボリュームたっぷりのミラノ風カツレツ♪
 
こちらにも野菜が山盛り添えられていた。
 
サクッと揚がったカツ、肉汁たっぷりで香ばしくてたいそう良い感じ。黄色い茎の葉っぱはスイスチャード(ふだん草)かな。シャキシャキと、たいそう食べ応えがあった。
客席は8割ほどが埋まっていて平日、お盆週の今日もたいそうな人気っぷり。
 
でもやっぱり土地柄(そしてお昼ということもあって)パスタ+前菜くらいの軽いセットメニューを頼む人が多い感じ。Cozimaの神髄は、パスタも美味しいけど前菜とメインディッシュだと私は思っているので、なんというか、色々ともったいないことだよなぁと思っちゃうのだった。
 
お店のスタイルとして「パスタが主体」になっちゃうと、「地元の美味しいイタリアン」で重宝はするけど、「遠方からわざわざ」とか「お金かけてがっつりコース」という方向のお店ではなくなってきてしまうわけで……難しいね……。
 
富里「Cucina Tokionese Cozima」にて、ドルチェは旬の桃、Cozima定番の丸ごとコンポートで ドルチェは、今の季節のスペシャリテ、桃の丸ごとコンポート。
 
種も入った、1個丸ごとの桃をコンポートにして、その果汁(煮汁?)もグラニテにして添えて、というもの。限りなくシンプルな「桃!以上!」という感じのドルチェだ。
 
「色々たくさん食べました、特に野菜を食べました」という感じのランチ、すっかりお腹いっぱいになって幸せな気持ちで終了。次回は夜に(お酒込みで!)来たいな。行きは交通費削減でバス使って、帰りは酒々井までタクシー乗って、で、ワインしっかりいただいて……みたいな。
 
ごちそうさまでしたー!
駅ビル魚屋の握り寿司
竹中缶詰のオイルサーディン
ビール(サッポロ黒ラベル)
で、午後もちょっと遅くなった頃合いに、酒々井アウトレットモールをちらっとぶらぶら。
 
特にこれという買い物もなく、ル・クルーゼのワインクーラー(柔らかい保冷剤素材のやつ)買うくらいで、「ゆめ牧場」のソフトクリーム食べて帰路についた。
 
夕飯は、なんだかさっぱりとお寿司の気分だねぇ、でも少しでいいよね……いやでもビールは飲みたい、ビール飲もう、と、駅ビルにちらりと行って魚屋さんの握り寿司セットを買ってきて、それをもぐもぐ。ビールのアテに、「こういう時こそ買い置きの高級缶詰を食べるのよ!」と、竹中缶詰のオイルサーディンも出した。
 
丹後のオイルサーディンは、芸術品のような美しさ&美味しさ。
「もういいや、炙ったりしないでこのまま食べちゃえ」
と、缶あけたまんまの状態でつまんだのだけど、それでも充分に御馳走だったりした。