2014年8月9日土曜日

アイン プロージット♪

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「幕張オクトーバーフェスト2014」にて
 「WARSTEINER」のグリル3種盛り \2000
 「IEP JAPAN」のムール貝500gガーリックバターソース(フライドポテト付き) \1500
 「Andrea」の焼きたてプレッツェル \400
 「BECK'S」の牛生ハムのタルタルステーキ風 \800
 「WARSTEINER」のポテト&チーズ \900
 ビール(Weihenstephan ヴィトゥス 500ml) \1600
 ビール(ERDINGER ヴァイスビア 300ml) \1000
 ビール(Weihenstephan ヘフェヴァイス 300ml) \1000
 
イオンモール幕張内「成田ゆめ牧場」にて
 ソフトクリーム
「息子も一緒にお出かけするー?ソーセージとか食べられるよー?」
「んー……めんどくさいから行かなーい」
「そっかー」
じゃあとーちゃんと2人でお出かけしてきちゃうねー?と息子に声をかけて、私とだんなは9時過ぎにお出かけ。
 
お腹に何も入れずに、向かっちゃえーとお出かけしたのは、これが(私は)二度目の「イオンモール幕張新都心」。行くと買い物しちゃうし、海浜幕張駅から微妙に遠いし、なかなか出かけられずにいる場所だ。最近になって、地元の稲毛駅からイオンモールまで向かうバスが出ていることがわかって(知るのが遅すぎ……)、少し身近に感じてきていたところ。
 
そのイオンモールの正面広場で「幕張オクトーバーフェスト2014」がこの週末まで開催ということで、お目当てはそれなのだった。少し早く着いてしまったのでモールの中を軽くぷらぷらしてオープンの11時を待つ。
 
日比谷や台場などの大規模開催地に比べると、若干小規模な感じはあるものの、ビールは30種類ほどはあるしフードメニューも充実。値段の高さは相変わらずで、「500mlで1600円かぁ……」と思いつつも、久しぶりのドイツビールを満喫してきた。
 
開場と同時に会場に入ると、当然まだガラガラで、12時になってもテーブルはまだ3割ほどしか埋まってない感じ。なにしろこの週末は台風が迫ってきて今日も天気が怪しい感じだったので、客席にはテントが張られたエリアがあるとはいえ、基本的に露天のイベントは今日はあまり賑わわない様子だ。結果的には雨にも降られず、気温もそう高くなく、曇天で日焼けの心配もなく……となかなか快適なビール日和だったわけだけど。
 
幕張オクトーバーフェスト2014にて。山盛りムール貝と、ヴァイツェン、ヴィトゥス♪ 入場時に貰ったパンフレットで「これが美味しそ」「あれも美味しそ」と検討した結果、2000円の「グリル3種盛り」とムール貝とプレッツェルを、それぞれチェックしたお店で買ってきた。
 
私が最初に選んだビールは「Weihenstephan ヴィトゥス」。
 
Weihenstephanは以前から日本に入ってきている醸造所だけど、このヴィトゥスは今年日本初上陸なのだそう。意味は「守護神」。
 
「ヴァイツェンボック」と言われる種類で、「ヴァイツェン」は小麦、「ボック」は北ドイツのアインベックを発祥とするビールのスタイル。アルコール度数が高く香りも強い、でも苦みが少ないという特色があるのだそうで。
 
もとよりヴァイツェンはベルジャンホワイトなどと並ぶ小麦原料の「白ビール」で、苦さは控えめ。ベルギーのそれはコリアンダーやオレンジの香りをつけてあるけれど、ドイツのヴァイツェンは混ぜもの無し。
 
小麦の香りが口と鼻にほわ~っと漂ってくる、なんとも好み方向のビールだ。ペールエールとかも好きだけど、私はやっぱり白ビールが好みだなぁと、今日はひたすらヴァイツェンばかりを飲んでいた。
 
ヴィトゥスは、甘みは思ったよりも控えめな感じ。「こってり」よりは「すっきり」な風味で、スパイシーさもあって飲み応えがあった。
 
これを飲み飲みいただいたグリル3種盛りは、3種類のグリルソーセージとグリルチキン、グリルベーコンの盛り合わせ。ザワークラウトと粒マスタードもたっぷり。
 
プレーンとガーリックバターが選べたムール貝は当然ガーリックにして、ポテトとプレッツェルも間にもぐもぐ。
 
「次のビール買ってきまーす」
と席を立つたびに1000円、2000円といった単位でお金がひらひら飛んでいき、相変わらずの「お高い宴会」になった。
 
1000円でべろべろに酔う事が出来る店を「せんべろ」と言うけれど、オクトーバーフェストは桁が違って「まんべろ」の域。「あ、これおいしそ」と思うと千円札が手に手を取って数枚単位で飛んでいく。ビールも日本の生ビールの価格と比べると軽く3倍なんだもんねぇ。仕方ないかもだけど。
 
幕張オクトーバーフェスト2014にて、生ハムのタルタルステーキ風と、2杯目はエルディンガー♪ 2杯目もヴァイツェンだ!と、ERDINGERのヴァイスビア。
 
こちらはこっくり甘さのあるビール。「バナナ風味がクセになる」とパンフレットにあったけれど、なるほどこれが「バナナ風味」と言うのねと、ちょっと納得。エルディンガーはバイエルン地方を代表する、ヴァイスビアの最大醸造所なんだとか。
 
とてもマイルドな味だから、ビール苦手な人にもいける方向の味わいかな。私はさっきのヴィトゥスが好み。
 
お供に追加で買ってきたのは「牛生ハムのタルタルステーキ風」。ユッケ風で、これもなかなか良い感じだった。
 
最後に、Weihenstephanヘフェヴァイスを飲み飲み、ポテトとチーズの盛り合わせも。
 
「ヘフェ」=酵母ということで、ヘフェヴァイスは無濾過のヴァイツェン。でも、ヴァイツェンは基本的に無濾過で、1杯目のヴァイツェンボックも、2杯目のヴァイスビアも無濾過。濾過したヴァイツェンはちゃんと「クリスタルヴァイツェン」と呼ばれている。
 
「……結局私、どの酒でも無濾過が好きってことなのかしら」
日本酒も無濾過生原酒が好きだもんなー……と思いながら、ぐびぐび。
 
で、結果的には3杯目のヘフェヴァイスが一番好みだったかも。とても濃厚な小麦の風味。甘さと香ばしさのバランスが良くて、とっても美味しかった。調子に乗って昼から1リットル以上ビール飲んじゃって(しかも最初の1杯はアルコール高めのやつときて)、すっかり良い気分。
 
「デザート!デザート食べる!涼しい建物の中で!」
と、化粧室行きついでにイオンモールの中に移動して、「ゆめ牧場」のソフトクリームを食べてきた。
 
天気も心配だったので、午後はあまりモール内をぶらつかずに、食料品のお買い物だけしてささっと帰宅。
お総菜
 牛タンのレモン和え
 鶏と葱のマリネ
 鰺の南蛮漬け
ちくわチーズ
鶏もものねぎぽん
ビール(サッポロ黒ラベル)
朝昼兼用の食事に、かようなものを(肉!って感じのものを)がっつり食べてしまったから、夕飯は軽くでいいなーと、幕張イオンで適当な酒の肴を買ってきた。
 
とはいえ息子にはちゃんと食べさせなきゃいけないしと、鶏ももも焼くことにして、「ねぎぽん」(大量の刻み万能ねぎ&旭ポンズの黄金の組み合わせ)で。
 
イオンは地元にもあるけれど、幕張イオンモールのそれは品揃えもかなり違った感じ。
 
グラム売りのお総菜コーナーがやたらと充実していて、2つ、3つと区切りのついた容器も用意されていて、そこに自分で盛りつけて計量する仕組み。酒の肴っぽいものからサラダ、メインのおかず、パスタ類や炒飯、タルトやゼリーなどのデザートに至るまで、和洋中色々なものが揃っていた。味はまぁ、「スーパーのお総菜」なのだけど、でも便利でいいなと。
 
買ってきたのは鰺の南蛮漬けと鶏と葱のマリネ。牛タンのレモン和えはちょっと前に買っていたお肉屋のお総菜。
 
それらを適当に盛りつけたらけっこうなボリュームになったので、大人はそれをつまみつつビールをさらっと飲んで、おしまいにした。