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「PECK」の
チャバッタ・パンチェッタ
シナモンロール
マロンロール
カフェオレ
飽食の2週間もそろそろ終盤戦。この週末は今日がフレンチディナーで、明日は家でのんびり予定。チャバッタ・パンチェッタ
シナモンロール
マロンロール
カフェオレ
朝御飯は、昨日、日本橋高島屋の「PECK」で買ってきたパンで手早く済ませた。店頭で試食販売していたのが「チャパッタ」というイタリアパン。「スリッパ」という意味のぺたりとやや平たい楕円形のパンで、中にはパンチェッタとチーズが入っているものだった。ちょっと温めて食べるとチーズがとろけて美味しいのだそうで。
食感はソフトフランスパン的な感じで、表面をカリッと焼くとなかなか良い感じ。「あ、栗のパン発見~」と、栗を巻き込んだ甘いパンと、同じ形状をしたシナモンロールも買ってきて、家族で適当に分けながらいただいた。
「モスバーガー」の
テリヤキチキンバーガー
アイスアールグレイティー
「お昼、近所にオープンしたラーメン屋に行ってみない?」テリヤキチキンバーガー
アイスアールグレイティー
と、だんな。
いや、昨日けっこうお酒飲んでまだ胃が重い感じだし、今日の夜も外食だからラーメンって感じではないかなぁ……お昼御飯食べなくてもいいくらい、と誘いは断って、家でだらだら。息子も「"家系"ラーメンなら好きな方向じゃないから行かなくていいやー」と家でだらだら。
でも、私はともかく息子の昼御飯は必要だよね?と思っていたら、「帰りにモスバーガーででも何か買っていってあげようかー?」とだんなから神提案があった。モス!モスなら食べたい!
息子はオニポテだモスチキンだと、充実のオーダーをしていたけれど、私はバーガー1個でいいやとテリヤキチキンバーガーをお願いすることに。なんでもテリヤキチキンバーガー、リニューアルしたんですって。
「外側はこんがり香ばしく、内側はふっくらジューシーな新食感です」ということだったけど、昔から美味しいし、今日も変わらず美味しかったし、ぶっちゃけどこが変わったのか私にはあんまりわからなかったという……。なんだか香ばしさがちょっと増したかな?みたいな?
飲み物は、家で淹れたアールグレイティー。
六本木「LE BOURGUIGNON」にて
フランスレストランウィークディナー \5000
グラス赤ワイン \1080
六本木「アウグスビアクラブ」にて
鴨とポロネギ、オリーブ、ジェノベーゼのピッツァ
ビール(アウグスビール ヴァイツェン)
午後から遊びに行った息子と別行動で、私とだんなは「フランスレストランウィーク 2014」で予約した最後のお店、六本木の「LE BOURGUIGNON(ル・ブルギニオン)」に伺った。フランスレストランウィークディナー \5000
グラス赤ワイン \1080
六本木「アウグスビアクラブ」にて
鴨とポロネギ、オリーブ、ジェノベーゼのピッツァ
ビール(アウグスビール ヴァイツェン)
良い評判を色々聞くお店で、行きつけのビアレストランの近くにあるらしいとも知って一度行ってみたいなーと思っていたお店。六本木ヒルズにほど近いのに、喧噪とは無縁の、緑が茂る静かなお店。こぢんまりとした雰囲気が良いお店だった。
実のところ、ディナーコースが5,500円からいただける(税サ別だけど)からレストランウィークの5000円が「すごく安い」というわけではなかったりしたわけだけど、気になっていたからこれも良い機会かなぁ、と。
私たちは早めディナーだったのだけれど、ほどなく客席は7割方が埋まり、面白いことに他のお客さんは全組「notレストランウィーク」のお客さんたちなのだった。隣のテーブルに出ていた鴨のメインディッシュとか、美味しそうだったなー。
- アミューズ:チーズのプチシュー
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アミューズはこのお店の定番なのであるらしい、チーズ味のプチシュー。中には塩漬け豚肉が入り、ほのかに温か。
とろけたチーズの口当たりもあいまって、一口サイズのシチューを食べているよう。小さな一皿目から、とても幸せ。
レストランウィークの提携カード会社のカード提示でいただける無料の食前酒は、お酒じゃなくてノンアルコールカクテルだった。グレープフルーツの細かいグラニテに白の甘さ控えめグレープジュースを注いだもの。
カクテルグラスに入れられて、こういう食前ジュース(?)も素敵だなと思った。
卓上にはマッシュルーム型のフランスパン(シャンピニオン)と小皿に平たく盛られたバター、そしておつまみにオリーブのマリネ。
- 前菜:かぼちゃの冷製ポタージュ
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最初に冷たい前菜、「北海道産栗かぼちゃの冷製ポタージュ」。
シェフの出身が北海道とのことで、料理には北海道産野菜が色々登場。
この手のスープって、ほんの二口分くらいが来て「ああ、あともうちょっと飲みたいのに」と思うことが多いのだけれど、このスープはなかなかにたっぷりめ。
ぽってりとしたスープはティースプーンですくう感じでもなかったから、カップに口をつけていただくことに。自然な甘さのスープはとても濃厚。口当たりもたいそう滑らか。
- 前菜:美瑛のとうもろこしとフォアグラのソテー
- 今日の一番上の写真が、この2皿目の前菜。
店頭にこの料理の写真入りのカードが置かれ、ネットでもレシピが公開されている料理なので、このコースの目玉だったのかも。実際、今日一番に気に入った皿だった。
甘いとうもろこしとチョリソーのソテーの上に分厚いフォアグラ。ソースは甘めの、ポルト酒を煮詰めたもの。葉野菜のサラダと、脇に添えられたのはこれも甘い、バターの風味を感じるとうもろこしのピュレ。
野菜の甘さとフォアグラの甘さにスパイシーなチョリソーの存在感絶妙な感じで、美味しかった。年末にまたフレッシュフォアグラを「肉福袋」で食べる機会があったら、真似してみたいなーと思ったりしたけど、缶詰のホールコーンじゃこの美味しさにはならないね……。
- メイン:バベットステーキ
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メインディッシュはバベット(=牛ハラミ)ステーキ。
フォンドヴォーと粒マスタードの、割と定番に感じる系統のソースで、野菜のソテーとじゃがいものグラタンが添えられていた。
綺麗なロゼ色のハラミは、ほど良い焼き加減……だったけど、先のお皿ほどには「わぁ!美味しい!」という感動はなかった……かな。びっくりしたのは、むしろ野菜の美味しさ。
ちょっと塩が強かったものの、緑茄子がフルーツのような美味しさだった。
- デザート:モンブラン
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デザートは数種類からのチョイス。
口頭で説明いただいて、「ココナッツのブランマンジェ」の言葉を聞いた時に「あ、これがいい」と思ったのだけど、「そして最後に、モンブラン」の言葉を聞いた瞬間に「いや、モンブランだな、うん」と。モンブラン決定。
全体通して、ポーションは軽めな感じ。デザートも、さらっとかわいらしい印象で、「ああ、ビストロブノワの、あのアホほど大きいミルフィーユのサイズが恋しい……」と思ってしまったりして。
土台には、ねちもちっとした粒が感じられて、何かと思えば「お米」。帰宅してネットで調べたところ、「お米のバヴァロワ」が土台だったのであるらしかった。そこの説明なかった(聞き漏らした?)から、食べた時にびっくりしてしまった……。
モンブランの甘さはけっこう控えめで、むしろ前菜のかぼちゃのスープの方が甘かったくらい。
- プチフール
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エスプレッソをいただきつつ、最後には嬉しいことにプチフールも。
これもお店の定番らしい、個性的な器入りのバニラのムースにはブルーベリーのソース添え。一口サイズのプチマドレーヌに、グレープフルーツピールの砂糖がけ。
バニラのムース、食感はふわふわ、甘さもしっかりめで、これがとても好みな感じだった。
何よりサービスが、「可もなく不可もない」というよりは「不可ではないけど、可でもない」という印象だったのが、「美味しかったし楽しかったし居心地良かった!また来ようね!」という感じにはならなかった一因かなぁ……。給仕の人たちが、おしなべて声小さめで早口傾向だったこと、厨房からシェフの怒鳴り声が聞こえてきたりしたのが、マイナス印象だったかも。
厨房からシェフの指示らしきフランス語が時折ぽんぽん聞こえてきていたのは悪くはなかったのだけど(でもスタッフの返事は「ウィー」ではなく「はい」だったことに苦笑い)、終盤に「オーダーちゃんと聞けよ!○○を○○とかって言わないとわからないのかっ!?」みたいな声までしっかりはっきり聞こえてきて「あああああ……」と。
うん、そういうことあるよねー……と、お客さんは苦笑してしまいつつ、でもあんまり聞きたい内容じゃないわけで。
グラスワイン1杯だけいただいたからチーズはいただけなかったけれど、チーズの品揃えも豊富なお店だったみたい。そして何よりのシェフのお得意は「内臓肉とジビエ料理」なのだそうで、このお店の魅力を知るには改めて「普通のコース」をいただかないといけない感じみたいだ。
軽めのポーションとかお店の雰囲気は母好みな感じでもあったし、ランチは2,500円、4,500円となかなかお手頃だから、母とランチに再訪してみるのが良いのかなー。私が「ちょっと分量物足りなかったかも」と思ったくらいだから、だんなはもっとそう思ったのではないかなと思う。
……で、このお店、近くとは聞いてはいたけれど、さんざん通っている「アウグスビアクラブ」から、ものの10mほどしか離れていなかったのだった。
「……ビール飲む?」
「……ピザ、食べちゃう??」
と、いそいそと「2次会」。
だってね、「ピッツァふりかえりの秋、アウグスビアクラブクラシック」なんて楽しいイベント開催中なんですもの。
んでもって、今週のピッツァが「鴨とポロ葱、オリーブ、ジェノベーゼ」という魅力的なものだったうえに、それに合わせた「お供のビール」のチョイスがアウグスビール・ヴァイツェンなんですもの。
ヴァイツェンだとぉ!?鴨葱ピッツァだとぉ!?それはけしからん!
というわけで、フレンチのコース食べてきた直後だというのに、ピザ&ビール。
さすがに満腹きわまれり、という感じになってしまったけれど、悔いはないです。美味しかったー!
「鴨葱ピッツァ」は他のバージョン(和風味)を食べたことがある記憶があるけれど、ジェノベーゼソースにオリーブという組み合わせがまた良い感じ。オリーブは種入りのものだったので、カリコリ囓りながらいただいた。
ヴァイツェンは、いつもこの店で飲む「スノーブロンシュ」とはまた違う小麦のしっかりした風味。完熟したフルーツのような甘い香りと、スパイシーさ。これまた好みなビールだった。ああ、それにしても、さすがに食べ過ぎ……?