2024年5月18日土曜日

渋谷で日本酒!

※写真はクリックすると大きくなります※
千葉「てるパン」の
 焼きとうもろこしの熟成フォカッチャ 1/2個
「COCONEST」の
 チョコパイ 1/2個
神奈川「エッセン」の
 マロンデニッシュ 1/2個
ヨーグルト(チチヤス 低糖)
アイスカフェオレ
土曜の今日は、昨日に続いてJR新宿駅エキナカの「BAKERs' Symphony」で買ってきたパンで。
 
千葉「てるパン」のとうもろこしフォカッチャ、神奈川「エッセン」のマロンデニッシュ、そしてチョコパイの「COCONEST」というお店は、「BAKERs' Symphony」の母体が運営するパン屋さんなんですって。なるほど。
 
残念ながらこのチョコパイ、チョコ感が薄くて、カスタードクリーム+チョコレートが詰まっている感じのもの(チョココロネのクリームみたいな?)で。
 
もっとチョコ!な感じを期待していたから少し残念だった。今日おいしかったのはとうもろこしフォカッチャかな。香ばしくておいしかった。
渋谷「SAKE PARK 3杯」にて
 お酒いーっぱい。
 「煮込屋赤ねこ」の
     牛すじ煮込み \800
     酒粕熟成唐揚げ 4×\200
 「Quindi」の
     長野飯田の千代幻豚の生ハム \1000
 「YAKITORI 燃」の
     北陸味噌添え 炭火焼鳥3本 \1200
今日は30度越えになろうかという、5月ならざる暑さの中、去年の11月の2回目開催に続いて今回も訪れた「SAKE PARK」に。
 
前回はかなり寒くて閉口したのだけど、今回は逆に暑さに「あ、これは長居するのはやばいやつ」と思うことになったかな……。
でもしっかり色々飲み食いしてきた。
 
チケットは事前に「Makuake(マクアケ)」の「5/17-19 SAKE PARK第3弾!日本酒×カルチャーを楽しむ最高の週末」で購入してあって、
 
超早割17%OFFの"ふたりでシェアして‐ペアセット10,790円(税込)"をクーポン使って1000円引で購入。
 
・300円相当チケット×40枚
・SAKE PARKオリジナル升×2個
 
という内容で、つまり、チケット1枚が245円相当。実売価格だと300円という感じなのかな。
 
お猪口1杯、50mlほどのお酒がチケット2枚3枚当たり前な感じで、「え、この量で1杯900円……?」と思うと、このイベント、お酒の価格は相当高いよねと毎回思う。
 
でも蔵の人と話せる良い機会ではあったりして、そして好きな蔵がいくつも来ていたりで、なんだかんだ、青山時代の「Aoyama Sake Flea」から来てしまってるという次第。
 
1杯目はお気に入りの群馬、土田さんのお酒を貰いつつ、これまた以前からの気に入りの「煮込屋赤ねこ」の牛すじ煮込み(今日の一番上の写真)を。
 
巨大な唐揚げがおいしそうだったと、だんなが唐揚げも買ってきてくれた。
 
普段は地元のみの流通品だとか、今回も色々面白いお酒を色々飲めたの良かったな。
 
これもかなり面白かった、奈良の風の森、ALPHA8 大地の力。
 
見た目古酒みたいだけど、これ、秋津穂を一切磨かずに玄米のまま醸したお酒なんですって。
 
「ビールのような香ばしさ」と言われたけど、なるほどまさにそんな感じ。
 
日本酒にはない焙煎感があって、ビールに似合う食べ物ならこのお酒にもたいてい似合いそうみたいな、そんな味わいだった。塩気のあるプレッツェルが恋しくなりそうな風味だった。
 
結局、今日飲んだお酒はこんな感じだったみたい。
 
2枚:群馬 土田酒造 Tsuchida 99
「99%の麹米と1%の白米で造られた、濃厚濃密、甘さと旨味MAX」のお酒。ああ、土田だー!という感じの濃厚さと酸。好き。
1枚:群馬 松屋酒造 流輝 純米吟醸 ももいろ無ろ過生
ほとんどの酒がチケット2枚のところ、この蔵は全部が1枚。後味すっきりだけどコクのあるこの桃色酵母酒、とても美味だった。
2枚:奈良 油長酒造 風の森 ALPHA8 大地の力
秋津穂を一切磨かず玄米のまま独自の技術で醸造とのこと。色は古酒のようだしビールのような香ばしさだし面白い。
2枚:三重 清水清三郎商店 作 インプレッションG
作の代表格"玄之智"の直汲みバージョン。フレッシュ感が良い感じ。いかにも作というお味。
3枚:松波酒造・土田酒造 コラボ酒 登
能登産ゆめみづほに土田の麹パワー、"甘いショコラカーテン"との説明。とっても土田な味だけど、確かにこれはチョコが恋しくなるお酒。
1枚:群馬 松屋酒造 流輝 純米吟醸 山田おりがらみ生
おいしかった流輝の山田のおりがらみ。これは……普通だったな……。
2枚:京都 松井酒造 神蔵の泡 スパークリング 露花(ろか)
新発売のスパークリング。かなり甘めだった。この蔵はクラフトジンがかなりおいしかった(だんなが飲んでた)
3枚:石川 吉田酒造店 吉田蔵u 石川門 貴醸酒 うすにごり
手取川の蔵。イベント限定 開栓注意のフレッシュ感、貴醸酒っぽい酸味と甘味。
1枚:広島 今田酒造 純米にごり スパークリング 白美 HAKUBI
富久長の蔵。瓶内発酵によるきめ細やかな泡。淡いうすにごりで辛口すっきり。
2枚:群馬 土田酒造 上州クラシック
辛口のないの?って言われるから持ってきた、通常群馬県内だけで流通させているお酒だそう。群馬県産食米をほぼ精米せずに醸した酒で、確かに切れ味は良いけど土田らしいこってり感は健在で。
1枚:群馬 松屋酒造 流輝 純米吟醸 ももいろ無ろ過生
そして最後に1枚残ったチケットは、おいしかった桃色酵母酒になりました。

 
と、そんな感じでペース良く飲みつつ、おつまみはなんだかお肉ばかり食べていた、という。
 
写真の右側は食べかけだけれど、「Quindi」の長野飯田の千代幻豚の生ハム 。
 
乾きすぎていない、しっとりジューシーな生ハム原木を目の前でカットして貰える。常温で脂がとろんと溶けていくような素晴らしさで旨味がすごい。このハム、おいしい。
 
国産の生ハムってすごくおいしいものなんだな……なんて、思わず帰宅して通販サイト(しかも原木買えるところ)を見に行ってしまったりしたわけだけど。
 
500gくらいの小ぶりのブロックなら6000円くらいで買えるっぽいし、買うのありかな……だめかな……ビールにめちゃめちゃ合うよね……ビール、まだ何回かはコンスタントに届くしね……、などと。
 
そして写真の左のは、YAKITORI 燃の炭火焼鳥、北陸味噌添え。
 
ちゃんと焼きたてで、炭火の香りが良い感じ。割高ではあったけれどそれなりしっかりしたサイズ感でおいしかった。
 
このイベント、まあ全体的に高いなという印象はあるものの、こうして食べ物がおいしいのが幸せではあって。
 
レジャーシートを広げて寛げるような場所は少ないけれど(無くはない、という印象)、外壁沿いがベンチのようになっていたり、ベンチそのものがあったりで、座れる場所がままあるのも便利なスポットだ。都心なのに緑があって青空が見えるのもすごくいい。
 
こちらは謎の萌えキャラを全面に出していた、京都の蔵。
 
このスパークリングはジュースかなというくらいに甘くてちょっと好みな方向ではなかったものの、だんなが飲んでいたジン("京都ジン 輪廻")がおいしかった。
 
すごくちゃんとジンで、上品かつ濃厚な味わいで。
 
この蔵、パンフレットのイラストをアプリで読み込むとキラキラ動いてお酒の紹介を萌え声でしてくれるという、あまり他にはない感じに尖ったことをしていたのも興味深く。
 
んでこちらが、結局2杯飲んでしまったチケット1枚のお酒、群馬、松屋酒造の”流輝 純米吟醸 ももいろ無ろ過生"。
 
十九の桃色酵母シリーズに通じるような味わいで、なるほど、流通価格も四合瓶1650円だそうで、このご時世、かなりなお値打ち酒だなと思った。
 
こういうイベントは、「あ、これおいしい」と思えるお酒と出会えるのが面白いし楽しいし、でも今日はさすがに暑かった。全身が焦げるかと思った……というか焦げた。
 
日焼け止めを手抜きしたら(顔は塗ってた)、サンダルの日焼け跡が早々に足についてしまった。まだ5月半ばなのにだ……。
「北陸製菓」の
 カレービーバー
ミックス野菜のサラダ
渋谷西武「肉匠もりやす」の
 国産牛すじ煮込み
鰺の竜田揚げ
「佐藤水産」の
手まり筋子塩
羽釜御飯
ビール(SOUTH HORIZON Nap on Deck)
ビール(田沢湖ビール バイツェン)
午後2時過ぎまで飲み食いしていて、夕飯は「何かお惣菜でも……」とパン買いがてら渋谷西武の中を歩いたら、素敵なものが色々と。
 
「あ、この牛すじ煮すっごいおいしそう」とだんなが手に取ったのは、「肉匠もりやす」の牛すじ煮込み。
 
ザ・肉!って感じに、ひたすら牛すじだけのパックがツヤツヤとしておいしそうで、そして実際、べらぼうにおいしかった。
 
え、なんだこれ、と思って後に調べたら土曜日限定の品だったみたい。すごく肉感が残るすじ煮込みで最高だった。これ目当てに土曜の渋谷に行きたいくらい。
 
更に魚屋さんもまあまあ見切り品があって、6枚600円だった3枚おろし済の鰺が半額になっていたり。
 
揚げるか焼くかして食べる?と買ってきて、フライパンに深さ1cmくらいに入れた少なめの油で竜田揚げにした。このくらいの油で揚げ物するなら片付けもさして手間じゃないし……と。
 
そしたらこれもまたべらぼうにおいしく出来て、家族皆して「え、なにこれおいしい」「すごくおいしい」と盛り上がりつつ食べることに。
 
昼間にあれだけ飲み食いしたけどビールも飲んだし御飯も炊いて。
最後は炊きたてご飯に「佐藤水産」の"手まり筋子"を乗せておいしくいただいた。
 
これ1切れで500円くらいはする換算の、全く安くはない筋子なのだけど、これがめちゃめちゃおいしくて。
 
鮭のルイベ漬けあたりよりもなんとなく割高感があって頼めないけど、買ってきて貰えるとすごくうれしい北海道土産の一つ。
ああ、おいしかった……。