2013年6月1日土曜日

カレーライスだ~

「サンジェルマン」のコーンパン
炒めウィンナー&目玉焼き
ヨーグルト(牧場の朝 ストロベリー)
アイスカフェオレ
今日は産直スーパーにお買い物に行く予定。
オープンと同時に行かなければ見切り品豚肉や見切り品卵が買えなかったりする(どちらも割と早くに売り切れちゃう)ので、
「まだ息子が起きてこないー。もう8時半過ぎたのに起きてこないー」
と、私はやきもきしていた。
 
買い物後に朝食となると10時半頃になってしまうだろうから、もう待ちきれないわと支度して息子を起こしてしまうことに。
 
今日も「いつもと変わらず」という感じで、パンと肉と卵とヨーグルトとカフェオレ。今日のパンは、「サンジェルマン」のコーンパン。1個70円だったか80円だったか、そこそこお手頃価格でちゃんと美味しく、手軽に買えるのでお気に入りの品だ。魚焼きグリルで軽く温めている間に、卵とウィンナーの準備をした。
 
ちょっと最近、朝食の献立の変化が著しく乏しいなと自覚中。ご飯と味噌汁も悪くないけど、そういうんでもなくて……と考えて、
「そっか、肉まんとか、さぬきうどんの頻度が激減したんだ」
と思い至った。
 
ちょいちょい新橋にある香川アンテナショップで買ってきていたさぬきうどん、最近ご無沙汰。冷たいうどんがしみじみと美味しい季節になることだし、今度新橋に行った時に買ってこようかな。
天ざる
麦茶
で、朝御飯後、頭の片隅でさぬきうどん、さぬきうどん……とか考えながら産直スーパーに買い物に。
 
今日もあれこれ購入し、「あとはお昼ご飯、どうしよう」と惣菜コーナーを覗いたところで1パック200円の天ぷらパックと目が合った。
 
ちくわの磯辺揚げと、人参のかき揚げと、あとは多分、野菜のかき揚げ。無造作にそれらがぎゅうと発泡スチロールのトレイに詰められ、ラップされている。表現は悪いけど、片田舎の個人商店の棚に置かれているような、そんな感じの品だ。
 
「……うん、こういうの、うどんとか蕎麦とかに乗せて食べたい感じだよね」
 
朝にちょうど「うどん食べたい」と思っていたこともあって、迷わずこれを買ってきた。あいにく手元に美味しいうどんはなかったので、お昼は蕎麦ということに。蕎麦は、常備している「小妻屋本店」の名代手折りそばがまだあったので(でももうラスト3袋だった……!買わなきゃ……!)、これを使うことにした。
 
このお蕎麦、蕎麦自体も美味しいし、コンパクトなパッケージも好ましいし、1袋毎についてくる濃縮だしも好みな味で良い感じ。2人分茹でて、その間に天ぷらもオーブンレンジの揚げ物モードで熱々にしておいた。
 
「うん、こういうの食べたかったのよ私。お蕎麦ひさしぶり♪」
私が言うと、息子はきょとんとして、
「そっか、お母さんは久しぶりだったか」
だそうで。
 
だって僕、修学旅行で信州蕎麦食べてきたもーん……と、何やら得意気な息子に、軽く殺意を覚える私。自由行動中に、「班毎に好きな店で外食して良し」なんて日があったらしく、息子たちは蕎麦屋に入ってざるそば食べてきたのだそうだ。
 
「でね、蕎麦にわさびつけて食べると、おいしいんだよ~?お店の人に勧められた」
と更にドヤ顔の息子。
「そば湯もちゃんと出たよ。班で、そば湯知ってる人、半分もいなかったんだけどね」
僕は知ってたし!と、ますますドヤ顔の息子。
 
そうかいそうかい、羨ましいよ、私もその幸せの一旦を味わわせていただくことにするよ……と、息子土産の生わさびを冷蔵庫から出してきて、鮫皮おろしでざーりざーりとすりまくって、お蕎麦と一緒にいただいた。まぁ、この蕎麦も、まさに信州のお店のものなんだけどね。
 
これまでの人生15年、常に「寿司はさび抜きで」のポリシーで生きてきた息子も、修学旅行でわさび農園に行って、ちょっとわさびが好きになったのであるらしい。「ちゃんとした日本のわさびは、変な辛さがなくて美味しいよね」と、私と一緒になって蕎麦にわさびをつけて啜っていた。
 
確かに、市販の安いわさびの辛さはホースラディッシュ系のものだから、アレが苦手というのはよくわかる。私も、家で刺身を食べるときはできるだけ生わさびをおろして使うようにしているわけだし、本物の和わさびは本当に美味しいよね。
 
というわけで、ちょっと大人な味の天ざるを2人で満喫。そば湯もしっかりいただいた。
和風ポテトサラダ
ほうれん草の豆乳ポタージュ
ポークカレー
自家製らっきょう・福神漬
麦茶
今日は午後に息子の塾の保護者会があり、でも終了予定時間の1時間後には息子に夕飯を食べさせないといけないというシビアなタイミング。
 
まともに料理をしている暇はないなと、昼のうちに夕飯の支度をしておくことにした。で、作ることにしたのは「カレーライス」。値引き品の豚バラが買えたらカレーにしよう、と思っていたところ、首尾良く朝の買い物で買えてしまったので、予定通りカレーを仕込むことにしたのだった。ついでに新じゃがに新玉ねぎに春にんじん、それらも全部今日買ってきたものばかり。
 
いつも通りにカレー粉と塩胡椒を揉み込んだ豚バラ肉を焼き付けて、でも時短のために圧力鍋を使用。肉と玉ねぎを加圧して15分、急冷させて人参とじゃがいも、追加の玉ねぎを加えて再び加圧、3分。急冷させてルウを溶かせばできあがり。塊肉を使ったカレーも、圧力鍋ならあっという間だ。
 
圧力鍋で煮込んだ肉は独特な食感になるけれど、それが嫌いじゃなくて、むしろ豚バラブロックを使ったカレーならこうして作るのが楽でいいかも。
 
あとは冷蔵庫に残していた豆乳ポタージュ出して、サラダも出して、めでたく予定通りの時間に夕御飯をテーブルに並べることができた。
「カレーは4日続いても一向に構わない」
と公言してはばからない息子は大喜び。これから塾だというのにお代わりまでして食べている。
 
「うん、喜んでくれるのは嬉しいけど……でも、"お母さんの料理で何が一番好き?"って聞かれて"カレー!"って即答されたら、それはそれで実に微妙だわ」
と私は苦笑い。
 
「いや、そこはちゃんと空気読むよ?カレーはだって、ルウ使うから料理だけど料理じゃない、っていうか……」
うーん、でもそうすると、たらこスパゲティや味噌バターコーンラーメンも料理だけど料理じゃないよね……と悩み始める息子。
 
ないですか!?「母の手料理でこれが好き」というのはそんなに思い当たりませんか!?と私がハニワ顔になりかけたところで、
「あ!グラタン好き!あと、肉じゃがも好き!」
と結論を出してくれた。ああ、良かったよ。
 
フォローするように「だって、お母さんが作る料理の種類、やたらあるから、絞れないんだよっ」と言われたけど、でも、それにしても「何も出ない」のはそれはそれで悲しいわけで。やれやれと思った私に、続けて息子が
「とーちゃんの料理で一番好きなのは、って聞かれたら"蟹玉"即答だなぁ」
なんて言うものだから、なんか私、すごく負けた気分になったのだった。