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「マクドナルド」の
マックグリドル ソーセージ&エッグ・チーズ
ハッシュポテト
アイスティー
お台場のホテルに宿泊の昨夜。マックグリドル ソーセージ&エッグ・チーズ
ハッシュポテト
アイスティー
朝食つきプランではなかったし、ホテルの朝食はかなり高いしで、
「前の日にパンとか買っておいて、部屋で食べる?コーヒーとか紅茶とか淹れてさ」
「んー……サブウェイとかマクドナルドとか、そういうとこでも良いんじゃない?」
と、けっこうゆるゆるな予定を、昨日は立てていた。
午前の予定は9時半集合だから、9時開店とかの店でささっと済ませて向かえば良いかな?とか。
……でも、結局7時過ぎに皆して目が覚めてしまって、「おなかすいたー」という状況に。
「だったら、俺買ってくるよ。マクドは24時間営業でしょ?」
と、だんながさっさかさーと、マクドナルドであれこれ買い出ししてきてくれた。マクドナルドの朝御飯なんて、何年ぶりかなという感じ。
多分これが初めて食べる「マックグリドル」は、思っていた以上に生地が甘くてびっくりした。「甘くないパンケーキに具を挟んだもの」ぐらいに思っていたら、「かなりしっかり甘いパンケーキに具を挟んだもの」という感じ。こんなに甘くなくて、良いのになー……と思いつつ、こちらはしっかり好みな味だったハッシュポテトはたいそう美味しくいただいた。
昔々、学生の頃にはマクドナルドのパンケーキに嵌まっていた時期もあるのだけれど、本当にマクドナルドの朝御飯は久しぶりな感じだった。
で。
9時過ぎてホテルをチェックアウトし、参加してきたのは、ダイバーシティオフィス棟のフジテレビフロアで開催されている「めざめない部屋からの脱出」。
例の、いつものリアル脱出ゲームのSCRAPの、フジテレビの朝番組とのタイアップ企画。
前回のフジテレビ企画「攻略中」でめでたくMVP取れた(その回の脱出成功者先着5名に滑り込んで、「逃亡中」のDVDもらった)こともあって、じゃあまたこれにも挑戦してみましょうか、と。
このイベントはチーム戦で、当日適当に知らない人と5~6人のチームを組んで、チーム内でゴールを目指すというもの。私たちはリアル脱出初挑戦のカップル(ご夫婦?)と、私たち同様リアル脱出ゲーム好きの経験豊富な兄さん1人とご一緒し、計6人で謎解きに挑戦した。
そしたらなんだか、今日のだんなは冴えに冴えていて(これはニセだんなで、本当は宇宙人か何かが入ってるんだろう!?と疑いたくなったほど)、あの難関もこの難関も、するすると突破。私も多少は推理の一助になれたかもだけど、今日はとにかくだんながすごかった。
この回の参加チーム数は、計40。うち、脱出成功は3チーム。私たちは、その中でもトップの42分でのクリアに成功した、らしい。
通常の公演ではありえないほどに時間が余ったものだから、「ほんとにこれで終わりでいいの?まだ何かやること残ってるんじゃないの?絶対まだ何かあるって」と疑心暗鬼になる私たち。結局、ちゃんとそこで終わりで、脱出成功だったのでした。めでたしめでたし。
しかしほんと、今日のだんなはすごかった。ちょっと、惚れ直した。100年の恋が113年くらいに増量した。
銀座「ひょうたん屋」にて
鰻重(上) \3000
肝焼き 2×\300
お新香 \500
ビール \700
で、久しぶりの「脱出イベント後の反省会ならぬ祝勝会」ということになり、目指したのは銀座の鰻屋さん「ひょうたん屋」。鰻重(上) \3000
肝焼き 2×\300
お新香 \500
ビール \700
昨日の夜、だんながぽつりと
「今何が食べたいって、鰻が食べたい……」
と呟いたので、
「じゃあ行こうよ、明日土曜で、で、営業している週じゃなかったっけ?脱出終えてから銀座に移動すればいいじゃん」
と私が全力プッシュ。部活だなんだでなかなか同行できずにいた息子も
「僕も行きたーい」
と言い、久しぶりに家族でひょうたん屋、ということになったのだった。
しかし今日は暑い。暑すぎ。タンクトップ1枚で歩くのが心地良いくらいの気温の高さで、体がそれに追いつかなくて汗が変な感じに流れまくる。
「ビールでしょ」
「あと肝焼きと……お新香の盛り合わせも、別にもらう?」
「もらうもらう。私、ここのお新香大好きなんだ」
と、喉の渇きもあって、昼からビールという幸せな展開になった。
鰻重を頼んでも小皿のお新香はついてくるのだけれど、そちらはきゅうりと大根が数切れずつというもの。
盛り合わせにするとそこに白菜もついてくる。
ほろ苦い肝焼きとお新香という幸せな肴を前にいただくビールは最高の美味しさで、「ビールもう1本もらいたいかも」と思ってしまいつつ、そこは我慢して、がっつり鰻重を堪能した。だんなと息子は大盛で、私は普通盛り。
ちょっと固めに炊いた御飯に、最高に好みの味のたれに、バリッと焼けた脂の乗った鰻。相変わらず幸せな鰻重で、先の脱出の勝利の美味もあって、なんとも贅沢な気持ちになれるランチタイムだった。おなかいっぱい♪
「東京ブッラータ」のカプレーゼ
蒸しじゃがいも w/バター&トリュフ塩
「魚久」の
げそ・銀たら・鮭 粕漬け
さわらの酒粕白味噌漬け
オージービーフの一口ステーキ
ビール(キリンラガー)
充実したお昼御飯の後、銀座三越の地下食料品売り場をぷらぷらっと。蒸しじゃがいも w/バター&トリュフ塩
「魚久」の
げそ・銀たら・鮭 粕漬け
さわらの酒粕白味噌漬け
オージービーフの一口ステーキ
ビール(キリンラガー)
今日は夜から息子は塾だから、息子にはささっと食べられるものを用意して、私とだんなはビール飲み飲みだらだらしましょうか、ということになった。
「ひょうたん屋」に向かう道すがらの「魚久」で800円ほどの家庭用切り落としパックを買えたので早速夕飯にそれを食べることにして、あと他に何かないかなとデパ地下をぷらぷらと。
で、特設コーナーに出店していたのが、「SHIBYA CHEESE STAND」というチーズショップ。
「渋谷でフレッシュチーズ」というのもなんだか不思議な気がするけれど、材料があれば加工の場所は問わないわけだから、そう不思議な事ではないのかも。で、「出来たてモッツァレラ」「出来たてリコッタ」などと並んで、「東京ブッラータ」なる品があったものだから、思わず足を止めてしまった。
ブッラータは、簡単に言えば「生クリームをくるんだモッツァレラチーズ」。紹介によると「日本初の国産ブッラータ」だそうで、確かに私も他に見たことがなかったかも。
レストランでいただいた、イタリア直輸入のブッラータが感動するほど美味しくて、だからついつい「これも美味しいかな?美味しかったら超幸せ」と1個買ってみることにした。150gサイズで、お値段1050円。
というわけで、こんな感じのダラ飲み夕御飯。
せっかくのブッラータだから……と、銀座三越で奮発して買ったのは「塩トマト」。
塩水で育てたトマト……というわけじゃなくて、「土壌塩分濃度が高い干拓地などで栽培される特別栽培のトマト」のこと。食感固めで、でも濃厚な味と甘みがある、「フルーツトマトの元祖」だそう。
このトマトを、もう皮も種も除かずにざく切りにして塩とおろしにんにくとオリーブ油で和えて、中央にどどんとブッラータ。チーズ崩しつつ、適当にいただいてみた。
期待ほどには「生クリームが、とろっ」というほどにクリームが溢れ出るほどではなかったけれど、でも、半端な輸入品よりはずっと美味しいフレッシュモッツァレラで大満足。この味でこの価格だったら、また買ってもいいなと思う。
塩トマトの方は、これは期待以上の美味しさで。だんなも私も、2人して「生のトマトが大好物」という嗜好ではないのだけれど、このトマトはがつがつ食べたいほどにトマトの嫌な青臭さがなく、果物のような味わいだった。
んで、傍らには蒸しじゃがいも。いただきものの自家栽培のじゃがいもで、袋に一杯のそれは直径数センチの可愛らしいサイズ。同じくらいのサイズのものを見繕って皮ごと蒸して、バターとトリュフ塩をつけながらビールのお供にした。
あとは、「2切れくらい焼く?」から「味噌漬けも焼いちゃえ」「残りの鮭も焼いちゃえ」と、結局買ってきた1パック全部焼いてしまった「魚久」の粕漬けも。
粕漬け専門店は他にも数あれど、私が(多分だんなも)一番気に入っているお店が「魚久」。京粕漬のお店だけれど、本店があるのは東京の人形町。販売店も23区内がほとんどで、大阪他、各地はデパートでちらちらっと出店しているくらい。だから、「東京の京粕漬」という感じの店だ。
しっかりと酒粕の味で、でも上品な甘さがあって、漬かり具合も完璧で、色々と「好みど真ん中」な粕漬けは、でも値段が張るのでいつも家庭用パックで買うばかり。でもその中には白味噌と酒粕両方を使った鰆の味噌漬けも入っていて、これがまた悶えるほどに美味しかったりするのだった。
あとは、息子用に用意したステーキの端っこの残りもおつまみに。
だんなも私も、お互い「一人だからお酒飲まない」なんて殊勝な事はしておらず、それぞれ好きな感じにビールや日本酒飲んではいるけれど、一人飲みはつまらないし、ゆえにどうしても「食事ちゃっちゃと済ませながらさらっと飲む」くらいになっちゃうわけで。久しぶりに時間をかけてだらだら楽しむ晩酌は楽しかった。しかも美味しかったし。