「宝華」の宝そば
麦茶
「息子は起きてきませんねぇ……」麦茶
夜更かししてたんだろうなぁ、きっとなぁ……と思いつつ、まったり過ごす日曜の朝。
思いたって、「換毛シーズンですし」と猫たちのブラシかけなぞやってみたり。猫2匹から、子猫1匹分くらいの抜け毛が取れた。背中もお腹も、ひっくりまわしてブラッシングしたのに、このときには気付かなかったのよねぇ……(後述)。
息子が起きてきたのは10時半を過ぎてからで、「私はともかく、起き抜け早々の食事がこれで良いのかな」と思いつつ支度したのは油そば。
冷凍庫に最後の2玉分をしまっておいた、「宝華」の名物油そば「宝そば」を茹で、共に冷凍しておいたチャーシューも湯煎で温め、あとは麺に添付のメンマと醤油だれと特製油も用意。
茹でた麺をどんぶりに入れて醤油だれと油で和えて、チャーシュー、メンマ、これだけは別途買ってきたかいわれ大根をトッピングしたらできあがり。
「これが最後の油そばですよー」
と食卓に出して、息子も私も「旨いね」「旨いよね」言いながらもぐもぐ。先週末に「餃子の王将」で油そばをちらっと食べて、それもまた悪くはなかったのだけれど、私にとっての「油そば」は、この宝そばの味が基本かなと思う。初めて食べた油そばがこのお店のものだった(だんなに連れてきてもらった)から余計にそうなのかもしれないけども。
「はぁー……これでおしまいかー」
惜しみつつも私より早く完食した息子は、
「でもまたお父さんが買うよね。次のセールで大量に買ってくれるよね」
この油そば、旨すぎるんだもんなぁ……とうっとり呟いていた。うん、その言葉を直接とーちゃんにぶつけると良いと思うよー。
コールスロー・きのこの和風マリネ
白いんげん豆のチリ・コン・カン
鶏肉のホイル焼き
筍と豚肉、わかめのスープ
羽釜御飯
麦茶
明日から再び平日、弁当作り再開だ。白いんげん豆のチリ・コン・カン
鶏肉のホイル焼き
筍と豚肉、わかめのスープ
羽釜御飯
麦茶
「豆を煮たいな、洋風の、チリコンカンがいいなー」
ということで、昨夜のうちから白いんげん豆を水に漬けていた。
作ったのは「白いんげん豆のチリ・コン・カン」、検見崎聡美さんの圧力鍋レシピ本に掲載されていた料理だ。玉ねぎ、にんにく、セロリを炒めて牛ひきと豆も加え炒めたら、トマトジュースと水、チリパウダー、チリペッパー、ナツメグ、ローリエなどを合わせて圧力をかけることたったの8分。自然に圧を抜いたら、最後に圧力鍋の蓋を開けたまま煮汁を煮詰めたらできあがりだ。
隠し味程度に砂糖と、そして醤油が入るのでどこか馴染みやすい風味のあるチリコンカンができあがった。「砂糖入れるならこっちでもいいかな」と、砂糖の代わりに加えたのはトマトジャム。
これは弁当おかずも兼ねているので、夕飯には副菜として出すことにした。チリパウダーがそれなりに入っているので、じんわり辛いチリコンカン、塩気もしっかり気味なので弁当おかずにもぴったりかも。
メインのおかずは、「鶏肉のホイル焼き」。
小学生の頃の私が学校給食で大好きだったおかずで、揚げパンと並ぶ大好物の献立だった。何度か再現しようと試みたのだけれど、電気オーブンではいまいちちゃんと焼けなくて難儀していたところ。魚焼きグリルで今度こそ、と試してみた。
あれこれおかずがあるので、鶏もも肉は1人分で1/2枚。両面にしっかり塩胡椒して、チーズを巻き込み(本当は溶けにくいプロセスチーズが望ましいのだけれど、今回は手元にないのでスライスチーズを細く切って重ねたものを使用)、アルミホイルでしっかりくるむ。チーズが溶け出ないようにホイルは二重に。
ホイルで巻いた状態で30分ほど置いて肉を常温に戻した後で、余熱をしていない魚焼きグリルに入れて、強火で3分、弱火で17分焼いたらできあがり。途中で一度上下を返したら、良い具合に焼き色もつき、中までしっかり火が通った「理想の鶏肉のホイル焼き」ができあがった。そうそうこれこれ、こういうのが食べたかったのよー、と、私、ご満悦。
ホイルに巻かれたままのホイル焼きを皿に盛りつけ、脇にはささっと用意したコールスローと、弁当用の常備菜に先週中活躍してくれていたきのこの和風マリネを添えた。ビネガーが入っていて日持ちする味付けとはいえ、そろそろ弁当おかずにするのは控えて家で食べてしまわなきゃな、と。
今日のもう1品の御馳走は具だくさんスープ。Soup Stock Tokyoの「筍と肉団子、わかめのスープ」レシピを参考に、ひき肉は使わず、豚切り落とし肉を使った簡略アレンジで。
筍と豚、わかめ、スナップえんどうの入った春の食材のスープは具材の組み合わせとしてはばっちりで、でもレシピの調味料の配合が「え?これ、味が濃くなりすぎない?えええ?」という印象。水600ccに対して醤油大さじ3に塩大さじ1というのは、「煮物」でもあまりみない塩分濃度な感覚が。
「うーん……これは、レシピ通りに作るのはちょっと怖いよねぇ……」
と、水の量900ccに対して、調味料は600ccに対する分量の更に半分に。そのくらいで、ちょうど自分好みの汁物の味になった。
このサイトに掲載された他のレシピには「これ、味が濃すぎるよね?」という感じのものはないから、たまたまこのレシピが不思議な感じになってしまっているだけなのかな。とりあえず美味しくできたのでめでたしめでたし。筍のスープというのも美味しいね。
そうそう、そんな幸せな夕食の食後には、ちょっとした騒動が。
愛猫りゃんりゃんに「あれ?これ、寄生虫じゃない?」と思われる事象が発生して、「この寄生虫ってノミが媒介するんだよねぇ……でも、家猫のこの子たちにノミがつくはずないし」と思いつつ一応念のためにと猫たちの体中をチェックしてみたら、かすみさんの下腹部に蠢く黒いごま粒状の数匹の虫を発見。
いるじゃん!これノミじゃん!どっからどう見てもノミじゃん!!!
ここ一ヶ月ほど私を悩ませていた「膝下に集中して発生する謎の虫さされ」の理由もやっと腑に落ちて(ダニかと思ってダニ駆除対策しまくってたのよ……)、とりあえず洗ったくらいでは撲滅は無理だろうと思いつつも放置しておけないので猫2匹を丸洗い。寄生虫駆除もしなきゃだから、明日は獣医さん行き決定だ。
とりあず猫2匹はふかふかのシャンプーの香りになって、白い毛並みもますます艶やかに、でも体内と体外に虫を飼っている残念な状態。
うーん、ノミの卵や幼虫って猫がくつろぐカーペットやソファの上にぽろぽろいるらしいのだけど、これってどうにかなるものなのかしら。猫がいるから強い薬は使いたくないし、「掃除機で吸い取るだけ」では不安すぎるし、軽くパニック。とりあえず、明日お医者に連れていってからかな。うん……。(と言いつつ、Amazonで急遽「ノミとりホイホイ」を買ってみたりして)