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横浜 「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」内「オーシャンテラス」にて
朝食ブッフェ
横浜のホテル宿泊の一夜、ちょっと風邪をこじらせ気味だったのだけれど、ホテルに加湿器貸してもらって一晩シュンシュン蒸気出る中で寝ていたらちょっと具合も良くなった。朝食ブッフェ
でも、日曜の朝、外はあいにくの天気。悪天候なうえにモヤッていて、せっかくベイビューのお部屋にしたのに窓からは真下の船着き場くらいしか見えない。ベイブリッジ?どこそれ?状態。
朝食は、ホテルプランについていた朝食チケット持って、1階のブッフェダイニング「オーシャンテラス」でいただいた。
ミニサイズのデニッシュ類が豊富だったブッフェ朝食は、御飯や味噌汁、焼き鮭などの和風ものもひと揃い並んでいて、横浜らしく(?)中華粥の用意もある。「オムレツ担当シェフ」は立っていたけれど、焼いてもらえるのが「プレーンオムレツ」か「ミックスオムレツ」かの二択だけというのがちょっと残念な感じだ。
とりあえずサラダ~!と、フレッシュオレンジジュースと牛乳貰ってきて、葉野菜たっぷりサラダとスモークサーモン、ターキーハムをいただいてみる。二口サイズのチョコデニッシュも一つ。
その後に、温かい皿、フレンチトーストとワッフル1切れずつ貰ってきて、カリカリベーコンとスクランブルエッグ、ポテトと温野菜を盛りつける。
フレンチトーストとワッフルがあるのは嬉しかったけれど、こちらは目の前で焼いてくれるものではなく作り置きのものが保温容器に入っているのが、これまたちょっと残念だった。
「やっぱりどこも不況で費用削減なのかしらねぇ……」
と思いながらもぐもぐ。
日曜の朝ということで朝食レストランはかなりな混み具合だったけれど、でも中華粥に具にと用意された皮蛋の質が「こんなに美味しくない皮蛋は滅多にないよ」というくらいイマイチなものだったり、一見香菜かと思った刻み野菜は三つ葉だったり(ありえない~!)、油条じゃなくて揚げ雲呑が用意されていたり、中華粥一つとっても「費用削減なんだねぇ」という感じ。
せっかく中華粥用意してくださるなら、美味しい皮蛋と香菜乗せて、油条たっぷり添えながらいただきたかったなー。
あ、でも、粥コーナーの片隅に「牛モツの煮込み」があって、これが昨日のお昼にいただいたのと似た感じのトリッパ煮込み。これはすごく美味しかった。
食後にはヨーグルトに蜂蜜かけて、フルーツカクテルとパイナップル添えたのをいただいた。お昼もきっとあれこれ食べるんだろうなと予想して朝御飯はなるべく軽めに。
横浜 「パンパシフィック横浜ベイ」内「カフェトスカ」にて
ランチブッフェ \3700
ビール(ハーフ&ハーフ) \1155
予想は見事的中して、朝食もブッフェだったような記憶があるというのに、ランチブッフェ \3700
ビール(ハーフ&ハーフ) \1155
「お昼は、このあたりのホテルのランチブッフェいただいてから帰ることにしない?」
と言っている母。
母も(そして私も)、「食べ放題でがっつり元を取る」ほどにはもう量を食べられなくなっているにも関わらず、相変わらずブッフェが好き。あの、ずらーっと美味しそうなものが並んでいて「全部お食べ!」という雰囲気が良いんだろうなぁ……。
で、「ちゃんとしたお店でしっかり食べる」のも、ブッフェランチも、お腹が苦しくなるのは一緒か……と、変な達観をもってあれこれ調べた挙げ句、
「じゃあ、パンパシフィックホテルのカフェトスカに行ってみる?」
と提案した。
「パン パシフィック 横浜ベイホテル東急」は、確か息子の「初宿泊ホテル」。その後私と2人でロイヤルパークにも泊まったことがあるし、そうか、今回で私と息子は「みなとみらいの3ホテル宿泊制覇」になるんだねぇと、昔を思い出しつつ吹き抜けが気持ちよいレストランでランチを満喫してきた。
ランチブッフェは一人3700円。週末は二部制で、11時半スタートか1時45分スタートかの二択だったので、少し早いかなと思いつつも11時半スタートで予約しておいた。
「シェフが目の前で料理を仕上げる迫力のアクションステージ」がウリだそうで、他ではあまり見ないちょっと変わった品が色々。
「トスカ特製カルボナーラ」(パルミジャーノのチーズをくりぬいた器で仕上げてくれる)、「トスカ特製オムライス」(ミニミニサイズのオムライスはドミグラスソースがけ)、「ローストビーフ」に「季節野菜の串揚げ」。
どれも注文してから出来立てのものを出してくれる(串揚げは、「これを揚げてください」とリクエストしてその場で揚げてもらう)ので、アツアツのものをすぐにいただけるのが嬉しい趣向だった。息子は早速、カルボナーラとローストビーフのカウンターに嬉々として突撃している。
野菜料理がたんまりあったのも嬉しかった。
「採れたて近郊野菜ガーデンサラダ」のコーナーは、大きなトレイにこれでもかと野菜を盛りつけた迫力のプレゼンテーションで、他に「シェフ特製パスタサラダ」「長ナスとシシトウのマリネ」「キャベツのコンソメ煮と生姜のサラダ」などをいただいてきてがっつり野菜をいただいた。
野菜コーナーには、「さつまいもの冷製ポタージュ」といったものも。
温かい料理コーナーには、ジャンバラヤ、釜焼きピッツァ(これが大人気で、出てきてもすぐ無くなっちゃう)、ポトフ、オニオンとトマトを添えた鶏もも肉のソテー、やまと豚のブレゼ、白身魚のアクアパッツァ、などなど。
右写真のローストビーフは、黒胡椒がたっぷりめに入ったオニオンソースが用意されていた。更にホースラディッシュ、わさび、粒マスタードなどもあり、同じコーナーにポテトとルッコラなどの添え物が用意されていたのもちょっと素敵な感じ。
あとどのくらい食べられるかなぁと思案しながら、平皿に少しだけ御飯よそって「トスカ特製オニオンカレー」をかけ(これが、我が家の"辛めの中辛カレー"より更に辛いカレーだった……美味しかったけど)、そこにトンカツ添えてトンカツソースもかけて「カツカレー風」に。スペアリブがざくざく使われたやまと豚のブレゼも1切れだけいただいた。
あとは……カルボナーラもちょっと興味があったのだけれど、うっかり「野菜の串揚げ」を色々いただいてしまって(舞茸、銀杏、蓮根)、あとはデザートの余力を残すのみ、ということに。
息子が、
「今日の僕は、デザートにかけようと思います!」
と言っていたのもやんぬるかな、という充実のケーキコーナー。
ホールケーキがどっかんどっかん8種類ほども並び、フルーツも色々揃っている。グラスに固めた類のスイーツはなく、ブッフェと言えば登場しがちなチョコレートファウンテンが無いのも、むしろ新鮮な光景だった。
チーズスフレやレアチーズケーキなど、チーズものが多かったのも息子にはツボだったようで、6切れほど皿に盛りつけてきたその光景は、見事なまでの「鈍角カットのケーキ」状態。見ているだけでうへぇ……な分量だったのだけれど、息子は見事に食べきった。
私がいただいたのは洋梨のタルトとチョコタルト、フルーツコーナーからパイナップルと葡萄とライチ(右の写真)。
更にコーヒー風味のシフォンケーキと柑橘味のムースのケーキ。
ブッフェの料金に含まれているコーヒーや紅茶をいただきつつ、自然光が入るのが嬉しいレストランでのランチブッフェを1時間半ほど楽しんだ後お店を後にした。
私と母は「もう少しみなとみらいのショッピングコートを見ながら帰ろうか」という気分で、息子はというと「大人の買い物には付き合ってられないからもう帰る」とのこと。
桜木町から千葉まで余裕で一人で帰れるよ!という息子をモール内で見送って、私と母はもう少しぷらぷらしてから帰りの電車に乗った。
折しも今日は、みなとみらいに浮かぶ巨大帆船、日本丸の「総帆展帆」(そうはんてんぱん)の日。
ボランティアの力を借りて、日本丸の29枚すべての帆を広げる、真冬以外の時期におおむね1ヶ月に1度行われるイベントなのだった。
あいにくの曇天で、帆を張った船の眺めは何やら水墨画のような色調になっていたけれど、でも美しいねー。
そんなこんなで、服買ってバッグ買って(母が買ってくれた……)、大荷物で帰宅。
ミックスリーフのサラダ
南部どりのオーブン焼き
「崎陽軒」のシウマイ
バタートースト
麦茶
余力があったら横浜駅界隈のデパ地下でも見て帰りたいところだったけれど、「もう疲れた、もう帰ろう」と、帰り際に桜木町の売店で息子の好物「崎陽軒のシウマイ」を1箱買うだけで帰ってきた。南部どりのオーブン焼き
「崎陽軒」のシウマイ
バタートースト
麦茶
家にはミックスリーフがあるし、早めに食べたい鶏肉もあるし、冷凍庫に食パンもしまってあるしなんとかなるでしょう……と、夕飯は準備も簡単なメニューにして、軽め軽めに。
ミックスリーフは刻み玉ねぎとピーマン、きゅうりと合わせただけ、鶏肉は一口大にカットして塩胡椒したのを余熱したオーブンに入れて焼いただけ、冷凍の食パンは鶏と一緒に時間差で焼いただけ、焼売は蒸しただけ。準備はものの15分ほどで終わったけれど、夜になって一気に肌寒くなってきた気温にはちょうど良い具合の温かな夕御飯になった。
しかし母、金曜銀座、土日は横浜とさんざ食べ歩いてきたというのに、夕飯後にひと心地ついたところで
「しゃぶしゃぶ……食べたいわねぇ……」
とか言い出して私はびっくり。
ブッフェは好きだけど「しゃぶしゃぶ食べ放題」とかは興味ないのよね?と、「この界隈だと……デパートのレストランフロアとか?」と調べ始める私。私はまだ頭もお腹もお腹一杯という感じだ。