「サンジェルマン」の北海道たっぷりコーン
りんご
マサラチャイ
今日の朝御飯は、昨日買ってきた総菜パン。りんご
マサラチャイ
だんなと息子はウィンナーロール、私の分はコーンパン。「北海道たっぷりコーン」というサンジェルマンのコーントッピングのパンは、やわらかなパン生地にしこたまコーンが乗っている、私のお気に入りの一つ。
中までしっかり温めたパンにがぶーっとかぶりついた。
1人パン1個で若干軽めな朝食だったこともあって、りんごも剥いて、お供には牛乳たっぷり濃厚なマサラチャイ。母がスパイス嫌いなので長らくご無沙汰だったマサラチャイ、寒い朝にはこのスパイス感が良い感じ。
チーズ(ベルキューブ 白ワインセレクト)
コールスローサラダ
男の肉じゃが
自家製いくら
羽釜御飯
ビール(サッポロ冬物語)
冷蔵庫に、ブロックの牛バラ肉。コールスローサラダ
男の肉じゃが
自家製いくら
羽釜御飯
ビール(サッポロ冬物語)
だんなが夕飯に帰ってこられるようなら、今日解禁のボージョレ・ヌーヴォーでも買ってきて牛バラはそれに似合う赤ワイン煮込みにでも……と思っていたのだけれど、それも叶わなさそうな感じ。
一人で買ってきて飲むほどにはボージョレ・ヌーヴォーに興味はなく、そして息子が喜ぶのは赤ワイン煮込みよりは醤油味だろうなぁ……とレシピを眺めていたら、「男の肉じゃが」なるものをみつけた。
けっこう昔の『dancyu』に載っていたレシピで、ブロックの牛バラ肉を使って煮込むというもの。いつもの「小林カツ代さんのフライパン肉じゃが」よりも10倍くらい手間がかかる感じで、でも作り方を見ていたらなんとなく興味が出てきたので作ってみることにした。
まずは大量の昆布&煮干しのだしの準備。
大きくカットした牛肉を胡麻油で炒め、そこに日本酒とビールを投入。アルコールを飛ばしたらだしをひたひたに入れて、醤油と味醂と砂糖で調味。50分煮たら人参を加え、そこから40分煮て玉ねぎ加え、数分後にじゃがいもも加えたら20分煮込んでできあがり……という感じ。
火は終始強めで、煮詰まった分のだしはその都度隣の「だし鍋」から足していくという、リゾット風な作り方をえんえん2時間近くも続けるのだから、なかなかめんどくさい肉じゃがなのだった。それはそれとして、私は"男の料理"の"男の"というニュアンスがどうにも好きになれないな、とか。
ビールが入るといってもたかだか150ccくらいのことで、だから仕上がりも「ビールが入ってるなんて、言われなきゃわからない」くらいの風味。
350cc缶の"サッポロ冬物語"を使ったので、中身は半分以上余り、
「今日は赤ワイン飲む人が多い日なんだけどねー、ビール飲むわよ、私は」
と、ビール入り肉じゃがを前に冬物語を飲む夕御飯になった。
ありものキャベツは適当に刻んで、人参、玉ねぎと合わせて米酢を使った和風のコールスローに。ビールの肴にとチーズも出して、ご飯には自家製いくらの器も出した。
「ビール入ってるの?この肉じゃが?」
苦くない?酔っぱらわない?大丈夫……?と不審気に皿をつついていた息子も、
「あ、なんだ、全然大丈夫だ」
でっかい肉が入ってるのも悪くないね、と、そこそこ気に入ってくれたようでたっぷり食べてくれた。でもやっぱり好きなのはカツ代さん肉じゃがみたい。恐るべしカツ代さん……。
そして何より、今日の夕御飯で喜びの舞を舞っていたのは猫(りゃんりゃん)だったりした。
大量のだしをとるにあたって常以上の量のいりこを使ったものだから、だしがらのいりこがたんまりと餌入れに行くことになり、
「今日のこの御馳走は!一体どうしたことニャ!?」
とばかりにふがふが言いながらいりこを満喫の猫。
親子猫だというのに、かすみさんの方はいりこにはあまり興味がなくて、「私は生魚の方がいいのよ、本まぐろの方が好物なのよ」とばかりに、がっつく息子猫を遠くから眺めていたりするのだった。