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「MAISON KAYSER」のマロンデニッシュ
「marond」のカスタードフレンチトースト
パイナップルジャム添えヨーグルト
ミルクティー
母がやってくると、かなり問答無用な感じで「連日パン食」の朝御飯になる。外出した母が「これ美味しそうだったからー」とあれこれパンを買ってくるからだ。「marond」のカスタードフレンチトースト
パイナップルジャム添えヨーグルト
ミルクティー
私は抵抗ないけれど、息子はそろそろうどんとか豚まんとか恋しいかな……と、「せめて今日の夕御飯はご飯を炊くことにしよう」と密かに決意してみた火曜日の朝。
今朝の私の取り分は、メゾンカイザーのマロンデニッシュ、地元のパン屋さん「marond」のカスタードフレンチトースト。
カスタード~は、卵液を浸して焼いた風な2枚の食パンの間にカスタードクリームを挟んだものだった。クリームパンよりサクサク軽い食感で、初めて口にしたけれどなかなか良い感じ。
千葉そごう内「美濃吉」にて
松茸御膳
食前酒 千年一(兵庫淡路)
前菜 秋の彩り五種
椀替 松茸土瓶蒸し
向付 鯛・とろ鮪・京湯葉
揚物 松茸天ぷら(エリンギ 舞茸 伏見唐辛子)
主菜 松茸すき焼き(和牛 豆富 玉葱 水菜)
御飯 松茸ご飯(京漬物 赤出汁)
デザート 柚子シャーベット
冷酒(古都千年 純米吟醸)
急ぎ(かつ大量の)仕事は昨日終わったので「今日の日中はお出かけできそう」と、母と2人千葉にお出かけ。松茸御膳
食前酒 千年一(兵庫淡路)
前菜 秋の彩り五種
椀替 松茸土瓶蒸し
向付 鯛・とろ鮪・京湯葉
揚物 松茸天ぷら(エリンギ 舞茸 伏見唐辛子)
主菜 松茸すき焼き(和牛 豆富 玉葱 水菜)
御飯 松茸ご飯(京漬物 赤出汁)
デザート 柚子シャーベット
冷酒(古都千年 純米吟醸)
「LOFT見たいのよ」
「あ、私も見たいかも」
と、千葉そごう内をぷらぷら歩き、お昼もここでということになった。
数日前の母のご所望は「しゃぶしゃぶ食べたい」というものだったから、レストランフロアの「柿安」の店頭をとりあえず目指し、「あと、懐石料理だったら美濃吉があるよ。……天ぷらとか鰻とか蕎麦とかは気分じゃないんでしょ?」と、選択肢を挙げてみる。
少しうろうろして店頭メニューを見比べた結果、「コース仕立てのしゃぶしゃぶより、むしろ松茸懐石が季節のものっぽくて良いかも」と、結局「美濃吉」の松茸御膳をいただく事に。……なんか数年前にもこんな展開になったような記憶が、あるようなないような。そもそもこのお店、「来るのはいつも母と2人で」の記憶が濃厚だ。
私はけっこう懐石料理が好きなのだけれど(和食ならではの繊細な盛りつけにうっとりさせられる事が多いし)、家族で行くジャンルではなく、同性の友人たちとは「和食よりはがっつりフレンチ!」な流れになる事が多い(たまーに和食も選ぶけど、くらい)ので、母と行く和食は貴重な機会の一つだったりする。
初夏に母が上京した時に一緒に行ったホテル日航東京内の「さくら」は居心地も良かったし美味しくて良いお店だったな、と。
あと、母とではなく友人たちと行ったパークハイアット東京の「梢」も良かったな、と。
というわけで、今日のお昼は松茸尽くし~。
懐石料理と言えば、繊細な日本人の美意識が発揮される"盛りつけの美しさ"があると思うのだけれど、あいにく、一番綺麗だった「前菜 秋の彩り五種」の写真は撮れていなかった(写真撮らずに思いっきり食べ始めちゃった……)という。
確か前菜は、胡麻豆腐、一口サイズの鰻寿司(多分)、里芋炊いたの(多分)、揚げ湯葉、あと……なんだっけ(スミマセン)。
ねっとりと滑らかな食感の胡麻豆腐がたいそう美味しかった。懐石だったらやっぱり日本酒よね♪と、300mlの小瓶の「古都千年 純米吟醸」をいただきながら。
次のお料理は、松茸料理だったらこれが一番好きかもしれない、土瓶蒸し♪
こう、器の蓋を開けた時の感動が「まぁ!素敵!」という感じとはちょっと違っていたのがほんのり残念だった(なんだろう……具が足りない……??)のだけれど、でも松茸の香りぷんぷんの美味しいお吸い物。
猪口にだしを注いで、まずはそのまま。適当にだしが減ったところで具を取り出して、別皿に添えられたすだちを絞ってみたり、そのまま囓ってみたりでもぐもぐ。最後のだしの1滴まで美味しくいただいた。
土瓶蒸し、良いよね。野菜嫌い和食嫌いの子供の頃でも、土瓶蒸しだけは(松茸入ってようが入ってなかろうが)なぜか私は好きだった。
氷が詰め込まれた深鉢でやってきた、今度はスタイリッシュな外見だった向付のお刺身。
ぷりぷりの鯛は3切れ、見事なトロっぷりの鮪は1切れ、そしてふわふわととても柔らかで美味しかった湯葉が2切れ。
この湯葉が、幸せに美味しかった。スプーンですくって口いっぱい頬張りたいような味わい。
そして揚げ物に天ぷら(松茸の他にエリンギと舞茸も盛られていたのでトラップに注意!みたいな……)が出てきて、「お食事」の前の「主菜」が松茸すき焼き!
"主菜"と書かれると「メインディッシュ」というイメージで受け止めてしまうわけで、分量はそれほど無いだろうと予想はできても「やった!すき焼き!」という高揚感が味わえるお皿がやってくるだろうと期待していた。……のだけれど、やってきたのは、土瓶蒸し以上に「……あれぇ?……」という感じのもの。
卓上で火を通すのではなくて既に土鍋に入れられて火が通った状態でやってきたすき焼き。具は松茸の他、牛肉と豆腐と水菜、玉ねぎ。もうちょっと、よそう鍋が小さければ具の少なさもカバーできたのだろうけれど、なんだかスッカスカな状態の具がたっぷりの汁の中でゆらゆらと揺れていて、「なんかもう、どう写真を撮ってもがっかりな感じにしか写らない」という由々しき事態になっていたのだった。
生卵ではなく温泉玉子が添えられていて、それを絡めて食べるというのは新鮮な食感。味の方は、お肉も上質なものだったし松茸も数切れ入っていたしで満足できるものだっただけに、
「あの綺麗な前菜やお造りを盛れる美意識を持った人が、このすき焼き鍋を"これを客席に出してよし"と言える神経がわからない……」
という印象。
土瓶蒸し、すき焼きは「火を通すだけ」の仕事だから下っ端の人が担当していたのかなぁ……それにしてもなぁ……と、怒るとか呆れるとかではなく「腑に落ちない」感じがしたのだった。
気を取り直して、最後の「食事」は松茸ご飯と、赤だし、京漬物3種盛りの小皿。
釜で炊いたと思われる松茸ご飯は、適度に"おこげ"も入っていて、薄くそぎ切りされた松茸がそこここに入っている。塩気控えめで上品な味わいの赤だしには、こちらも湯葉が。
食後のデザートは定番の柚子シャーベット。こちらは普通に美味しかった。
お手頃価格でちゃんと美味しいものを出してくれる店はたくさんあるので「千葉だからやっぱりダメなのかしらー」とは思いたくないのだけれど、「デパート内の和食屋さん」でも、日本橋あたりまで足を伸ばせばもっと「ちゃんとしている」のだろうなと思うと、ほんのり残念。でも松茸食べられたのでお腹は幸せ。
千葉そごう内 「Berry cafe」にて
いちごとマンゴーのタルト
アイスティー
食後はぷらぷらとデパート内を歩き、私は秋色の新色ネイルラッカーと、テフロンのミルクパン(チャイや煮出しミルクティーを作る機会が増えたのでー)を購入。いちごとマンゴーのタルト
アイスティー
食器売り場を一通り見終わって、あとは地下でお総菜でも見て帰りましょうかというところで、母がびたっと立ち止まって、
「疲れた!お茶しましょう!あの店行きましょう!」
と言い出した。
「あなたも疲れたでしょ?疲れたわよね!?」
とえらい勢いで畳みかけられて、「う、うん……」と苦笑いしたまま、"あの店"へ。
"あの店"とは、婦人服フロアにある「Berry cafe」のこと。コムサ系のケーキショップで、フルーツが大量に乗った迫力のケーキがウリなのだけれど、ケーキ1カット850円ほどとなかなか強気な価格設定で「お茶とケーキで1500円」となると、あまり頻繁には来られないお店だ。
母は和栗のモンブランを。
「私も栗系にしようかなぁ……」
とメニューを見ていたら
「なんで栗なの?マンゴーにしなさい」
と、スポンサー様が仰せなので、じゃあ私はこれにするわと「いちごとマンゴーのタルト」にした。うん、まぁ、最近栗もの食べ過ぎだしね私。
「旬の甘酸っぱいイチゴと、とろけるように甘いマンゴーをカスタードのタルトにふんだんに飾りました。贅沢な味のコンビネーションをお楽しみください。」という苺&マンゴーのタルトは、でもマンゴーよりは苺が多めな感じ。マンゴーはさすがに甘くて、とろけるような柔らかな口当たりだった。
このお店のタルトは、「カスタード系」「チョコレート系」といった風に何種類かの"ベースの台"があって、そこにクリームと共にフルーツを積み上げて作られている。見た目のボリュームはアメリカンパイ・アメリカンタルトに近いものがあるのだけれど、全体的に甘さは控えめであっさり味なこともあって、アメリカンパイを食べた時のような「食べたわー!満足!」というような高揚感はあまり得られない。
で、フルーツてんこ盛りの外見は美しいのに、でもなぜか千疋屋のパフェあたりを目の前にした時のような幸福感が得られないのも、なんだか不思議な感じなのだった。美味しいか不味いかで言えば「美味しい」のだけれど、「すごく美味しい」かと問われたら、「うーん……」という。少なくとも「この味が忘れられない、また食べたい」というのとは違うんだなぁ。
「800円のケーキ」と言われて思い出すのは、フレンチの名店「ロオジエ」の「ガトーフレーズ」。
円筒形をしていてシンプルな外見の"苺のショートケーキ"は、でも悶えるほどに美味しかった。これなら普通のショートケーキの倍額出してでも買うわ!後悔しないわ!という美味しさで、口にしたのは10年近く(あるいは10年以上も)前だというのに、今も私の記憶の中で「これまでの人生で食べたショートケーキで一番美味しかったショートケーキ」として揺るぎない位置にいる。
そういう感じのマンゴータルトがねぇ……食べたいんだよねぇ……と思いながらもぐもぐ。見た目はこう……良い感じなのだけれどもね、ここのケーキ。
いろいろトマトのカプレーゼ
ミックスリーフのサラダ
ローストビーフ
「神戸コロッケ」の濃厚チーズボール
コーンスープ(インスタント)
羽釜御飯
ビール(サッポロ冬物語)
デパ地下でお総菜買って、で、千葉駅の改札付近で露店売りしていた地元産野菜のお店で新鮮そうなミックスリーフとトマト、果物なんかを買ってきた。さすがに連日外食で胃も体も疲れ気味なので、今日は家飯。ミックスリーフのサラダ
ローストビーフ
「神戸コロッケ」の濃厚チーズボール
コーンスープ(インスタント)
羽釜御飯
ビール(サッポロ冬物語)
買ってきたミニトマトのパックは、通常の赤色のトマトの他に黄色の、オレンジの、そして紫色(!)の、と、様々な色のトマトが混ざったもの。紫色のトマトは「トスカーナバイオレット」と言うそうで、巨峰よりは赤みが強いものの、パッと見はトマトではなく葡萄あたりに見える面白いものだった。
お店のおっちゃん曰く
「色が違うだけよ、色がね!味は変わらないから!どの色もトマト味だから!」
とのことだったけれど、印象としては紫トマトが一番甘かった感じ。トマトがなったその株ごとの違い程度かもしれないけれど……。
このカラフルなトマトは手持ちのモッツァレラチーズと合わせてカプレーゼにして、ミックスリーフは玉ねぎときゅうり、人参と刻んだリンゴを混ぜてサラダに。デパ地下のハム屋さんで買ってきたローストビーフにこんもり添えた。
息子用のおかずにと「神戸コロッケ」を覗いてきたので、私も1つと「濃厚チーズボール」を選択。ピンポン玉サイズの小さなコロッケは、中にたっぷりとろけるチーズが詰め込まれていて、1個でもなかなか食べ応えのあるものだった。母が選んでいた「鮭とほうれん草のクリームシチューコロッケ」というのもなんだかすごそう。ちなみに息子には「濃厚チーズボール」と「メンチカツ」を。
いつのまにか、秋味系ビールじゃなくて「冬物語」系ビールにビールコーナーが切り替わっちゃったねぇ、なんて話しながら、ビールは350ml缶を母と半分こしたのだった。私ほどには飲まないけれど母もお酒が好きな人なので、休肝日がありません……。