2011年11月18日金曜日

冬のビールとモンドール

「サンジェルマン」のコーンパン
スクランブルエッグ bills風
カフェオレ
「世界一の朝御飯」と名高い「bills」のスクランブルエッグ。
 
「そりゃ、卵に大量の生クリーム(=卵2個に対して生クリーム85cc)混ぜて、それをたっぷりのバターで焼けば美味しくないわけないわよ……」
脂のかたまりだもん!そりゃー美味しいわよー!……と、朝からやさぐれている私。
 
声が全く出せなくなって今日で4日目、囁き声は出せるから家族と意思疎通は図れるものの、でも微妙にストレス。とりあえず未だに電話には出られない。朝起きるたびに良くなっているものの、30くらい良くなっていると良いなという期待に反して5くらいしか良くなっていないという感じなので、朝は何かとやさぐれた気持ちになる。
 
目玉焼きがいい?それとも?と聞くのもめんどくさくて、冷蔵庫に生クリームが半端に残っているのを見てハイカロリーなスクランブルエッグを作ってしまうことにした。でもさすがにレシピ通りの分量の生クリームは多すぎるなぁと、卵3個に対して生クリーム大さじ2ほど入れるにとどめる。それでもかなりこっくりめな味のスクランブルエッグになる。
 
コーンパン温めて、コーヒー淹れて、そんな感じのちょっとアメリカンな朝御飯。
「無塩だか有塩だか、見た感じはさっぱりわからなかったから適当にバラバラのを買ってきたー」と、だんながヨーロッパで買ってきてくれたバター、1つを残して冷凍庫にしまいこみ、その1つを開けてみたらこちらは無塩だったよう。発酵バターのような良い風味のバターで、これでスクランブルエッグを作ったらなかなか幸せに美味しかった。
「VOLKS」にて
 スタミナビーフワンダフルセットランチ \1590
 サラダバー・ブレッドバー・スープバー・ドリンク
日曜に出張から帰ってきてそのまま月曜から出勤していただんな、今日はお仕事お休み。
 
お昼はどうする?家でのんびりする?どこか食べに行く?と相談して、なんとなく「フォルクス行きましょー」「肉喰いに行きましょー」ということになった。
 
VOLKS」、ぶっちゃけ、すごーく美味しいというわけではないのだけれど(それでも、ダイエーグループだった時代はもうちょっと美味しかったと思うんだけど……)、ステーキやハンバーグ食べるとサラダバー、スープバーがついてくるのがありがたい。そして最寄りの店では「ブレッドバー」もあって、パン7種類が食べ放題だったりするのだった。それはなかなかポイント高い。
 
というわけで、ランチセットのスライス牛ステーキは、肉そのものはそれほどの分量ではないのだけれど、サラダをせっせとお代わりし、コーンスープもお代わりし、パンもしこたま食べた結果、「なんか、サラダとスープとパンでお腹一杯になっちゃったぞー」といういつもながらの展開になるのだった。
 
ここのコーンスープ、なんともチープな味わいなのだけれど、やけに美味しくて私もだんなも大好物。だんなに至っては、今日、コーンスープ3杯も飲んでいたのを私は見逃してなかった。
 
今日のパンはプチクロワッサン、ホテルブレッド(この2つはいつもある)、ライ麦ブレッド、たらこフランス、オレンジブレッド、レーズンブレッド、よもぎブレッドという感じ。どれもせいぜい2口サイズくらいのものなので、今ひとつ興味のないよもぎブレッド以外のパンはひととおり口にした。オレンジブレッドが爽やかな香りで良い感じ。
 
お腹一杯になったところで昼寝でも……と思いつつ、今日は仕事もたんまりあるのでお昼の外出以外は真面目にお仕事~。
チーズ(モンドール)
肉サラダ
男の肉じゃが
豆腐と葱の味噌汁
羽釜御飯
ビール(Tuborg Julebryg)
夕飯は洋風のものにしようかなと思いつつ、昨夜作った肉じゃがが、まだ半分くらい残っている。
 
でも今日はだんなもいるし、出張土産のチーズ食べたい……と、今日の夕飯は和洋折衷な感じで。
 
肉じゃがも3人で分けるとちょっと物足りないかなと、「肉分多めのサラダ」を用意することにして、レタスをちぎって玉ねぎとキュウリをスライス。たっぷり用意したレタスサラダの上に、"焼き肉のタレ"で炒めた豚肉乗せて、仕上げにパプリカパウダーぱらっとかけて、「サイゼリヤの肉サラダ」風サラダを作った。用意したドレッシングも当然サイゼリヤドレッシング。
 
肉を炒めている隣で息子が「肉だ!肉!」と喜んでいて、しめしめという感じだった。
 
「サイゼリヤのドレッシングってさー、なんでか美味しいよねー」
と話しながらもぐもぐ。
 
息子曰く、
「この味はさ、罪深いよね」
だそうで、サイゼリヤドレッシングは罪深いほど美味しいものなのであるらしかった。普通のサウザンアイランドドレッシングとそう変わりない感じなのだけど、確かに使い勝手の良い味。
 
だんながはるばるスイスから持ち帰ってきてくれたチーズ「モンドール」は、まだちょっと若い感じで、"熟成したカマンベール"くらいの、常温のバターくらいの柔らかさ。熟成が進みまくると蜂蜜くらいの粘度になって、そのままスプーンですくって舐めるような具合になるのだけれど、それほどの柔らかなモンドールだと、逆に輸送中に破裂してしまう(←経験あり)。
 
形状からの見た目は白カビ系チーズに見えなくもないけれど(うっすら白カビ生えてるモンドールも少なくないし)、それにしてはオレンジ色~ピンク色がかっているので一番最初に目にした時は不思議に思ったモンドールはウォッシュタイプのチーズ。塩水で表面を拭きながら熟成させるチーズなのだそうだ。樹皮が周囲に巻かれることもあって、その風味はちょっと独特。
 
「今シーズン初のモンドールにかんぱーい」
と、開けたビールはデンマークの「Tuborg」、期間限定クリスマスビールの「Julebryg」というもの(これもだんなの出張土産)。
 
パッケージからしてたいそうキュートなビールで、これは毎年、この時期の6週間しか販売されないものなのだそう。「底面発酵、英国産リコリスで風味付けした、ラガーやミュンヘナー、カラメルモルトで醸造したウィーンビール」なんですって。綺麗な琥珀色がいかにも「冬のビール」という感じ。こっくりしていて甘味もあって美味しかった。
 
いよいよ冬だぞーということで、今日はこたつも出したし、鍋用の白菜も買ってきた。なんだか今年は(今年も?)「秋がなかなか来ないぞー」と思っているうちにあっという間に冬が迫ってきたという感じ。