しゃぶしゃぶ＆とんかつの日

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いろいろ残ったサラダ
いろいろ残ったパンのトースト
リンゴ・柿
ミルクティー

昨夜のサラダが色々残っていたし、「これは食べきれないな」と冷凍庫に入れておいたパンがまだあれこれ。
 
今日はこれを食べてしまいましょうと、サラダをずらりとテーブルに並べて、半端な個数ずつ残ったパンも一気に温め、バターだジャムだドレッシングだと並べたら、賑やかなテーブルになった。「朝からサラダ」はなかなか良い感じ。
 
こっちコーンパンね、こっちはゆずパン、こっちは食パンの端っこ……と、出したパンはどれもナイフを入れて一口サイズにしておいたので、各自勝手に手を伸ばしてバターやジャムを塗りながら囓る感じで。
 
ゆずパンにローストビーフのかけらとルッコラを乗せて食べるのがなかなか楽しい味わいで、「オープンサラダの朝御飯もいいな」と思ったりした。

船橋東武デパート内「日本料理 旬膳 田や」にて
　しゃぶしゃぶ霜降和牛コース \6090
　    先付
　    刺身（マグロ・鯛）
　    季節の一品（鰆の西京焼き）
　    しゃぶしゃぶ
　    デザート（抹茶アイス）
　生ビール

そういえば母は「しゃぶしゃぶ食べたい」って言ってたんだったわー……と、仕事しながら「千葉界隈のしゃぶしゃぶ店」を調べていた今日の午前中。
 
背後で母が「ねぇね、アフタヌーンティーいただけるとことかって、このへんないの？」とか言っている。それは、店名の"アフタヌーンティー"じゃなくて、スコーンやプチフールが乗った算段重ねのセットの事を言っているのだろうなぁと、それも調べてみたのだけれど……あんまりこのへん、ないのよね。しゃぶしゃぶの方も、食べ放題をやってるお手頃価格チェーンの名前ばかりがヒットする。
 
「うーん……日本橋の方にでも行ってみる？ホテル多いし、選択肢多い……」
「そんな遠いの、イヤだわ」
遠くはダメ、と……と条件を加えてまた悩み、「船橋はデパート２つあるなぁ」と思い出した。船橋だったら到着した後、雨に濡れずに歩ける。今日は一日雨模様。しかも超寒い。
 
調べてみたら、東武デパートのレストランフロアにはしゃぶしゃぶを供している和食のお店もあるようだし、中華料理の天厨菜館（←銀座の本店に母と何度か行った）もあったりする。沖縄物産展やってるのも私にとっては魅力的だったりした。
 
というわけで、今日は船橋にお出かけ～。のんびり支度していたらすっかりお昼時の到着になってしまって、
「早くお店入らないと席埋まっちゃうよ？」
とレストラン案内を眺めてささっと入店。チェックしてあった、しゃぶしゃぶがいただける「日本料理 旬膳 田や」に入ることにした。
 
ランチタイムは、1500円前後の手頃なセットメニューが多いようで、1300円ほどの「麦とろ膳」が美味しそう。店頭に案内があったしゃぶしゃぶってランチでもいただけるんでしょうか～？と確認して、
「厳選和牛コースと霜降和牛コースがあるみたいよ……霜降の方がお高い」
「お高い方にしましょう？」
と、母の一声で豪華「霜降和牛コース」ということに。昼からがっつり霜降和牛をいただいてしまった……。
 
先付けは、子持ち昆布とあんこうの煮こごり。
 
ちょうどあんこう鍋も始まった旨、店頭に案内があって「あらいいわねーあんこう鍋～」と思っていたところ。先付であんこういただけてかなりテンションが上がった。
 
お刺身は鮪の赤身と鯛と、あと１種類あった記憶があるのだけれど……うっかり写真も撮り忘れて記憶も曖昧。お刺身は、いたって普通の味わいだったのだけれど、これは美味しいね！と嬉しくなったのが次にやってきた「季節の一品」、鰆の西京焼きだった。
 
甘めの味噌が染みた、その味つけも好みな感じで、適度に焼き色をつけつつも焦げのない焼き加減も絶妙。
 
甘酢かぶと昆布の佃煮が添えられていた。
 
母が、鰆の皮を残しているので
「皮残すならちょうだい、私にちょうだい」
と、ちゃっかり貰ってしまった。
 
母のみならず、だんなも息子も焼き魚の皮は好まない。でも私は大好き。塩鮭の切り身焼いたのの皮なんか、もう大好き。照り焼きのブリの皮も好き。カリカリに良い感じに脂が落ちて焼けたものなんか身悶えするほど美味しいのに、そしてそういう意味ではこの"鰆の皮"は特Ａ品クラスの存在なのに、「ここ残すなんてありえないし」と、ビール飲み飲みガジガジいただいた。
 
そして待望のしゃぶしゃぶ～♪
 
さすが「霜降和牛」、見事にサシの入った柔らかなお肉がけっこうな量やってきた。野菜皿には白菜、水菜、刻み長ねぎ、えのき、豆腐、春雨、もみじ麩が。そしてシメのきしめんも添えられてきた。
 
小鉢に用意されたつけだれは、もみじおろし入りのポン酢と胡麻だれ。どちらも甘さ控えめの上品な味。胡麻だれは……もうちょっと甘い方が好みだったけれど、でも美味しくいただいた。
 
とろけるような口当たりの肉はたいそう美味しくて、あらやだーおいしー、と、ついつい肉ばかりもぐもぐ。いかんいかんと、慌てて肉・野菜・野菜・肉……という感じで野菜を口に運び始めた。
 
母も、フランス料理のコースとなるとメインあたりで
「由紀ちゃんこの肉手伝って……」
と、メインの肉の1/4量ほどをおしつけて……もとい、お裾分けしてくれる、のだけれど、しゃぶしゃぶあたりは（あとケーキとかも）こちらが驚くくらいよく食べる。まぁ、食べられなくなっちゃう方が心配だし……と、今日も消化薬の準備をする私だった。
 
食後のデザートは濃厚な抹茶アイス。
 
期待以上に美味しかったしゃぶしゃぶランチの後は沖縄物産展覗いてうっかり泡盛の古酒（久米仙の樽熟成10年古酒）を買ってしまった。
 
強いお酒が苦手な母は、試飲で私が注いでもらったコップの匂いを嗅いだだけで悲鳴を挙げて遠くに行ってしまい、「樽熟成の香り良いですねー……樽熟成じゃない方のも好きな感じですけど……」と、久米仙ばかり４～５種類試飲していた私を呆れて遠くから眺めていた。
 
隣のブースでは、モンドセレクションで最高賞受賞、モンドモンド金賞金賞を全面に押し出して売っていた泡盛があって、それもまぁ確かに美味しかったけれど（千年の……というやつ）、あまりにモンドモンド言われて逆に胡散臭くなってしまって、売り場から逃げてしまったのだった。
 
モンドモンド言わない方が、本当の酒好きのお客さんは寄ってくると思うのだけれど、そうでもないのかな。効果あるのかなモンド。
てか、モンドセレクションってそもそもナニモノなのかと……（調べれば調べるほど胡散臭くてウヘァという気分になりますよこれ……）。

千葉そごう内「とん亭」にて
　三元豚ロースかつ御膳120g \1680
　生ビール（小）

今日は息子、千葉で習い事なので、習い事後に千葉で待ち合わせて一緒に夕御飯。
 
数日前に
「しゃぶしゃぶ一緒に行く？千葉そごうの中にしゃぶしゃぶ屋があるんだけど」
と息子を誘ってみたのだけれど、
「しゃぶしゃぶよりもー……そごうの中だったらとんかつがいいよ！」
と言われてしまったのだった。
 
なので「昼にしゃぶしゃぶ、夜にとんかつ」というヘビースケジュールと相成った次第……いや、何も同じ日にしゃぶしゃぶととんかつを食べないでも良かったわけですが……。
 
伺ったのは、何度も訪れている、「この界隈ではここのとんかつが一番好きだなー」と思っているお店「とん亭」。息子はここの「かつ煮鍋御膳」がたいそうお気に入りだ。
 
ビールは小さめサイズにして（でも「飲まない」という選択肢はない）、そしてとんかつも今日は小さめサイズにして、でもお代わり無料のキャベツはしっかりいただこうという今晩の趣向。
三元豚美味しいよ、の私の勧めに、母は三元豚ひれかつ御膳で、私は三元豚ロースかつ御膳で。
 
自分の手切りでは絶対に実現できないふわふわの刻みキャベツ、赤だしの味噌汁は豆腐とわかめ入りで、固めに炊いたご飯も好みな感じ。
 
揚げたてサクサクのかつは、さすが三元豚、脂身も甘味があってとってもジューシー。
 
お店に入る頃までは「まだ今回の上京でとんかつ食べてない母と、"久しぶりにとんかつ食べたい"と言っていた息子におつきあいしている私」な気分だったのだけれど、一口かつ食べたら「あらーやだーおいしいー」と悶えてしまった。そうよ私もとんかつ好きなのよ。大好きなのよ。
 
息子は男らしく(?)ご飯と味噌汁をお代わり。私はキャベツお代わりで、母と半分こ。
 
母のひれかつと私のロースを交換してたべてみたけれど、ひれもしっとり柔らかで美味しいなと思った。でも私はやっぱりロースが好き。
 
そして飽食の日々もそろそろおしまい。明日はいよいよグランドフィナーレという感じ。（食べるよ！肉食べるよ！）