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「アンデルセン」の
くるみパン
長時間発酵食パン
カフェオレ
りんご(シナノスイート)
今日は土曜日。くるみパン
長時間発酵食パン
カフェオレ
りんご(シナノスイート)
息子は恒例の部活とのことで、いつも通りの時間に朝御飯。
今日はシンプルなトーストにして、他に買ってきたパン出しつつカフェオレ淹れて……という感じで。
いよいよだんなの出張も明日帰国となり、ゆえに母の上京もそろそろおしまい。今日は最後の夜ということで、肉好きの母が喜びそうな店に行くことにした。
幸い予約も取れて、
「息子の帰宅はお昼遅めで、お店の予約は夜早めなんだよねー……お腹空かせて行きたいお店だし、どうしましょ」
ということに。
結果、朝がっつりめに食べて、お昼はおやつ程度に何かつまんで、夜に備えましょうということになった。朝御飯はリンゴも剥いてたっぷりもりもりいただいた。
溜池山王 「Lawry's The Prime Rib」にて
ハーフクラムチャウダー \400
プライムリブディナー(カルフォルニアカット) \4500
クリームド・コーン \380
クリームド・スピナッチ \380
アップルパイ \950
アイスティー \600
食前酒(季節のシャンパンカクテル) \1800
グラスワイン(白) \1400
おばあちゃんとして孫にあれこれ買ってあげたくて仕方のない母、服は?靴は?自転車は?とあれこれ言ってくるので、「服はもう大丈夫」「靴もまだ大丈夫」「自転車もまだちょっとは大丈夫」と抵抗、もとい、遠慮していたのだけれど、「学校用のコートが欲しい」と息子。ハーフクラムチャウダー \400
プライムリブディナー(カルフォルニアカット) \4500
クリームド・コーン \380
クリームド・スピナッチ \380
アップルパイ \950
アイスティー \600
食前酒(季節のシャンパンカクテル) \1800
グラスワイン(白) \1400
お前さんは超暑がりだからコートは要らないと思うよと私もだんなも構えていたのだけれど、「でも、コート欲しい」んですって。
おばあちゃんにコート買って貰って、ついでに通学用の鞄も新調してもらってホクホクの息子。少子化で「一人の子どもに6つの財布」(親+両祖父母)なんて言われる時代だけれど、母にとっての一人娘の、その一人息子ということでおばあちゃんの財布の息子は何かと息子に流れがち。
そうこうしているうちに夕方になって、溜池山王に向かった。目指すはお気に入りの「Lawry's The Prime Rib」!
「プライムリブが」と説明しても母にはわからないかなぁと、「ものっすごい、ローストビーフを食べさせてくれる……なんかゴージャスなお店」と紹介して連れてきてみた。高い天井、赤い絨毯、雰囲気のあるソファ席。
「いらっしゃいませーロウリーズへようこそ♪」
と挨拶してくれる担当のおねえさんのユニフォームは可愛らしく、そうしてそこここを銀色の宇宙船のようなカートが進んでいく。きっと母はこのお店のノリが嫌いじゃないはず……と思っていたのだけれど、母は圧倒されながらも喜んでくれた。
とにかく肉をということで、基本的な「プライムリブディナー」に、ハーフサイズのクラムチャウダーだけをつけてもらうことに。
ここのサラダが、とにかく息子は好物でねー、なんて話をしているうちに、サラダのワゴンがやってきた。
ロメインレタスがベースで、サウザンアイランドドレッシングのようなそうでないようなドレッシングが美味しいこのサラダ。
クルトンたっぷり、ゆで卵とビーツが散らされて、そのレシピは本国サイトで見ることができるのだけれど、肝心のドレッシングは「Lawry's Classic Vintage Salad Dressingを使ってね」という見も蓋もないもの。
売ってたら買いたいけど、このドレッシング日本じゃ売ってないんだよ、どころかスパイスミックスも売ってないんだよ……としょんぼりな私。
サラダなどにかけるとなかなか美味しいスパイス類(これ)は、ミッドタウンの地下にあるスーパーで扱いがあるそうだ。あいにく当店では今は売ってないんですが……と、テーブル担当のお姉さんが教えてくれた。
具沢山の、みんな大好きクラムチャウダーをいただいた後は、いよいよプライムリブ!
薄切りカットが好きな息子はイングリッシュカット(7oz)、私は連日の飽食にお疲れ気味でカルフォルニアカット(6oz)。
母は更に軽いものの方が良いかしら……と思いつつ、でも薄切りにしてもらった方が食べやすくもあり……と、結局母もイングリッシュカット。私が一番軽い盛りという面白い展開になってしまった。
クリームドコーン、クリームドスピナッチを添えてもらって、グラスの白ワインをいただきつつもぐもぐ。
しゃぶしゃぶで霜降り肉いただくのも良いけど、こういうお肉も美味しいわねぇと母が言ってくれて、私としては「よっしゃ!」な気持ちだった。どちらが優れている、とかではなくて、和牛の霜降りどっさり肉も魅力的だし、アンガスビーフの赤身のぎゅっと締まった肉の美味しさも代え難い味わい。どちらもリッチな気分になれる幸せなお肉だ。
……で、結局母は薄切りとはいえサイズは巨大な3枚の肉を食べきることはやっぱり難しくて、
「あ、だったら今のシーズンはドギーバッグ頼めるから肉だけ持ち帰れると思うよ」
なんて相談していたところ、
「持ち帰るくらいだったら、僕がここで食べるー」
と、息子が挙手。まさかの男っぷりを見せて、計260g相当の肉を食べきったのだった。息子すごいなー。
……で、
「僕が肉手伝ったのに、でもデザートは食べるの!?」
信じらんない!と息子が憤慨するのをよそに、女性陣はデザートに移行。甘いものは別腹なのよ。女性はそういうことになってるのよ。
母は濃厚なクレームブリュレを注文し、私はアップルパイを注文し、まあるい美しいパイをもぐもぐ。シナモンの効いた、さほど甘くない温かなパイにバニラアイスを絡ませながらアイスティーと共にいただいた。
お店を出ると、夕飯を食べたにしてはまだまだ早い時間。
「グリーン車乗って帰りましょ!ね!ね!」
という母の音頭でグリーン車乗って、帰りの電車までリッチな気分での帰路になったのだった。「母上京ファイナル」にふさわしいシメになった今日の夕御飯。