2012年6月28日木曜日

今日は日本橋~

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「Cafe Madu」の
 ミルクフランス
 ショソン・オ・ポム
さくらんぼ
ミルクティー
昨日、船橋ららぽーとぷらぷらしていて見つけた「Cafe Madu」。
 
「……あ、ここのパン美味しいよね」
「あらあらそうそう、私、イクスピアリのこの店でちょこちょこ買ってたわよ、パン」
我が家近所にはない店だもんね~と、ちらっとお買い物。
 
「ミルクフランス」があったので息子と半分こするつもりで1本トレイに乗せ、あとは「ショソン・オ・ポム」も1個。フランス産リンゴジャム入りのパイ、だそうだ。
 
母もダークチェリーのデニッシュなどを買い込んで、リッチな味の菓子パンが今日の朝御飯。
 
ミルクフランスは、卵色が強いクリームが挟まっていて、でもクリームの分量はかなり控えめ。
「うーん、この店のもダメか……」
「我が家においてのナンバー1のアンデルセンの地位をゆるがすものではなかったようだな……」
 
などと話しながらもぐもぐ。固すぎない程度に適度に歯ごたえのあるパンそのものは美味しいものだったし、リンゴのパイのサックサクの生地も幸せに美味しかった。だが、だがミルクフランスのクリームが物足りないのじゃあ~……と、こだわりが鬱陶しい私と息子。
日本橋 「千疋屋総本店」内「千疋屋フルーツパーラー」にて
 洋食プレート 2×\2940
 グラス白ワイン
今日は母、
「日本橋の千疋屋で、お土産にするカレー買いたいなー」
だそう。
 
母が上京した前回だったか前々回だったか、イクスピアリのフルーツ食べ放題に行ったとき、お土産にと買って帰った千疋屋のマンゴーカレーが親戚ご近所の皆様に大好評だったそう。
 
「また買いに行きたい」
だそうで、
「あ、私は日本橋三越に用事があるよ」
と、一緒に出かけることにした。
 
連日のお出かけでお互い疲れも溜まっているので、今日はさらっとランチでもして用事済ませたらささっと帰ってこようね、ということで、まずは「千疋屋総本店」を目指す。
 
「カレーだけでいいの?ハッシュドビーフは?前回それは買わなかったんだっけ?」
「えー、ハッシュドビーフ?ハヤシライスでしょ?私キライなのよ」
「母は嫌いかもしんないけど、でも美味しいよハッシュドビーフ。他の人は好きかもしれないじゃん。パイナップル入ってて甘酸っぱくて良い感じよ」
「えええええー?そうかしらー?」
 
「売り切れてたらどうしよう」なんて心配は不要だったようで、カフェテリア近くの棚にたんと積まれたカレーのレトルトパック。棚の前でやいやいと相談し、結果、私の分のマンゴーカレーとスパイシーココナッツカレー(これは「大辛」なのだそう……)、パイナップルハッシュドビーフも母は買ってくれたのだった。
 
20箱近い買い物になったので、「帰り際に受け取りますね」とお取り置きをお願いして、あとは気軽なお買い物とお昼御飯♪
せっかく千疋屋に来たのだし、と、上階のパーラーでランチにすることにした。
 
これが美味しそうだねと選んだのは「洋食プレート」。「伝統の洋食4品とスープを組合せました」とのことで、パンとミニデザート、食後のコーヒー紅茶つき。
 
お皿、左手前はほろほろに煮込まれたビーフシチュー。人参、じゃがいも、おくら添え。右手前は蟹クリームコロッケと、姿勢が正しい海老フライ。タルタルソースが添えてある。
奥左はシーフードドリアで、奥右はポテトサラダとテリーヌ、燻製の鴨……という感じかな。
 
スープは人参をたっぷり混ぜたコーンポタージュ。食後のミニデザートはパイナップルとリンゴ、アメリカンチェリーなどが入ったフルーツポンチ。全体的に「古き良き洋食」的な感じで美味しかった。
 
ビーフシチューも良かったけれど、焼きたて熱々、やけどしそうなほどのドリアの美味しさは格別。大ぶりにカットされた白身魚や海老、帆立などが乗ったリッチなドリアは、ベシャメルソースにたっぷりのバターか生クリームが使われているかのような濃厚な口当たり。
 
パンもバゲットが2切れ来たので、最初は
「食後に余裕あったらパフェも食べちゃおう♪」
なんて言っていたのに「全然無理……」な感じにお腹いっぱいになってしまった。
 
マンゴーカレーは、1階のセルフサービスのカフェテリアでもいただけるけれど、このフロアでいただくと薬味に「マンゴーチャツネ」などもついてくるみたいで、その薬味に興味津々な私。周囲のお客さんのほとんどがマンゴカレーを注文していて、フロア一体にスパイスとマンゴーが混ざった風な幸せな香りが広がっていた。
日本橋 「千疋屋総本店」内「Caffe di FESTA」にて
 マンゴーシュークリーム 2×\450
 コーヒー \300
 フルーツオーレ \360
ランチ後は日本橋三越に。
 
私の目当ては、1ヶ月前に新館地下2階にオープンした製菓材料店「cuoca」。
 
合羽橋の業務用食材店で探しても、通販で探しても、クオカ以外での扱いは見つからなかった「全脂粉乳」、このショップに扱いがあれば、多分ここが最寄りになるんだろうなぁと、覗きに行ってみたのだった。
 
全脂粉乳、ばっちり棚に並んでいたので買い置きも含めて2袋ほど購入。母が覗いてきて「なにそれ?」と言うのでミルクティーに入れてね、スキムミルクとは違って云々……と説明した結果、母も買うことにしたらしい。母、そんな感じでIKEAのローステッドオニオンやピクルスも買っていたけど……秋田に帰ってちゃんと使ってくれるかな?とちょっと心配な私……。
 
でも、かのクオカでもカルピスバターは品切れ。ついでに「スコーン買っていって明日食べよう!」と盛り上がったのにクロテッドクリームも品切れ。クロテッドクリームは帰宅してから地元のお店をいくつか覗いたけれど、これまた品切れ。乳製品の購入に苦難が続くここ最近……。まぁいいや、スコーンは固めに泡立てた生クリームで代用しよう。
 
で、夕飯用の総菜も買って、「あとは千疋屋でカレー受け取って帰るだけ」というところで、疲れて休憩。
 
千疋屋のケーキのショーケースにマンゴーたっぷりな「マンゴーシュークリーム」が売られているのを見て、
「美味しそうねー」
「でも持って帰れないでしょ、荷物多いし」
と諦めかけていたところ、「Caffe di FESTA でお召し上がりいただけます」の案内札がかかっていた。そっか!食べて帰ればいいのか!……で、休憩決定。
 
「千疋屋総本店」にて、ケーキ売り場のマンゴーシュークリームをカフェテリアで。 千疋屋、1階奥のカフェテリア「Caffe di FESTA」は飲み物の価格もお手頃だし、美味しいソフトクリームもあるし、マンゴーカレーもささっといただけるしで、便利なお店。
 
私が飲んだのは、どんな味なのか気になってしまった「フルーツオーレ」。つまりは「高級フルーツ牛乳」という感じの飲み物で、バナナっぽい味とか缶詰の桃っぽい味とか、様々混ざってる風な複雑なミルクジュースは期待以上に美味しかった。駅構内のジューススタンド並の価格で、量もなかなかたっぷり。これは嬉しい。
 
写真のとおり、バボーンとマンゴーがトッピングされたシュークリームは、カスタードクリームとホイップクリームが共に詰められたこれまた好みなもの。残念なことに、マンゴーそのものは口当たりと香りが良いもののちょっと酸味が強い果肉だった。
 
そうそう、店頭には、「1個20000円」(←0の数は4個で間違いないです)の宮崎産マンゴーなんかも並んでいた。
 
それはもう立派なサイズで(ちょっと小ぶりな小玉スイカ、くらいな感じ)、母と二人
「……すごっ」
と絶句しながらお店を後に。手にはずっしり、20個弱のマンゴーカレー。
スティックきゅうり
茹で枝豆
「招福門」の
 春巻・揚げ餃子
 青椒牛肉絲
 海鮮かた焼きそば
 蟹チャーハン
コーンスープ
ビール(キリンラガー・サッポロ黒ラベル)
今日は息子の英会話の先生が来る日。
 
外食している余裕はないし、夕食後のレッスンだからあまり匂いが広がる調理は避けたい感じなのよね、と母に言ったら
「お総菜買って帰りましょう!」
と。
 
寿司食べた、フレンチイタリアンとんかつ食べた、焼き肉はこれから行く予定。残りは中華じゃない?ということで、日本橋三越の地下食料品売り場を歩いて買ってきたのは「招福門」の中華総菜いろいろ。
 
春巻3本揚げ餃子2個が入った点心セットとグラム売りの青椒肉絲は250gくらい。あとはパックで売っていた海鮮かた焼きそばと蟹チャーハン。
 
焼きそばは麺とあんが二重構造の容器に収まっていて、あんだけ温めて麺の上からかけられるようになっている。総菜も、「そのままレンジで温められます」という袋に詰めてくれて、しばらく買わないでいる間に総菜の容器も進化しているんだなぁと思った次第。
 
おかずあるし御飯ものも買ったし、もう何も支度する必要ないね~、と、帰宅してからはのんびりできて、このところ本当に遊んでばかりの自堕落な生活を満喫中。
 
母にしてみると、「秋田の地元じゃ買えない、自分で作るのも難しい」といったお総菜はレストランでの食事並に美味しく嬉しい存在みたいで、毎度のことながら、娘の手料理よりもっぱらデパ地下商品に目を輝かせている。デパ地下の総菜をひととおり食べ尽くそうと思ったら、1ヶ月の滞在でも足りないだろうしなぁ……私の手料理をふるまう機会はなかなか訪れそうにない(もとより、私の方もお出かけ続きでじっくり料理する暇や余裕がない……)。
 
さすが日本橋三越の総菜、というべきか、買ってきた総菜類は地元の駅ビルで買う中華総菜よりも数段美味しかった。蟹肉どっさり入ったチャーハンも良かったし、魚介たっぷりのあんかけ焼きそばも「こういうの、家で食べられるのは嬉しいねぇ」と。
 
ささっと食べてささっと片付けて、毎週恒例のコテコテアメリカ人ティーチャーがやってきて、「いつも通り」な雰囲気になった木曜の夜。外国人慣れしていない母は
「どんな人なの?背は高いの?かっこいいの?若いの?」
と興味津々。
 
いつもはスナック菓子が多いレッスン中のおやつは、そんな母の秋田土産の「おばこもち」。要するに「くるみゆべし」で、醤油と砂糖で味つけたようなくるみ餅は果たしてアメリカ人の口に合うのかしらと戦々恐々していたところ、
「美味しかったヨ!生徒君と半分こして食べたヨ!」
とお皿は空に。お菓子の説明にと、空き箱もお茶と一緒に出しておいたら、空き箱をお土産に持って帰った先生。
 
毎週、スナックの時も
「これはなんて言うの?トウモリコ?美味しいね美味しいねどこで売ってるかなぁ?」
と空き袋を持って帰ってしまうのだけれど、まさかおばこもちも持って帰るとは。
 
母もちらっと先生に見送りの挨拶ができて、「あらー若い人なのねーカッコイイじゃないー」とご満悦な様子だった。